2006/06/30
ねぼすけスーザのはるまつり
2005年4月号

広野多珂子 作
スーザは今年初めて春祭りに参加します。マリアおばさんといっしょに街にいって、ドレスにする赤い布を買ってもらいました。おばさんがドレスを縫ってくれるのを楽しみにしているあいだ、近所の人たちもみんなお祭りの準備で楽しそうです。やがて出来上がったドレスを着て、スーザは大喜び。ところが、それに合う靴がありません……。「ねぼすけスーザ」シリーズの6作目です。
こどものとも589号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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おひさまはともだち
2005年5月号

正高もとこ さく
イヌのカンタは、どこにいても照らしてくれるお日さまを、自分だけの友だちと思っていました。ところがある日、カンタが散歩をしていると、ネコとウサギも「お日さまは俺の友だち」「ちがうよ、私の友だち」といいます。次の日は曇り空、お日さまは見えません。3匹は、お日さまを探すことにしました。地面の穴や木の上など探していくと、池の中でキラキラしているのを見つけました……。
こどものとも590号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ななちゃんの たんじょうび
2005年6月号

あおやぎひろ江 さく おちあいよしえ え
今日はななちゃんの誕生日。酪農家であるおうちは、朝から牛のお産でてんてこまい。お母さんも誕生日の準備どころではありません。ケーキの用意もできていないのに、お友達がやってきてしまいます。どうなるのか不安で一杯のななちゃん。そんな中、おばあちゃんは、みんなで裏山に笹を採りにいくことにしました。採ってきた笹で餅米をつつんでゆでると、すてきなごちそうが……。
こどものとも591号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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モクレンおじさん
2005年7月号

田島征三 作 酒井 敦 写真
地面に落ちたモクレンの実が集まって、モクレンおじさんが生まれました。散歩に出かけたおじさんが歌を歌うと、歌は赤い実の並ぶ音符になり、その実が集まって子イヌが生まれました。おじさんと子イヌは海辺に出かけて遊びましたが、子イヌが波にさらわれ、おじさんは涙を流して嘆きます。涙は鳥になり、子イヌは魚になったと教えてくれます。『ガオ』に続く、変幻自在な木の実の物語。
こどものとも592号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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どんぐりえんおばけ
2005年8月号

こさかまさみ 作 さとうあや 絵
「どんぐりえん」に住んでいるおばけのクリリン。いつも子どもたちと一緒に遊んでいるのですが、だれも気づいてくれません。ところがももこ先生がお休みの日、すかさずクリリンはももこ先生に姿を変え、子どもたちとかくれんぼをして遊んだり、大張り切り。ところが本物のももこ先生がやってきて、大あわて……。ゆかいなおばけの楽しいお話です。
こどものとも593号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ゆりとかいがら
2005年9月号

松居スーザン 作 川上越子 絵
ゆりは、ねこのジョージといっしょに海辺で砂のお城を作りました。きれいな石や色ガラスのかけら、海草も拾ってきて、お城の広間をかざりました。すると2匹のカニがやってきて、この広間が気に入り、そこで結婚式をすることになりました。やどかりが神父様になり、ふなむしや青い鳥もやってきてお祝いします。やがて波が打ち寄せると……。砂浜に繰り広げられる小さな美しいお話です。
こどものとも594号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ヒコリ ふねにのる
2005年10月号

いまきみち 作
海の近くに住むヒコリは、ある日おじさんの船に乗せてもらい、初めての船の旅に出かけました。魚を釣りながらおじさんがいいます。「手をつないで次から次へと、やってくるものなーんだ」ヒコリは「波」と答えます。星を見たり、ペンギンや鯨を見たり、嵐に会ったりしながら、遠い海までひとめぐり。「なぞなぞ」をしながらお母さんの待つ港へ帰ります。刺繍で描かれた美しい絵本です。
こどものとも595号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ぽととんもりのゆうびんきょく
2005年11月号

杉本深由起 さく 白石久美子 え
森のはずれに小さな郵便局がありました。毎日郵便物を集めてくるのはクマの局長さん。配達するのは小鳥たちです。ある日、局長さんは森の中で見慣れないポストがあるのに気がつきました。不思議に思って見ていると、なんとポストが動きはじめたではありませんか。誰かから手紙がほしかったタヌキのぼうやが化けていたのです。優しいクマの局長さんと、タヌキのぼうやの心温まる物語です。
こどものとも596号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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たんたん たんてい
2005年12月号

石川ミツ子 作 二俣英五郎 絵
「こどもえん」でお迎えを待っていた、あきらとけんたは、ふたりで探偵ごっこをして遊んでいました。そこにちょうど大きな袋を背負ったあやしい人影が園の建物に入ってくるではありませんか。人影は大きな袋を「おもちゃべや」に置きました。ふたりは勇気をだしてその大きな袋をつかむと、袋はゆらゆらゆれまがらふたりに向かってきたのです……。
こどものとも597号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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ぺこぺこライオン
2006年1月号

きむらよしお さく
草原の朝。ライオンが目を覚まします。ラクダも目覚めます。ライオンは、ラクダを捕まえようと追いかけます。ラクダは驚いて逃げます。ライオンのスピードがゆるむとラクダもスピードをゆるめ、ライオンがスピードを上げるとラクダもスピードを上げて……。追うものと追われるもの、その緊張関係を描く果てしない物語を、ちょっとユーモラスに描いた絵本です。
こどものとも598号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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もりのスケート
2006年2月号

菊池日出夫 さく
ひでちゃんは、ごろちゃんたちと連れだって森の中の池へスケートにいきました。そこには池の氷に穴をあけてワカサギ釣りをしているおじいさんがいました。鬼ごっこをして遊んでいましたが、ごろちゃんが勢いあまって、ワカサギ釣りの穴に足を突っこんで足をぬらしてしまいました。するとおじいさんは、すわっていた椅子のふたをあけてコンロにすると……。「のらっこの絵本」最新作。
こどものとも599号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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いろ いきてる!
2006年3月号

谷川俊太郎 作 元永定正 絵
真っ赤な色が画面いっぱいに流れています。「あ、いろ、いきてる」それから色は、次々に変化して、怒ったり、泣いたり、おしくらまんじゅうをしたり、飛び散ったり、集まったり、消えそうになったり……絵本の中いっぱいに形を変え、色を変えて動きまわります。いつも斬新な絵本をつくってきた、谷川俊太郎さんと元永定正さんによる「こどものとも」600号です。
こどものとも600号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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2006/06/23
ぞうくんの あめふりさんぽ
2004年4月号

なかのひろたか さく・え
今日はあめふり。それでもぞうくんはごきげんで散歩に出かけます。出会ったかばくんは池の中を散歩しようというのですが、ぞうくんは泳げません。そこでぞうくんはかばくんの背中にのって散歩します。池はだんだん深くなり、こんどはわにくんが2ひきをのせてくれました。もっと深くなると、かめくんがみんなをのせてくれますが……。大人気作『ぞうくんのさんぽ』の36年ぶりの続編です。
こどものとも577号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2006年刊)
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くさはらのはら しぶゆきさんよん
2004年5月号

池谷陽子 さく・え
お母さんがごはんの支度でいそがしいので、まあちゃんは一人でテーブルの下で遊んでいました。「くさはらのはらしぶゆきさんよん」と歌っていると、「まあちゃんあそぼ」とネコやニワトリ、イヌにウシまでやってきます。いっせいに「くさはらのはらしぶゆきさんよん」と唱えたとたん、あたりは草原になり、みんなで、思い切りかけっこをします。やがていいにおいがしてくると……。
こどものとも578号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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なこちゃんとカータロウ
2004年6月号

安江リエ 作 織茂恭子 絵
ひとりで公園に遊びにいったなこちゃんは、すべり台をすべっているカラスのカータロウに会います。いっしょにすべり台で背中すべりをしたり、鉄棒にぶらさがって逆さ言葉ごっこをしたり。なんでも上手なカータロウでしたが、ブランコはつかまるところがないから苦手。でもなこちゃんの足にはさんでもらってブランコもできて、大満足。ふたりは春の日の風に吹かれて楽しく遊びました。
こどものとも579号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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みずくさむらとみずべむら
2004年7月号

カズコ・G・ストーン さく
ほたる池の中にある「みずくさむら」には、アメンボの家族やミズスマシ、ゲンゴロウ、タイコウチ、マツモムシたちが住んでいます。ある日、大雨が降って池の水があふれ、みんなは池の外に流されて泥の中で動けなくなってしまいました。そこで「みずべむら」のトンボたちが、アメンボたちがつかまっている草を空中へ引き上げようとしますが……。やなぎむらの隣村のお話第3弾です。
こどものとも580号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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カールくんのおまつり
2004年8月号

油野誠一 さく
カッパのカールくんは、街で友だちになったヒカルくんからお祭りに招待されました。川を泳いで街までいったカールくんは、ヒカルくんといっしょにお宮にでかけ、出店でいちごあめを食べたりして、お祭りを満喫します。お神輿が来ると人がごった返し、大騒ぎ。そのうち屋根の鳳凰が電柱にぶつかって、川の中に落ちてしまいました。そこでカールくんは、こっそり大活躍……。
こどものとも581号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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わたしは せいか・ガブリエラ
2004号9月号

東郷聖美 さく・え
わたしは、せいか・ガブリエラという名前の5歳の女の子。お父さんはボリビア人、お母さんは日本人。ボリビアと日本の2つの国で暮らしたので、両方のことを知っています。「こんにちは」は“HOLA”、お父さんはおいしいサルテーニャを作ってくれるし、お母さんはおいしいおにぎりを作ってくれる。動物、木、買い物の仕方など、2つの国のことが日本語とスペイン語の両方で書かれています。
こどものとも582号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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クロウのともだち
2004年10月号

谷川晃一 さく
ワタリガラスのクロウは、民芸品屋の木彫りのコガモのピピと仲良しです。クロウは「コヨーテがシカを追いかけていたよ」とか「村の人たちがお祭りのダンスの練習をしているよ」とか、いつもその日に見たことを、ピピにお話してあげていました。ところがある日、ピピは観光客に買われていってしまいます。クロウは必死で追いかけ、ホテルの窓にとびこむと、やっとのことで……。
こどものとも583号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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わたしがおひさまだったら
2004年11月号

片山 健 さく
わたしがおひさまだったら、朝にはみんなに「おはよう」といって、鳥を目覚めさせ、昼には「こんにちは」といって、野菜や果物が大きく甘くなるのを応援し、洗濯物を乾かす手伝いをするよ。子どもたちと一緒にいっぱい遊び、笑い、そして夕方は「さよなら」「あそたもあそぼうね」と、手をふるよ。力強くあたたかな油絵で、女の子の視点から太陽の恵みを謳いあげます。
こどものとも584号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ほかほかパン
2004年12月号

スズキ コージ さく
はなめんちゃんはお母さんに「ほかほかパン」を買ってくるように頼まれて出かけますが、どこに売っているのかわかりません。途中、イボガラスさんがつれていってくれたのは花屋さん。タテウシさんがつれていってくれたのは本屋さん。でもとうとうパン屋さんを見つけました。意外なところに「ほかほかパン」が!…… 写真撮りした粘土のオブジェをコラージュした愉快な絵本です。
こどものとも585号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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たんじょうびの まえのひに
2005年1月号
1
かるべめぐみ さく
誕生日の前の日、まきちゃんは招待状をもってお隣のディエゴおばさんの家に遊びにいきました。まきちゃんがネコのディエゴの絵を描いたり、なわとびをして遊んでいると、おばさんは何度も「ちょっとききたいことがあるの」と呼び、模様のある布やリボンやボタンを選ばせました……。さて、次の日の誕生日に、まきちゃんがおばさんから贈られたものはなんだったでしょう?
こどものとも586号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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カラスとカモメ
2005年2月号

アラスカ・クリンギット族の昔話より 二川英一 さく・え
欲張りなカモメが太陽をひとりじめにしたので、世界はまっくらになり、動物たちは困ってしまいました。そこで賢いカラスが、カモメから太陽を奪い返そうと、海の底のカモメの家を訪ねます。ウニにもらったとげをカモメにふませ、とげをぬいてやるといって、言葉巧みに、太陽を隠してある箱のふたを開けさせると……。木版画のくっきりとしたコントラストが、光と闇を際だたせます。
こどものとも587号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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いのなかの かわず たいかいを しらず
2005年3月号

田中秀幸 さく
「『井の中の蛙 大海を知らず』とは君たちのことだな」と、スズメにバカにされたカエルの子どもたち。海を見たことがない子どもたちのために、カエルの家族は海にいくことにしました。行く先々で出会うさまざまな出来事を、カエルのお父さんはみんな、ことわざを使って説明してくれます。口に出して読むのが楽しくなってしまう、ほのぼのとした「ことわざ絵本」です。
こどものとも588号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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2006/06/16
しあわせを もってきた シャベル
2003年4月号

松野正子 さく 太田大八 え
トムは、お父さんの遺してくれた鉄のシャベルを1本だけかついで、旅に出ました。ぬかるみにはまった荷車を助けたり、固い土を耕している女の人を手伝ったりして、シャベルで人助けしながら、旅を続けていきました。ある夕方、一夜の宿を借りに立ち寄った家で、病気の母親と娘が、ヤギを襲うオオカミに悩まされているのを知ると、さっそくシャベルで大きな落とし穴を掘り……。
こどものとも565号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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まじょの ふるどうぐや
2003年5月号

佐々木マキ 作
女の子と犬が森へ遊びに行くと、古ぼけた古道具屋がありました。誰もいないお店の中は、ほこりをかぶったきたない古道具ばかり。女の子が古道具をきれいにふいていくと、古道具たちはくまやぶたの姿にもどります。魔女の魔法で、動物たちが古道具にされてしまっていたのです。みんなは急いで逃げ出そうとしますが、そこへ魔女が帰ってきて……。大人気、まじょのシリーズの3作目です。
こどものとも566号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ばらのことり
2003年6月号

よこみち けいこ さく
亡くなったお母さんが好きだったバラの花を庭で摘んでいると、花の中で小鳥の雛が雨にぬれてふるえていました。ふうこは、お父さんといっしょにその小鳥の世話をします。温めたり、虫を食べさせたり……。次の日、保育園から帰ると、小鳥を入れておいたダンボールが空になっていました。小鳥は飛べるようになったのです。福音館書店創立50周年記念で一般から募集した作品の入選作です。
こどものとも567号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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おとのさま
2003年7月号

ただよしひと さく
昔、散歩の好きなおとのさまがいました。今日もいつものように散歩に出かけましたが、野菜を運ぶのに老いぼれ馬しかなくて困っている村人に出会うと、自分のりりしい馬と取り替えてやり、祝言なのにぼろの着物しかなくて困っている家族に出会うと、すてきな着物と交換してやります。その度に「わしはりっぱなおとのさま……」と歌いながら……。福音館書店創立50周年記念募集作品の入選作です。
こどものとも568号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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たろうめいじんのたからもの
2003年8月号

こいでやすこ さく
キツネのきっこが、イタチのちいとにいのところに水遊びにいくと、2人はきれいな緑色の石を持っています。その石はたろう名人の宝物で、上手に泳げるようになるともらえるのです。きっこは、泳ぎを教えてもらうためにイタチの兄弟に案内されて、たろう名人を探しにいきました。雨が降り出すとどろんこ池の底から大ナマズのたろう名人が現れて……。キツネのきっこのシリーズの4作目。
こどものとも569号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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オレンジいろのビーチサンダル
2003年9月号

市川宣子 作 菅野由貴子 絵
お姉さんと海岸の花火大会に出かけたゆうちゃんは、人混みの中で脱げてしまった片方のビーチサンダルに、小さな男の子がのっているのを見つけました。男の子が手を広げると花火のように火花が飛び散ります。男の子はゆうちゃんに、次々に小さな花火の花をたくさん咲かせて見せてくれました。その子は空から落ちてきた雷の子だったのです。やがてお兄ちゃんの雷が迎えにくると……。
こどものとも570号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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あんなところに
2003年10月号

井上洋介 さく
観覧車の下を見れば「あんなところにまわすひと」がいて手で一生懸命回しています。電線の上には「あんなところにコマまわる」、音楽会のバイオリニストの弓の先には「あんなところにミンミンゼミ」がいたり、高速道路の渋滞の先頭には「あんなところにオオカタツムリ」……。街の中にふしぎなものがいっぱい、奇想天外な井上洋介ワールドが広がっています。
こどものとも571号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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もっとおおきな たいほうを
2003年11月号

二見正直 作
王様は代々伝わるご自慢の大砲をもっていて、撃ちたくてしかたありませんでした。ある日、キツネが川で魚を勝手にとっているというので、大砲を撃って追い払いました。するとキツネは次にもっと大きな大砲をもってきました。驚いた王様はそれより大きな大砲をつくらせますが、キツネは次々もっともっと大きな大砲を持ってきます。王様とキツネの大砲比べはエスカレートしていきますが……。
こどものとも572号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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おばあさんのうちへ
2003年12月号

こみねゆら さく
メイは、おばあさんにセーターを編んでもらおうと、赤、茶色、水色、ピンクの4つの毛糸玉を持って、おばあさんの家にむかいました。途中で、いっしょにきたネコのミーが毛糸玉を転がしてしまい、リスが拾って自分の家にもっていったので、メイはそれをリスにあげることにしました。次に茶色はモグラに、水色はカヤネズミに、それぞれあげてしまいました。残った毛糸はピンクだけ……。
こどものとも573号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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かえるをのんだ ととさん
2004年1月号

日本の昔話 日野十成 再話 斎藤隆夫 絵
腹の痛くなったととさんは、かかさんに相談すると「お寺の和尚さまに聞くのがいい」といわれたので、和尚さまに聞きにいきました。すると和尚さんは、腹の中に虫がいるせいだからカエルをのむといいといわれ、カエルをのむと腹の具合はよくなりました。でもカエルが腹の中を歩いて、気持ちが悪い。そこで次はヘビをのみ、次はキジ、猟師、鬼と次々にのみこんだととさん、最後には……。
こどものとも574号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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さかだちぎつね
2004年2月号

槇ひろし 作 前川欣三 画
たけしがおつかいの帰りに出会ったキツネは、なぜか逆立ちをしてすましていました。たけしはその後もたびたび、さかだちギツネを見かけます。遠足の日、ついにさかだちギツネの村を見つけたたけしですが、きつねの呪文の力で、まわりのものをみんなさかさにされてしまい……。言葉も絵もひっくり返り、ついには本までさかさにして読まなければならない、ふしぎな絵本です。
こどものとも575号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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まゆとりゅう やまんばのむすめ まゆのおはなし
2004年3月号

富安陽子 文 降矢なな 絵
春になって隣の山のてっぺんに一筋の黒い地面が顔を覗かせると、背高のっぽの山姥と、山姥の娘まゆは、お客さまを迎える準備を始めました。やがて黒雲を引き連れてやってきたのは、巨大な竜と小さな竜の子ども。山姥の母子はそれぞれ竜の背に乗って、山々に雨をふらせ、雪を溶かし、春を呼びます。絵本いっぱいにダイナミックな季節の変わり目が描かれます。山姥の娘まゆのお話、第3作。
こどものとも576号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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エレーナのインコ
2004年3月号

直江みちる さく 今井 俊 え
エレーナのかあさんは人形作りです。市が開かれる日、かあさんが人形を売るのを手伝いにいったエレーナは、鳥売りのおじさんからインコの雛をもらいました。ペロンと名付けたインコをエレーナは大切に育てました。ところがある日、ペロンは雨に打たれて死んでしまいます。悲しみに沈むエレーナにかあさんが土をくれました。その土でエレーナはペロンの人形を作りました……。
こどものとも年中向き216号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/06/09
くもりのちはれ せんたくかあちゃん
2002年4月号

さとうわきこ さく・え
洗濯が大好きな、せんたくかあちゃん。でも今日は、どんより曇って雨が降ってきそうです。そこで考えたかあちゃんは、大凧を上げて雲の上に洗濯物を干していきました。それを見たかみなりさんたちは大喜び。自分たちも洗って干してもらい、洗濯物と一緒にゆらりゆらり風にふかれていましたが、乾きすぎてごわごわになってしまいました。そこでこんどはみんなでお風呂に……。
こどものとも553号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本はまもなく「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されます。(6月14日販売開始)
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トイレとっきゅう
2002年5月号

織茂恭子 さく
夜中に起きて、ねぼけまなこでおしっこをしようとしたら、トイレがお菓子をいっぱい持って遠足にいってしまいました。どうしよう、男の子はトイレを駅まで追いかけますが、トイレは「トイレえんそくごう」にのって、出発してしまいます。そのあとの「トイレとっきゅう」にのって 「しっこがわ」駅でおりて、やっと気持ちよくおしっこができた、という愉快な絵本。
こどものとも554号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されています。
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みずたまり
2002年6月号

なかのひろたか さく・え
ぼくが部屋で遊んでいると、雨が降ってきて水たまりができ、池になりました。雨がやむと、そこから魚が跳ね、ペンギンがとびだし、オットセイとカメも出てきて、ならんで歩き出しました。ついていくと、森の中で動物たちは水の中みたいに空中を泳ぎはじめます。ぼくもカメの背中に乗って、ふわりと浮かび上がり、上へ上へとあがっていくと、魚もクジラもみんな空を泳いで雲の中へ……。
こどものとも555号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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しのだけむらのやぶがっこう
2002年7月号

カズコ・G・ストーン さく
しのだけむらでは、夏になるとカとガのために学校が開かれます。ナナフシのノッポさんが細い竹を組み合わせて校舎を作り、オケラのギーさんが校長です。カはプゥーンといい音を出してとぶ練習、ガはパタパタとびの練習。でも、カのプンタ君とガのパタコさんはうまくできません。さて、七夕まつりの日、しげみむらややなぎむらからもたくさんの虫が集まって、飾りつけをしていると……。
こどものとも556号
19×26m 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本はまもなく「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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カッパのカールくん
2002年8月号

油野誠一 作
この水はどこにながれていくんだろう? 山奥の沼に住むカッパのカールくんは、ある日、川の流れにのってずっと下っていくことにしました。岩をすりぬけ、滝をとびおり、途中で釣り人に魚のいる場所を教えたり、子どもたちと一緒に泳ごうとして逃げ出されたり、初めてみる人間の世界に戸惑いながらも、海まで行き着きました。そこで海におちた子どもを助けましたが……。
こどものとも557号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ちいさな あおいさかな
2002年9月号

松居スーザン 文 原田ミナミ 絵
小さな青い魚は、ウツボがこわくて、いつもびくびくしながら海草の陰に隠れて暮らしていました。でも、ある時大きくて立派な緑色の魚に誘われて、広い海に散歩にいきました。それから毎日、ふたりで海を楽しく泳ぎまわりますが、ある時緑色の魚が姿を見せなくなりました。……そしてある日、自分を見つめている小さな銀色の魚にきづいた青い魚は、一緒に広い海へ行こう、と誘います……。
こどものとも558号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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はがぬけたよ
2002年10月号

安江リエ 作 山口マオ 絵
こうじがぐらぐらになった歯をさわっていると、お父さんは、玄関のドアノッカーのライオンのわっかと歯を糸でむすんで、ドアをばたんとしめると抜けるといいます。そんなのいやだと外にとびだしたこうじは、ワニやネズミに出会いますが、みんなライオンに歯を抜いてもらってすっきりしたといいます。そこにライオンがやってきたので、こうじは大急ぎで家に逃げ帰りますが……。
こどものとも559号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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こかげにごろり
2002年11月号

韓国・朝鮮の昔話 金森襄作 再話 チョン・スクヒャン 画
ある日、山里の村で百姓が広場の木陰で休もうとすると、欲張りな地主が「木陰を買い取ってから入れ」といいました。しかたなく百姓たちは、家畜や作物などをかき集めて、木陰を買い取りました。百姓たちは日ごとに長くなる木陰で、ごろりとひとやすみしていましたが、秋の先祖供養の祭りの日の夕方、百姓たちは木陰を追って地主の家の中まで入りこみ、ごちそうまで食べてしまい……。
こどものとも560号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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さんにんの ピエロ
2002年12月号

マリオ・モンテネグロ 作・絵 福音館書店編集部 編・訳
お客さんがこなくなってしまったサーカス一座のピエロ3人が、新しい出し物を求めて、おんぼろ車で旅に出ました。小さな生き物の喜びをうたうパセリの精、すばらしいジャンプをしてお月様にキスをするカエル、美しい虹を出す魔術師などに出会って、3人は自分たちの芸を磨きます。村へ帰っての初めてのサーカス。人間も動物もみんなそろって拍手喝采。ニカラグアの作家の絵本、第2弾。
こどものとも561号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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月 人 石
2003年1月号

乾 千恵 書 谷川俊太郎 文 川島敏生 写真
太い筆で力強く書かれた13点の書が、ページをくるたびに現われます。扉、猫、風、音、命、影、水、石、火、山、蟻、月、人。最初の見開きは、左に「扉」の書、右に木製の小さなくぐり戸の写真、そして「こころの とびらを あけてごらん」と語りかけることば。単なる意味を伝えるだけの文字とは違う「書」の魅力を、ことば、写真との組合せで子どもたちに伝えるユニークな絵本です。
こどものとも562号
19×26cm 28ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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くものすおやぶん とりものちょう
2003年2月号

秋山あゆ子 さく
春爛漫の虫の町、桜の花もまっ盛り。そんな賑わう町の中、お菓子のお店ありがた屋に、かくればねという盗人から、盗みの予告状が届きます。くものすおやぶんは子分のぴょんきちとともにかくればねを待ち受けますが、現われたのはなんと、姿の見えない盗人だった……。七五調の文章が心地よく物語を進め、江戸時代を思わせる町並みを細かく描いた絵が美しい、時代劇絵本です。
こどものとも563号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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だるまちゃんとてんじんちゃん
2003年3月号

加古里子 さく
だるまちゃんが池で大きな魚をなかなか釣り上げられずにいると、3人の天神ちゃんがきて手伝ってくれました。糸が切れ魚には逃げられてしまいましたが、こんどはてんぐちゃんが、天神ちゃんの家に手伝いにいくことにしました。家に着くと天神ちゃんたちは、薪を片づけたり牛に草をやったりしたあと、ご飯を炊きお握りをつくって、畑の両親に届けます。だるまちゃんシリーズ第6作目です。
こどものとも564号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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2006/06/02
トラのナガシッポ
2001年4月号

富安陽子 作 あべ弘士 絵
お父さんが描いたトラの絵は、しっぽがやたらに長かったので、まなぶが「へんてこなトラだな」というと、「そんなことないぜ」と絵の中のトラが立ちあがり、まなぶをジャングルの散歩に誘いました。ジャングルでは、サルにからかわれたり、大蛇やワニに襲われたりしますが、そのたびにトラの長いしっぽが大活躍して、見事危機を切りぬけます。最後はしっぽをプロペラみたいにまわして……。
こどものとも541号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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たんじょう じどうしゃ
2001年5月号

小風さち 作 山本忠敬 絵
大きな切断機で鉄の板が切りとられプレス機にかけられると、屋根の形、ドアの形ができてきます。溶接ロボットがそれらをつなげ、ペンキを吹き付けるトンネルをくぐりぬけると、車体ができました。「エンジンはめこむぞ」「変速機を接続するぞ」「できたか 自動車? まだまだまだ」……。 自動車が生み出される工場でのドラマ、その誕生の喜びを丹念に描いた乗り物絵本です。
こどものとも542号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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3びきねこさんと さくらんぼさん
2001年6月号

柳生まち子 さく
3びきねこさんの中でいちばんちびのきいは、スキップが上手にできません。練習で靴に穴があいて、練習もしたくないとぐずっていましたが、通りかかった靴屋のお姉さんねこ、さくらんぼさんに習って、きいもスキップができるようになりました。そして、きいも手伝って野原に100足の靴を並べ、春の靴屋が開店。仲間も集まってきて、気に入った靴を選び、みんなでスキップ!
こどものとも543号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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さかなつり
2001年7月号

伊藤秀男 さく
今日はいとこのお兄ちゃんが魚釣りに連れていってくれる日です。秘密の大池で大鯉をねらうのです。畑で餌のミミズを掘り、大きなバケツをもって朝もやの中を出発。先に来ていた名人のおじさんに言われた通り、魚の気持ちを考えながら、釣り糸をたれていましたが、なかなか釣れなくて飽きてしまいました。でも、気をとりなおしてもう一度挑戦すると、とうとう大鯉がかかって……。
こどものとも544号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ぶんぶんひめ
2001年8月号

沼野正子 さく
ぶんぶん姫の髪の毛はブンブン回る不思議な髪の毛。赤いリボンでギュッとしばって旅に出かけます。途中で出会ったのは、糸でぐるぐる巻きにされた鳥や蛇。ぶんぶん姫は刀をふるってみんなを救いますが、現れでた大きなダンダラグモに、あわや姫もぐるぐる巻きにされそうになります。ところが、姫がリボンをはずすと、髪の毛はものすごい勢いで回り出し……。お姫様の痛快な冒険物語です。
こどものとも545号
19×26cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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つちの ひと
2001年9月号

岡井美穂 作・造形 マサト コンピューターグラフィックス
雨が降った次の日、畑から人が生えてきました。人が畑を耕し、種をまくと、芽が出て、ウサギが、そしてヒツジが、ニワトリが生えてきました。どんどん仲間がふえて、みんなで畑を耕しました。ある日大雨が降り、人も動物たちもとけていなくなってしまいました。次の日、また畑から人が生えてきます。こんどは3人……。粘土の造形物を写真にとって構成した絵本です。
こどものとも546号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)
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サルとトラ
2001年10月号

ラオス・モン族の民話 ヤン・サン 再話 ドゥア・リー 下絵 ヤン・ロン/ヤン・イェン 刺繍 やすいきよこ 訳
山の暴れ者トラをやっつけてやろうと思ったサルは、ある日、スズメバチの巣を太鼓だとだまして、トラにたたかせました。ハチに刺されて怒ったトラは「おまえを食ってやる」と、サルを追いかけます。ところが、のんびり筍を食べていたサルは、「太鼓たたきは別のサル、ぼくは筍食いのサル」ととぼけます。賢いサルと間抜けなトラの昔話。『かたつむりとさる』に続くモン族の刺繍による絵本。
こどものとも547号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
訳者のエッセイをこちらからお読みいただけます。
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ガオ
2001年11月号

田島征三 作
ある日、1匹の山犬が力いっぱい吠えた。ガオ! すると、山犬の「元気」が、体の中から全部外に飛び出してしまった。体と「元気」がバラバラになって、体は、6匹の蛇に変わり、「元気」は、おそろしい鳥になった。鳥は、1匹ずつ蛇を食べはじめ、最後の1匹は、食べられてたまるかと思いっきり吠えた。ガオ! すると……? 木の実のコラージュが変幻自在に変化する不思議な絵本。
こどものとも548号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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まゆとブカブカブー やまんばのむすめ まゆのおはなし
2001年12月号

富安陽子 文 降矢なな 絵
山姥の娘のまゆが、雨降りの林を、どろをはねあげながら歩いていると、動物たちが「ブカブカブーがあらわれた」とおびえて走ってくるのにでくわします。「ブカブカブーってなんだろう」林の奥へすすんだまゆは、赤いとてつもなく大きな怪物がゆらゆらゆれているのに出会います。まゆがとびかかり、よじのぼると、なんとブカブカブーは白い煙をはきながらしぼんでキノコになったのです……。
こどものとも549号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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こよみともだち
2002年1月号

わたりむつこ さく ましませつこ え
暦の家が12軒。ある日、1月さんは、「とんとんとんあそぼじゃないか」と、2月さんを訪ねます。友だちと遊ぶと面白い! ふたりは3月さんを訪ねます。こうして12の月を次々さそって一緒に遊び、みんなでひとつの家に住むことになりました。1年の季節の変化と、友だちがふえていく楽しさが、ページを繰るごとにあふれています。最後のページは12の小さな扉を実際に開ける仕掛けがついています。
こどものとも550号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は「日本傑作絵本シリーズ」の1冊として刊行されています。
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ねぼすけスーザのオリーブつみ
2002年2月号

広野多珂子 作
いつもはねぼすけのスーザも今日は早起き。キンテロおじさんの畑にオリーブつみの手伝いにいく日なのです。下のほうの枝の実を取ってしまうと、小さなスーザは、上の枝の実に手が届きません。枝に登ってゆすったり、エプロンをしいてみたりしますが、うまくいきません。そこでスーザはロバのサンチェスに手伝ってもらって……。収穫の喜びを生き生きと描いた、「ねぼすけスーザ」の絵本第5作目です。
こどものとも551号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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ねこのミロ
2002年3月号

長谷川摂子 さく しもゆきこ え
ある日ネコのミロがいなくなったので、ぼくは心配で裏山に探しにいきました。すると木の上から黒い本が落ちてきて、ぼくは本の中のまっ白なページに迷いこんでしまいました。目の前の紙がめくれて入っていったのは、ネズミの町、次は一つ目のおばけの町。そしてようやくたどりついたネコの町で見つけたミロは、黒ネコのダリと結婚していました。奇想天外なファンタジー絵本。
こどものとも552号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
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2006/05/26
ぐりとぐらとすみれちゃん
2000年4月号

なかがわりえこ と やまわきゆりこ
ぐりとぐらは畑で野菜を作るのが大好きです。こんどはカボチャを作ろうと思っていたところへ、大きなリュックを背負った女の子すみれちゃんがやってきて、リュックからカボチャを取り出しました。とびきり大きくて固いカボチャを、すみれちゃんはお母さん秘伝の方法で割ってくれました。さあ、森の動物たちも加わって、カボチャ料理の始まりです。「ぐりとぐら」シリーズの6作目。
こどものとも529号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2003年刊)
この絵本が生まれたいきさつについて、こちらから編集者のエッセイをご覧いただけます。
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しげみむら おいしいむら
2000年5月号

カズコ・G・ストーン さく
野バラのしげみの中にある“しげみむら”には、ハチのチークリ家族や、コガネムシのブンブンさん、オトシブミのツツミさんなどの虫たちが住んでいました。春になると、みんなで花粉だんごや蜜あめ、ハッカ水などを作って“のはらのおかしや”を開きます。やなぎむらからバースデーケーキの注文がきて、双子のハチの子どもたちが配達にいくことになりました……。おなじみのやなぎむらの隣村のお話です。
こどものとも530号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2004年刊)
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ふるいけおんがくかい
2000年6月号

奥山多恵子 さく
ある雨の日、カエルのちかつんとぐずびんは、捨てられてしょんぼりしていたてるてるぼうずたちを、今夜行われる“ふるいけおんがくかい”に誘いました。でも、カタツムリに乗せてもらったてるてるぼうずは、始まる時間になってもなかなか会場につきません。音楽会は佳境に入り、突然の大雨で中断してしまいましたが、てるてるぼうずたちが歌いながらやってると、大雨があがったのです。
こどものとも531号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ミノルまる みなみのしまへ
2000年7月号

油野誠一 作
ミノルくんがイヌのセラをつれて海辺にいき、大きな岩の上に立って「まるで船に乗ってるみたいだね」というと、岩は突然船になり、海を進みだしました。ミノル君の船は、ヤシの木のある南の島を目指します。大きな船とすれちがい、クジラに出会い、長い航海のすえにとうとう南の島に着きました。珍しい鳥や花に大喜びしたあと、そろそろ帰ろうかと思ったら、ミノル君はいつのまにか……。
こどものとも532号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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まじょの すいぞくかん
2000年8月号

佐々木マキ 作
女の子と犬が、森の中に遊びにいって見つけたのは、おかしな水族館でした。中の水槽には、アマゾンの半魚人やチョウチンクマアンコウ、ブタフグモドキなど、めずらしい魚がいっぱい。でもそれは、悪い魔女に魚にされてしまった動物たちだったのです。女の子と犬は、動物たちを助けますが、魔女の罠にかかって魚の姿にされてしまい……。『まじょのかんづめ』の続編です。
こどものとも533号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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おおきなカエル ティダリク
2000年9月号

オーストラリア アボリジニ・ガナイ族のお話 加藤チャコ 再話・絵
昔、大平原に日照りが続いた時、ティダリクという岩山のように大きなカエルが、池も川も水という水を全部飲み干してしまいました。困った動物たちは、ティダリクを笑わせて水をはき出させようと、エリマキトカゲの皿回し、コアラの百面相と、次々芸を披露しましたが、ティダリクは笑いません。そこに怒ったウナギがやってきて、身をよじりながら文句をいううち、体が蝶結びになってしまい……。
こどものとも534号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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おばあさんとマリーちゃん
2000年10月号

織茂恭子 作
おばあさんはひとりぐらしがつまらないのでイヌを飼おうと、「どなたかイヌをください」という貼り紙をしました。子イヌがきたらマリーという名前にしようと楽しみにしていると、大きなイヌがぬうっとやってきて、おばあさんのごはんもドーナツもをみんな食べてしまいます。しかたなくまたドーナツを買いに町へいったおばあちゃんは、帰り道で転んでしまいますが……。
こどものとも535号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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とんでいく
2000年11月号

風木一人 さく 岡崎 立 え
スピード自慢のタカが、湖の畔からとんがりやまのてっぺんめざして飛んでいきます。野や町を下に見て、雲の中をくぐり、飛行機と競走し、ついにとんがりやまに到着。そこでこんどはページを逆にめくっていくと、仲間とはぐれたガンの子が、とんがりやまから湖にもどる話が展開します。シルエットで描かれた鳥の姿が、右を頭とすればタカに、左を頭にすればガンに見える仕掛けの絵本。
こどものとも536号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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きょうりゅうが すわっていた
2000年12月号

市川宣子 作 矢吹申彦 絵
きみが生まれる少し前、パパはひとりでマンションにいました。すると、窓から大きな恐竜が頭をつっこんできて、パパのサラダを食べていきました。それからパパは毎日キャベツ30個を恐竜に食べさせました。やがてクリスマスの日に、恐竜のお腹の下で卵が孵って、赤ちゃんが生まれました。そして恐竜はパパを背中に乗せて、ちょうどきみが生まれたばかりの病院につれていってくれたのです。
こどものとも537号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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おおさむ こさむ
2001年1月号

こいでやすこ さく
キツネのきっことイタチのちいとにいは、おおばあちゃんに作ってもらったマントを着て、そりあそびに出かけました。すると岩かげから、かわいいゆきだるまがふたつ現れました。一緒にそりあそびをしていると、だんだん体が温かくなってきたので、みんなでかきごおりを食べていると、なぜかゆきだるまの体がどんどん大きくなっていくではありませんか……。キツネのきっこのお話の3作目。
こどものとも538号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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木
2001年2月号

佐藤忠良 画 木島 始 文
木をスケッチしていると、木はいろいろなことを語りかけてくれ、木との対話が始まる。水をぐんぐん吸い上げる根っこ、空を見上げながら風の歌を聞いている枝々、がまんをしているこぶたち。季節がめぐり、春になると、枝々から新芽が顔を出す。彫刻の第一人者であり、絵本『おおきなかぶ』の画家でもある佐藤忠良が描きためた木のデッサンに、詩人木島始がことばで唱和した絵本です。
こどものとも539号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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ずいとんさん
2001年3月号

日本の昔話 日野十成 再話 斎藤隆夫 絵
ある山寺で、ずいとんという小僧が留守番をしながらお経をあげていると、庫裏のほうで「ずーいとん」と呼ぶ声がします。いってみても誰もいないので、小窓から外を見ていると、キツネがしっぽで戸を「ずーい」とこすり、頭で「とん」とたたいていました。戸を開けるとキツネは中に転げこみ、本堂に逃げこんでご本尊に化けました。ふたつ並んだご本尊、本物はどちらでしょうか……。
こどものとも540号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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2006/05/19
まゆとおに やまんばのむすめ まゆのおはなし
1999年4月号

富安陽子 文 降矢なな 絵
ある日、山姥の娘まゆは鬼に出会い、岩屋の前に連れていかれました。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。そうとは知らず、まゆは松の木を引っこ抜いて薪の山を作ったり、岩屋の壁をくずしてかまどの石を積んだり、せっせと手伝います。その怪力に驚いた鬼も、鍋のお湯が沸くころには、もうすぐまゆを食べられるとにんまり。ところがお湯が沸くと……。
こどものとも517号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2004年刊)
作者の富安陽子さんのエッセイをこちらからお読みいただけます。
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じいちゃんの ステッキ
1999年5月号

すとうあさえ 文 アンヴィル奈宝子 絵
子ギツネなっくは、ステッキをもって散歩をするじいちゃんを、いつもかっこいいなあと思っていました。冬も終わりに近づいたある日、なっくは、玄関にたてかけたままになっていたステッキをそっと持ちだし、散歩にいきました。でもウサギには摘んだヨモギを運ぶのに使われ、アリには川を渡る橋のかわりにされ、がっかり。その上ステッキを川に落としてしまいます……。春の訪れを楽しく描きます。
こどものとも518号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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エングラシアおばちゃんの おくりもの
1999年6月号

マリオ・モンテネグロ 文 オルガ・マラディアガ 絵 まつもととおる 訳
エングラシアおばちゃんはロバのグリセリオの結婚祝いに、テーブルクロスを縫いました。あとは花嫁と花婿の名前を刺繍するだけ。ところが大事な針と糸と指貫がなくなってしまいました。ネコやハチドリやカエルなど動物たちが一緒にさがしてくれたのでやっと見つかり、みんなできれいな刺繍をして、それはすてきなテーブルクロスができあがりました。ニカラグアの作者、画家による絵本。
こどものとも519号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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ごろぴか どーん
1999年7月号

小野かおる さく・え
雷のごろぴかさんは、雲に雨や稲光が貯まると雷玉をつくって投げ落とし、夕立を降らせます。子どものごろぴかぼうずたちも、初めて雷玉を投げさせてもらえることになりました。ところが、大きな雷玉をつくろうとして転がしているうちに、ごろぴかぼうずたちは雷玉といっしょに雲から落っこちてしまいました。木の下にのびていたごろぴかぼうずたちを、ななこちゃんとお母さんが助けましたが……。
こどものとも520号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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うみじじい
1999年8月号

菅 瞭三 さく
夏休みのある日、はやたと兄ちゃんはサザエ捕りにいきました。「サザエは捕りすぎたらいかんぞ、うみじじいが怒るけんの」というじいちゃんの言いつけを忘れて、たくさんのサザエを捕り、近くの小島に上がって焼いて食べていると、突然ウミネコが騒ぎだし、怪物うみじじいが現れました。ふたりは必死に逃げますが……。大分県の民話を題材に創作したちょっと怖いお話です。
こどものとも521号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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どんぶらこっこ すっこっこ
1999年9月号

村上ひさ子 文 丸木 俊 絵
川のそばのがけの上に大きな根っこがありました。根っこには小さな穴があいていて、小さなネズミが住んでいました。大雨が降り続いたある日、根っこはネズミを乗せたまま川に落ちて流れだします。滝を流れ落ちたり、タカに襲われそうになったりと、さまざまな危険を乗りこえて、どんぶらこっこと流れていきます。やがて中洲にぶつかって止まった根っこは、動物たちの大きなテーブルになりました。
こどものとも522号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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かぜのかみとこども
1999年10月号

日本の昔話 おざわとしお 再話 佐藤芙美 絵
村の子どもたちが遊んでいると、見知らぬ男がやってきて、栗や柿や梨がいっぱいなっているところに連れていってやろうと言います。男は尻からしっぽのような長い物をひっぱりだすと、子どもたちを乗せ、ごーっと天に舞い上がりました。子どもたちは、おなかいっぱい果物を食べさせてもらうのですが、置き去りにされてしまいます。やがてあたりはまっ暗になり……。新潟の昔話。
こどものとも523号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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くろいマントの おじさん
1999年11月号

金森宰司 作
ある日、広場に黒いマントのおじさんがやってきて、小さな鞄を開くと変わった形の笛を取り出し吹き始めました。小鳥や人々が集まってくると、こんどは大きい鞄を開き、気球を取り出し膨らませました。見ていたぼくはおじさんの気球に乗せてもらい、いっしょに空を飛びました。ところが鳥に気球をつつかれて、まっさかさま。でも教会の塔にひっかかって……。
2000年度ボローニア・ブックフェア児童賞大賞を受賞しました。
こどものとも524号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は、 「日本傑作絵本シリーズ」の1冊として刊行されています。(2000年刊)
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クリスマスのちいさなほし
1999年12月号

オリガ・ヤクトーヴィチ 作 松谷さやか 訳
みんなが寝静まったイブの夜、クリスマスツリーの飾りたちが、みんなの中で自分が一番えらいと自慢しあって騒いでいたら、ツリーのてっぺんにあったガラスの星が落ちて、割れてしまいました。困った飾りたちは、代わりの星を探しに、真夜中の空に飛びだします。金色の玉、ピエロの人形、木の羽の鳥、雪の精の人形といった飾りたちが、夜空に星を求めて、吹雪の中をさまよいました……。
こどものとも525号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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3びきねこさんの そりあそび
2000年1月号

柳生まち子 さく
いらなくなった古いそりをほしい人にあげるという、うさぎのおばさんの貼り紙を見て、きい、とら、ごろの3びきねこさんは、うさぎのおばさんの家に急ぎました。でも一足違いで、そりはいたちくんのものに。けちんぼのいたちくんは、自分ひとりで遊ぶばかりで、なかなかそりを貸してくれません。そこで3びきは……。3びきねこさんのお話の第3作です。
こどものとも526号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されています。
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ほしのむすめたち
2000年2月号

カナダ・インディアンの昔話 マーガレット・ベミスター 再話 羽根節子 訳・絵
ある日、森に住む狩人の若者は、美しい娘たちがかごに乗って天から降りてきて、草原で踊っているのを目撃しました。末娘が気に入った若者は、ネズミに姿を変えて娘を捕らえると、自分の小屋に連れていき、いっしょに暮らすようになりました。ふたりは幸せに暮らし、男の子が生まれますが、ある日、娘は星の世界に帰ってしまいます。カナダ・インディアンの昔話を美しい版画で描きます。
こどものとも527号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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たいこたたきのパチャリントくん
2000年3月号

長谷川摂子 さく スズキコージ え
おばあさんの家のつぶれたやかんの中から生まれたパチャリントくんは、なんでもたたいて遊ぶ元気な男の子。ある日、おばあさんにもらった太鼓をたたきながら歩いていくと、けとばした石の中から、2匹の怪獣ガンダラッカとマンダラッカが出てきました。3人はそろって旅に出ると、自分たちの街を作ったり、大きな大きな玉子焼きを作ったりして、思いきり遊びます。
こどものとも528号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/05/12
ことりのうち ばばばあちゃんのおはなし
1998年4月号

さとう わきこ さく・え
ばばばあちゃんは仲間の動物たちと、ヒョウタンや竹筒で小鳥の家をたくさん作りました。すると、大きくて変てこな鳥がやってきたので、こんどは藁やダンボールで大きな巣を作ってやりました。ところがその鳥はギャーギャーと大声で叫びます。迷子になってお母さんを呼んでいたのです。その鳥が母鳥といっしょに帰っていったあと、残された大きな巣で、みんなは気持よくお昼寝しました。
こどものとも505号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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おじいさんの つるつるかぼちゃ
1998年5月号

立岡左智央 文 立岡月英 絵
おじいさんはカボチャの種をまきましたが、つるが伸びるばかりで花も咲きません。でもやがて隣の家まで伸びいくと大きな実をつけました。けんかしていたお隣のおばあさんは、おいしいカボチャ汁を作って、おじいさんと仲直り。つるはさらに伸びて町じゅうにカボチャを実らせ、病気の人もカボチャ粥で元気になり、子どもたちもお面を作って大喜び。つるは町を1周して戻ってくると……。
こどものとも506号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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まじょのくに
1998年6月号

油野誠一 作
ヒロミちゃんは、ほうきが折れて空から落ちてきた魔女を見つけ、ほうきを直してあげました。お礼に魔女の国につれていってもらったヒロミちゃんは、ほうきに乗って子どもの魔女といっしょに空で遊び、大喜び。ところが、ごちそうにクモやヘビを出されて、気持ち悪くなり逃げだしました。するとコウモリの大群が追いかけてきます。『まじょのおとしもの』(491号)に続く油野誠一の絵本。
こどものとも507号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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もしゃ もしゃ
1998年7月号

中村牧江 さく 林 健造 え
もしゃもしゃにからまった5本のひも。そのなかから赤いひもを取りだして遊んでいたら、ふしぎな形ができてきて、あれれれれれ! ブタになった! 赤、緑、茶、青、橙の5本のひもから、つぎつぎと5つの動物たちが生まれてきます。最後にできあがった動物がみんなぶつかると、またもしゃもしゃに……。『ふしぎなナイフ』の作者による、ひもが作り出す自在な形と色の変化を楽しむ絵本。
こどものとも508号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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こびっちょさんのやま
1998年8月号

いとうせつこ さく わたなべさもじろう え
夏休み、虫の大好きなおさむは、山のおばあちゃんの家にいって遊んでいました。ある日、にわか雨にぬれて風邪をひいて寝ていると、巨大なミノムシがやってきて、おさむを蓑の中に入れて温めてくれました。次にはツユムシが甘い露をのませてくれます。虫たちのおかげですっかり元気になったおさむに、おばあさんは子どもを守る“こびっちょさん”という神様のことを話してくれました。
こどものとも509号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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オットーのくちぶえ
1998年9月号

きたむらえり さく
かわうそのオットーは口笛が上手でした。いつもビーバーやアライグマなど森の友だちと、すべり台やかくれんぼをして遊んでいましたが、みんなもオットーの口笛を聞くのが大好きでした。ところが、ある日、アライグマの魚が盗まれたり、ビーバーのダムがこわされたりして、その時、上手な笛の音を聞いたというので、オットーはいたずらの犯人にされてしまったのです……。
こどものとも510号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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あかちゃんがやってきた
1998年10月号

角野栄子 作 はたこうしろう 絵
「赤ちゃんが生まれるの」と、ある日お母さんがぼくにささやきました。その日から、ぼくは生まれてくる赤ちゃんのことを、あれこれ想像しはじめます。お母さんと一緒に赤ちゃんのものをいっぱい買いました。ベビーベッドやベビーバスも出してきました。お母さんのおなかはどんどん大きくなってきます……。赤ちゃんが生まれるまでの男の子の期待と不安を、軽やかに温かく描きます。
こどものとも511号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ならんでる ならんでる
1998年11月号

井上洋介 さく
ならんでる ならんでる。黄色い旗が、電燈が、煙突が、ならんでる。商店街に、橋の上に、屋根の上にならんでる。おじぞうさん、ガード下の鉄の柱、おっきなタンクなど、ページをめくるごとに、ならんでるものが、つぎつぎと現れます。どこかで見たことのある景色の中に、ちょっと不思議な景色も飛びこんできて……。調子のよい文章とともに、井上洋介の世界が展開します。
こどものとも512号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ふわふわふとん
1998年12月号

カズコ・G・ストーン さく
やなぎむらに冬がきました。虫たちは秋に柳の葉っぱで作った「やなぎハウス」で冬を越すことにしますが、すきま風が冷たいので、暖かいお布団を探しに出かけました。途中で出会ったハサミムシのチョッキリさんに教えられて、みんなはふわふわの綿毛がいっぱいつまったガガイモの種をもってかえることにしました。でも引っ張って帰る途中、雪が降りだします。やなぎむらのおはなし第4作。
こどものとも513号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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おおぐいひょうたん
1999年1月号

西アフリカの昔話 吉沢葉子 再話 斎藤隆夫 絵
フライラという女の子が、小さなまるいひょうたんを見つけて、どうしてもほしくなり、とってもらいました。そのひょうたんは不思議なことに、フライラがとびはねるといっしょにとびはね、かけだすと追いかけてきます。すっかり気に入ったフライラは、そのひょうたんといっしょに遊びますが、突然そのひょうたんは、「肉が食いたい」といって足に噛みついてきました……。
こどものとも514号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
5月 12, 2006 1998年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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のはらのいえ
1999年2月号

松居スーザン 文 降矢洋子 絵
ハーモニカの好きなおじさんが住む野原の家は、歌うのが大好きでした。ところがおじさんは遠いよその国を見たくなり、野原の家を出ていってしまいました。暖かい間は小鳥たちや汽車の汽笛に合わせて歌っていましたが、冬になるとひとりぼっちで寂しくてたまらなくなりました。でも、野ネズミやフクロウたちが、この家に冬越しするためにやってきたので、うれしくなってまた歌いだすのでした。
こどものとも515号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
5月 12, 2006 1998年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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まほうのかさ
1999年3月号

R.ファイルマン 原作 E.コルウェル 再話 松岡享子・浅木尚実 訳 ジョン・シェリー 絵
魔法使いが忘れていった魔法の傘をお百姓が見つけて家にもちかえり、おかみさんに渡しました。ある雨の日、おかみさんがその傘をさしたまま市場で卵を売っていて、卵を「1・2・3」と数えると、おかみさんは突然自分の家にもどっていました。手に持って数を数えるとあちこちへ飛ばされてしまう魔法の傘だったのです。イギリスのストーリーテリングで大人気の作品を絵本にしました。
こどものとも516号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
5月 12, 2006 1998年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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2006/04/28
ゆうこのキャベツぼうし
1997年4月号

やまわきゆりこ さく・え
ゆうこは畑のおばさんから大きなキャベツをもらったので、葉っぱを一枚はがして帽子にしました。歩いていくと、こぐまとこぶたとこぎつねとうさぎに出会ったので、みんなにもキャベツの葉っぱを一枚ずつかぶせてあげて、鬼がおおかみになってみんなの帽子をとる鬼ごっこを始めました。するとそこに本物のおおかみがやってきて……。『ゆうこのあさごはん』(187号)に続く山脇百合子の絵本。
こどものとも493号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体369円)
4月 28, 2006 1997年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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ほいさか さっさ えんそくだ
1997年5月号

岸田衿子 ぶん 古矢一穂 え
アリの村では、朝日がのぼるとみんなで「おーはーよー」とさけんでから顔を洗い、一列に並んでありんこ体操をします。でも、ありごろうだけは、ひとりで逆立ちしたり、つなわたりしたりして遊んでいます。今日は遠足ですが、ありごろうは、やっぱり逆立ちで歩いたり、花によじのぼって怖い顔のハチににらまれたり。サクランボでブランコしていたら、実と一緒に飛ばされて……。
こどものとも494号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
4月 28, 2006 1997年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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カニ ツンツン
1997年6月号

金関寿夫 ぶん 元永定正 え
カニ ツンツン ビイ ツンツン。スプモーニ トトーニ……。アイヌ語であらわした鳥の鳴き声、イタリアのアイスクリームの名前、アメリカ・インディアンの部族名、英語の幼児語……。すでに存在する不思議な響きのことばと、創作のことばを自在に組合せ、鮮やかな色彩のユーモラスな物体が次々に登場する、ことばと色と形が絶妙のリズムとハーモニーを奏でる絵本です。
こどものとも495号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
金関さんのエッセイをこちらからお読みいただけます。
4月 28, 2006 1997年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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そでふりすずめ
1997年7月号

わたりむつこ さく ましませつこ え
ある朝、3羽の子すずめのきょうだいは、母さんが目を覚まさなくなってしまったので、どうしたらいいか、もみじもりのふくろうじいに聞きにいくことにしました。生まれて初めて竹林をでた3羽は、ふくろうじいから、七夕の夜、天の川の水をとってきて飲ませれば、母さんは目を覚ますと教えられます。3羽は一生懸命飛ぶ練習をしますが、天の川はとても遠いのです。七夕のファンタジー。
こどものとも496号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
4月 28, 2006 1997年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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ともこのかいすいよく
1997年8月号

荒川 薫 さく 織茂恭子 え
暑い日曜日、お母さんはおでかけ、ともこはお父さんと海水浴にいきました。パラソルをたて、浮き輪をふくらませ、体操してから、海にむかってまっしぐら。イルカになってお父さんとなかよし泳ぎ、ぐるぐるまわってジャンプ。次はラッコになり、おなかの上で貝をカチコチ。カメになって泳いだあと、おにぎりをお腹いっぱい食べました。海で遊ぶ楽しさとお父さんと遊ぶ楽しさいっぱいの絵本です。
こどものとも497号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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まちには いろんな かおが いて
1997年9月号

佐々木マキ 文・写真
町をてくてく歩いていくと、いろんな顔が見えてきます。マンホールのふたの取っ手が、建物の窓と換気扇のカバーが、信号機の押しボタンが、目に、鼻に見え、次々顔が見えてきます。ゆかいな顔、何かつぶやいている顔、大きな口をあけて歌っている顔……。絵本作家佐々木マキが、町の中で見つけたさまざまな顔(に見えるもの)を撮影して構成した、ユーモアあふれる写真絵本です。
こどものとも498号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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まほうねずみのシュッポ
1997年10月号

おの りえん 作 大島英太郎 絵
新米の魔法ネズミ、シュッポは、花を咲かせる魔法を覚えて大得意。でも、魔法グマが枯れたリンゴの木に実を実らせるのを見て奮起します。木の実を落とす魔法に挑戦して成功しますが、クリのいがを落としてヒキガエルに怒られたり、まだすっぱいブドウを落としてキツネにかみつかれそうになったり。でも、リスの子に腹痛の治るキノコを出してあげて感謝され、魔法グマに報告にいきました。
こどものとも499号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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どろにんげん
1997年11月号

長 新太 さく
地中からにゅーっと現れたどろにんげんが、泥の中から大きな大きなおいもをほりだしました。すると、それを見ていた海のタコがおいもをつかんで、ひっぱります。ひっぱりっこになって疲れてしまうと、どろにんげんが「いい考えがある」といいました。ふたりでおいもをどんどん、どんどん運んでいって、火山の噴火口までもっていくと、火でおいもを焼いて……。
こどものとも500号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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いっしょに あそぼう みっつの おはなし
500号記念増刊号

林明子 さとうわきこ やまわきゆりこ
竹串を持ち手にして貼り合わせれば、劇遊びが楽しめる「あかずきん」のペープサート(林明子絵)。ばばばあちゃんが子イヌと子ネコといっしょに冒険にでかける「ばばばあちゃんのぼうけんすごろく」(さとうわきこ作)。組み立てると『ぐりとぐら』の場面が書き割りの舞台のように見られる「ぐりとぐらの立体劇場」(やまわきゆりこ作)。3つのお楽しみをケースに入れた特別増刊号です。
こどものとも500号記念増刊号
26×19cm 当時の定価500円(本体476円)
『ばばばあちゃんのぼうけんすごろく』は現在単独で販売しています。
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ねぼすけスーザのセーター
1997年12月号

広野多珂子 作
寒くなったのでスーザがひさしぶりにセーターを出してみると、セーターはすっかり小さくなっていました。スーザは近所のルイサおばあさんたちに買い物をたのまれて、町におつかいにいったとき、毛糸屋さんの店先で見たトマト模様のセーターが欲しくてたまらなくなりました。ところが、買い物を終えたあといってみると、もうそのセーターは売れていました。でも、帰り道で……。
こどものとも501号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ふしぎなはっぱ
1998年1月号

井浦千砂 原案 井浦俊介 文・絵
昔、シャッフル王国という島国に髪の毛を洗うのが大嫌いな王子がいました。ところがある日、頭にふりかけると髪の毛が一晩できれいになるという異国の薬が、東の国から届きました。王子がその薬を髪にふりかけたところ、頭に小さな葉っぱがたくさん生えてきます。いったいこれは何なのか、王様は国じゅうにおふれを出して、調べますが……。
こどものとも502号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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カエルのおよめさん
1998年2月号

メキシコ・ミヘ族の民話 清水たま子 文 竹田鎮三郎 絵
王様の3人の息子がお嫁さんを探しに旅に出ました。上のふたりの息子はそれぞれお嫁さんを見つけてきましたが、3番目の息子は1匹のカエルを連れ帰りました。王様はそれぞれの嫁に料理や酒を作らせることにしましたが、3番目の息子のカエルは、不思議な力で、兄嫁よりも王様が満足する飯や酒を作ります。そして王様が嫁に会いたいというと……。
こどものとも503号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ころころいけは ぽちゃんいけ
1998年3月号

あまんきみこ 文 上野紀子 絵
ひでくんと妹のななちゃんは、池にゴムビー玉を落としてしまいました。するとカッパの子が出てきて、池の底をさがしてくれますが見つかりません。そこでカッパの子は魔法の歌で2人をカッパに変身させ、池の中につれていってくれました。、池の中でななちゃんはビー玉を見つけ、ひでくんも前になくしたオレンジボールを見つけて、カッパの子どもたちと楽しく遊びました。
こどものとも504号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/04/21
ケンカオニ
1996年4月号

富安陽子 文 西巻茅子 絵
とっちんの頭に赤いケンカオニが、のぶちゃんの頭に青いケンカオニが、とびのりました。赤ケンカオニに頭をけとばされたとっちんが、のぶちゃんなんかカエルに食べられちゃえというと、庭から大きなガマがやってきます。青ケンカオニに耳を引っ張られたのぶちゃんが、カエルなんかヘビにのまれちゃえというと大蛇が現れて……。こうしてクジラや恐竜までとびだす大変なけんかに発展しますが……。
こどものとも481号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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あかい けいと
1996年5月号

オリガ・ヤクトーヴィチ 作 松谷さやか 訳
カーチャは、いなかのおじいちゃんとおばあちゃんの家で夏休みをすごしていました。おばあちゃんが編み物をしながら居眠りして落としてしまった毛糸玉を、カーチャが追いかけていくと、途中でいろいろなものを見つけます。おばあちゃんの昔の写真、なくしたウサギのぬいぐるみ、おじいちゃんの帽子。そして、庭にまで転がった毛糸をたどっていくと、迎えにきたママに会えました。ロシアの画家の絵本です。
こどものとも482号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ひめねずみのみーま
1996年6月号

白石久美子 さく
ヒメネズミのみーまは、キイチゴが実る日を楽しみにしていましたが、お母さんが下の子が熱を出してとりにいけなくなってしまったので、ひとりで家をぬけだし、森の中を進んでいきました。ところがヘビに襲われたり、川が増水していたり……。そのたびに、ヤマネのおじさんやカワネズミの助けを借りて、ようやくキイチゴの茂みにたどりつき、船いっぱいのキイチゴを持ち帰ります。
こどものとも483号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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みどりのホース
1996年7月号

安江リエ ぶん やぎゅうげんいちろう え
かんかん照りの暑い日、けんたはベランダにあった緑のホースに声をかけられて、一緒に散歩に出かけることにしました。駐車場の車を勝手に洗って叱られたり、砂場に水を流して子どもたちの砂遊びを手伝ったり、落書きされた塀をきれいにしたり、渇いた木に水をかけたりと、ホースとけんたは大活躍。真夏の水遊びのわくわくする気分を思いっきり楽しめる絵本です。
こどものとも484号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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ボッボッボッ
1996年8月号

井上洋介 作
お母さんが怒って口から火をふいて、ボッ。お父さんも怒って、ボッ。おじいちゃん、おばあちゃんも、おにいちゃん、おねえちゃんも、ぼくの家はみんな、ボッボッボッ。笑っているのはイヌのポチだけです。ポチといっしょに遊び、イヌの子みたいにお散歩にいきます。すると友だちもヒヨコや子ネコになって遊んでいます。ポチと楽しく過ごしているあいだに、もう家の火は消えたかな……。
こどものとも485号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ペカンの木 のぼったよ
1996年9月号

青木道代 ぶん 浜田桂子 え
赤ちゃんの時の病気のために体を動かすのが不自由なりんちゃんは、みっちゃんが幼稚園にくる途中で見た、ネコの親子がざぶとんのように身を寄せ合って寝ていた話を嬉しそうに聞いていました。友だちも集まって、ネコざぶとんのまねをして寝転がったり、木登りして遊んでいるうち、りんちゃんが木に登りたがっているのに気づきました。そこでみんなはりんちゃんを木に登らせてあげようと……。
こどものとも486号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は2004年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ようくんとなみ
1996年10月号

山内ふじ江 さく・え
ようくんは海辺で小石や貝殻を拾って遊んでいました。すると最初は小さい波が、それから大きい波が寄ってきて、ポケットから小石や貝殻をとっていってしまいます。ようくんが怒ると、もっと大きな波がきて、帽子も靴ももっていってしまいました。ようくんが取りもどそうとすると、もっともっと大きな波がやってきて……。いろいろな動物の姿が、迫力ある波の形にかくされています。
こどものとも487号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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きんいろあらし
1996年11月号

カズコ・G・ストーン さく
黄色く色づいた秋のやなぎむらに、“きんいろあらし”という竜巻が近づいてきました。赤トンボのあかねさんに教えられ、大急ぎで穴に隠れたり、枝にしっかりつかまって、準備しましたが、嵐が通りすぎた後、クモのセカセカさんがいません。風に飛ばされ、池に中で助けをよんでいたセカセカさんは、池の番人カメキチおじいさんに助けてもらいました。やなぎむらのおはなし、秋の巻です。
こどものとも488号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1998年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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バオバブの きの うえで
1996年12月号

アフリカ・マリの昔話 ジェリ・ババ・シソコ 語り みやこ・みな 再話 ラミン・ドロ 絵
昔、ジョレの村に男の子が生まれましたが、生まれて数ヵ月で両親が相次いで亡くなり、不吉な子どもだとして、遠くの森に捨てられました。男の子は、森の中で動物たちに育てられ、木や虫や石の話す言葉もわかる強い子どもに育ちました。けれどもある日、男の子は自分が動物たちとはちがうことに気づき……。アフリカで語り部の語った物語を採話し、アフリカの画家が絵を描きました。
こどものとも489号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
再話者のエッセイをこちらからお読みいただけます。
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やまがみさまの ゆきがっせん
1997年1月号

山村輝夫 さく
冬休み、山に囲まれたおじいちゃんの家に遊びに行ったけんとじゅんは、木の上に大きな雪玉がのっているのを見て、不思議に思いました。おじいちゃんに聞くと、土地の山神様が夜になると雪合戦をするのだといいます。その夜、眠れずにいると、ふたりはいつのまにか森の中にいて、たくさんの動物たちといっしょに、山神様の雪合戦に参加することになったのです……。
こどものとも490号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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まじょの おとしもの
1997年2月号

油野誠一 作
ある朝、ヒロミちゃんは道に古いほうきが落ちているのを見つけました。ふざけてまたがってみると、本当にビューンと飛んで、富士山のてっぺんまで飛んでいきました。それから毎日、ヒロミちゃんはほうきで空を飛んで遊んでいましたが、からす天狗に怒られたり、ペルシアから空飛ぶじゅうたんに乗ってきた男の子と遊んだりしているうちに、魔女の一団に見つかって……。
こどものとも491号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ちからもちのタグボート とーとー
1997年3月号

小風さち ぶん 山本忠敬 え
強いエンジンと2つのスクリューをもったタグボートのとーとーは、生まれて初めての仕事で、貨物船を引くことになりました。造船所から港にいくあいだに、ジェットフォイルや石炭運搬船や遊覧船が声をかけてくれます。初めて見る貨物船は見あげるような巨大な船で、とても動かせそうもないように思われましたが、とーとーはエンジンをうならせて力いっぱいひっぱりました。
こどものとも492号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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2006/04/14
あひるのたまご ばばばあちゃんのおはなし
1995年4月号

さとうわきこ さく・え
ある日、ばばばあちゃんがお腹をかかえて帰っきたのを見て、子イヌと子ネコは病気と思いこみ、森の動物たちに知らせにいきました。動物たちはそれぞれお見舞いをもって駆けつけます。するとそこにアヒルもあわててやってきてました。ばばばあちゃんは、野原でほったらかしになっていたアヒルの卵をあたためていたのです。やがて卵からヒヨコが生まれ、みんなで誕生パーティーをすることに……。
こどものとも469号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ねぼすけスーザとあかいトマト
1995年5月号

広野多珂子 作
いつもはねぼすけのスーザが、めずらしく早起きしました。マリアおばさんが作ったトマトを、今年初めて市場へ運ぶ日なのです。スーザはロバのサンチェスをひいて町にいき、八百屋のホルヘおじさんにトマトを届けました。でもおじさんの店は市場のすみっこなので、なかなか売れません。スーザはお客さんを集めるために、いいことを思いつきました……。ねぼすけスーザの絵本、第3作。
こどものとも470号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ぶつかる! ぶつかる!
1995年6月号

わたなべしげお さく かとうちゃこ え
イノシシの子ども、いのっぺちゃんはようやく自転車に乗れるようになったので、嬉しくてたまりません。「ぶつかる! ぶつかる!」と大きな声を出しながら自転車を走らせていると、ゾウさんにどんとぶつかり、「止まるときはブレーキでしょ」としかられました。いのっぺちゃんは、いく先々で動物たちに自転車の乗り方を教わります。『まんいんでんしゃ』の作者コンビによる絵本、第2弾。
こどものとも471号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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たこなんかじゃないよ
1995年7月号

秋野和子 文 秋野亥左牟 絵
昼寝から目覚めたタコは、サンゴの穴から出てくると散歩に出かけました。魚がくると「タコなんかじゃないよ」とサンゴの色になって身を隠し、あっというまに魚をつかまえます。オオウツボがきたので海草の色になりましたが、見つかって足を1本かみきられました。そこで墨をはきかけ、こんどは砂の色になって砂地にもぐりこみます。タコの生態を美しい海中の風景とともに描きます。
こどものとも472号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は2005年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ほたるホテル
1995年8月号

カズコ・G・ストーン さく
夏になるとやなぎむらでは、ホタルのぴっかりさんたちと一緒に「ほたるホテル」を開きます。長く伸びたヤナギの枝に包まれた村の中に、草をつないでベッドを作ります。やがて、トンボやテントウムシやチョウなど、たくさんの虫たちが泊まりにやってきました。そして夜になると、ヤナギの枝に無数のホタルの明かりがともるのです。ところが乱暴者のカエルがやってきて……。やなぎむらのおはなし第2弾。
こどものとも473号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1998年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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まけてたまるか ヨモトラと7ひきのコブタたち
1995年9月号

鹿目たかし 作
じっちゃんが飼っている負けん気の強いネコのヨモトラには、友だちがいません。近くに住むミケタロはみんなの人気者、いつもネコの仲間を集めて遊んでいます。仲間をほしがるヨモトラに、じっちゃんは生まれたばかりの子ブタの世話をさせました。ヨモトラは子ブタたちを仲間にして、何でもミケタロたちに対抗しようとしますが……。パッケージのトップ・デザイナーが初めて描いた絵本です。
こどものとも474号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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つきよのかっせん
1995年10月号

富安陽子 作 二俣英五郎 絵
ある夜、まなぶの前に野良ネコのブータンが現れて、ネコとタヌキの決戦が行われるまんぷく寺にまなぶをつれていきました。ネコたちは、まなぶをネコに変装させ、タヌキとのなぞなぞ合戦に参加させようというのです。まなぶの活躍でネコ組が勝利したとき、まなぶの変装が取れてしまい、怒ったタヌキたちがとびかかってきました……。富安陽子の「こどものとも」初登場です。
こどものとも475号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ペレのはなび
1995年11月号

直江みちる ぶん 今井 俊 え
ペレはメキシコの小さな村で暮らしています。ペレの家は代々続く村の花火屋さんで、お父さんはそろそろ花火職人の仕事をペレに覚えさせようと、隣り村のお祭りで使う花火作りの手伝いを頼みます。ペレは手伝いよりもお祭りを見たくてたまりませんでしたが、お父さんの作った花火が、村人の大歓声を受けているのを見て、自分もいつかこんなきれいな花火を作ってみたいと思うのでした。
こどものとも476号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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きりのカーニバル
1995年12月号

たむらしげる さく
ルネとロボットのランスロットは、きりふりやまで日の出を見るために夜中に出発しました。森の中をすすんでいくと霧がだんだん濃くなり、やがてふたりは、巨大なかかしや恐竜たちが、空から下りてきたお月さまを囲んで踊っている、不思議な祭りにが迷いこみました。その日はゴンゴ族の霧のカーニバルだったのです……。たむらしげるが、霧の中の世界を水彩で幻想的に描いています。
こどものとも477号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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月にあいにいったアギサ
1996年1月号

パプア・ニューギニアの民話 伊藤比呂美 ぶん 斎藤隆夫 え
月の正体を知るために、アギサはカヌーをつくって出発しました。途中にあるハチの国やヘビの国を、カヌーを駆ってなんとか通り抜け、ようやくたどり着いた大木の下で、月に会える時を待ちました。すると、最初は年取った人が、次には子どもが、月に会える時を教えてくれるのですが、つい眠り込んでしまい会えません。次に太った人がやってくると、その人は木に登り、満月になったのです。そこでアギサは出会った人がみんな月だったことに気づきました。
こどものとも478号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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しょうとのおにたいじ
1996年2月号

日本の昔話 稲田和子 再話 川端健生 画
小鳥のしょうと(ホオジロ)はお地蔵様の耳に巣を作り、卵を3つ生みました。ところが、しょうとが出かけている間に、鬼が次々やってきて、お地蔵様を言葉巧みにだまし、3つとも卵を食べてしまいました。しょうとが泣きの涙で暮らしていると、ドングリが話を聞いて鬼を退治にいこうと誘います。鬼の館に向かう道々、カニ、ハチ、ウシ、臼、縄と、仲間がしだいに増えていきます……。
こどものとも479号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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おばあさんのひっこし
1996年3月号

エドナ・ベッカー 作 神沢利子・山田ルイ 訳 白根美代子 絵
ネコとロバと牝ウシと暮らすおばあさんは、赤い家が古ぼけてきたので新しい家に引っ越すことにしました。最初に見つけた黄色い家は、近くに小川がないので、ロバが気に入りません。次の緑の家はクローバーが生えていないので、牝ウシが気に入りません。こうして、みんなが満足する家はなかなか見つかりませんが……。アメリカ・カンザス州生まれの童話作家のお話です。
こどものとも480号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
4月 14, 2006 1995年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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2006/04/07
おやすみ なおちゃん
1994年4月号

安江リエ さく 垂石眞子 絵
弟が生まれてから、お母さんはなおにかまってくれません。それならと、なおも赤ちゃんになって、いすを並べたベッドで寝てみたり、クマになって押し入れで寝てみたり、モグラになって机の下で寝てみたり……。お父さんとお風呂に入ったら、カバの子になってお湯にもぐります。お風呂から上がると、お母さんは弟をお腹にのせて遊んでいたので、なおもお父さんのお腹の上でラッコの子になりました。
こどものとも457号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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サラダとまほうのおみせ
1994年5月号

カズコ・G・ストーン さく
大きなヤナギの木の下にある“やなぎむら”には、バッタとカタツムリとクモ、それにアリの家族が住んでいました。ある日この村にイモムシのモナックさんが引っ越してきて、サラダのお店を開きました。おいしくて、村のみんなに大評判です。ところがある朝からそのお店は「お休み」になってしまいました……。虫たちの世界を色鉛筆で精緻に描いた「やなぎむらのおはなし」シリーズ第1作。
こどものとも458号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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てっちゃんのたんじょうび
1994年6月号

村上ひさ子 さく
明日はてっちゃんの誕生日。お母さんがぼたもちをいっぱい作ってくれます。てっちゃんは、友だちをみんな呼ぶため、かけだしていきました。子守しているみっこちゃんに声をかけ、きかんぼのかずちゃんもさそって、友だちを訪ねて村中をまわります。途中で、田植えの苗運びを手伝ったり、せんべい屋さんや蹄鉄屋さんもまわって……。ちょっと昔の北海道の子どもたちの生活をいきいきと描きます。
こどものとも459号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ちいさなにわの ちいさなむしたち
1994年7月号

岩本敏男 さく いとうひろし え
カタツムリのおじいさんが出かけていくと、ムカデのお母さんが、子どもの汚したたくさんの靴下を洗濯したあと、干すための紐が足りなくて困っていました。そこでムカデの子どもたちといっしょに、オニグモのおじさんのところにいくことになりました。ところがオニグモのおじさんはミミズの一家の引越しを手伝いにいっていたのです。シンプルな絵で描く、愉快な虫の物語です。
こどものとも460号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ぼくは へいたろう
1994年8月号

「稲生物怪録」より 小沢 正 文 宇野亜喜良 絵
へいたろうという名の子どものさむらいが、肝試しに、化け物が住むというひぐま山に登って帰ってきました。するとその夜から毎夜奇怪なことが起こります。噂を聞いて化け物退治にやってくる人たちも這々の体で逃げていきますが、へいたろうは何があっても平然としています。するとついに化け物の頭がやってきました……。イラストレーター宇野亜喜良が新境地を開いた、化け物話の絵本。
こどものとも461号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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おっきょちゃんと かっぱ
1994年9月号

長谷川摂子 文 降矢奈々 絵
おっきょちゃんが川で遊んでいると、カッパの子どもに水底のお祭に誘われました。おっきょちゃんは、キュウリをおみやげにもっていったので大歓迎され、お餅をもらって食べると、水の外のことを全部忘れてしまいました。カッパの家の子どもになって楽しく暮らしていましたが、ある時、人形が流れてくるのを見つけて、急に家を思いだし帰りたくなりました。はたして人間の世界に戻る方法は……。
こどものとも462号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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かものむすめ
1994年10月号

ウクライナ民話 松谷さやか 訳 オリガ・ヤクトーヴィチ 絵
おじいさんとおばあさんはキノコ狩りにいって、足の傷ついたカモを見つけ、家に連れて帰りました。それからというもの、ふたりが出かけて帰ってくると、家の中はきれいに片づけられ、温かい食事が用意してあるのです。ふたりが出かけたふりをして様子を見ていると、美しい娘が足を引きずって水くみにいくのでした。見られたことを知ったかものむすめは……。ウクライナの画家が描く「鶴女房」によく似た昔話。
こどものとも463号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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おじさんの え
1994年11月号

織茂恭子 作
おじさんがステッキを振ると、まっ白のキャンバスの中にオンドリの絵が現れました。次に振るとメンドリが出現。絵の中のメンドリは卵を産みました。ところが卵は絵の外に転げ落ち、ころころ転がるとどんどん大きくなって、みしみしっとひびが入り、ぱかっと割れました。そこから生まれた巨大なオンドリに乗って、子どもたちは絵の中に入って遊びます。色彩が乱舞する織茂恭子の絵本。
こどものとも464号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ゆうかんな アジク
1994年12月号

中国満族の民話 趙 朝勲 再話 関野喜久子 訳 徐 喚民・趙 朝勲 絵
昔、ガーシャンという村では、9つの頭を持つ怪鳥に襲われて、人々がさらわれていました。勇敢な若者アジクは、この鳥を退治に山に登りましたが、仲間はみな暗い洞窟に吸いこまれ、アジクひとりが残りました。アジクは、フジの蔓に変えられていた娘の知恵と力を借りて洞窟にたどりつき、怪鳥の首を切り落としますが、怪鳥の血を浴びて倒れてしまいます。中国の画家が描く満族の民話。
こどものとも465号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
4月 7, 2006 1994年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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ホッピーの あたらしいうち
1995年1月号

ジョン・シェリー さく
ウサギのホッピーが、新しい家を買ったので、みんなを招いてお披露目パーティーを開くことにしました。最初はネズミ、次にアナグマ、それからノウサギとリスが家族をつれて、そしてカエルは池の仲間をみんなつれて……。どんどんやってくるお客さんで超満員になった家は、最後にハエがくると、とうとう破裂してばらばらになってしまいます。イギリス人イラストレーターの愉快な絵本。
こどものとも466号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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ずいずいずっころばし
1995年2月号

せがわやすお 作
“ずい ずい ずっころばし ごまみそ ずい ちゃつぼに おわれて とっぴんしゃん”と、遊び唄にあわせて、カッパたちがごまみそをかけあったり、茶壺に追われたりの大騒ぎ。瀬川康男がシンプルにデザインされた線画で、おなじみのわらべうたの世界を描きます。
こどものとも467号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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おなべ おなべ にえたかな?
1995年3月号

こいでやすこ さく
キツネのきっこは、イタチのちいとにいと一緒に、おおばあちゃんのところにタンポポを摘んでもっていきました。おおばあちゃんはニンジンスープを煮ているまっ最中。おおばあちゃんに急用ができ、3人はスープの入ったお鍋の番をすることになりました。何回も味見をしていたら、いつのまにかお鍋はからっぽ。あわてて水と豆を入れ、仕上げにタンポポも入れると……。きっこさんのお話、第2弾。
こどものとも468号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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2006/03/31
まほうのえのぐ
1993年4月号

林 明子 さく
よしみはいつも、お兄ちゃんのように絵の具で絵を描きたいと思っていました。ある日、とうとうお兄ちゃんからから貸してもらった絵の具で、絵を描いていると、ヘビが絵の具をくわえて逃げていきます。追いかけて森の中に入ると、そこではネズミやリスやカラスにシャクトリムシまで、よしみの絵の具で絵を描いていました……。林明子の文・絵による、絵を描く楽しみに満ちた絵本です。
こどものとも445号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ふくのゆの けいちゃん
1993年5月号

秋山とも子 さく
けいちゃんのうちは、お風呂屋さん。5月5日の菖蒲湯の日、年に一度の風呂場の絵の描きかえもあります。ペンキ屋さんがやってきて、大きな壁の絵をぐんぐん描きあげていきます。お母さんは掃除や洗濯で大忙し。お父さんは火炊き場で薪を燃やします。夕方4時にのれんをかけると、お客さんがやってきてお風呂場に話し声が響きはじめます。お風呂屋さんの一日の生活をいきいきと描きます。
こどものとも446号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されています。
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どてのしたてやさん
1993年6月号

長谷川摂子 ぶん 吉田道子 え
女の子が川の土手で縫い物をしていましたが、針道具やいろいろな布を置いたまま遊びにいってしまいました。するとノネズミの親子がやってきて、ハサミと糸の仕立て屋さんに、大きなポケット付きのズボンを注文しました。仕立屋さんは歌いながらズボンを仕上げます。こうしてモグラの帽子、ヘビのざぶとん、カラスのマントなどを次々に作りあげ、夕方になって女の子が戻ってくると……。
こどものとも447号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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まんいんでんしゃ
1993年7月号

わたなべしげお さく かとうちゃこ え
夏休みの日曜日、駅のホームはおでかけの動物たちでいっぱい。電車がやってくると、イノシシもクマもペンギンも電車の中に突進しました。「ふまないで!」とカメの悲鳴。電車の中はぎゅうぎゅう詰め。「おさないで! ハリネズミさんがのっているんだよ!」最後にゾウとキリンがやってきて、ライオン駅長は1両増やしてくれました。バイタリティあふれる奔放な絵が、物語を盛りたてます。
こどものとも448号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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とべ コウタ
1993年8月号

吉岡一洋 作
コウタは毎日近所の仲間といっしょに海に遊びにいきますが、岩の上から飛びこむのは、こわくてできません。ある日、くやしがっていたコウタは、大将のクンタンに手をひっぱられ、岩からはじめて飛びこみました。耳が痛くなり、塩辛い水を飲みましたが、少しだけ自信がついたコウタは、浅瀬で水の中で目を開ける練習をして、次にはとうとうひとりで飛び込めました。
こどものとも449号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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くすのきと あおばずく
1993年9月号

甲斐信枝 さく
あるお寺の境内に立つ、枯れ枝だらけで幹にもうろができているクスノキの老木は、小鳥や蝶にもバカにされ、くやしい思いをしていました。ところがある日、2羽の鳥がその木で暮らしはじめ、うろの中で卵を三つ生んだのです。やがて生まれた雛の成長を見守るクスノキは幸せでした。けれども雛が大きく育った秋の終わり、そのアオバズクの親子は飛びたっていったのです。
こどものとも450号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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もりのさんぽうた
1993年10月号

松居スーザン 詩・曲 佐藤国男 絵
坂道くだって角をまがって、野原はしって小川とびこえ……「どっかいこうか」。原っぱの小道を歩いていたら飛び出したトンボ、バッタ、チョウ……「むしのうた」。葉裏や石の下にひそむのは……「びっくりうた」。「あきかぜ」「もりのぎょうれつ」「くものうた」。野原や森を散歩しながら口ずさむのにぴったりの歌が楽譜付きで6編。木版画の絵本です。
こどものとも451号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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かやねずみのちゅるり
1993年11月号

白石久美子 さく
ヒバリのぱぴが草原に舞いおりると、小さなカヤネズミのちゅるりが、赤ちゃんを産むために、カヤの葉っぱで巣をつくっていました。やがてその中で生まれた5ひきの赤ちゃんは元気に育っていきました。ところがある時、大嵐がやってきて巣は壊れ、まわりの草もすっかりなぎたおされてしまいました。ちゅるりは引っ越しをするのに良い場所をぱぴに聞いて、新しい家をつくりにいきますが……。
こどものとも452号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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なんじゃもんじゃはかせの おべんとう
1993号12月号

長 新太 さく
なんじゃもんじゃ博士と友だちのゾウアザラシが、お弁当を食べようとしたら、へんな木々が「お弁当をちょうだい」とやってきました。博士たちは大急ぎで逃げましたが、がけから川へ落ちてしまいます。こんどは川の底で巨大なエビに追いつめられた博士が、お弁当のエビフライをぐいっと見せると……。「母の友」の連載でおなじみの「なんじゃもんじゃ博士」の「こどものとも」版です。
こどものとも453号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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まじょの かんづめ
1994年1月号

佐々木マキ 作
女の子と犬が森へ遊びにいくと、見なれない一軒家がたっていたので、中に入ってみました。すると台所にあった缶詰から「たすけて」という声が聞こえてきます。缶切りでギッシギッシと開けてみると、最初はゾウが、次はクマが……と、次々と動物が出てきました。その時、魔女が帰ってきて、ふたりはかんづめにされてしまいますが……。魔女の家の蛍光色がふしぎな雰囲気を醸しだす絵本です。
こどものとも454号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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いつも いっしょ どうぶつとくらす アジアのこどもたち
1994年2月号

車光照ほか 写真 松岡享子 文
じゃれついてくるイヌに思わず目をつぶる子ども。子ブタに餌をやる子ども。湿地を渡りヤギを草場につれていく子ども。子ヒツジを抱く子ども。イヌと一緒に昼寝する子ども。頭のシラミをサルに取ってもらう子ども。ニワトリ、ネコ、ゾウ、スイギュウなど、動物たちと暮らすアジア各国の子どもたちの生活をいきいきと写した写真を、子どものつぶやきのような文とともに構成した絵本です。
こどものとも455号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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カンジカおばあさんのおきゃくになったうさぎたち
1994年3月号

エヴェンキ民話 アンナ ガルフ 再話 内田莉莎子 訳 小野かおる 絵
森のはずれに住んでいた3匹の元気なわんぱく子ウサギは、ある時、おそろしいクズリ(イタチの仲間)をからかって、カンジカおばあさん家に逃げこみ、そこで一緒に暮らすことになりました。おばあさんは狩りにいき、おいしいご馳走を作ります。子うさぎたちも狩りにいきたくて仕方ありませんでした。ある日、子ウサギたちはこっそり槍をもちだすと……。東シベリア少数民族の民話です。
こどものとも456号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)
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2006/03/24
そっといいことおしえてあげる
1992年4月号

おの りえん さく 垂石眞子 え
あなたが生まれたその時に、大きな地球のどこかで一緒に生まれたあなたの友だち。それはアフリカのサバンナのキリンかもしれません。それは川を泳いでいるカバかもしれません。道端のタンポポかも、葉っぱの裏の小さな虫かもしれません……。地球のどこかで、あなたの友だちが、あなたに会いたいと待っています。想像の広がりの中で、たくさんの生命への共感をよびおこします。
こどものとも433号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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かなとおばあちゃん
1992年5月号

安江リエ さく 山内ふじ江 え
団地の1階に住んでいる女の子かなが、ある春の朝窓を開けると、ベランダのすぐ前に、麦わら帽子をかぶって草取りをする近所のおばあちゃんがいました。最初はこわいと思っていましたが、毎日そっと見守るうちにその優しさに気づきます。かなは、おばあちゃんが取らずに残しておいてくれたクローバーで首飾りを編むと……。柔らかい色調の絵で、生活の中の心のふれあいを描きます。
こどものとも434号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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まほうつかいのでし
1992年6月号

ゲーテのバラードによる 上田真而子 文 斎藤隆夫 絵
魔法使いの弟子は先生の留守に、自分も魔法を試してみたくなり、ほうきに呪文をかけました。首尾よくほうきに手足が生えて、川から水瓶で水を運ばせることができましたが、止める魔法を知らなかったのです。仕方なくほうきを斧でたたき切ると、ほうきは2つになってもっとたくさん水を運び、あたりは洪水になってしまいます……。ゲーテの物語詩を軽妙な訳と斬新な絵で蘇らせました。
こどものとも435号
19×26cm 28ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1995年「日本傑作絵本シリーズ」の1冊としてハードカバーで刊行され、現在も販売されています。
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ぼくのいいこと
1992年7月号

きたむらえり さく
ある日、ヤマアラシのポーキーが、ポプラの木の枝で寝ころんでいると、「そこで待っていれば今日はいいことがあるよ」とお母さんがいいました。そこでポーキーは、友だちの子グマたちの川遊びの誘いも断り、コヨーテがやってきても針をふくらまして追い払い、「いいこと」を待ち続けます。やがて雷雨になりますが、雨があがって道をやってきたのは、おみやげをもったおばあちゃんでした。
こどものとも436号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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おばけのトッケビ
1992年8月号

韓国・朝鮮の昔話 金森襄作 再話 チョン・スクヒャン 画
仕事を探しに家を出た若者が、ある夜疲れてお墓のそばで寝ていると、暗闇の中をおばけのトッケビがやってきました。トッケビは、若者を死んだじいさんと思いこみ、生き返らせてやろうといって、村の大きな家から娘の命をとってきて、若者の袋にいれました。夜が明けると、若者は娘の死を嘆いている家にいき、娘を生き返らせてあげようといって……。『おどりトラ』に続く韓国・朝鮮の昔話の絵本。
こどものとも437号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ねぼすけスーザとやぎのダリア
1992年9月号

広野多珂子 作
ねぼすけの女の子スーザは、隣のアンヘルさんのヤギを草の生えている丘につれていきました。ところが、その中の1ぴき、お腹の大きなヤギのダリアは、丘の手前で立ち止まったまま動きません。スーザは帽子をかぶせたりエプロンをかけたり世話をしてやりましたが、水をくみにいって帰ってみると、ダリアはいなくなっていました……。「ねぼすけスーザ」の第2作です。
こどものとも438号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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けんけん
1992年10月号

山村輝夫 さく
ぼくと妹のくるみは、山のお堂で遊んでから帰る途中、苦しそうに倒れているおじいさんに出会い、介抱してあげました。おじいさんはやがて元気になり、お礼にはいていた下駄の片方をくれました。その下駄をはいてけんけんをすると高く高くとべるので、ぼくたちは夢中で遊びましたが、いつのまにか鼻が高くなっているのです……。北海道の自然の中の生活を描く山村輝夫の絵本です。
こどものとも439号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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あしたてんきになあれ
1992年11月号

荒川 薫 さく 長 新太 え
ともこは遠足の前の日、友だちから教わった「あしたてんきになあれ」と靴を飛ばす天気予報を、やってみました。最初の2回は靴は上向きだから、明日は晴。でも3回目は横向きになったから、明日は雪。心配になって空を見あげると、雲は袋をかついだおじいさんに見えたり、サーカスの動物たちに見えたり、次々形を変えていきます。やがて夕焼けで空は赤い花びらもようになって……。
こどものとも440号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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ながれぼしのよる
1992年12月号

たむらしげる さく
ある晩、ロボットのランスロットは、流れ星を見に、すりばちじまにいくことにしました。途中で会ったリンゴの木といっしょに、鯨の背に乗せてもらって海を渡り、すりばちじまに着くと、8時ちょうどに流れ星が降りそそいできました。ふたりは落ちてきた星に乗って、空を飛んで遊びます。『ロボットのくにSOS』に続くたむらしげるの「こどものとも」第2作目です。
こどものとも441号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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イルミねこが まよなかに
1993年1月号

織茂恭子 絵 阪田寛夫 詩
イルミねこが真夜中に見る夢は、おいしいけれどこわーい夢。ゆうぐれぎつねは夜と昼の間の道で、夢か、ほんとか、ここはどこ? あんぶくがえる、こわがりこけこ、こうらかーめん、ふくろう先生、らいおねる王様の見た夢はどんな夢? 織茂恭子が色彩豊かな貼り絵により描いた動物たちの夢の世界に、阪田寛夫が詩を付けてふしぎな世界を作りあげました。
こどものとも442号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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ちいさなりょうし タギカーク
1993年2月号

アジア・エスキモーの昔話 V.グロツェル・G.スネギリョフ 再話 松谷さやか 文 高頭祥八 画
お母さんとふたりで暮らす男の子タギカークは、舟も銛もないので、昆布を採って暮らしていました。ある日、海に落ちたタギカークは、海の底で死んだお父さんに出会い、銛をもらいます。タギカークは、その銛をもって漁師たちの舟に乗せてもらおうとしますが、みんなばかにして乗せてくれません。ただ一人乗せてくれた老人とともにタギカークは、大きなクジラを仕留めました。
こどものとも443号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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いいことって どんなこと
1993年3月号

神沢利子 さく 片山 健 え
ある晴れた日、屋根の雪がとけて、しずくが嬉しそうに歌っていました。「どうしてそんなに嬉しいの?」とたずねると「いいことがあるからよ」と答えます。小鳥たちも、川の流れも、風も、いいことがあるって嬉しそう。わたしはいいことってなんだろうと、雪の中を探していきました。すると雪の下に、小さな金色のフクジュソウの花が咲いているのを見つけたのです。
こどものとも444号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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2006/03/17
やまのぼり −ばばばあちゃんのおはなし−
1991年4月号

さとうわきこ さく・え
春、天気もいいし山登りにいこうと、ばばばあちゃんは考えました。お弁当と水筒とお菓子をもって、リュックを背負っていこうとしたら、森の動物たちが、おもちゃやボールやラッパ、お鍋にお皿、バケツ、毛布、テント……と、大荷物をもって集まってきました。こんなにたくさん山までもっていけません。考えたあげく、ばばばあちゃんは、家の屋根を山にしてしまおうと……。
こどものとも421号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1994年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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たあんき ぽおんき たんころりん −たんたん たのしい うたづくし−
1991年5月号

長谷川摂子 文 降矢なな 絵
「たぬきがね どんぐりころころ おいかけた たあんき ぽおんき たんころりん」「りんご りんご りんご りんご りん りん りん りんごのなかで すずがなっている」リズミカルなことば遊びに満ちた13編の歌に、イメージがぐんぐん広がる絵をつけた、『めっきらもっきら どおんどん』『きょだいな きょだいな』の作者コンビによる絵本。
こどものとも422号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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クロてがみかこう
1991年6月号

木葉井悦子 さく
アフリカで生まれて、私たち家族と一緒に日本に引っ越してきた、大きいシェパードのクロ。アフリカにいるムフおじさんに手紙を書こう。春、花壇に花を植えたこと。6月、クロがちょうちょを追いかけまわしてドクダミをふみあらしたこと。夏、川に釣りにいったとき、クロが泳ぎまわっていたこと。夜、夢を見ているように鳴くクロ。雪を食べ過ぎたクロ……。犬と少女の交流を描きます。
こどものとも423号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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いすうまくん
1991年7月号

かどのえいこ 作 こうもとさちこ 絵
夏休み、おじいちゃんの家にいったタッくんは、物置でお父さんの使っていた古い椅子を見つけました。タッくんがその椅子に馬のりに座ると、椅子はビューンと空へ飛びあがっていきます。空ではいろんな椅子が子どもたちを乗せて飛びまわっていました。タッくんもひとしきり飛びまわったあと、オニヤンマを追いかけて林の中におりると……。お父さんと子どもを結ぶ秘密の魔法のお話です。
こどものとも424号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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カガカガ −ふしぎなことがいっぱいの とおいむかしのものがたり−
1991年8月号

日野十成 文 斎藤隆夫 絵
石と鳥の間に生まれたカガカガは神の使いで旅に出ましたが、肝心の用事を忘れていました。ハゲワシをだましたり、クマをだましたりしながら、カガカガは旅していきますが、ミンクにはしてやられ、長い尻の穴と長いへそを失ってしまいます。けれどもその時、カガカガは神の用事を思い出したのです。北米先住民の創世神話を、画家斎藤隆夫が斬新なスタイルで描きます。
こどものとも425号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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しでんと たまご
1991年9月号

川崎 洋 さく 佐藤国男 え
じろうが朝早く野原を散歩していると、森の方から市電が走ってきました。広々したところを走りたかったので、月の光の力で走ってきたというのです。じろうは市電に乗せてもらい、座席で小さな卵をひとつ見つけました。じろうは卵を巣に返そうと、鳥の巣を探しますが見つかりません。そのうち夕方になり、突然雷が落ちて市電は燃えてしまいます。幻想的なお話を美しい木版画で描きます。
こどものとも426号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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やまのてっぺん そらのまんなか
1991年10月号

織茂恭子 さく
山の麓に住むひろしのお父さんは、日曜になるとよく山に登りにいきます。ある日ひろしはお父さんを追いかけて、山に入っていきました。慣れない山道で心細い思いをしているひろしに、森の木や沢の石が、やさしく声をかけてくれます。途中で道に迷ってしまいましたが、サルに導かれ、ついに山のてっぺんまでたどりつきました。むこうからはお父さんが……。山登りの魅力を存分に伝えます。
こどものとも427号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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うりひめとあまんじゃく
1991年11月号

稲田和子 再話 小西英子 画
川を流れてきた瓜をおばあさんが切ってみると、中には小さな女の子がいました。瓜姫と名づけて大切に育てると、やがて近所でも評判の美しい娘になり、お殿様が嫁にほしいといってきました。ところがある日、おじいさんとおばあさんの留守にあまんじゃくがやってきて、瓜姫をさらって木にくくりつけ、自分が瓜姫になりすまします……。おなじみの昔話を原話に忠実な再話で絵本にしました。
こどものとも428号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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おとうさんをまって
1991年12月号

片山令子 さく スズキコージ え
汽車に乗って遠くへ仕事にいくお父さんを駅で見送ったあと、ぼくと犬のワンダは、おもちゃ屋のウィンドーの中に、お父さんの乗ったのとそっくりな汽車がミニチュアの山の間を走っているのを見つけました。ぼくたちは毎日、その汽車を見にいき、お父さんの帰りを待ちます。ウィンドーの飾り付けはだんだん変わり、やがて雪景色になったころ、お父さんか帰ってくることになりました……。
こどものとも429号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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ふくねずみ すごろくばなし
1992年1月号

わたり むつこ さく ましま せつこ え
お正月、ゆうたはあさこ姉さんと初詣にいき、おみくじをひいたら「ぼうけん大吉」が出ました。そこに書いてあった地図に導かれ、ふたりはネズミの町に招かれます。でもその町では、小鬼がいたずらのかぎりをつくして、お正月を台無しにしているのでした。ゆうたとあさこは、さいころをふって、子鬼を追いかけます。画面にもすごろく遊びの楽しさをいかして構成された絵本です。
こどものとも 430号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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しろいむすめマニ −アマゾンのいものはじまり−
1992年2月号

稲村哲也 再話 アントニオ・ポテイロ 絵
、アマゾンのジャングルの村に肌がまっ白な女の子が生まれ、マニと名づけられました。マニはみるみる大きくなりましたが、1年で死んでしまいました。その後マニは母親の夢枕に立ち、葬る場所を次々変えさせました。やがて日照りで食べ物がなくなったとき、マニを葬った場所から木が育ち、村人の前に姿を現したマニは、根っこでパンをつくることを教えてくれました。アマゾンのいもマニオカの起源説話をブラジル人画家が描きます。
こどものとも431号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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もりのひなまつり
1992年3月号

こいで やすこ さく
ある家の蔵に住むねずみばあさんのところに、森の「のねずみこどもかい」から手紙が届き、お雛さまを森の雛祭りにつれてきてくださいと頼まれました。お雛さまたちもよろこんで一緒に森へいき、動物たちの前で、五人囃子のお囃子と三人官女の歌に合わせ、お内裏様が踊りました。ところが楽しい祭りの後、雪が降りだしました。よごれてしまったお雛様をねずみばあさんは……。
こどものとも432号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は2000年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
こいでやすこさんのインタビューはこちらからご覧ください。
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2006/03/10
ちいさいときは なんだった?
1990年4月号

小風さち ぶん 織茂恭子 え
ひなこは窓の外をながめて、お母さんにいいました。ひなこ小さいとき、ヒヨコだったのよ。お母さんはそのとき、にわとりだったの。ネコがやってきたら、お母さんが背中におんぶして逃げたの。でもほんとはケムシだったのよ。葉っぱからぶら下がって背比べ。でもほんとのほんとは、イチゴのあかちゃんだった……。ひなこの想像はどんどんふくらみます。
こどものとも409号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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ぼくのふね
1990年5月号

きたむらえり さく
ビーバーの“のく”は川の流れをせきとめて作ったダムで、家族と一緒に暮らしています。ある日お父さんが、堅い木をかじる練習のために、太い木の幹をくれました。のくはいろいろ考えたあげく、アライグマの友だち“むん”といっしょに川の上で遊べるように、舟を作ることにします。のくは弟や妹の面倒も見ずに、夢中になって木をかじりました。気がつくと弟たちの姿が見えません……。
こどものとも410号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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たけし
1990年6月号

中西恵子 さく
雨の日、お兄ちゃんは本を読んでいて、たけしと遊んでくれません。本を読んでといっても、レーシングカーで遊ぼうといっても、だめ。部屋の半分よりこっちにくるなというのです。とうとう布団もおもちゃも、それぞれの持ち物を全部分けて、半分に仕切った部屋の自分の方にもっていきました。夜も別々に寝ますが、やがて枕投げが始まって……。だれもが経験する兄弟げんかのお話です。
こどものとも411号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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かぶともり
1990年7月号

菊池日出夫 さく
きよしたちはみんなで虫をとりに、トンネルをぬけてかぶと森へいきました。そこには、いじめっこのかんちゃんたちが先にきていて、クワガタのとりあいでけんかになったりしますが、森の奥にはいっていくと、ついにカブトムシやクワガタをたくさんいる木を見つけました。カブトもクワガタもたくさんとって、夕方暗くなってから、いっしょに帰ってきます。“のらっこ”の絵本第5弾です。
こどものとも412号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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マリアとコンドル
1990号8月号

ペルーの民話 稲村哲也 再話 ハイメ・ロサン 絵
マリアが草原でリャマの番をしていると、黒い服と白いマフラーの若者が現れて、いっしょに遊ぼうといいます。若者の背中につかまって目を閉じると、マリアはいつのまにか高い崖の上に運ばれていて、若者はコンドルになっていました。コンドルはマリアにお嫁さんになれといいます。悲しみにくれたマリアを、カエルが知恵を働かせ助けます。アンデスの民話をペルー人の画家が描きます。
こどものとも413号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ちょろりんととっけー
1990年9月号

降矢なな さく
トカゲのちょろりんは夏休み、初めてひとりでおじさんの家にいくことになりました。地図とお弁当をもって森に入っていきますが、いつのまにか弟のとっけーがついてきていました。ふたりは足が痛くなってもがまんして、夕方に川のところまでたどりつきましたが、そこで地図を落としてしまい、おおあわて。ちょろりんはとっけーとはぐれてしまい、おまけにイタチに襲われます……。
こどものとも414号
19×26cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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でんしゃがまいります
1990年10月号

秋山とも子 さく
朝6時、駅のホームの売店には新聞やパンなどが運び込まれています。7時過ぎには通勤・通学客でホームはいっぱいになり、女の人が靴を落として駅員さんに拾ってもらいました。終点の列車が到着すると、そうじの人たちが乗りこみ、ゴミや落とし物を片づけます……。東京の新宿駅をモデルに、プラットホームの1日のようすを、訪れる人、働く人とともに詳細に描きます。
こどものとも415号
19×26cm 28ページ 当時の定価300円(本体291円)
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ことろのばんば
1990年11月号

長谷川摂子 ぶん 川上越子 え
山に栗ひろいにいった兄妹は、夕暮れになってはぐれてしまいました。妹が兄さんを見つけたとき、白髪のばあさまが現れ、「コートロ、コトロ」とつぶやくと兄さんは小さくなって、ばあさまのもった壺に吸いこまれてしまいました。家に逃げ帰った妹は、兄さんを取りもどそうとおじいさんと相談します。おじいさんは山の神様に捧げる酒をもたせて、妹を送りだしました……。
こどものとも416号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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まがれば まがりみち
1990年12月号

井上洋介 さく
ひぐれの町の曲がり道には、大きなガマや大きなヤモリが出たりする。ひぐれの町の曲がり道には、迷い電車や煙突男が出たりする。大きな毛虫、大きなモグラ、水まき小僧、一番星……。ブランコをこぐのは誰? たそがれ時の怖くてドキドキする曲がり道が、次々登場。『ふりむけばねこ』につづき,井上洋介の世界が展開します。
こどものとも417号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ロボットのくにSOS
1991年1月号

たむらしげる さく
ルネ君は、こわれたおもちゃのロボットを直してもらいに、フ−プ博士の家にいきました。すると、フープ博士を訪ねて本物のゼンマイロボットがやってきて、発電機の壊れたロボットの国を救ってほしいというのです。ゼンマイロボットに導かれ、ふたりは、地下600メートルにあるロボットの国にむかいます。イラストレーター、漫画家としても活躍するたむらしげるの「こどものとも」初登場。
こどものとも418号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1996年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ねぼすけスーザのおかいもの
1991年2月号

広野多珂子 作
いつもはねぼすけのスーザが、早起きして町に買物に出かけました。働いたお金で、マリアおばさんにすてきなものを買おうと思ったのです。町では、おいしそうなオレンジや、かわいいお人形や、きれいな首飾りが売られていますが、スーザが見つけたすてきなものは、赤い椅子でした。でもスーザのお金では、椅子は買えません。がっかりしたスーザは、こわれてすててある椅子を見つけました……。
こどものとも419号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
広野多珂子さんのインタビューはこちらからご覧ください。
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つみくさにいったら
1991年3月号

松竹いね子 さく 山崎 匠 え
おばあさんが土手の上でよもぎを摘んでいると、毛皮をきた男の人が「あけましておめでとうございます」といって通り過ぎていきました。家に帰りよもぎもちをいっぱい作りおえると、こんどは毛皮をきたおじいさんが迎えがきて、大きな家に案内されました。やがてご馳走やお酒も出て、酔いもまわり、みんな踊りだします。ふとまわりを見ると、それは春をむかえたクマたちの新年会でした。
こどものとも420号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)
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2006/03/03
とべ! ちいさいプロペラき
1989年4月号

小風さち 作 山本忠敬 絵
新しい小さいプロペラ機は、初めて空へ飛びたつ日を待っていました。ある日格納庫に、外国から帰ったばかりの大きなジェット機が、ひと休みするために入ってきました。小さいプロペラ機は自分があんまり小さいので不安で心細く思っていましたが、大きなジェット機に励まされ、初めて大空に飛びたつ日を迎えます。ひとりだちする日の武者ぶるいするような気持を、感動的に描いています。
こどものとも397号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は2000年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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たつくんとかめ
1989年5月号

松野正子 さく 西巻茅子 え
たつくんはおばあちゃんの家へジャムを届けにいく途中、模様のある大きな石を見つけました。ネコのしろも子イヌのむくも何だかわかりませんでしたが、アヒルのガアコが「カメさん」と呼びかけると、小さな頭が、足が、しっぽが出てきました。カメさんは池をさがしにいく途中だったのです。みんなはカメさんをゆっくりゆっくり池へと案内しました。たつくんの絵本第3弾。
こどものとも398号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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からすじぞう
1989年6月号

たじまゆきひこ 作
お地蔵さまにお祈りして立派な赤ちゃんに恵まれたよさくは、ある日、町からきた子どものためにカラスの子を巣からとってやりましたが、カラスの親が仕返しにやってきました。カラスはよさくの赤ちゃんを巣に連れ去ると、仲間を集めて村人たちにも襲いかかります。途方にくれたよさくは、カラスにあやまってくださいと、泣きながらお地蔵さまに祈りました。染織による美しい絵本。
こどものとも399号
26×19cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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おとうさんといっしょに ─おばあちゃんのうちへ─
1989年7月号

白石清春 さく いまきみち・西村繁男 え
あきくんは夏休み、体の不自由なお父さんとふたりで、おばあちゃんの家にいくことになりました。駅の階段の上り下りや電車の乗り降りは、まわりの人や駅員さんが手助けしてくれました。新幹線には車椅子で入れる広いトイレがありました。駅を降りるとあきくんは、お父さんの車椅子の膝に乗って、おばあちゃんの家に向かいます。こどものとも380号に続く、あきくんとお父さんの絵本です。
こどものとも400号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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おっとせいおんど
1989年8月号

神沢利子 文 あべ弘士 絵
♪なつがきたきた きたのしま♪ 夏、北の島で生まれたオットセイの赤ちゃんは、母さんのおっぱいをいっぱい飲んで育ち、仲間と遊び、泳ぎを覚えて、秋には海へ旅立ちます。イルカとジャンプし、シャチから逃げ、冬には大きく育っています。オットセイの生態を、おおらかで愉快な、しかも正確な絵であべ弘士が描き、神沢利子がテンポのいい音頭の調子で語ります。
こどものとも401号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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のえんどうと 100にんのこどもたち
1989年9月号

甲斐信枝 さく
ある丘に生えていた1本のノエンドウは、春、花を咲かせ小さな豆粒の子ども100人を生みました。子どもたちはお日さまの光を受けて、さやの中ですくすく育ち、春の終わりには固い茶色の服に着替えました。そして夏の暑い日、さやがはじけ、子どもたちは新しい世界にとびだします。ノエンドウとも呼ばれるカラスノエンドウの一生を、草花の絵本の第一人者甲斐信枝が物語にしました。
こどものとも402号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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おにとアンカンぼうず
1989年10月号

沖縄民話 儀間比呂志 ぶん・え
ある山寺にいたずら者のアンシとりこう者のカンシという二人の小僧がいて、二人あわせてアンカン坊主と呼ばれていました。ある日、アンシのいたずらが過ぎて、二人とも箱に入れられ海に流されてしまいます。流れ着いたのは鬼の住む島でした。食べられまいとして仏様のふりをした二人は、岩屋の祭壇に安置されますが、アンシがお供えものをたべてしまったもので……。
こどものとも403号
26×19cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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きしゃにのったビニ
1989年11月号

野間亜太子 作 石踊紘一 画
インドのプーリーという町に住む少年ビニは、お寺にお参りにいき、「汽車にのれますように」と祈りました。一年たって、カルカッタのおじさんから結婚式にきてくださいという手紙が届きました。願いがかない汽車に乗りますが、ある駅で停車中に水を汲もうと降りている間に、汽車が発車してしまいました。ビニはその駅で一晩を過ごします。インドを熟知する作者と画家による絵本。
こどものとも404号
26×19cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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もうすぐおしょうがつ
1989年12月号

西村繁男 さく
イヌの兄妹ひろくんとゆうちゃんは、冬休みにおじいさんとおばあさんの家にいきました。翌日からは家族みんなでお正月の用意。大掃除で古い障子紙を破って新しく貼りかえます。交代で餅をついて、鏡餅やあんこ餅を作ります。大晦日には市場へ買い物に出かけ、年越しそばを食べ、除夜の鐘がきこえてきたら初詣……。正月を迎える行事を、すべて登場人物を動物にして描いています。
こどものとも405号
26×19cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
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コケーナと であったチャンゴ
1990年1月号

アンデスの民話 やなぎやけいこ 再話 野口忠行 絵
ヤギ飼いの男の子チャンゴは、柔らかい草を求めヤギをつれてけわしい岩山を越え草原にやってきましたが、急に激しい雷雨に遭いました。ヤギをつれて岩かげに隠れますが、ヤギが1ぴきたりません。岩の上に黒い影を見つけ、嵐の中を走り寄るとそれはリャマの子でした。チャンゴがやさしく抱きあげようとすると、そのリャマは突然、動物の守り神コケーナに変わって……。
こどものとも406号
26×19cm 28ページ 当時の定価260円(本体252円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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そりあそび
1990年2月号

さとうわきこ さく・え
雪が降る寒い日、ばばばあちゃんがストーブにあたって編み物をしていると、動物たちが寒い寒いといって、部屋に入ってきました。ばばばあちゃんはみんなであったまろうと、ベッドの上でトランポリンを始めますが、ベッドの脚が折れてしまいます。そこでこんどはベッドの脚を切ってスキーをつけ、そり遊び。ばばばあちゃんは真冬も元気に遊んで、その後はとっておきの場所でお昼寝……。
こどものとも407号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
この絵本は1994年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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もりのてがみ
1990年3月号

片山令子 作 片山 健 絵
寒い寒い冬、ひろこさんは森の友だちに手紙を書きました。緑色の目をしたリスに、「またいっしょにクルミを拾いましょう」と。しっぽを踏んでしまったトカゲに、「心配しています」と。小鳥たちに、「私にとまって歌ってくれない?」と。手紙は大きなモミの木の枝にさげました。それからモミの木にも手紙を書きました。暖かくなってきたある日、皆からの返事が届きます。
こどものとも408号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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2006/02/24
たいへんなひるね
1988年4月号

さとうわきこ さく・え
4月だというのに雪が降っています。外に出てハンモックで昼寝をしようと思っていたばばばあちゃんは、雪雲を追い払う計画をたて、森の動物たちを呼び出しました。みんなに袋を配り、中に「もう春だよー」という大声を詰め込んでもらうと、大声でいっぱいの袋を花火にして、雷さんに空に打ち上げてもらいました。空に大声が広がると、あたたかい風が吹いてきて……。
こどものとも385号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1990年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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きょだいな きょだいな
1988年5月号

長谷川摂子 作 降矢なな 絵
あったとさ、あったとさ。広い野っぱら、どまんなか、巨大なピアノがあったとさ。子どもが100人やってきて、ピアノの上で鬼ごっこ……。広い野原のまん中に、巨大な電話、巨大なトイレットペーパー、巨大な泡立て器など、巨大なものが出現し、子どもたちがそこで自由に遊びます。電話は地獄につながったり、泡立て器は空に雲を湧きおこしたり、奇想天外な出来事をまきおこします。
こどものとも386号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1994年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
2月 24, 2006 1988年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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よくばりワシカ
1988年6月号

ラトビア民話 内田莉莎子 再話 平出 衛 画
食べものをさがして森にやってきたネコのワシカは、木の上の鳥の巣に卵が2つあるのを見つけました。早速食べようとしますが、少し待てば卵がもっと多くなるのではないかと考え直し、2,3日してまたやってきました。卵は5個になっていましたが、こんどは雛が生まれてから食べようと思い、また2週間待ちました。それでも、もっと大きくなってから食べようと待っていると……。
こどものとも387号
26×19cm 28ページ 当時の定価250円
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かみのけ ちょっきん
1988年7月号

松竹いね子 作 織茂恭子 絵
お天気のいい日、お母さんが庭で髪の毛を切ってくれることになりました。でも散髪のきらいなみきちゃんは、押し入れに隠れてしまいます。お父さんもお兄ちゃんも終わって、次はみきちゃんというとき、もしゃもしゃ頭のてるてるぼうずさんが「髪の毛を切ってくださーい」とやってきました。てるてるぼうずさんがきれいにおかっぱにしてもらったのを見て、みきちゃんは……。
こどものとも388号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は2005年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されました。
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あくまのおよめさん
1988年8月号

ネパールの民話 稲村哲也・結城史隆 再話 イシュワリ・カルマチャリャ 画
ラージャンは拾った銀貨で1ぴきの小さなサルを買いました。両親は「サルなんか何の役にも立たない」としかりましたが、ラージャンはサルを大切に育てました。大きくなったサルは、ある日、村人に怖れられている悪魔に捕まってしまいますが、「お嫁さんをみつけてあげるから」と命乞いをして、木で作った人形のお嫁さんを連れていきます。サルが知恵を働かせ、悪魔を改心させる昔話をネパールの画家が描きます。
こどものとも389号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ひとりで るすばん できるかな?
1988年9月号

ごうだまきと さく 山崎 匠 え
夕立が降ってきて、お母さんは駅にお父さんをお迎えにいくので、まーちゃんは一人で留守番することになりました。一人でいるのが怖くて、べそをかいていたまーちゃんは、雨にぬれた窓ガラスを見て、いいことを思いつきました。折り紙で作った魚を窓ガラスに貼るのです。するとネコがやってきました。カタツムリを貼るとカエルがきました。そのうち雨があがったのでお日さまを貼ると……。
こどものとも390号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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タトラのねむれる騎士
1988年10月号

ポーランドの伝説 アグニシカ・ウメダ 再話 越智典子 文 トメク・ボガツキ 絵
ザコパネ村のヒツジ飼いの少年ヤネックは、ある日、群れから離れた2頭のヒツジを追って、山奥へとはいっていきました。崖の上で一晩過ごして目覚めると、そばには2頭のヒツジがいたので、ヤネックは思わず「ヤッホー」と叫びました。すると大きな洞穴が口を開け、長い眠りについていた翼のある騎士が現れたのです……。山の姿にまつわる幻想的な伝説を、ポーランドの画家が描きます。
こどものとも391号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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みほといのはなぼうず
1988年11月号

筒井頼子 さく 山内ふじ江 え
みほはおばあちゃんとキノコを探しに山にいきました。みほは白いきれいなキノコを見つけて取ろうとしましたが、一緒にいったネコのおじろは毒キノコを知っているので、みほの手を引っかきました。怖くなって森の中を走っているうちに、みほは迷子になってしまいました。すると不思議な男の子があらわれて、歌いながら踊りはじめました。男の子が去ったあとにはたくさんのキノコが……。
こどものとも392号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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よいちとトンビ
1988年12月号

田島征三 さく
魚屋のよいちは、いつもトンビに魚を盗られるので、自分も空を飛んで取り返したいと思い、カンテケサマという神様にお願いをしました。お堂の中で酒盛りをしていた与太者たちはそれを聞いて、カンテケサマのふりをしてよいちに酒と魚を持ってこさせました。よいちはいうとおりにして土手や岩の上から飛び下りますが、飛べるはずもありません。ついにお堂を開いてみると、そこには……。
こどものとも393号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ゆきあそび
1989年1月号

菊池日出夫 さく
まさしがたみちゃんたちの雪だるま作りを手伝っていると、いじめっこのかんちゃんに雪玉をぶつけられました。そこにひでや、きよし、イヌのラッキーもやってきて、みんなで雪合戦をすることになりました。雪合戦のあとはそりすべり。そりがいきおいあまって木にぶつかってこわれ、みんなはしょげて帰ってきましたが、たみちゃんのお母さんがお汁粉を作って待っていてくれました。
こどものとも394号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ぼく びょうきじゃないよ
1989年2月号

角野栄子 さく 垂石眞子 え
明日は釣りに連れていってもらう日なのに、ケンは熱が出て、布団に寝かされてしまいました。するとドアをとんとんとたたいて、白いお医者さんの服を着た大きなクマが入ってきました。病気じゃないといいはったケンも、クマ先生のいうことを聞いて、クマ式うがいをして、クマ先生におでこをなめてもらい、布団の中に息を吹き込んでもらうと、翌朝には熱も下がっていました。
こどものとも395号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1994年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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はまうり
1989年3月号

石垣幸代・秋野和子 文 秋野亥左牟 絵
マヤの住む南の島では、旧暦の3月3日に“はまうり”というお祭りをします。はまうりの日の朝、潮の満ちた海で身を清め、日が昇り潮が引いた浜で潮干狩りをします。貝をたくさん採ったマヤは、潮だまりで大きな青い魚を見つけました。青い魚はマヤを海の中のふしぎな世界へ連れていってくれました。沖縄の民俗行事を美しい海の世界とともに描きます。
こどものとも396号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/02/17
ぐりとぐらとくるりくら
1987年4月号

なかがわりえこ と やまわきゆりこ
お天気のいい春の朝、サラダとサンドイッチをどっさり作って、原っぱに出かけた野ネズミのぐりとぐらは、手長ウサギのくるりくらと友だちになりました。一緒に朝ご飯を食べたら、くるりくらの肩に乗って一緒に木に登ります。くるりくらが空の雲を集めてボートを作ったので、みんなで乗って空を一回りすると、丘の上のくるりくらの家にやってきました……。ぐりとぐらの絵本5作目です。
こどものとも373号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1992年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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たつくんのおみせばん
1987年5月号

松野正子 さく 西巻茅子 え
たつくんはお母さんの作ったドーナツをもっておばあちゃんの家にいく途中、公園の前で風船屋のおじさんに店番を頼まれました。そこにネコのシロや子イヌのムク、アヒルのガアコが次々やってきては、風船をほしがります。お店番だからあげられないというと、こんどは松かさやビー玉や羽をもって風船を買いにきました。「年中向き」の1986年7月号に続く「たつくん」の絵本2冊目です。
こどものとも374号
19×26cm 28ページ 当時の定価250円
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なーちゃんとおおかみ
1987年6月号

多田ひろみ さく 柳生弦一郎 え
ひとりでお風呂に入ったなーちゃんは、石鹸で体じゅうあわだらけ。そこへオオカミがお母さんのふりをして窓から入ってきて、なーちゃんを捕まえようとしますが、何度やってもつるつる滑って捕まえられません。そこでオオカミはなーちゃんにお湯をかけますが、遊んでいるつもりのなーちゃんもオオカミにむかってお湯をぱしゃっとかけたので……。元気いっぱいの女の子のお話。
こどものとも375号
19×26cm 28ページ 当時の定価250円
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おいしいもの つくろう
1987年7月号

岸田衿子 さく 白根美代子 え
小川のそばに住むアライグマの家の朝ご飯は「ぱっくりドッグ」、ウサギの家の朝ご飯は「オムレツ・フラメンコ」。お昼はいっしょにひなたやまに遠足にいって食べることにしました。お弁当は「おむすびごろりん」と「たからじまサラダ」。おやつの「かじゅえんゼリー」、晩ご飯の「たのしみどうふ」……。その名も楽しい料理のレシピがそれぞれ短い詩になって、お話を進めていきます。
こどものとも376号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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たろうとはなこ
1987年8月号

大道あや さく・え
幼稚園からの帰り、くみこについて家まできたイヌのたろう。ある日、庭にやってきたネコのはなこ。くみこの家に住みついてたろうとはなこは、最初仲がよくありませんでしたが、ある夕方、はなこを脅えさせたタヌキを、たろうが追い払ってからは、いつもいっしょの仲良しになりました。でも、くみこの家が新しい家に引っ越すことになると……。大道あやの4作目の「こどものとも」です。
こどものとも377号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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まじんのむすめ ナダレータ
1987年9月号

スペインの民話 朝比奈 誼 再話 朝比奈文雄 画
きこりの若者ペドロは森の奥深くに迷い込みましたが、明かりが見えたのでいってみると、そこは魔神の住む洞穴でした。魔神の末娘ナダレータはペドロを一目見て好きになり、家に招き入れました。ペドロはご馳走を好きなだけ食べさせてもらえましたが、食べ終わると、魔神から裏山の木を一本残らず切り倒して薪のたばにしろと、命じられます。途方にくれたペドロに、ナダレータは……。
こどものとも378号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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のらっこ
1987年10月号

菊池日出夫 さく
山に囲まれたひでちゃんたちの村では、稲刈りの前に、田んぼで飼っているコイをとるのが、子どもたちの楽しみです。コイとりが終わり、稲穂が実る頃にはイナゴとり。やがて学校も稲刈り休みに入ると、野球をしに集まった子どもたちも、そろって稲刈りを手伝います。稲刈りのあとの田んぼではツブ(タニシ)拾い。農村に暮らす“のらっこ”たちの秋は大忙しです。『さんねんごい』の秋編。
こどものとも379号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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おとうさんといっしょに
1987年11月号

白石清春 さく いまきみち・西村繁男 え
今日はお母さんが朝早く出かけたので、かわりに体の不自由なお父さんが、布団から出たあきくんに、ゆうらりゆれる手でボタンをかけてくれました。朝ご飯を食べたら、電動車椅子でお父さんの膝に乗って保育園に出発です。犬に吠えられたり、線路の下の地下道をくぐったり、車椅子で町をいくのはゆっくりですが、無事保育園に到着します。作者自身の父親としての体験に基づいたお話です。
こどものとも380号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ながれぼしを ひろいに
1987年12月号

筒井頼子 さく 片山 健 え
クリスマス・イブの夜、みふでがサンタさんを待ちながら、窓から外を眺めていると、山に大きな赤い流れ星が落ちていくのが見えました。みふでは、その星をサンタさんへのプレゼントにしようと思って、雪の積もった道を出かけました。途中で白い子ネコをひろい、雪だるまや風や枯れ草と話しながら進んでいくと、行く手に大きなカラスが立ちふさがっています……。
こどものとも381号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ぼくのたからものどこですか
1988年1月号

角野栄子 さく 垂石眞子 え
ノブくんは幼稚園から帰ってくると、留守番を頼まれました。ノブくんがふくれていると、お母さんはいいものを隠しておくから、宝さがしして待っていてといいます。しっぽがついているという、その宝物を探して、押し入れの布団の間、本棚の本の間、タンスの引き出しなどから、はみだしているものを引っ張ると、ネズミやペンギン、ウサギ、ブタなどが次々と現れますが……。
こどものとも382号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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すすめ! じょせつきかんしゃ
1988年2月号

峰村勝子 さく・え
ここは冬の山の駅。夕方から降りはじめた雪がどんどん積もっていくので、ラッセル車が出動することになりました。ラッセル車は線路の上の雪をいきおいよくかきあげながら、山の向こうの駅との間を往復します。そのうち、線路の脇に雪が高く積みあげられると、こんどはロータリー車が出動し、雪を線路から遠くにはねとばしていきます。夜を徹して働く除雪車の活躍を写実的に描きます。
こどものとも383号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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天のかみさま金んつなください
1988年3月号

津谷タズ子 再話 梶山俊夫 画
山の奥に3人の兄弟が母さんと暮らしていました。ある日、母さんの留守に、山姥がやってきて戸を開けさせようとしますが、子どもたちは、しわがれ声や黒い手で山姥と見破って、戸を開けません。ところが山姥は桑の実を食べて声を変え、山芋で手を白くして、子どもたちをだまし家に入ってきます。子どもたちが木に登って逃げると、天の神様は金(かね)の綱を天から降ろしてくれました。
こどものとも384号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/02/10
とん ことり
1986年4月号

筒井頼子 さく 林 明子 え
新しい家に引越してきたかなえが荷物の整理をしていると、“とん ことり”と音がして、郵便受けにスミレの花束が届いていました。ドアをあけても、だれもいません。次の日も同じようにタンポポの花束が、その次の日は手紙が入っていました。次に“とん ことり”と音がしたとき、かなえは玄関のドアを大急ぎであけました……。知らない町で友だちをつくるまでの、子どもの心が描かれます。
こどものとも361号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1989年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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どろんこ おそうじ
1986年5月号

さとうわきこ さく・え
ちらかしやの子イヌと子ネコは、ばばばあちゃんに掃除をするようにいわれましたが、ほうきとぞうきんで野球を始めてしまいます。すると、ぞうきんの球が森にとんでいって、ウサギやキツネにあたり、森の動物たちと泥だらけのケンカになってしまいます。それを見たばばばあちゃん、怒るどころか、いっしょに泥んこ遊びをしようとはりきって……。ばばばあちゃんのおはなし第4弾。
こどものとも362号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1990年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ビスケットのかけらがひとつ
1986年6月号

こだまともこ さく 織茂恭子 え
赤い屋根の家の庭の赤アリと青い屋根の家の庭の黒アリが、二つの家の間にある切り株の上に落ちていたビスケットのかけらを取りあって、喧嘩を始めました。そこへそれぞれの家のカエルやオンドリやイヌが次々やってきて、交替して喧嘩を続けます。しまいに沈みかけていた太陽と昇りはじめた月の争いにまで発展します。喧嘩がエスカレートし奇想天外な事態になりますが、最後には……。
こどものとも363号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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エンソくん きしゃにのる
1986年7月号

スズキコージ さく・え
エンソくんは田舎のおじいさんの所へ遊びにいこうと、初めてひとりで汽車に乗りました。町をぬけ、いくつもの駅に停まり、いくつもの橋を渡り、トンネルをぬけると、汽車は高原の駅に着きました。するとヒツジ飼いとヒツジの群れが乗りこんできて、車内は大にぎわい。やがて汽車が終点に着くと、おじいさんは馬に乗ってむかえにきていました。驚きと楽しさいっぱいの汽車の旅。
こどものとも364号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1990年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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虫のわらべうた
1986年8月号

斎藤たま 採録 瀬川康男 画
「れんげばーなの さくときは おーちょうばんばの よーめいり」(チョウ)、「つんなめじょ つんなめじょ やっさいもっさい どけ おじゃりもうす つんなめじょ」(カタツムリ)、ホタル、ミズスマシ、ハチ、トンボ……。日本各地で直接採集した地域色豊かなわらべ唄の中から、虫が登場するものを14種類選んで紹介しています。
こどものとも365号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ドアをあけて
1986年9月号

もりちかこ さく・え
家に帰る途中、見たことのない高い塀があったので、ぼくがドアの絵を描くと、そこからピンク色の不思議な動物が飛びだしてきました。怪物ドアドアンに追いかけられていたというのです。とまっていたトラックにも、公園の道にも、ドアを描くと、黄色やブルーや、もこもこ毛の生えた動物やらが現れ、最後には大きな体のドアドアンが出てきました。みんな必死に逃げますが……。
こどものとも366号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ムッシュ・ムニエルとおつきさま
1986年10月号

ささきまき さく・え
ムニエルはふと魔法が使いたくなって、街角で歌っていた女の人の歌声を瓶に入れて火を付けました。すると花火があがって、夜空の月が落ちてきました。ムニエルが月を鞄に入れて歩き出すと、白髪の紳士に鞄を盗られてしまいました。追いかけていくと犯人は月を研究中の双子の博士。研究するといってなかなか返してくれません。ちょっとずれてる魔術師、ムッシュ・ムニエルの絵本第3弾。
こどものとも367号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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チャマコとみつあみのうま
1986年11月号

メキシコ・ミステカ族のお話 竹田鎮三郎 さく・え
6歳の男の子チャマコは、おじいさんといっしょに牧場にいき、馬や牛に水を飲ませたり見張ったりするのが仕事です。牧場から帰ってくると、だれかれかまわず近くにいる動物を馬にして遊ぼうとします。ある日、みんな遊んでくれないので、山の中を歩いていくと、不思議なおじいさんに出会って、人間は好きな動物と兄弟にならなければならないと教えられます。チャマコは牧場にいって……。
こどものとも368号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ちょろりんの すてきなセーター
1986年12月号

降矢なな さく・え
とかげのちょろりんは町の洋品店で、暖かそうなセーターをみつけました。でもお母さんもお父さんも「セーターなんかいりません」というばかり。おこづかいの貯金もたりないので、ちょろりんはランプづくりをしているおじいさんのところで、ランプのガラス磨きの仕事をすることにしました。夜通し働いてもらったお金をもって、セーターを買いにいくと、それはヘビ用でした……。
こどものとも369号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1993年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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おどりトラ
1987年1月号

韓国・朝鮮の昔話 金森襄作 再話 鄭淑香 画
<著者名の「鄭淑香」の文字は正しくは「鄭」は旧字、「淑」はさんずいではなく王偏です>
山奥に住んでいるたくさんのトラの中に、踊りの大好きなトラがいて、おどりトラと呼ばれていました。ところがみんなで獲物を追っている最中に踊り出して、獲物を取り逃がしてしまうことがあったため、おどりトラは群れから追い出されてしまいました。それでも踊りの腕を磨いたおどりトラは、村里で魚や米がとれないときに踊ると、たくさんとれるようになる不思議な力をもちましたが……。
こどものとも370号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
2月 10, 2006 1986年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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ぼく しごとに いくんだ
1987年2月号

角野栄子 さく 垂石眞子 え
ユウタくんはつなぎのズボンをはいて自動車整備工場にいきました。工場のおにいさんが高いところに上がっている車の下をハンマーでたたいています。ユウタがその音を車が泣いてるみたいだというと、おにいさんもいいました。「そんなんだよ。足の付け根が病気ですっていってるんだよ」ユウタはおにいさんを手伝って壊れた車をりっぱに直しました。
こどものとも371号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
2月 10, 2006 1986年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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はるよ こい
1987年3月号

わたりむつこ さく ましませつこ え
ももこはおばあちゃんの家に遊びにきて、庭の隅にある蔵の中を見せてもらいました。火鉢や臼や杵など今は使われなくなったものの中に、古い雛飾りを見つけました。その夜、ももこが不思議な音に目を覚まし裏庭に出てみると、お雛さまたちが、「つぼみふくらめ はなよさけ」と歌ったり踊ったりして、春の宴を開いています。翌朝、おばあさんに呼ばれて庭に出てみると梅の花が開いていました。
こどものとも372号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/02/03
がちょうのたまごのぼうけん
1985年4月号

エバ・ザレンビーナ 作 内田莉莎子 訳 太田大八 画
1羽のガチョウが卵を産みました。卵は生まれて3日目に旅に出かけました。途中で出会ったザリガニ、ニワトリ、アヒル、ネコ、イヌを引きつれて、どんどんどんどん歩いていくと、森の中に小さな一軒家がありました。みんなはつかれたので、そこで一晩泊まることにしました。その夜ぐっすり寝こんでいると、5人の泥棒がやってきて……。ポーランドの代表的な児童作家のお話です。
こどものとも349号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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はるまつり
1985年5月号

菊池日出夫 さく・え
今日は町の春祭り。そういちがお姉ちゃんと出かけていくと、ひでちゃんたちも祭りにきていました。太鼓や笛の音が鳴り響くなかで、みんないっしょに屋台の綱を力いっぱい引いていると、からだじゅうがお祭りの気分。こんどは出店を見て楽しんでいるうちに、そういちはお姉ちゃんとはぐれてしまいました……。『さんねんごい』に続く、作者の子ども時代の体験をもとにした絵本です。
こどものとも350号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
2月 3, 2006 1985年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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おかえし
1985年6月号

村山桂子 さく 織茂恭子 え
タヌキの家の隣に引っ越してきたキツネの奥さんは、引越のあいさつにかごいっぱいの苺をもってタヌキの家にいきました。タヌキの奥さんは喜んでいちごを受けとると、おかえしに筍をキツネの家にもっていきました。そこでキツネの奥さんはおかえしのおかえしに花と花びんをもって……。よろこんでもらえてよかったわ、と次から次へとおかえしの連続で、とうとう家の中のものは……。
こどものとも351号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1989年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
2月 3, 2006 1985年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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スペインのちいさなむら
1985年7月号

浅野庸子 作 浅野輝雄 画
スペインの小さな村に引っ越してきた翌朝、ぼくは隣の家の少年ホセがヤギの乳を搾っているのを見ているうち、ホセの仕事についていくことになりました。ヤギの乳をタンクにつめてロバにのせ、パンやサクランボと交換しにいきます。それから毎日ホセを手伝ううちに、初めは恐かったヤギやロバの世話も平気になりました。スペインの村に一家で暮らしていた画家が農村の生活を描きます。
こどものとも352号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
2月 3, 2006 1985年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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めっきらもっきら どおんどん
1985年8月号

長谷川摂子 作 ふりやなな 絵
かんたは遊び仲間をさがして神社にきましたが、だれもいません。つまらないので、めちゃくちゃの歌を歌っていると、どこからか「こっちゃこい」と奇妙な声が聞こえてきました。大きな木の根元の穴をのぞきこむと、ひゅうっと穴の奥に吸い込まれてしまいます。着いたところにはおかしなばけもの3人組がいて、いっしょに遊ぼうととびついてきます……。愉快なファンタジー絵本。
こどものとも353号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1990年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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はたけうた
1985年9月号

田島征三 作
ヨイショ たがやす はたけの つちは ほって ホカホカ くろい つち……。ダイコン、ニンジン、キャベツ、レタス、エンドウマメ……。春、夏、秋、冬、畑の作物を読み込んだ調子のよい畑歌がつづきます。大地と太陽の恵みをいっぱいに受けて実る野菜や穀物の姿を、大胆に図案化し力強いタッチで描いた絵本です。
こどものとも354号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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やぎのはかせの だいはつめい
1985年10月号

槇 ひろし さく・え
ヤギの博士が5年8ヵ月と1週間かけて完成した発明とは? 動物村の村人が見守る中で、長さが616歩もある巨大な機械が、山奥からリフト・ロボットの運んできた巨木をのみこんでいきます。機械の途中の最初の穴からは葉っぱが、次の穴からは丸太が、次は板、繊維に積木、次々いろんな物が出てきますが、博士のいちばん欲しかったのは、最後の小さな穴から出てきた……。
こどものとも355号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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てんのくぎをうちにいった はりっこ
1985年11月号

かんざわとしこ さく ほりうちせいいち え
クマのばあちゃんに育てられたみなしごのハリネズミは、昔、クマのひいひいじいさまが空の丸天井をささえる釘を打った話を聞いて、自分もいつか天にのぼってみたいと思っていました。ある日天の釘がゆるんで、天も地も砕けそうになり、森の仲間たちは、だれが釘を打ちにいくのか相談しましたが、ハリネズミは自ら名のりでて、ハンマーを持って旅だったのです。壮大なファンタジー。
こどものとも356号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は2003年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ごんべえのぼうけん
1985年12月号

谷川俊太郎 作 イシカワ・イサム 画
林の奥にテレビが一つ、中から少女が手招きしてた。通りかかったごんべえは、テレビの中へ吸いこまれ、いきつく先は不思議な町。同じ顔した人たちに、捕っつかまって牢屋の中へ……と思いきやそこは見渡すかぎりの砂漠の中。のどはからから、ばったり倒れた鼻先のサボテンの花をもぎとると、とたんに花は少女に変身……。物語詩の形式でテレビの中の冒険が語られる幻想的な絵本です。
こどものとも357号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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きつねの よめとり
1986年1月号

大友康夫 さく・え
母親と器量よしの娘が暮らしていました。ある冬の晩、ニワトリをねらうキツネを追い払いに娘が鶏小屋にいくと、年寄りギツネが、きれいな着物をやるから家にこいと誘います。娘は最初ははねつけますが、毎日やってくる年寄りギツネの誘いに、3日目にはついていってしまいます。すると娘は花嫁衣裳を着せられ、無理矢理キツネの嫁にされそうになりますが……。
こどものとも358号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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もどってきた ガバタばん
1986年2月号

エチオピアのお話 渡辺茂男 やく ギルマ・ベラチョウ え
男の子は、お父さんに作ってもらったガバタ盤(将棋盤)を、牛を追うときにも大事にもっていきました。ところがある日、火を熾すために木をほしがっていた人たちに、ガバタ盤を燃やされてしまいました。男たちがかわりにくれたナイフを、こんどは水をさがして地面を掘っていた人に貸すと、ナイフは折れてしまい、かわりに槍を……。こうして次々交換していくうちに、最後には再び……。
こどものとも359号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ムースの大だいこ
1986年3月号

カナダ・インディアンのおはなし 秋野和子 再話 秋野亥左牟 画
いつもよりうんと寒い冬のこと、吹雪が続き獲物がとれなくなって、食糧の蓄えも少なくなってきました。首長たちが集まって話し合い、不思議な力をもっているメディシンマンに相談することになりました。話を聞いたメディシンマンは、だまって宙をみつめていましたが、やがてムースの皮の大太鼓をたたきはじめました。3日間たたき続けた明け方のこと、太鼓の面にあらわれてきたのは……。
こどものとも360号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/01/27
からすの せっけん
1984年4月号

むらやまけいこ さく やまわきゆりこ え
森の外で拾った白くて丸くていいにおいのものが、せっけんという体を洗うのに使うものだと知ったカラスは、森の広場の池で体をきれいにして、とてもいい気持ちになり、森の仲間にもせっけんを貸してあげることにしました。最初はネズミが、次にリスが、やがてウサギ、サル、クマと森の仲間が次々やってきて、ゾウが使ったあとにはとうとうせっけんは、なくなってしまいました……。
こどものとも337号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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あめふり
1984年5月号

さとうわきこ さく・え
ずっと雨の日ばかり続くので、ばばばあちゃんは空に向かって、雨を降らすのを休んでほしいと叫びました。ところが雲の中からは「やなこった」という声がして、ますますひどく雨が降ってきます。ばばばあちゃんは怒り心頭、暖炉やストーブに胡椒と唐辛子をくべ、辛い辛い煙をだしました。すると雷たちはみんな「ハックショーン」。雲がちぎれて、雷たちは空から落ちてきます。
こどものとも338号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
1月 27, 2006 1984年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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おとうさん
1984年6月号

秋山とも子 さく
お父さんは、朝、手をふる子どもに見送られ、住宅街の家をでて、団地の前のバス停に並び、駅で満員電車に乗ります。繁華街をとおって会社に着くと……。夜帰ってくるまでのお父さんの1日を、町や駅の風景、そこにいるさまざまな人々の様子とともに、描いていきます。お父さんは、毎日、どこで何をしているのでしょう。絵さがしの楽しみもたっぷりの、字のない絵本です。
こどものとも339号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
1月 27, 2006 1984年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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さんねんごい
1984年7月号

菊池日出夫 さく・え
「さかなすくいにいかっちょ」暑い夏のある日、ひでは友だちと、田んぼの中を魚捕りに出かけます。山裾の滝のところで魚を追いたてると、大きなコイがかかりました。それから畑の野菜をもいではしゃいでいると、おじさんに見つかって大目玉。夕方、お寺の鐘が鳴るまでいっしょに遊びます。細部まで描き込んだ山あいの農村風景の中に、子どもたちのいきいきした会話が響く絵本です。
こどものとも340号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1991年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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石のししのものがたり
1984年8月号

チベットの民話 大塚勇三 再話 秋野亥左牟 画
欲ばりでりこうな兄に家から追い出された、気は優しいけれどぼんやりした弟は、母親といっしょに丘のふもとで空き家を見つけ、薪を売って暮らしはじめました。ある日、弟が丘のかげで石の獅子を見つけ、山の守り神としてていねいにお祈りをすると、石の獅子は口から金をはき出し、弟と母は豊かな暮らしができるようになりました。兄はその話を聞き、まねをしますが……。
こどものとも341号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ふりむけばねこ
1984年9月号

井上洋介 さく・え
角の食堂にネコがいて、傘屋さんにもネコがいて、時計屋さんにもネコがいて、布団屋さん、畳屋さん、煙草屋さん……、この町の店先にはどこもネコがいる。そして、ふと振り向けば、そこは猫町マタタビ通り。なつかしい古い店の佇まいを、手彩色の木版画で描いた美しい絵本です。
こどものとも342号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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おっこちた せいようなし
1984年10月号

エドゥアルト・ペチシュカ さく 千野栄一 やく 森 茂子 え
トニークは西洋ナシが大好きでした。ある時あらしがやってきて、庭のナシの木から実が次々落ちて、梢にひとつだけ大きな実が残りました。やがておいしそうに実ったので、トニークがそのナシをとろうと木をゆすると、実は落ちて草のあいだに転がり、見えなくなってしまいました。トニークは、イヌやネコに助けてもらって……。『もぐらとずぼん』などの作者ペチュシカの書いたお話です。
こどものとも343号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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とらのゆめ
1984年11月号

タイガー立石 さく・え
とらきちは夢の世界を歩いています。池で遊んでぬれた体をお日さまで乾かすと丸めた体はだるまさんに変身。だるまさんがひもをつかんでくるくるっと振りまわすと、縞模様のとらきちが再出現。やがて迷路に入ってでてくると、今度はたくさんの虎が現れますが……。絵画、レリーフ、漫画など、ジャンルを越えてユニークな創作活動を展開していたタイガー立石が幻想的な世界を描きます。
こどものとも344号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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あやちゃんのうまれたひ
1984年12月号

浜田桂子 さく・え
あやちゃんはもうすぐ6才の誕生日。お母さんはあやちゃんが生まれた時のことを話してくれます。生まれる予定の日が過ぎて、お父さんもおばあちゃんもおじいちゃんも待ちきれなくなっていた、ある寒い寒い晩のこと、お腹の中で赤ちゃんの生まれる気配がして、お母さんは病院に向かい、あやちゃんを産んだのです。赤ちゃん誕生をめぐる家族の期待、喜び、感動を、しみじみと温かく描きます。
こどものとも345号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ガラスめだまときんのつののヤギ
1985年1月号

白ロシア民話 田中かな子 訳 スズキコージ 画
おばあさんは麦を蒔き、丹誠こめて大きくしていましたが、1ぴきのヤギがやってきて、畑を荒らし居すわってしまいました。おばあさんが追い出そうとしても出ていかないので、クマやオオカミやキツネに頼みますが、みんなこのヤギのガラス目玉と金の角に怯えて退散してしまいます。そんなヤギを追い出したのは、1ぴきの小さなハチでした……。コラージュの手法で豪快に描いた絵本です。
こどものとも346号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、判型を大きくして「日本傑作絵本シリーズ」から1988年に刊行され、現在も販売されています。
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こぐまのむっく
1985年2月号

小野かおる さく・え
冬が近づいて母さんグマと2ひきの子グマはほらあなの家の中で眠って暮らすことになりました。でも、「寝てるのなんてごめんだーい」と子グマのむっくはひとりで春を探しに出かけます。リスや大きなクマのおじさんの忠告も聞かずに山の中をいくと、やがて積もってきた雪の中に埋もれてしまいますが、山小屋のおじさんに助けられ……。厳しい冬の後に春を迎える喜びがあふれる絵本です。
こどものとも347号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ハハハのがくたい
1985年3月号

長谷川四郎 作「アラフラの女王」より たかはしゆうじ ぶん やぎゅうげんいちろう え
ハハハの島にざっくざっくと砂をふんでやってきた7人組は、楽器を持たずに体だけで演奏するへんてこな楽隊でした。島に雇われ、赤ん坊の誕生や人の葬式に駆けつけては音楽を演奏します。半年ほどして、城の金庫からメロンくらいの大きさの真珠「アラフラの女王」が盗まれてしまいました。なんとこの楽隊、怪盗だったのです。新聞記事風の場面も取り入れて愉快な物語が展開します。
こどものとも348号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/01/20
たろうのひっこし
1983年4月号

村山桂子 さく 堀内誠一 え
たろうがお母さんに自分の部屋がほしいというと、お母さんは1枚の赤いじゅうたんをもってきて、「これを広げたところがたろうのお部屋よ」といいました。たろうが階段の下にじゅうたんを広げると、ネコのみーやは窓のある部屋がいいというので、出窓の下に引っ越しです。次はイヌのちろーも入れるように犬小屋の前へ引っ越し……と仲間をふやしながら次々引っ越して……。
こどものとも325号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1985年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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けいこちゃん
1983年5月号

あまんきみこ さく 西巻茅子 え
けいこちゃんが幼稚園に入ると、同じけいこちゃんという名前の子がいて、仲良しになりました。ある日曜日、お母さんがドーナツをいっぱい作ったので、友だちのけいこちゃんを招待しようと電話をかけたら、番号ちがいで、雲のけいこちゃんや、クマのけいこちゃんや、イルカのけいこちゃんにつながります。けいこちゃんは、みんなを招待して……。友だちがいっぱいできる楽しいお話。
こどものとも326号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ぼうし
1983年6月号

瀬川康男 作
桃太郎が帯しめて太刀をはき、はちまきをして、ぼうしをかぶります。いつまでかぶっているのと聞かれると、「鬼退治まで」。金太郎もぼうしをかぶります。「相撲でクマを負かすまで」。弁慶も、犬のシロも、そしてみほちゃんも、ぼうしをかぶります。でもみほちゃんはいつまでもかぶっていたいのです。様式化されたスタイルの絵と文で、ぼうしへの愛着をふくらませる絵本です。
こどものとも327号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、絵を増補し判型を大きくして「日本傑作絵本シリーズ」から1987年に刊行され、現在も販売されています。
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いってらっしゃーい いってきまーす
1983年7月号

神沢利子 さく 林 明子 え
なおちゃんは、朝、お父さんと自転車に乗って保育園にいきます。かどのたばこ屋のおばあちゃんが手をふってくれます。保育園で友だちとあそび、昼ご飯を食べ、お昼寝をすると、夕方にはお母さんがお迎えにきます。お母さんと夕飯の買い物をしながら歩いて帰るなおちゃんは、たばこ屋のおばあちゃんに、ただいまをいって……。なおちゃんの一日を、子どもの視線で丁寧に温かく描きます。
こどものとも328号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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くろ雲たいじ−ふゆこと はるちゃんと はちの たんけん−
1983年8月号

なかがわりえこ はなし なかがわそうや え
日曜日、ふゆこが紙で双眼鏡を作って見張っていると、友だちのはるちゃんが紙のよろいかぶとを着け、刀をさしてやってきたので、イヌのはちもつれて、まるやまに探検にいくことにしました。まるやまのてっぺんにいると、空から黒雲が襲ってきて、はちをつかまえようとします。みんなは雷にも雨にも負けず闘いますが……。探険やチャンバラが大好きな元気な子どもたちが活躍する絵本です。
こどものとも329号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ぼく、だあれ
1983年9月号

天野祐吉 文 梶山俊夫 画
おきてもねてるあさねぼう。ママにそっくりおこりんぼう。あわてんぼうにくいしんぼう。あばれんぼうにわすれんぼう。きかんぼう、あまえんぼう……次々にいろいろな「ぼう」があらわれます。きみのなかにかくれんぼうしているのは、どんな「ぼう」かな? 調子のよいことばとユーモアたっぷりの絵で、人のいろいろな性格を描いてみせる、愉快な絵本です。
こどものとも330号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ふしぎな タクシー
1983年10月号

渡辺茂男 さく 大友康夫 え
きいろいタクシーを運転している杉山さんは、野原の中の道でキツネのお客さんを乗せました。ぐるるる、ぐるるると走っていくと、タヌキ、ウサギ、イノシシの親子、ヒグマ……と動物のお客さんが次々乗ってきます。もう誰も乗せられないと思ったら、タクシーは大きなオープンカーに、そして2階バスに変身します……。童話でも登場した「きいろいタクシー」とすぎやまさんのお話です。
こどものとも331号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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まいごになった なおこ
1983年11月号

石川ミツ子 作 川村みづえ 画
団地に引っ越してきたばかりのなおこは、荷物の中にあったなつかしいぬいぐるみのクマをもって、外に遊びに出かけました。道を走っていく子どもたちについて公園にいき、ひとりで砂場で遊んでいると、気がついたときにはもう夕暮れになっています。家に帰ろうとして、なおこは同じような建物の並ぶ団地の中で自分の新しい家を必死に探します。でも最後にはお母さんの料理の匂いが……。
こどものとも332号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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おみせやさん
1983年12月号

伊藤秀男 作
商店街のいろいろなお店屋さん。まんまるがおのおねえさんのハンバーガーショップ。ころっけのおいしい肉屋さん。木箱を台にして刺身を作る魚屋さん。縁日のイカ焼き屋さん。食堂のおじさんは大名弁当を作ります。それぞれのお店の人々と品々を、鮮やかな色彩と大胆な筆致で表情豊かに描きだします。
こどものとも333号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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にぎりめしごろごろ
1984年1月号

小林輝子 再話 赤羽末吉 画
きこりのじさまが山で落としたにぎりめしは、ふもとの地蔵さまのところまで転がっていきました。きれいなところを地蔵さまに差しあげると、地蔵さまはおもしろいことがあるからお堂の天井に隠れていろといいます。すると夜中、鬼たちがやってきて酒盛りをはじめました。じさまがニワトリの鳴きまねすると……。正直なおじいさんと、まねをして失敗する隣のおじいさんの、おなじみの昔話。
こどものとも334号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1994年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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だるまちゃんととらのこちゃん
1984年2月号

加古里子 さく・え
だるまちゃんの友だちのとらのこちゃんは、とらの町のペンキ屋さんの子どもです。ふたりは黄色と赤の土でペンキを作り、町中の道路や壁にきれいな模様をどんどん描いていき、調子にのってタクシーの車体にも塗ってしまって大目玉。ところがそのことから本当にペンキで絵を描く仕事をすることに……。子どもの大好きな泥遊びやいたずらがきをモチーフにした、だるまちゃんの絵本第4弾。
こどものとも335号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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バオバブのこ アビク
1984年3月号

木葉井悦子 さく・え
バオバブの木に住む、人には見えない子ども、アビク。ある村のアビクは、市場に出かけた留守に自分の木を切り倒されてしまいました。一晩中泣いたアビクは、新しい自分の木を見つけるために、村々をめぐっていきます。いく先々で、困っている人や動物を得意の呪文で助けたりしながら、やがて着いた村には、大きなバオバブが……。アフリカに魅せられた画家が描いた絵本です。
こどものとも336号
9×26cm 32ページ 当時の定価250円
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2006/01/13
なににのって いこうかな
1982年4月号

角野栄子 さく 津田櫓冬 え
たっちゃんは朝、幼稚園にいこうとして靴をかたっぽはいて玄関のドアを半分あけたところで、きのうけんちゃんに意地悪されたのを思い出していいました。「ぼく今日、幼稚園にいかないよ。だって足がどうしても動かないんだもん」でも、ローラースケートはいたらいけるかな? 竹馬でいったら、それともダンプカーでは? 想像がふくらむうちに、けんちゃんが迎えにきて……。
こどものとも313号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ちょっとおこっちゃった なおこちゃんのおうち
1982年5月号

まいえかずお 作 井上洋介 絵
なおこちゃんの家では、今日はみんなとっても怒りんぼ。お父さんは朝ごはんを食べると玄関の扉をバッタンとしめて、ぷんぷん会社にいきました。お母さんは台所の流しにゴンゴンやつあたりして買い物へ。なおこちゃんも、ムクイヌのムンクもブチネコのブッチも、みんなカーテンやまどにやつあたりして出ていくと、お家も怒って「だあれも入れてやるもんか」。
こどものとも314号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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おたまじゃくしの たまーら
1982年6月号

マイケル・バナード さく 吉田新一 やく 竹山 博 え
おたまじゃくしのたまーらは、泳ぎがまだ下手なのでなかまに笑われて、ひとりぼっち。どじょうに出会って友だちになりますが、後足が生えてくると、遊んでもらえなくなりました。そんな時、ゲンゴロウが夕食に招待してくれますが、その強そうなあごを見て、たまーらは逃げだします。やがて4本足がはえそろったころ、アヒルに襲われそうになったたまーらは、若いカエルに助けられ……。
こどものとも315号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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うみべのいちにち
1982年7月号

笠野裕一 さく
夜明け前、砂浜にはだれもいません。明るくなってくると、釣り人がきて竿をふり糸をたれます。やがて日が高くなると海水浴客がやってきて、砂浜はどんどんにぎわってきました。シャワーを浴びる人、波打ち際で遊ぶ人、ボートを出す人。そして夕方になって人々が去った後、暗くなった砂浜で花火を楽しむ人が何人か……。早朝から夜まで、同じ視点から海辺の風景を描いた文字のない絵本です。
こどものとも316号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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とうもろこしおばあさん
1982年8月号

アメリカ・インディアン民話 秋野和子 再話 秋野亥左牟 画
一夜の宿を借りにやってきた白髪のおばあさんを、村の若者はこころよく泊めてあげました。翌日、男たちが野牛を狩りに、女たちが芋を掘りにいったるすに、おばあさんは見たこともないおいしいパンを作って子どもたちに食べさせました。不思議に思った若者が、ある日、その作り方をのぞいてびっくり仰天します。見られたことを知ったおばあさんは……。トウモロコシの起源を説く民話です。
こどものとも317号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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まいごのまめのつる
1982年9月号

こだまともこ さく おりもきょうこ え
野菜作りは上手だけれど料理の苦手なマグばあさんと、料理は上手だけれど野菜作りはできないメグばあさんは、仲がよくありません。ある日、庭に植えた豆の蔓が遠くまで伸びているので、マグばあさんがそのあとを追いかけていくと、蔓はネズミやアヒルや動物たちの家をぬけて、メグばあさんの家の庭でさやをつけていました。メグばあさんはその豆でおいしいスープを作っていたのです……。
こどものとも318号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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ふくろにいれられたおとこのこ
1982年10月号

フランス民話 山口智子 再話 堀内誠一 画
ピトシャン・ピトショはイチジクを窓際で食べていましたが、最後の一つを庭に落としてしまいました。すると落ちた実はたちまち大きなイチジクの木になって、どっさり実をつけました。木に登っていると、袋をかついだオニがやってきて「枝よ低くなれ」と唱え、ピトシャン・ピトショを木から落として、袋に入れてしまいます。フランス民話を堀内誠一が明快な絵で描きます。
こどものとも319号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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さるとびっき
1982年11月号

武田 正 再話 梶山俊夫 画
サルはカエルにふたりで田んぼを作ろうともちかけます。でも山の田んぼを耕しはじめるとすぐに、サルは肩がこってきたといって怠けてばかり。それからは田植えも草取りも稲刈りも全部、カエルひとりにやらせてしまいました。ところが収穫が終わって餅をつきあげると、欲張りなサルはひとり占めしようとします。原話の語り口を生かした物語をシンプルな絵で描く昔話絵本です。
こどものとも320号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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りすのクラッカー
1982年12月号

ルース・エインズワース 作 こうもとさちこ 訳・絵
ブナの木に住んでいる子リスのクラッカーは、一軒家の子ども部屋の窓から中をのぞいて、おもちゃの動物の置いてある棚がとても気に入りました。ある日、家の中にしのびこむとその棚に座ってみましたが、ぬいぐるみたちは気ぐらいが高くて居心地がよくありません。そのうえ飼いネコに気づかれてしまい……。『こすずめのぼうけん』『ちいさなろば』の作者による子どもの心をつかむ物語です。
こどものとも321号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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てんさらばさら てんさらばさら
1983年1月号

わたりむつこ さく ましませつこ え
おばあちゃんと遊んでいたまゆは、空から降ってきた白いふわふわした“てんさらばさら”を手に入れます。おしろいをふりかけると少しずつ増えて、そのたびにいいことが起きるが、人に見せてはいけないといわれ、まゆはそれを大切にします。てんさらばさらは増えつづけ、成長したまゆは結婚して子どもも次々授かり幸せな暮らしをしていましたが、夫が屋根裏にこっそりいくまゆをいぶかり……。
こどものとも322号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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いもうとのにゅういん
1983年2月号

筒井頼子 さく 林 明子 え
あさえが幼稚園から帰ってくると、お母さんはぐったりした妹のあやちゃんを病院につれていくところでした。友だちと遊びながら待っていると、お母さんが帰ってきて、あやちゃんが盲腸の手術で入院することになったといいます。あさえはお父さんが帰ってくるまで、ひとりで留守番をします。そのうち暗くなって、雷が鳴り……。妹の入院でちょっぴりお姉さんになったあさえの物語です。
こどものとも323号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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どうぶつしんぶん
1983年3月号

岸田衿子・谷川俊太郎・松竹いね子 ぶん 堀内誠一 え
冬眠から目覚めた様子、サル山の木登りコンテスト、山火事など、大事件から身近な話題、催し物案内に料理教室、健康相談、連載小説、ただし登場するのはみんな森の動物……。3人の作者が記事を書き、堀内誠一の楽しいさし絵がいっぱい入った“子どものための新聞”。春・夏・秋・冬の4号が、それぞれ4つにたたまれてはいっています。異色の「こどものとも」です。
こどものとも324号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ねことらくん
1981年4月号

なかがわりえこ さく やまわきゆりこ え
ゆうじが部屋で遊んでいると、ネコがやってきて役割をとりかえっこしようというので、ゆうじはチョッキとネコのしっぽを交換して、ねことらになりました。ゆうじは外へでかけると、クマのおばあさんの荷物をもってあげたり、風船をもって浮かびあがってしまった子ウサギを助けたり、ねことらの力を発揮して大活躍……。『そらいろのたね』『たからさがし』のゆうじが登場する絵本です。
こどものとも301号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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サラダでげんき
1981年5月号

角野栄子 さく 長 新太 え
お母さんが病気なので、りっちゃんは元気になるサラダを作ってあげようと野菜を切っていましたが、ネコがやってきてかつおぶしを入れるといいよといいます。次にやってきたイヌはハムサラダが一番といい、スズメはトウモロコシ、アリは砂糖をすすめ、最後にはアフリカゾウが飛行機でやってきて……。サラダを食べたお母さんはたちまち元気に! 角野栄子の「こどものとも」第1作です。
こどものとも302号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は2005年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されました。
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おなかのすく さんぽ
1981年6月号

かたやまけん さく・え
ぼくが歩いていたら、動物たちが水たまりで遊んでいるので、一緒になってバチャ、バチャ、バッチャン。クマやイノシシやヤマネコなどと泥んこ遊びをした後は、山にかけのぼって洞窟探検……。力いっぱい遊んだあと、クマがいいました。「なんだかきみはおいしそうだねえ。ちょっとだけなめていーい?」みんなのおなかがグーっと鳴って……。野性のエネルギーに満ちあふれた絵本です。
こどものとも303号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は1992年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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おじぞうさん
1981年7月号

田島征三 さく・え
おうめばあさんは、孫の寝小便が治るようにとお地蔵さんに願をかけ、大福餅をお供えしました。お地蔵さんは大福餅を見てよだれをたらし、よだれをふんだイヌは転んで、それを見た和尚さんは大笑いして池に落っこち、池からドジョウがとびだしてカラスの口の中に……。最後に孫の寝小便が治って、お地蔵さんはよだれかけをもらいます。リズミカルに次々事件がつながってゆく絵本です。
こどものとも304号
19×26cm 28ページ 当時の定価250円
この絵本は1988年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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じてんしゃに のって
1981年8月号

笠野裕一 さく・え
ひろしはおじさんから青い自転車をもらいました。さっそくイヌのペドと競争しながら公園にいくと、友だちに注目されて大得意。昼ご飯の後、ひろしはお父さんとサイクリングに出かけました。野原をぬけ、大きな木の下で雨宿りした後、森をとおって坂道を登りきるとと、目の前に広々と海が広がっています。自転車で新しい世界に乗りだしていく子どものわくわくする気持が描かれます。
こどものとも305号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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しろきちとゆき
1981年9月号

菅野拓也 さく 中谷千代子 え
動物園で暮らす2匹のシロクマ、しろきちは北極生まれ、ゆきは動物園生まれ。ある日、2匹の元気がないので獣医さんが調べてみますが、どこも悪いところはありません。動物園の人たちは相談して氷屋さんに氷を運んできてもらいました。氷で遊ぶうちに、しろきちは北極の海を思いだし、ゆきに北極のことを話しました。動物たちの現実の姿を実話に基づいて描きます。
こどものとも306号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ムッシュ・ムニエルのサーカス
1981年10月号

ささきまき さく・え
魔術師のムッシュ・ムニエルは空飛ぶ魔法のパイから落っこちて、通りかかった手品師に激突。手品師のかわりにサーカスで手品をすることになりました。呪文を唱えてニワトリを卵に変えて見せますが、次に呪文を唱えると観客が卵になってしまいます。あせったムニエルが呪文を唱えるたびに、ライオンがカエル、ブランコ乗りがゾウに変身して、大騒動に……。ムッシュ・ムニエルの絵本第2弾。
こどものとも307号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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りゅうになりそこねたハブ
1981年11月号

沖繩民話 儀間比呂志 ぶん・え
貧乏な青年カナーが山で雨宿りしてると、3000年の修行を積んだハブが、龍になるために天に昇ろうとするところを目撃しました。ところが修行中に一度でも人に見られると天に昇れなくなってしまうのでした。ハブがたいへん悲しむので、カナーは誰にもいわないと約束をします。お礼にハブからどんな病気も治すことができる「龍糞」をもらったカナーは、おかげで大金持ちになりますが……。
こどものとも308号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ゆうちゃんと めんどくさいサイ
1981年12月号

西内みなみ さく なかのひろたか え
ゆうちゃんが朝起きて歯磨きをしないで遊んでいると、歯がとんがって牙になってしまいました。お母さんに「オオカミさんの子におなり」といわれて家を出たゆうちゃんは、オオカミの家にいっても帽子を脱がないでいると、こんどは角が生えてきて……。何でもめんどうくさがるゆうちゃんは、オオカミにも鬼にもトロルにも追いだされ、たどりついたのは“めんどくさいサイ”の家でした。
こどものとも309号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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なおみ
1982年1月号

谷川俊太郎 作 沢渡 朔 写真
「わたしの うまれる/ずっと まえから/なおみは いた/わたしのそばに」遠くを見つめるなおみ。何も話さないなおみ。あなたはいくつ? どんな夢を見るの? なおみという名の日本人形と一緒に過ごす幼い少女の日々を詩と写真で綴ります。斬新なテーマと表現に、話題をまきおこした絵本です。
こどものとも310号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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ひとも いぬも そらとんだ
1982年2月号

加納 登 さく・え
遠い南の島で、太ったおじさんが木陰で寝ているのを空から見ていた若い神様は、ちょっといたずらしてやろうと、鳥の羽でおじさんのおへそをこちょこちょとおまじない。目を覚ましたおじさんは手をばたばたして、ふんわり空に飛びあがりました。神様のいたずらを見ていたカニに話を聞いて、島のみんなはまねをして子どもも大人もイヌもブタもみんなふわふわ……。のどかなお話です。
こどものとも311号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
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むるとめるのぼうけん
1982年3月号

久我通世 さく・え
兄さんのむるは作りたがり屋。妹のめるは行きたがり屋。こびとの兄妹は、ひなた山のてっぺんから、葉っぱのそりですべりおり、花畑で遊びました。次は花の車と葉っぱの帆をつけたヨットを作りましたが、風が強くて吹き飛ばされ、川の中へまっさかさま。そこでこんどは、ガマの穂でいかだを作って川をくだっていきます。ものを作る楽しみと、遠くへいく冒険にみちた絵本です。
こどものとも312号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
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2005/12/22
ひとりぼっちの りんごのき
1980年4月号

三原佐知子 さく なかのひろたか え
ある農家のそばに生えている小さなリンゴの木は、大きなリンゴの木でいっぱいのリンゴ園にいきたくてしかたありません。春、まっ白に咲いた花に集まったミツバチにたのんでも、秋、赤く実った実を食べにきたカラスにたのんでも、リンゴ園にいくのは無理でした。でも、冬が過ぎ、翌年の春、小さなリンゴの木は、自分のまわりに新しいリンゴの木の芽が顔を出しているのに気づきました。
「こどものとも」289号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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せかいいちの おんどり
1980年5月号

松野正子 さく 太田大八 え
メンドリとアヒルとイヌが仲良く暮らしていた庭に、1羽のりっぱなオンドリがやってきました。みんなが仲良くしようとしても、オンドリは、自分は世界一りっぱなオンドリだといって、いばってばかり。メンドリもアヒルもイヌもだまってひっそりと暮らすようになりました。ところが夏の暑い日、オンドリはアヒルのまねをして池に入って溺れてしまいます……。
「こどものとも」290号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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こじかのつよし
1980年6月号

西山登志雄 さく みねむらかつこ え
開園準備中の動物園にやってきたシカの中に、生まれたばかりの子ジカがいました。「つよし」と名付けられた弱々しい子ジカを、園長さんの一家と飼育員たちは、毛布にくるんで暖めたり、哺乳瓶でミルクを飲ませたり、親身になって育てます。元気に大きくなったつよしは、庭に出され、やがてシカの群れにもどされることに……。実話をもとに動物園の園長さんが書いたお話です。
「こどものとも」291号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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くらやみえんのたんけん
1980年7月号

石川ミツ子 さく 二俣英五郎 え
夕方、お母さんのお迎えを待っていたつとむとたくは、先生が明日の誕生会の準備で台所にいっているあいだ、部屋の電気を消して、暗くなった子ども園の探険を始めました。シーツをかぶってお化けのまねをした二人が歩いていくと、廊下の隅にはオレンジ色の二つの光がまたたき、階段ではカーテンがふわりとめくれあがり、玄関はぎぎいと鳴って黒い二つの影が……。
「こどものとも」292号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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とおい みなみのしま
1980年8月号

加納 登 さく・え
海に囲まれた小さな南の島で、ある日、隣の島へいくため人々は飛行機に乗りました。おみやげのニワトリやブタをもったおじさんや、自分の守り神の白いヘビをつれたおばあさんもいます。しかし、空の上で飛行機は急にエンジンが止まって海に不時着し、みんなはゴムボートで漂流をはじめました。お腹がへってきたので、ニワトリやブタを食べ……。おおらかなお話と絵が魅力の絵本です。
「こどものとも」293号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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おみせ
1980年9月号

五十嵐豊子 え
あげたてのコロッケを売り、ケースに精肉やハムが並ぶ肉屋。白いタイルの台の上にさまざまな魚や切り身がびっしりと並ぶ魚屋。竹ぼうきやシュロのほうきが立てかけられた荒物屋。傘屋、本屋、呉服屋、菓子屋、たたみ屋……。全国各地に取材したスケッチにより、昔ながらの町並みを現在まで伝えてきたたくさんの店が登場する、文字のない絵本。『えんにち』に続く、五十嵐豊子の第2作。
「こどものとも」294号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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そばがらじさまと まめじさま
1980年10月号

日本の民話 小林輝子 再話 赤羽末吉 画
ある日、川に魚をとりにいった2人のじさまのところに、1匹のイヌが流れてきました。そばがらじさまは川の中に投げ捨てましたが、まめじさまは助けあげて育てることにしました。大きくなったイヌを連れて、まめじさまが狩りにいくと、イヌはアオジシ(カモシカ)を次々つかまえました。それをうらやんだそばがらじさまは……。「花咲かじい」の原型といわれる「雁取りじい」の昔話。
「こどものとも」295号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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きつねきいちと いたちきょろきょろの おはなし
1980年11月号

とみたふさえ さく はまなかのぶひさ え
ユグーさんはニワトリのぴいよがいなくなったので、キツネのきいちとイタチのきょろきょろに、見つけてくれたらあぶらげとイワナをお礼にあげるという看板を出しました。看板を見た2匹はそれぞれぴいよを探しますが、森の中で出会って、自分が先に見つけようと大げんか。そのとき落ち葉にくるまって寝ていたぴいよを見つけて……。病床にあった画家とその妻が共同制作した絵本。
「こどものとも」296号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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てっちゃん けんちゃんと ゆきだるま
1980年12月号

おくやまたえこ さく・え
てっちゃんとけんちゃんが山に遊びにいくと、雪の野原の中に、つららの柵に囲まれた雪の家がありました。入ってみるとそこは雪だるまの家でした。2人はつららをくべた囲炉裏のまわりでかき氷をごちそうになったり、外に出て雪だるまの子たちとすもうをとって、汗だくになって遊びました。でも暖かくなると、雪だるまの子たちは元気がなくなって……。『66このたまご』の作者の第3作。
「こどものとも」297号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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ひでちゃんの にっき
1981年1月号

永瀬清子 さく 堀内誠一 え
お正月のごちそうのなかのしっぽのあるまるいもの。小人の洗濯物みたいな春の梅の花。鉄棒から落ちてしまったのは遠い雲の底。はじめてリールで釣りをしてかかった小さな赤いうれしいタイ。山で見た、露をつけたクモの巣のハンモック。ほしいのは日に光るススキの色のセーター……。ひでちゃんという子どもの視点を借りて詩人永瀬清子が15編の詩を書き、堀内誠一が絵日記の体裁で絵をつけました。
「こどものとも」298号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
作者永瀬清子さんのエッセイはこちらをご覧ください。
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マフィンおばさんのぱんや
1981年2月号

竹林亜紀 さく 河本祥子 え
マフィンおばさんのパン屋で手伝いをしていた男の子アノダッテは、ある夜、自分ひとりでパンをつくってみようと思いました。ふだん見て覚えたとおりのやり方で、町のみんなに食べてもらおうと大きなパンだねをこね、かまどいっぱいに押し込んで焼き出すと、パンはどんどんふくらんで、家の屋根裏までいっぱいに……。香ばしいパンのにおいがただよってくるような絵本です。
「こどものとも」299号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1996年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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らいおん はしった
1981年3月号

工藤直子 さく 中谷千代子 え
ライオンはみんなとあいさつや話をしたくて近づくだけなのに、いつもみんなは逃げたり、助けを求めて叫んだりします。それがくやしくてライオンはそんな動物たちを食べていました。ところがある日出会った1匹のシマウマは、初めてライオンにあいさつをしてくれ、ゆっくり話を聞いてくれたのです。2匹は友だちになりました。柔らかい色調の絵が、心にしみる物語を彩ります。
「こどものとも」300号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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2005/12/16
ぐりとぐらのえんそく
1979年4月号

なかがわりえこ と やまわきゆりこ
ぐりとぐらは遠足にいきました。お楽しみのお弁当の時間までには、まだ間があるので、マラソンを始めましたが、落ちていた毛糸が足にからまって、転んでしまいました。毛糸を巻いて玉にしながらたどっていくと、ほどけたチョッキを着たくまさんがいました。そこでくまさんといっしょにマラソンをして戻ってくると、ちょうどお昼になったので……。ぐりとぐらの絵本の4冊目です。
「こどものとも」277号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1983年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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あさえとちいさいいもうと
1979年5月号

筒井頼子 さく 林 明子 え
お母さんの留守に妹のあやちゃんと家の前で遊んでいたあさえは、あやちゃんを喜ばせようと夢中で道に絵を描いていました。ところが顔をあげると、いつのまにか、あやちゃんがいなくなっています。あさえは妹をさがして、どきどきしながら、いつもお母さんといく公園に向かって走りました。小さな子どもの心の動きを、文と絵が一体となって緊迫感をもって描きだします。
「こどものとも」278号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1982年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
12月 16, 2005 1979年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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クレヨンサーカスがやってきた
1979年6月号

鴨居羊子 さく・え
腹ぺこでさまよっていたオオカミの子が、小さなサーカスの一座「クレヨン座」の仲間に入ることになりました。少しずつ芸を覚えますが、なかなかうまくいきません。走ることと跳ぶことなら得意なのにと思っていました。クレヨン座もようやく人気がでてきたある日、オオカミの子は舞台で大きくジャンプすると草原に向かって……。服飾デザイナーとして著名な鴨居羊子が色彩豊かに描きました。
「こどものとも」279号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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ぼくのさんりんしゃ
1979年7月号

津田櫓冬 さく・え
ひろしは自転車を買ってもらったので、三輪車をゴミ置き場にすててきました。翌日、雨に打たれている三輪車を見たひろしがゴミ置き場にいくと、トカゲやカタツムリ、ネズミやモグラやイヌが次々やってきては、三輪車をゆずってくれといいます。ひろしはみんな断りましたが、最後にうなり声をたててやってきたのは……。動物たちの三輪車の使い方に想像の世界が広がります。
「こどものとも」280号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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だいちゃんとうみ
1979年8月号

太田大八 さく・え
夏休み、だいちゃんは海の近くに住むいとこのこうちゃんの家に行きました。朝早く、船着き場にいって漁師のおじさんから漬け物と交換に魚やエビなどをもらいます。朝ご飯が終わると、小川でカワエビをすくい、それを餌に海に出て魚を釣り、お昼には浜辺で“みな”という貝を採って“みなめし”を炊きます。作者の子どものころの夏の海辺の生活をいきいきと描きだします。
「こどものとも」281号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1992年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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よるのびょういん
1979年9月号

谷川俊太郎 作 長野重一 写真
夜になり、おなかが痛くなって高い熱の出たゆたかは、救急車で病院に運ばれました。当直の先生が素早く診察し、X線検査と血液検査がおこなわれて、虫垂炎と診断され、手術することになりました。お父さんも夜勤から駆けつけてきます。やがて手術も無事に終わりました。夜の病院で働く人々の活躍をドキュメンタリータッチで描いた写真絵本です。
「こどものとも」282号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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くさやきのうた
1979年10月号

おくやまたえこ さく・え
春、カタクリの花が咲く林では草や木の芽が顔を出します。やがてタンポポの花が咲き、ミツバチが花に群がり、木の葉がぐんぐん広がるころ、キジバトの夫婦は巣をつくります。季節がめぐり、木や草が成長すると、動物や昆虫たちは木や草を巣や隠れ家にしたり、遊び場にしたり、実を採ったりして過ごします。草木や虫や小動物の姿を精確なスケッチに基づき、柔らかなタッチで描きだします。
「こどものとも」283号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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パンのかけらとちいさなあくま
1979年11月号

リトアニア民話 内田莉莎子 再話 堀内誠一 画
小さな悪魔は、貧乏なきこりからパンのかけらを盗んで得意になっていましたが、大きな悪魔たちにたしなめられ、おわびに、きこりが借りた役に立たない沼地を畑に変えることにしました。小さな悪魔は、大きな木をひっこぬき、沼の水を飲みほして、見事な麦畑にします。ところが、それを見た地主が収穫した麦を全部もっていってしまったので……。知恵を働かせ富をもたらす小悪魔の昔話。
「こどものとも」284号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1992年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ちいさなろば
1979年12月号

ルース・エインワース 作 石井桃子 訳 酒井信義 画
クリスマス・イブの夜、ひとりぼっちの小さなロバのところにサンタクロースがやってきて、足を痛めたトナカイのかわりをしてほしいと頼みました。小さなロバは喜んで、1頭のトナカイに替わって橇を引き、サンタクロースが子どもたちにプレゼントを配る手伝いをしました。次の朝、小さなロバが目を覚ますと、小屋に白いロバが立っていました。一番ほしかった友だちをもらったのです。
「こどものとも」285号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は2002年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ぬくぬく
1980年1月号

天野祐吉 作 梶山俊夫 画
体じゅうに藁をまきつけた寒がりの妖怪ぬくぬくは、山に雪が降ると里にやってきて、通りかかる人に身をすり寄せてきます。ぬくぬくに出会った人は三日は寝込んでしまうのですが、ある日出会った女の子は、体をすり寄せても驚かず、にこにこついてきました。ぬくぬくは困ってしまいますが、やがて寝てしまった女の子を背負うと里に向かい……。結末は読む者の心も温かくなる物語です。
「こどものとも」286号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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ぽとんぽとんはなんのおと
1980年2月号

神沢利子 さく 平山英三 え
冬ごもりの穴の中で、クマの母さんはふたごの坊やを産みました。坊やはおっぱいを飲んで少しずつ大きくなり、外から聞こえるさまざまな音は何の音とたずねます。「かーんかーん」というのは木こりが木を切る音、しーんと静かなのは雪が降っている時、「つっぴいつっぴい」は、お天気でヒガラが歌う声、そして「ぽとんぽとんってなんのおと?」それはうれしい春の兆し。
「こどものとも」287号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1985年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
画家平山英三さんのインタビューはこちらからご覧ください。
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やこうれっしゃ
1980年3月号

西村繁男 さく
寒い冬、お父さんとお母さん、男の子と赤ちゃんは、ターミナル駅から北に向かう夜行列車にのりこみます。列車が出発し、夜通し走り、朝到着するまでを、横長の画面いっぱいに、寝台車、普通車、グリーン車など各車両の中のさまざまな人々の様子とともに描いた、文字のない絵本。終着駅にはおじいさんとおばあさんが迎えにきていました。
「こどものとも」288号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1983年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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2005/12/09
ひつじのむくむく
1978年4月号

村山桂子 さく 太田大八 え
ヒツジのむくむくは、畑で種まきをしているお百姓に、「おじさんあそんでよ」といいますが、「だめだめ、わたしはいそがしい」と遊んでもらえません。おかみさんもメウシもブタもメンドリも、みんないそがしがって遊んでくれません。しかたなく道を歩いていると、オオカミが「森へいって遊ぼう」といったので、むくむくはついていってしまいます。危機一髪で助けにきてくれたのは……。
「こどものとも」265号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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ねずみたいじ
1978年5月号

西内みなみ 作 和歌山静子 画
海辺の村にのんびり暮らしているおじいさんとネコの家に、ネズミがやってきました。ネズミは天井裏に住みつき、おむすびやめざしから米俵、しまいには家財一切を持っていってしまいます。ネコはネズミにまったくたちうちできず、どこかへ出ていこうかと考えますが、おじいさんはあわてず騒がず、火事よりはずっとましだといいます……。『のんびりおじいさんとねこ』の第2作。
「こどものとも」266号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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でんしゃがはしる
1978年6月号

山本忠敬 さく・え
山手線の電車は東京の町をぐるぐるまわって走っています。外回りの電車は品川駅を出ると、京浜急行と立体交差、貨物列車とすれちがい、五反田駅では池上線と、目黒駅では目蒲線と出会います。渋谷、新宿、池袋、上野、神田、東京……と、山手線の電車がいろいろな電車とすれ違ったり、併走したりしながら、一周する様子を、山本忠敬が描きます。
「こどものとも」267号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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七がつエイサー
1978年7月号

儀間比呂志 作・画
ぱあらん、ぱあらん! 沖縄のやんばるに住むヌマガエルが太鼓をたたいて踊ります。太鼓をたたけば害虫がころりと落ちる。豊年満作を願い、ご先祖様に感謝する沖縄の盆踊り「七月エイサー」。動物も人間もいっしょになってにぎやかに太鼓をたたき、歌い踊ります。沖縄のバイタリティあふれる祭りの雰囲気を存分に伝える絵本です。
「こどものとも」268号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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せんたくかあちゃん
1978年8月号

さとうわきこ さく・え
いいお天気のある日、洗濯が大好きなせんたくかあちゃんは、家中の洗濯物をすっかりあらってしまうと、イヌもネコもニワトリも子どもたちも、みんなつかまえて洗濯してしまいました。全部ほしたところに雷が鳴って、かみなりさまが落ちてきました。せんたくかあちゃんがかみなりさまも洗濯してしまうと……。さとうわきこの「こどものとも」でのデビュー作です。
「こどものとも」269号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1982年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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とぶ
1978年9月号

谷川俊太郎 作 和田 誠 画
空を飛ぶ夢を見たまことは、次の朝、空が飛べるような気がして、軽い気持で走ってみると、ふわりと空に浮かびます。だんだんコツをつかみ、牧場の上、町の上を飛び、雲の中を泳ぎます。おしまいに宙返りして着地。友だちのあこちゃんに「どうやったら空を飛べるの」と聞かれたまことは……。『あな』に続く谷川・和田コンビの「こどものとも」第2弾。
「こどものとも」270号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されました。
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はじめてのおきゃくさん
1978年10月号

田中秀幸 作・画
若いコックさんが町はずれに小さなレストランを開店しましたが、お客さんはひとりもきません。はじめて注文を受けてホットケーキを森の小屋に届けると、イノシシやキツネやウサギなど動物たちが集まってクマさんの誕生祝いをしています。でもホットケーキ1皿だけではと思ったコックさんは、みんなをお店に招待して、腕をふるってごちそうをたくさん作ります。
「こどものとも」271号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします
1978年11月号

ささきまき さく・え
ムッシュ・ムニエルはヤギの魔術師。たいへんいそがしいので、町の少年をひとりさらって弟子にしようと、小さな瓶を変な魚の姿を変えて空に放ちます。目をつけられた少年は仲良しの少女と夕方の波止場で船を見ていましたが、魚の形のふしぎな舟が海の中から浮かびあがってきたので、乗ってみたくなり……。ユーモラスでちょっと不気味なムッシュ・ムニエルの登場する第1作目の絵本です。
「こどものとも」272号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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かじやとようせい
1978年12月号

スコットランドの昔話 三宅忠明 再話 荻 太郎 画
むかしある村に鍛冶屋が住んでいました。その息子が病気になり、いつまでたってもよくならないので、心配になった鍛冶屋が物知りの老人にたずねると、息子は妖精と入れ替わっているのかもしれないといわれます。老人のいうとおりに正体を現した妖精を追い出すと、鍛冶屋は連れ去られた息子を取りもどしに、妖精の丘に向かいます。スコットランドの神秘的な昔話です。
「こどものとも」273号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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はるにれ
1979年1月号

姉崎一馬 写真
草原に一本だけ立つはるにれの大木。朝の光をあびて青空にそびえ、暮れなずむ夕映えの空にシルエットを浮かびあがらすはるにれ。冬の吹雪に耐え、雪原にたたずむはるにれ。春が訪れ、葉を繁らせるはるにれ。一本の大木の四季の姿、様々な時刻、様々な天候の中の姿を写した写真で構成した、文字のない絵本です。自然の驚異に目を瞠らせるとともに、ふしぎな安らぎをあたえてくれます。
「こどものとも」274号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1981年に「日本傑作絵本シリーズ」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
著者姉崎一馬さんのインタビューはこちらからご覧ください。
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おはよう ミケット
1979年2月号

パトリス・アリスプ さく・え やまぐちともこ やく
ぬいぐるみのネコのミケットといつもいっしょの女の子。朝ごはんもトイレも着替えも、公園のすべり台の逆のぼりも、いつでもいっしょ。でも、おつかいにいったらミケットがいなくなっちゃった。でも大丈夫、おもちゃ屋さんの自転車にのっていた。夜は夢の中でも……。フランス人画家が娘の日常の姿を愛情を込めて描いた「こどものとも」オリジナル作品です。
「こどものとも」275号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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げんたとやまんば
1979年3月号

松野正子 さく 平山英三 え
山奥に住むげんたは、塩売りじいさんがきたらそば粉と塩をとりかえてもらうよう母さんにいいつけられました。ところがじいさんがもってきたお面がほしくなってそば粉ととりかえてしまいます。両親にしかられたげんたは、お面をかえしにじいさんを追っていきましたが、藪の中で山姥にさらわれてしまいます……。知恵と勇気で山姥をうち負かす、元気な男の子の物語です。
「こどものとも」276号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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2005/12/02
3じのおちゃにきてください
1977年4月号

こだまともこ さく なかのひろたか え
まりちゃんは、小川を流れてきた笹舟にお茶会への招待状と地図がついているのを見つけて、そこにいくことにしました。途中で出会った、おつかい帰りのゆきとくんや、砂糖を運んでいるアリ、くるみを食べていたリス、粉を背負ったロバなどもいっしょになって歩いていくと、カエルの“みどりのみどり”がケーキを作って待っていましたが……。3時のおやつが待ち遠しくなる絵本です。
「こどものとも」253号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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66このたまご
1977年5月号

おくやまたえこ さく え
森のはずれに住むおばあさんの家の両脇には大きな木がそびえていて、たくさんの小鳥が巣をつくっていました。おばあさんは巣の中の小鳥の卵を数えるのを楽しみにしていましたが、ある日、彼らの66この卵が全部なくなってしまったのを知ってびっくりしました。おばあさんは森の中に探しにいきましたが……。野鳥や森の木や草花をていねいに描いた美しい絵本です。
「こどものとも」254号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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とりかえっこ する?
1977年6月号

いぬいとみこ さく 大友康夫 え
胸当てのついた赤ちゃんズボンをはいている弟ネコのほしは、お兄ちゃんのベルト通しのあるズボンがうらやましくてたまりません。“とりかえっこする?”と歌いながら自転車で走っていくと、池のヒキガエルとズボンを交換することになりました。そのあとカエルの水泳ズボンをモグラの仕事ズボンと、次にモモンガの飛行機ズボンと交換し……。変身の楽しさと兄弟の心の通い合いが描かれます。
「こどものとも」255号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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しんりんてつどう
1977年7月号

みねむらかつこ さく・え
蒸気機関車に引かれた森林鉄道の列車は、材木を積んだり人や荷物を乗せて、山の村とふもとの町の間を1日に何度もいったりきたりしています。朝、町の学校に通う村の子どもたちが乗って列車は出発しました。途中で急病人を乗せると、急なカーブの続く線路を大急ぎで走ります……。山に暮らす人々の生活と仕事を支える森林鉄道を、墨一色で力強く描きます。
「こどものとも」256号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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すてきなバスケット
1977年8月号

小沢 正 作 佐々木マキ 画
はらぺこのオオカミは森の中で、子ブタと子ウサギを見つけました。2ひきは楽しそうにおしゃべりしながらバスケットからキャベツとニンジンを出して食べています。オオカミは襲いかかりますが、木の根っこにつまずいて2ひきに逃げられてしまいました。ところが残されたバスケットは望みのものが出てくる魔法のバスケットだったのです。愉快な物語に佐々木マキが絵を描きました。
「こどものとも」257号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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はずかしがりやのおつきさん
1977年9月号

すずきこうじ さく・え
まんまるの月が野原を照らしている夜、ウマのロシナンテがその光の中で手紙を書いていました。あんまり月が明るいので、馬車の中で寝ていた女の子のギューリーちゃんもネコのダイナもイヌのイワンも、みんな目を覚まして月をじっと見つめました。すると月は恥ずかしがって雲に隠れてしまいました。ロシナンテはギターを手に取ると……。群青色だけで月明かりの世界が描かれています。
「こどものとも」258号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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もりのえほん
1977年10月号

安野光雅 え
木の枝と葉、幹の肌の模様、ペン画で細かく描かれた森の風景に目をこらすと、ネコ、リス、サイ、ブタ、ウサギ、ラクダ……見開きの画面の中に、たくさんの動物たちの姿が浮かびあがってきます。絵さがしの醍醐味をたっぷり味わえる、安野光雅の隠し絵絵本です。
「こどものとも」259号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1981年に「安野光雅の絵本」の1冊として刊行されて、現在も販売されています。
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おふろやさん
1977年11月号

西村繁男 作
あっちゃんは家族でお風呂屋さんに出かけます。お父さんと一緒に男湯に入ったあっちゃんは、友だちを見つけました。体を洗い、髪を洗ってもらったら、友だちと遊んで、湯舟であたたまります。3人組の男の子がはしゃぎまわって、おじいさんに叱られています。女湯からお母さんの声が聞こえて……。字のない絵本ですが、絵を見ているだけで人の会話やお湯の音の聞こえてくるようです。
「こどものとも」260号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1983年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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サンタクロースのプレゼント
1977年12月号

久保三千子 さく 内山 正 え
サンタクロースはプレゼントを配り終わって帰る途中、森の入り口で雪の上についた3つの足跡を見つけました。足跡をたどっていって巣を見つけ、子ネズミにはタンバリンを、子ウサギには人形をあげましたが、子リスにプレゼントをあげようとしたら袋はもうからっぽ。そこでサンタクロースがその場で手作りしたプレゼントは……。サンタクロースのやさしい気持が伝わってくる絵本です。
「こどものとも」261号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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さんまいのおふだ
1978年1月号

新潟の昔話 水沢謙一 再話 梶山俊夫 画
寺の小僧は山へ花を切りに出かけましたが、日が暮れて道に迷い、白髪のお婆の住む一軒家に泊めてもらいました。ところが夜中に目を覚ますとお婆は恐ろしい鬼婆になって小僧を食べようとしています。小僧は便所にいきたいといってその手を逃れ、便所の神様から3枚の札をもらって逃げだします。語り口調をいかした再話による、スリルとユーモアをかねそなえた昔話の絵本です。
「こどものとも」262号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1985年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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いたずらおばけ
1978年2月号

イギリス民話 瀬田貞二 再話 和田義三 画
昔、ひとりぐらしの貧乏なおばあさんが家に帰る途中、道端で金貨の入った壷を見つけました。すっかり豪勢な気分になり、壺をショールに結わえて引いて帰りましたが、一休みしてふりかえって見ると、壷は銀のかたまりに変わっています。このほうが気が楽だと思ってまた歩いていくと、次にふりかえった時には鉄に、次には石に、あげくのはてに……。楽天的で豪快なおばあさんのお話です。
「こどものとも」263号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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きつねのおはなはん
1978年3月号

中川正文 さく 二俣英五郎 え
お寺にいるキツネのおはなはんはハイカラなべっぴんさんに化けて歩きまわるのが得意でした。村人はばかにしていましたが、マンケはんのおっさんは娘のおたみをハイカラにしようとお寺に連れていきました。おはなはんは英語やお金の勘定や歩き方を教えてくれるのですが、雪の日の翌日、おたみは高熱を出してしまい……。いっぷう変わったキツネのお話です。
「こどものとも」264号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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2005/11/24
こすずめのぼうけん
1976年4月号

ルース・エインワース 作 石井桃子 訳 堀内誠一 画
子スズメはお母さんから飛び方を教わりました。羽根をぱたぱたやっているとちゃんと空中にういているので、子スズメはおもしろくなってどんどん遠くまで飛んでいきました。そのうちに羽根が痛くなったので休もうと思いましたが、ようやく見つけた巣にはカラスやヤマバトやフクロウがいて、中に入れてもらえません。やがてあたりは暗くなって……。骨格のしっかりした物語絵本です。
「こどものとも」241号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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どうぶつたちのおかいもの
1976年5月号

渡辺茂男 さく 太田大八 え
動物たちが町へ買い物に行きました。チータは蝶ネクタイ、シマウマは羽の付いた帽子、ワニは柔らかいブラシとくし、カバは小さなよだれかけ、クマは大きなケーキ……。買い物を終えたみんなは、バスで動物園のカモシカの家へいきました。明日から外国の動物園で暮らすカモシカ夫婦と赤ちゃんへの、プレゼントを買ってきたのです。一軒ごとの店の佇まいと動物の表情が楽しい絵本です。
「こどものとも」242号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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たぬきのくるむら
1976年6月号

岸田衿子 さく 中谷千代子 え
みねちゃんは村の杏の木に、タヌキがいるのを見つけました。やがてタヌキはみねちゃんに馴れ、置いておいたおむすびを食べるようにまでなりました。翌年、村の近くを通っていた鉄道が廃止になったので、村の人はみんな町へひっこすことになりました。夏休み、杏の実をとりに村に帰ると、杏の木にはタヌキの子がたくさんいて……。山村での動物との交流が美しい色彩で描かれます。
「こどものとも」243号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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くった のんだ わらった
1976年7月号

ポーランド民話 内田莉莎子 再話 佐々木マキ 画
ヒバリの夫婦は、モグラが巣のそばを掘りかえすので、オオカミに追い払ってくれるように頼みました。オオカミが「たらふく食わせてくれたら」というので、ヒバリは村で結婚のお祝いに集まっていた人々をおびきだして、オオカミにごちそうをはらいっぱい食べさせました。ところがオオカミはこんどは「ビールを思いっきり飲ませてくれたら」というのです……。ポーランドの愉快な昔話です。
「こどものとも」244号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ぐりとぐらのかいすいよく
1976年8月号

なかがわりえこ と やまわきゆりこ
浜辺で遊んでいた野ネズミのぐりとぐらが、沖から流れてきた瓶を拾って、栓を開けてみると、中にはうみぼうずからの手紙が入っていました。手紙を見たぐりとぐらは、浮き袋をつけてうみぼうずの島までたどりつき、穴に落ちた灯台の真珠をみつけてあげました。うみぼうずはお礼に、いろいろな泳ぎ方を教えてくれます。「ぐりとぐら」の絵本の3冊目です。
「こどものとも」245号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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みっつのなぞ
1976年9月号

山形の民話 武田 正 再話 平山英三 画
長者は自分の出す3つの謎を解いた男を一人娘の婿にしようと考えました。村祭りの夜、娘は山からきた一人の若者と恋に落ち、うちに連れていきました。長者はまず、蔵の中いっぱいにある鍬の数を、たばこ3服する間に答えろといいます。若者は途方にくれるますが、娘の歌が聞こえてきて……。長者の出す難題を、娘の歌の助けを借りて、知恵と勇気で解決し、幸せをつかむ昔話です。
「こどものとも」246号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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こえどまつり
1976年10月号

大道あや 作
ネコのごんごんはイヌのちのび、カラスのあーよを連れ、小江戸祭りを見に出かけました。町には屋台が立ちならび、人々でにぎわっています。神主さんのあとからは御輿と、稚児さんが曳く山車が続きます。笛と太鼓の音がひっきりなしに鳴りわたります。あーよは稚児さんの花笠をくわえて飛んでいってしまいました……。古い町の華やかな祭りを色彩豊かに描いた、大道あやの第2作です。
「こどものとも」247号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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あな
1976年11月号

谷川俊太郎 作 和田 誠 画
日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘りはじめた。妹が「あたしにも掘らせて」といっても「だめ」。友だちが「何にするんだい」と聞いたら、「さあね」。穴は次第に深くなり、穴の底からいもむしがはいだしてきた。穴の底に座りこんで「これは僕の穴だ」とひろしは思う……。横長の本を縦に開く斬新なデザイン。谷川俊太郎、和田誠とも「こどものとも」初登場です。
「こどものとも」248号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1983年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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こうさぎのクリスマス
1976年12月号

松野正子 さく 荻 太郎 え
両親がキツネに追われたまま帰ってこないので、兄ウサギのラビーと妹ウサギのルビーは、二人だけで暮らしていました。森で薪をひろいながら、他の家にはどこもクリスマスツリーが飾ってあるのを見て、ラビーはルビーに「うちにはサンタクロースなんかこないよ」といいます。でも二人はそっとお互いのためにクリスマスの贈り物を……。心にしみいるお話が柔らかなタッチで描かれます。
「こどものとも」249号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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こしおれすずめ
1977年1月号

瀬田貞二 再話 瀬川康男 画
昔、あるおばあさんが、子どもの投げた石にあたって腰の折れたスズメを助け、介抱してやりました。元気になって飛びたっていったスズメはヒョウタンの種を一粒もってきました。その種をまくと、大きなヒョウタンがたくさんなり、中にはお米がぎっしりつまっていました。それを聞いた隣のおばあさんも腰折れスズメを探しますが……。宇治拾遺物語の説話をもとにしたお話です。
「こどものとも」250号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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きこりとおおかみ
1977年2月号

フランス民話 山口智子 再話 堀内誠一 画
ある冬、オオカミは食べ物をさがしてきこりの家に忍びこんだものの、熱いスープをかけられて、頭を大やけどして逃げていきました。1年後、きこりが森で木を切っていると頭のはげたオオカミが群れをつれてやってきました。きこりは木に登って逃げますが、オオカミは1ぴきずつ肩の上に乗って、迫ってきます。そこで、きこりは……。フランスの昔話を堀内誠一がダイナミックに描きます。
「こどものとも」251号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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くわずにょうぼう
1977年3月号

日本の昔話 稲田和子 再話 赤羽末吉 画
欲張り男のところに、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。最初は喜んだ男でしたが、ある日、蔵の米がごっそり減っているので、隠れて見ていると、女房は男の留守に米を炊き握り飯を作ると、髪をほどいて頭のてっぺんの大きな口から食べてしまいました。女の正体が鬼婆だったことを知た男は、鬼婆にとらえられ……。赤羽末吉の絵によるスリリングな昔話の絵本。
「こどものとも」252号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1980年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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2005/11/18
ねこのごんごん
1975年4月号

大道あや さく・え
腹を空かして歩いていた小さな野良ネコは、おいしそうな匂いがしてきたので、ある家にあがりこみましたが、その家の年寄りネコ・ちょんに、ごんごんと名付けられ、その家に住みつくことになりました。ちょんから、「何ごとも自分で覚えるが肝心」といわれて、扉の開け方、木の下り方などを学びながら、ごんごんは成長していきます。60歳から絵を描きはじめた大道あやの初めての絵本です。
「こどものとも」229号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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おばあさんのいないまに
1975年5月号

なかのひろたか さく・え
おばあさんに留守番をたのまれた白いネコが、ひとりで大きなホットケーキを焼いていると、匂いをかぎつけたカラスが煙突からたくさん入ってきました。一緒に大騒ぎして食べたあと、煙突を抜けて外にでると、白いネコは真っ黒の“カラスネコ”になっていました。でもカラスと一緒に「宙返りとび」をして遊んでいるうちに雨がふってきて……。ネコとカラスのやりとりが愉快な絵本です。
「こどものとも」230号
19×26 32ページ 当時の定価200円
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ぼくがとぶ
1975年6月号

ささきまき さく・え
ぼくは、木をけずってたくさんの小さな部品を作り、組み立てて布を張り、塗料をぬりエンジンを積んで、本当に空を飛ぶ飛行機を作りました。失敗して墜落もしたけれど、作り直して空へ飛びたちます。野山や町や砂漠を越えて、昼も夜も飛びつづけ、オーロラの光る空の下でセイウチの群れに出会いました。物を作りあげる楽しみと空を飛ぶ夢を満喫させる、佐々木マキの絵本第2弾です。
「こどものとも」231号
26×19 32ページ 当時の定価200円
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おにより つよい おれまーい
1975年7月号

サトワヌ島民話 土方久功 再話・画
おれまーいは生まれるとすぐはいはいができ、4日たつと歩きはじめ、1日1日と大きくなって、村一番の力持ちで乱暴者の子どもになりました。おれまーいを恐れた村人たちは、彼を殺してしまおうと手をつくし、ついには、恐ろしい鬼の住む島に置き去りにしました。ところがおれまーいは鬼を倒し、鬼の船をもらって再び村に帰ってきたのです。土方久功が自ら採集したサトワヌ島の昔話です。
「こどものとも」232号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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ねずみのハーリー
1975年8月号

儀間比呂志 さく・え
ネコ王の誕生祝いで、この世で一番大切なものは何かと問われ、ネコのけらいたちは「ネコ王こそ国の宝」と答えますが、ネズミの頭は「水をくださる神様です」と答え、島流しにされてしまいました。ところがネコ王の島は日照りに苦しむこととなり、神のお告げでネズミの頭を連れもどすために、3艘のハーリー(竜舟)が島にむかいましたが……。海神祭の由来を昔話をもとに創作した物語です。
「こどものとも」233号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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ひつじかいとうさぎ
1975年9月号

ラトビア民話 うちだりさこ 再話 すずきこうじ 画
羊飼いは、森でつかまえたウサギが囲いをぬけだし森に逃げたので、追いかけていきました。出会ったオオカミにウサギを捕まえてくれと頼みますが、オオカミは「自分でつかまえな」と知らんぷり。次に会ったこん棒にオオカミを殴ってくれと頼んでもだめ。火にこん棒を焼いてくれといってもだめ。川も、ウシも知らんぷり。でもクマは……。スズキコージの「こどものとも」デビュー作です。
「こどものとも」234号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
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くいしんぼうのあおむしくん
1975年10月号

愼 ひろし 作 前川欣三 画
空の色をした変な虫がまさおの帽子を食べていました。そのあおむしはくいしんぼうで、おやつでも紙くずでも、何でも食べてどんどん大きくなりました。町のゴミを全部食べてしまうと、とうとう町ごとパパやママもみんな食べてしまったのです。仕方なくふたりは旅にでましたが、あおむしは出会うものすべてを食べつくし、ついに地上には何もなくなって……。壮大なスケールのSF的な物語。
「こどものとも」235号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は2000年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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はないくさ
1975年11月号

小林保治 ぶん 平山英三 え
昔、ある秋の日の京の都で、子どもたちが摘んできた花を比べあっていました。けれども、どれもオミナエシだったので、白菊を摘みにみんなで野原に行くことにしました。ところが、野原にあらわれたオミナエシの精は、子どもたちが白菊をほしがることに腹をたて、他の花の精たちも引きつれて、白菊を散らそうとします。そこにあらわれた白菊の翁は……。謡曲をもとにした物語です。
「こどものとも」236号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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つきよのばんのさよなら
1975年12月号

中川正文 さく 太田大八 え
夜、父親が湖に魚を捕りにいっているあいだ、たろうは一人で留守番をしていました。戸をたたくものがいるので開けてみると、クマの親子が軽く頭を下げ去っていきました。たろうはそのクマが、去年の夏、庭で干していた梅干しを食べていたのを見逃してやったクマだったと思いだしました。あの時お腹にいた子どもが生まれたのだろうと……。静かな月夜の晩の心にしみるお話です。
「こどものとも」237号
26×19cm 32ページ 当時の定価200円
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ごろごろ にゃーん
1976年1月号

長 新太 作・画
ごろごろ鳴るお魚型の飛行機に、にゃーんにゃーんと鳴くネコたちがゴムボートから乗りこんで、ごろごろにゃーん、ごろごろにゃーんと、飛行機は飛んでいきます。魚を釣り、マッコウクジラのジャンプする海を飛びこえ、UFOに出会い、ビルの上を、鉄橋の下を、ネコを乗せた飛行機は、どこまでもどこまでも飛んでいきます。長新太の真骨頂を見せる、斬新で愉快な絵本です。
「こどものとも」238号
19×26 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1984年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
長新太さんのインタビューはこちらからご覧ください。
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だいふくもち
1976年2月号

田島征三 作
怠け者のごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声に家の中をさがしてみると、床下に300年も住みついているという大福餅を見つけました。その餅は小豆を食わせると次々と小さな大福餅を産みます。その餅を売りだすと、うまいうまいと評判になり、ごさくは大金持ちになりました。ところが、ごさくが欲張って山盛りの小豆を大福餅の上に積みあげて食わせたために……。
「こどものとも」239号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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はじめてのおつかい
1976年3月号

筒井頼子 さく 林 明子 え
みいちゃんはお母さんに、初めておつかいを頼まれました。百円玉を二つしっかり握りしめて家を出ると、友だちに出会ったり、坂道でころんだりしながら、お店につきました。なかなか声をかけられませんでしたが、思い切って大きな声を出し、無事牛乳を買うことができました。はじめておつかいをする子どもの、緊張感や達成感などの心の動きを、さわやかに描いています。
「こどものとも」240号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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2005/11/11
あらいぐまとねずみたち
1974年4月号

大友康夫 さく・え
森の川辺に住むアライグマの親子の家から、ある日ジャガイモや豆が袋ごとなくなっていました。こぼれた豆のあとを追っていくと、ネズミたちが前になくなったおもちゃで遊んでおり、豆の袋もそこにありました。アライグマの親子は怒って、ネズミたちをつかまえますが、ネズミたちが食べ物に困っていると知り、一緒に畑を作り、家を建てることにしました。大友康夫の初めての絵本です。
「こどものとも」217号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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クリーナおばさんとカミナリおばさん
1974年5月号

西内みなみ さく 堀内誠一 え
古くなった掃除機のクリーナおばさんは、ごみの島に捨てられました。まわりには洗濯機のワッシャや冷蔵庫のブリザードおじさんなど電気製品たちがたくさんいて、まだ働けるのにと、口々に文句をいっていました。そのとき、空が光って雷が落ちたかと思うと、電気製品たちはみんな動けるようになって大喜び、お祭り騒ぎをはじめましたが……。電気製品を主人公にした愉快な物語です。
「こどものとも」218号
26×19cm 32ページ 当時の定価150円
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わんぱくこぞうとおんなのこ
1974年6月号

石松知磨子 さく・え
森の虫と仲良しの女の子は、いつも5人のわんぱくこぞうにいじめられていました。ある日とうとうたまらなくなって女の子が逃げだすと、野原の虫たちはみんな女の子のまわりに集まってきました。虫たちは女の子を励まし、いっしょに仕返しすることにしました。こんどは虫たちに追いかけられたわんぱくこぞうたちが、すりばち池の中へ滑り落ち……。けんかして仲良くなる元気な子どもたちのお話です。
「こどものとも」219号
26×19cm 32ページ 当時の定価150円
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しちめんちょうおばさんのこどもたち
1974年7月号

吉野公章 さく おのきがく え
シチメンチョウのおばさんは、沼のほとりで産みっぱなしにされた4つの卵を見つけ、温めて孵しました。生まれた子どもたちは全然似ていませんでしたが、おばさんは自分の子として育てました。やがて子どもたちは、泳いだり空を飛ぶことができるようになり、マガモの群れがやってくると、誘われて、いっしょに暖かいの国へ旅立つことになりました。力強いタッチで鳥の世界を描きます。
こどものとも」220号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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ちいさなたいこ
1974年8月号

松岡享子 さく 秋野不矩 え
心の優しい百姓のおじいさんとおばあさんは、丹精こめて立派なかぼちゃを育てました。ある晩、どこからか楽しそうな祭り囃子が聞こえてきたので不思議に思った二人が音のする方へいくと、お囃子はその見事なかぼちゃの中から聞こえてくるのでした。翌日そのカボチャをもいで、夜になって中をのぞくと、なんと小さな人たちが踊っていました……。小さな小さな別世界の物語。
「こどものとも」221号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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ゆっくりくまさん
1974年9月号

森 比左志 さく 西巻茅子 え
ゆっくりくまさんは食べ物を探しにやってきましたが、ドングリはリスに、栗の実はサルに、赤い木の実はウサギに、みんな先に食べられてしまいます。でも、川向こうにヤマブドウがあるのを見つけたゆっくりくまさんは、川に大きな石を一つずつ運んでいきました。できあがった飛び石づたいゆっくりくまさんもみんなもおなかいっぱいヤマブドウを食べました。のびのびした絵の絵本です。
「こどものとも」222号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されています。
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くずのはやまのきつね
1974年10月号

大友康夫・西村繁男 さく 西村繁男 え
昔、くずのは山の麓の村で米の不作が続き、村人たちは粟や木の根しか食べられない日が続いていました。たみぞうとごさくの兄弟は、じいさまからキツネが嫁入りする年は豊作になるという言い伝えを聞いて、キツネを探しに雪の山に入っていきました。そこでキツネが翌年の嫁入りの相談をしているのを聞き、父親に告げますが……。労働の喜びをていねいに描いた、西村繁男の絵本デビュー作。
「こどものとも」223号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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しごとをとりかえたおやじさん
1974年11月号

ノルウェーの昔話 山越一夫 再話 山崎英介 画
昔、おこりっぽくていつもおかみさんに文句を言っているおやじさんがいました。ある日、おかみさんはそんなにおこるなら仕事を取りかえようと申し出ました。おやじさんも大賛成で、翌日はおかみさんが牧草刈りにいき、おやじさんは赤ちゃんのめんどうをみながらバター作りや、牛の世話にとりくみますが、次々に大変なことが……。ドタバタぶりが何ともおかしい昔話です。
「こどものとも」224号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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トケビにかったバウィ
1974年12月号

朝鮮民話 きむやんき 再話 呉炳学 画
みなしごのバウィは、とてもりこうで、すもうが大好きな少年でした。バウィは端午の節句の相撲大会で大人をたおして優勝し、子牛を賞品にもらいました。帰る途中、恐ろしい妖怪トケビに勝負を挑まれます。バウィが見あげると、トケビはどんどん大きくなります。でもトケビの秘密を探りあてた、バウィは……。知恵と勇気で魔物をたおし、お金まで手に入れてしまう痛快な昔話です。
「こどものとも」225号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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つつみがみっつ
1975年1月号

土屋耕一 さく たざわしげる え
「るすにする」「かるいきびんなこねこなんびきいるか」「このこどこのこ」「このみくんさんねんさんくみのこ」「ようかんかうよ」「ぞうかもかうぞ」……。前から読んでも後ろから読んでも同じ文(回文)のオンパレード。言葉あそびの楽しさを、軽やかな絵とともに満喫する絵本です。
「こどものとも」226号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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おおきなひばのき
1975年2月号

鈴木喜代春 さく 山口晴温 え
青森県の山の中に住むのぼるは、おじいさんにつれられてゼンマイ採りにいき、ヒバの林に入っていきました。のぼると同じくらいの高さの木でも15歳、かかえきれない太い木は500歳にもなると聞いてびっくりします。やがて雪の降り積もる冬、ヒバは雪の中で花を咲かせるのです。1年間の季節の移ろいの中で、ヒバの木のたくましい成長の姿を描きます。
「こどものとも」227号
26×19cm 32ページ 当時の定価150円
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こうしとむくどり
1975年3月号

岩崎京子 さく 小松崎邦雄 え
町はずれの小さな牧場の子ウシまるちゃんと、ムクドリのりーやは、大の仲良しでした。ある日、まるちゃんは牛市につれていかれ、売られてしまいました。新しい飼い主にトラックにのせられて運ばれていく途中、衝突事故にあって、まるちゃんは逃げだしました。そこへ、さがしながら追ってきたムクドリのりーやが飛んできました……。牧場を舞台にした別れと再会の物語。
「こどものとも」228号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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2005/11/04
きいたぞ きいたぞ
1973年4月号

小沢良吉 さく・え
早耳の野ウサギは「きいたぞきいたぞ」と駆けだしました。結婚式をしていたウサギの花嫁花婿も、それを見て「いったいなにがおこったの」と追いかけます。トランプをしていたイヌたちも、食事をしていたネコたちも、カエルや虫たちも、何事だろうと後を追って走りだします。いってみると、そこにはネズミの赤ちゃんが……。誕生の喜びをシンプルなストーリーで描きます。
「こどものとも」205号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
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いちごばたけの ちいさなおばあさん
1973年5月号
