2006/06/30
ちょっとだけ
2005年4月号

瀧村有子 さく 鈴木永子 え
赤ちゃんが生まれてママは忙しそう。なっちゃんは初めて自分の事をひとりでしてみます。「ちょっとだけ」うまくできました。眠くなったなっちゃんはママに「ちょっとだけ」だっこしてとお願いします。すると、ママは「ちょっとだけじゃなくて、いっぱい、だっこしたいんですけど、いいですか?」といってくれたのです! 子どもたちの小さな胸を温かく包んでくれる絵本です。
こどものとも年中向き229号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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きよぼう きょうは いいてんき
2005年6月号

白石清春 文 西村繁男 絵
「今日は、いい天気だよ」といって、手足の不自由な男の子きよぼうのお母さんが庭にござを敷いてくれました。知的好奇心の旺盛なきよぼうは、ござをうまく動かし庭を移動して、アリが青虫を運ぶのを観察したり、隣の子とどろだんごを作ってままごと遊びをしたりします。子どもらしい好奇心や喜びが、素直でみずみずしい文章で綴られ、春の光や空気の感じ取れる絵で描かれています。
こどものとも年中向き231号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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おばけのおつかい
2005年7月号

西平あかね 作
おばけ家族は、日曜日、くものす森に大好物のクモの巣をとりにきました。たくさんとれたので、おばけの姉弟さくぴーとたろぽうは、2人だけでおばあちゃんの家に届けにいくことになりました。無事におつかいができると、今度はおじさんの家にキノコを届けに。家を間違えてしまいますが……。『おばけかぞくのいちにち』に続く「さくぴーとたろぽーのおはなし」第2作。
こどものとも年中向き232号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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こんやは はなびたいかい
2005年8月号

きしだえりこ さく あべはるえ え
今夜は花火大会。動物園の動物たちも花火見物をします。寝転んで悠然と見物するゴリラ、びっくりして負ぶっていた子どもを落としそうになるコアラ、驚いてみんなで肩を寄せ合うキリン、目をぱちぱちするカバ、ゆっくり目をあけるワニ、合唱を始めるオオカミ、きれいさを競い合うクジャク、全然気にせず食べつづけるカピバラなどなど、いろんな動物たちのおかしな表情が楽しめます。
こどものとも年中向き233号
26×19cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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りすのあかちゃん
2005年9月号

高野けい子作 花房葉子絵
森にリスの赤ちゃんが生まれたので、森の動物たちはひとりずつ赤ちゃんを見にいきます。本当は会うことはできなかったのですが、それぞれ「リスのあかちゃんはこんなふうだったよ」と報告しあいます。でもみんなの話は食い違い、なぜか、ウマに似た赤ちゃんだったり、サルに似た赤ちゃんだったり。そこでみんなでもう一度赤ちゃんを見にいくと、赤ちゃんはリスのお母さんにそっくりでした。
こどものとも年中向き234号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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チョウスケとおつきさま
2005年10月号

劉 郷英 さく 張 治清 え
満月の夜、子グマのチョウスケが散歩にでかけると池にもうひとつ月がありました。家に持って帰ろうと、池の中に入り手ですくい取ろうとしますが、何度やってもすくうことができません。そこで籠を使ってすくってみますが、やはりできません。今度は桶をもってきてやってみると大成功。でも家の中に入ると月が消えてしまいます。そこでチョウスケは家の前で2つの月をながめながら……。
こどものとも年中向き235号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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チャイくんはいく
2005年11月号

平島平太 さく
ある日、ひょうたん島に住むチャイくんに友だちのポッキーから、引っ越したので遊びにきてね、というはがきが届きました。さっそく、チャイくんは出かけました。町にいってレンタルアニマルやさんでツノウシくんを借り、海辺ではセイウチを、ジャングルではゾウくんと乗り継ぎ、ポッキーの家で楽しい一夜を過ごします。絵探しの楽しみも盛りだくさんの、色彩豊かな絵本です。
こどものとも年中向き236号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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ポッ・スットン
2005年12月号

野坂勇作 さく
あーちゃんはおばあちゃんに、明日の自分の誕生日にきてねと、手紙を書きました。その大事な手紙を家の前のポストに入れますが、大雪で郵便の集配の車がなかなかやってきません。心配するあーちゃんのため、ポストは自分で歩き出し、山のおばあちゃんの家を目指して雪の道を進んでいきます。深い雪に立ち往生するポストですが、道々で、意外なものがポストの背中を押し、助けてくれました。
こどものとも年中向き237号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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じいちゃんとうま
2006年2月号

横内襄 さく
しんさくじいちゃんの家では馬を飼っています。大きくて力も強いけれど、おとなしい馬です。じいちゃんと馬は一緒に仕事に出かけます。山で椎茸作りの仕事をしていると、村の人から電話がありました。車が田んぼに落ちて困っているから、じいちゃんと馬に助けて欲しいと言うのです。じいちゃんと馬は、さっそく田んぼに駆けつけて、みごと、車を引っ張り上げました。老人と馬の日々を描きます。
こどものとも年中向き239号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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まよなかのおはなみ
2006年3月号

星野はしる さく 菅野由貴子 え
満月の夜、ぼくがお父さんと散歩していると、電信柱が灯籠と連れだってお花見にいくのに出会いました。ポストや狛犬も一緒になって、川の土手を目指します。土手の大きな桜の下には、信号機や公衆電話など、これもふだんは動かないものたちが集まっていました。年に一度のお花見の会だったのです。そして桜の木の下から掘り出したかめには、去年の桜の花びらを集めて作った、花びら漬けが……!
こどものとも年中向き240号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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2006/06/23
はやく おむかえ こないかな
2004年4月号

なとりちづ さく おおともやすお え
お迎えがまだこないので、りゅうくんは、けんちゃんとあこちゃんとゆみちゃんと遊んでいましたが、ひとりずつお母さんやお父さんが迎えにきて帰っていきます。一人になったりゅうくんは、ぬいぐるみたちと遊びます。クマはだっこしてくれるし、ブタはおやつをつくってくれる、ゾウは絵本を読んでくれるので、大満足のりゅうくんですが、でもやっぱりお母さんのお迎えが待ち遠しい……。
こどものとも年中向き217号
26×19cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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だいすき
2004年5月号

飯野まき さく
山のふもとの小さな農場に、ロバとヤギとニワトリが仲良く暮らしています。日が昇ると、動物たちは何かを待っています。遠くからブロロローとエンジンの音がきこえてきました。動物たちは柵から身を乗り出します。食べ物をトラクターにつんだお兄さんを待っていたのです。ニワトリは麦とトウモロコシが、ヤギは干草が、ロバは緑のクローバーとニンジンが大好き。でも、もっと好きなのは……。
こどものとも年中向き218号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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にんじんのあかえちゃん
2004年6月号

いなべ やすえ さく
にんじんのあかえちゃんは、お母さんが焼いたクッキーを持って、おばあちゃんのお見舞いに。途中、大工のかぼすけおじさんや、パン屋のとーまさんなど、町のみんなも加わってにぎやかに歩いていきます。ところが、途中の原っぱでお昼寝している間に、ウシのもーもこさんがクッキーを全部食べてしまいました。さあ、みんなはクッキーのかわりにおばあちゃんにどんなお見舞いをするのでしょう?
こどものとも年中向き219号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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ぶるどっぐ と ぼく
2004年7月号

梶山俊夫 作
仕事場におやつを届けてほしいとお父さんに頼まれましたが、ぼくは犬が大の苦手。するとお父さんは犬に会っても大丈夫になるおまじないを教えてくれました。犬に会うたびに「いぬ い ね うし とら」と唱えて、手でグーをつくると、大きな犬、やせっぽちの犬、小さな犬、どの犬も知らん顔。無事通り過ぎることができます。おまけに、ひょんなことから怖いブルドッグと仲良しに……。
こどものとも年中向き220号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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かげ ひかり
2004年8月号

元永定正 作・絵 中辻悦子 構成
シルエットだけの影の絵の次のページをめくると、鮮やかな色の形が目に飛び込んできます。楽しいことばと一緒に、くりかえし見ているうちに、色のない影の形と色鮮やかな光のページの対比が、心地よいリズムを生みだします。『ころ ころ ころ』『がちゃがちゃ どんどん』『もけら もけら』『カニ ツンツン』などで、子どもたちに大人気の抽象画家が描く絵本です。
こどものとも年中向き221号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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いっくんの でんしゃ
2004年9月号

のぐちくみこ さく・え
いっくんは電車が大好き。今日も電車のおもちゃで遊んでいたら、その電車はいっくんとぬいぐるみたちを乗せて走り出します。最初に停まるのは“うみえき”。海でたっぷり遊んだいっくんたちは、電車の中で海を見ながらおふろにつかります。次の“やまえき”では、落ち葉の山の中でかくれんぼ。乗り物が大好きな子どもたちの心をゆっくりと遊ばせてくれる絵本です。
こどものとも年中向き222号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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トチノキのひっこし
2004年10月号

中西恵子 さく
コウモリ山の山こぞうは、仲のいい年老いたトチノキが人間たちに切られそうになっていることを知り、いい場所に引っ越させることにしました。地面の奥まで深く張った根っこを引き抜いたトチノキは、山の池の畔を目指して出発します。トチノキは途中で転んで歩けなくなりましたが、クマやイノシシやコウモリに助けられ、ようやく気持ちのいい池のほとりに根を下ろすことができました。
こどものとも年中向き223号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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あきいろのホネホネさん
2004年11月号

にしむらあつこ さく・え
郵便屋さんのホネホネさんの自転車がパンクしてしまいました。ホネホネさんはタヌキの修理やさんに修理をたのみ、タッタッターと走って配達。そして全部の配達が終わったら、こんどは初めて自分の手紙を町のみんなに配ります。その手紙とは? ホネホネさんとガールフレンドのホネコさんの結婚パーティのお知らせでした! ホネホネさんの絵本第4作。
こどものとも年中向き224号
26×19cm 28ページ 定価380円(本体362円)
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あ
2005年1月号

大槻あかね 作
針金でできた小さな人が出かけます。コップに会ったり、ポットに会ったり、マヨネーズのケースに会ったり、みみかきに会ったり。そのたびにその人は、まねをして「ひょ」と腕をあげたり、「よ」と逆立ちをしたりします。蚊取り線香の上を走ったり、ファスナーの上を滑ったり。ページごとに身の回りの物たちとその人との楽しい出会いがたくさんある、新鮮味溢れる絵本。
こどものとも年中向き226号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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イガイガ
2005年3月号

さとうゆみか さく
川をはさんで住んでいる小さな赤いイガイガと青いイガイガ。川に流れてくるどんぐりを取り合っては、いがみあっています。そんなある雨の朝、川に大きくて丸い、いがいがしたものが流れ着きました。そこに、大雨のため鉄砲水が流れ込み、イガイガたちの村は飲み込まれてしまいます。大きなイガイガと小さなイガイガはそのまま一緒に流されて、1本の木の根元に流れ着きました……。
こどものとも年中向き228号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)
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2006/06/16
そらまめくんとながいながいまめ
2003年4月号

なかやみわ さく・え
そらまめくんの仲間たちは、草むらに長いものがあるのを見つけました。それは“さんじゃくまめ”という長い長い豆のさやのベッドでした。さんじゃくまめの兄弟と、そらまめくんたちは、ベッドの自慢合戦を始めましたが、それならくらべっこしようということになり、丘を滑り降りたり、池を横切ったり、競走をします。ところがさんじゃくまめの末っ子が池に落ちてしまい……。そらまめくんの絵本、第3弾。
こどものとも年中向き205号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ぐぎがさんとふへほさん
2003年5月号

岸田衿子 さく にしむらあつこ え
角張っていてゴツゴツのぐぎがさんと、まるくってフワフワのふへほさんは、とても仲良しです。ぐぎがさんがドアを押すと、ドアはぐぎがさんの形に穴があき、ふへほさんはお腹がすくとうかんでしまいます。ある日、海に釣りにいったふたりが釣り上げたのはブルドーザーに空気の抜けたゴムボート。それでもふたりは楽しく歌を歌います。おかしなふたりの、ぐぎが語とふへほ語がとびきり楽しい絵本。
こどものとも年中向き206号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ぼくがちょっと よこをむいていたら
2003年6月号

得田之久 作 吉野晃希男 画
お母さんにたのまれ、キイチゴをつみに森へ出かけました。かごいっぱいにキイチゴをつんで帰ろうとすると、葉っぱの上に青虫がいて、ぼくがちょっと横を向いていたら、葉っぱがかじられています。次にはバッタとカエルがいて、ちょっと横をむいていたら、バッタが消えています。「食べたの、きみ?」と聞くと、みんな「しらない しらない」と答えます。ユーモラスなやりとりが楽しい絵本です。
こどものとも年中向き207号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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おばけかぞくのいちにち
2003年8月号

西平あかね さく
さきちゃんとたろうくんが、夜なかなか寝ないと、お母さんが「もうおばけのじかんよ」といいます。そうなんです。おばけのさくぴーとたろぽうは夜起きて、ご飯を食べて保育園にいくのです。おとうさんおばけの仕事は、人をおどかすこと。おかあさんおばけは、市場で買い物をして、くものすスープやどくきのこサラダを作ります。人間の暮らしとの対比で、おばけの家族の暮らしを楽しく愉快に描きます。
こどものとも年中向き209号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本はまもなく「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されます。(7月5日販売開始)
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かなへびくんのあかいながぐつ
2003年9月号

島津和子 さく
かなへびくんは赤い長靴を見つけ、お昼寝用の家にして大事にしていました。ところが嵐の翌朝、その赤い長靴がなくなってしまいました。仲よしのがまくんと一緒に、水浸しになった野原を探しまわると、行く先々で赤い大きな怪しい生き物が赤い物をもっていったという話を聞きます。そのあとを追っていくとザリガニが赤ちゃんを助けるために長靴を使っていたのがわかりました……。
こどものとも年中向き210号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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きりんいす
2003年10月号

岡井美穂 さく
ぼくとお父さんはが散歩の途中で、捨ててあった黄色い椅子を拾いました。その椅子はふしぎな椅子で、ぼくが座っておやつを食べると、毎日大きくなるのです。ある時、ぼくが椅子に茶色の模様を描くと、椅子はキリンのようになって走り出し、ぼくをのせてジャングルまでやってきました。ヒョウやシマウマ、サイなどと競走したり、ワシやタカと空を飛びまわったり……。
こどものとも年中向き211号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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こぐまのチョウスケ
2003年11月号

劉 郷英 さく 張 治清 え
ある日、眠りから覚めておなかの空いた子グマのチョウスケは、残っていたはずのハチミツをさがしますが見つかりません。そこで森へ食べ物を探しに出かけましたが、木の実をとろう木に登れば落ちてしまい、ハチミツをとろうとすればハチに刺され、川で魚を捕まえようとすれば逃げられてしまいます。でも、川からあがると目の前に一面のトウモロコシ畑。さっそくたくさんもぎ取りますが……。
こどものとも年中向き212号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ゆめみとぷりん
2003年12月号

らる・いしはら さく
ゆめみは人形のぷりんと森にでかけました。森の砂場で転んだぷりんをゆめみが起こそうとすると、ひとりで起き上がり、とことこ森の奥へ歩いていきます。ゆめみと森の動物たちはみんなでぷりんを追いかけました。すると森の奥に1軒の家があり、中にはいると、ドングリ林の部屋、池の部屋、崖の部屋と不思議な部屋が次から次へとつづいています。らる・いしはらの幻想的な絵本、第3作目。
こどものとも年中向き213号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ボール ガエル
2004年2月号

風木一人 文 平出 衛 絵
ボールはふしぎ。ぎゅうっと押してもすぐもどる。それはなぜ? ボールの中には、「ボールガエル」というカエルがいて、彼らが押し返してるんです。ボールがはずむのは、中でカエルがはねているからだし、ホームランのボールがのびていくのも、中でカエルたちが跳んでいるからなのです。みなさん、ボールガエルと仲良く遊びましょう。というゆかいな絵本です。
こどものとも年中向き215号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/06/09
クルトンさんとつきのパン
2002年4月号

宮島千夏 さく
パン屋のクルトンさんのところに空の星から手紙が届きました。最近元気がない月のためにパンを焼いてほしいというのです。パン屋のクルトンさんは、大きなパンを焼いて気球にすると、空にのぼってパンを焼いてあげることにしました。雲を集めて小麦粉と混ぜて、三日月の形のパン生地をつくると、パン生地はどんどんふくらんで……。『パンやのクルトンさん』の第2作。
こどものとも年中向き193号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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だいすきセレスティア
2002年5月号

池谷陽子 さく
わたしの家は牧場。たくさんいる牛の中でも一番大好きなのは、雌牛のセレスティア。弟も、イヌもネコもニワトリも、みんなセレスティアが大好き。ざらざらの舌でなめられるのは痛いけれど、あたたかくてあまいミルクをたくさん出してくれます。背中に乗ったり、夜はいっしょに眠ったり。牧場の暮らしの中から生まれた、詩情あふれるアップリケの絵本です。
こどものとも年中向き194号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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はるかぜのホネホネさん
2002年6月号

にしむら あつこ さく・え
春になりました。郵便屋さんのホネホネさんは、今日もギコギコキーッと自転車をこいで配達をしています。トリオくんには川下り大会への誘いの手紙、ニョロコさんには入学式の服の注文の手紙、ナマズさんにはお茶会の招待の手紙、それぞれ楽しい春の催しの手紙が届きます。そして楽しい春風祭りの日、ホネホネさんにもホネコさんからハイキングの誘いの手紙が……。ホネホネさんの絵本第3作。
こどものとも年中向き195号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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トマトさん
2002年7月号

田中清代 さく
ある夏の昼下がり、真っ赤に熟れたトマトさんが、地面に、どったと落ちました。ミニトマトたちは小川へ「ころころぽっちゃん」と飛びこんでいきますが、トマトさんは体が重くて転がっていけません。太陽に照らされているうちに、トマトさんは、どんどん暑くなってきて涙を流しました。するとアリや虫たち、トカゲたちが集まって、みんなで力を合わせてトマトさんを転がし……。
こどものとも年中向き196号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。
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コップ
2002年8月号

いまきみち さく
夏の日、外から帰ったみなちゃんがコップの水をのもうとすると、チョウチョが飛んできて、コップの中へ入っていきました。そのとたん、仲良しのネコのごぼちゃんが家の前の小川のそばにいるのがコップの中に見えました。ごぼちゃんはチョウチョを追いかけ、カエルを追いかけ、川に落ちます。ごぼちゃんが「おぼれる」と叫んだとたんに、みなちゃんも川の中にいて、ごぼちゃんを助けたのです。
こどものとも年中向き197号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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びっくりビック
2002年10月号

ふせわかこ さく
猫のビックは、脅かすのが大好き。びっくりすると、うひゃひゃひゃひゃあ〜と大喜び、どんどん太っていきます。ある日、いたずらが過ぎてお巡りさんにつかまって牢屋に入れられてしまいます。でも、脅かせないで、どんどんやせたビックはするりと牢屋から脱出。困った署長さんはビックにいいます。ヒックのところに行きなさい! ビックはしかたなくヒックのところにいくと……。
こどものとも年中向き199号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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みんな みてみて
2002年11月号

入村定子 さく
ある夕方、野良ネコのふうたろうが町を歩いていると、下水の底から小さな声が聞こえます。のぞきこんでいるふうたろうに、通りかかったおばあさんやウサギ、クマ、ゾウが加わります。クマが下水のふたをとり、ゾウが鼻を伸ばしてやると、小さなネズミがのぼってきて、「みんな見て見て」と空を指さしました。そこには……。夕暮れ時の街を急ぐ人々の中にため息の出るような結末です。
こどものとも年中向き200号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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バルバルさん
2003年1月号

乾 栄里子 文 西村敏雄 絵
バルバルさんは、町の床屋さん。毎日楽しく働いていますが、ある日、ライオンが、たてがみをきれいにしてほしいとやってきます。次にワニが毛をはやしてほしいと、ヒツジがプードルみたいにしてほしいと、次々に動物のお客さんがやってきました。初めはびっくりしていたバルバルさんも、だんだん楽しくなって注文にこたえていきます。夕方、店を閉めようとすると、看板にいたずら書きが……。
こどものとも年中向き202号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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おでん おんせん
2003年2月号

山田ゆみ子 さく
台所でおいしそうな匂いがするので、とこちゃんがいってみると、鍋で出汁が煮たって、おでんの材料がおいてあります。おでんだねたちが寒がっているので、とこちゃんは鍋に入れてやり、こしょうをふりかけたら、おでんだねはくしゃみをして、鍋からとびだすと外に逃げだしました。山の中で温かい温泉を求めてさすらうおでんだねたち、追いかけるとこちゃん……。奇想天外な絵本です。
こどものとも年中向き203号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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へんてこロボットのぼうけん
2003年3月号

平山暉彦 作
机の後側に落ちて忘れられてしまったビー玉と画鋲、コンパスと窓の取っ手、積み木たちは、なんとか暗闇から脱出してもとの仲間のところへもどりたいと思っていました。そこで、みんなが組み合わさって、へんてこりんなロボットになり、カッタンカッタン歩き出しました。ネコの襲撃を避け、机にのぼったロボットは、明るい窓の外を見ようとして、まっさかさまに庭に落ちましたが……。
こどものとも年中向き204号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/06/02
みのむしぼうやのおうち
2001年4月号

いとうせつこ さく 堀川 真 え
ミノムシぼうやが自分の蓑の家を脱いで見せてあげていたら、風が吹いてきて、蓑の家を飛ばされてしまいました。すると、ガは繭を、セミは抜け殻を、アワフキムシやクサカゲロウやハチもそれぞれ家の材料をもってきてくれました。ミノムシぼうやはみんなから少しずつ材料をもらって小さくかじると、もう一度蓑をつくりました。そしてみんなをひとりずつ新しい家に入れて上げました。
こどものとも年中向き181号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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チョビットさんとモリダクサン
2001年5月号

さとうゆみか さく
小さなトロッコのチョビットさんたちは働き者です。毎日、少しずつ土や岩を運んで公園を作っています。そこへ大きなモリダクサンがやってきて、岩をいっぺんに運んだり、長い棒を運んだり、大活躍。ところが、ある日、砂をいっぱい積んで走り出したモリダクサンは、ドッスーンと、穴にはまってしまいました……。大きな物と小さな物の対比を鮮やかな色彩のシンプルな絵で描きます。
こどものとも年中向き182号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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くものわたあめ
2001年7月号

正高素子 さく
イヌのカンタのお父さんはわたあめやさん。カンタは自分もわたあめを作りたいのですが、やらせてもらえません。空に浮かぶ雲を見ているうちに雲のわたあめを作りたくなって、サルやウサギと一緒に竹をきりだし、山のてっぺんへいきました。ぐるぐる竹をふりまわしても、竹の先に袋をつけても雲はとれません。カンタたちは疲れはて、けんかを始めましたが、そこにお父さんがやってきて……。
こどものとも年中向き184号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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モグラくんとセミのこくん
2001年8月号

ふくざわゆみこ さく
土の中の家で一人で暮らすモグラくんは、ある日セミのこくんに出会い一緒に暮らすことにします。春夏秋冬、二人は幸せに暮らします。夏のある日、脱皮したセミのこくんは「来年はセミになるけど、いつまでもモグラくんといるよ」と約束します。そして翌年の夏、セミのこくんがもう土の中では生きていけないことに気がついたモグラくんは……。しみじみと温かい出会いと別れのお話です。
こどものとも年中向き185号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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ヨウヨウとルウルウのとうもろこし
2001年9月号

劉 郷英 さく 張 治清 え
ヨウヨウとルウルウは、やんちゃなサルの兄弟。畑に忍び込んでは、トウモロコシを食べていると、ある日おじいさんに見つかって大目玉をくいました。ふたりが一生懸命謝ったので、おじいさんは自分たちで作ってみるようにトウモロコシを分けてくれました。ふたりはトウモロコシの種を森にまいてみましたが芽が出ません。そこで、おじいさんのどうやって育てているのか見にいきました……。
こどものとも年中向き186号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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のねずみ もんの つくったものは
2001年10月号

山崎香文子 さく
野ネズミのもんは、引っ越してきたばかりで友だちがいません。なんでも作れるという彫刻家のアナグマさんに、友だちを作ってほしいと注文すると、アナグマさんは、それは無理だと断りますが、そのかわり、木をあげるから、自分で作ってみなさいといいます。もんが囓って彫刻を始めると、おもしろそうだねとリスさんやキツツキさんが手伝ってくれました。さて、できあがった彫刻は……。
こどものとも年中向き187号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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きのこ きのこ きのこ
2001年11月号

中西恵子 さく
よく晴れた秋の日、じろうはイヌのポチを連れて、森にキノコとりに出かけました。森の中で見つけた大きな赤いかさのキノコは、人食いキノコでした。キノコに追いかけられて逃げるじろうの前にまたまた別の人食いキノコが現れて、じろうはとうとうつかまってしまいました。けれどもポチがキノコにとびかかり……。秋の森の風景が、緻密な色鉛筆画で迫力満点に描かれます。
こどものとも年中向き188号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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かざみどりのフィットチーネ
2001年12月号

古山浩一 さく
フィットチーネは教会の屋根の風見鶏。神父様にかわいがられ、町の人たちにも毎日風の向きを教えて感謝され、人気者です。ところがある日、カラスがぶつかって屋根からとばされてしまい、車にはねられたり、お祭り広場の花火で打ち上げられたりしたあげく、汽車がせまりくる線路に放り出され、たいへんな目にあいます。イタリア風の町を舞台に、風見鶏の冒険を躍動感あふれる絵で描きます。
こどものとも年中向き189号
26×19cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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みなみのしまのウッチャチャ
2002年2月号

おおともやすお 作
昔、はるか南のポラポラ島では満月の夜になると、海から魔物が現われ子どもをさらっていくのでした。この島に生まれたウッチャチャという女の子は、生まれたときから大きなおならをする子で、大きくなるにつれておならも大きくなり、イノシシを吹き飛ばしたり、マグロの大群を気絶させたりと大活躍していました。そして満月の夜、ウッチャチャはたったひとりで海の魔物と対決したのです……。
こどものとも年中向き191号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
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るるさんの おかいもの
2002年3月号

おくだともこ 作 齊藤木綿子 絵
るるおばあさんは一緒に暮らしている3人のおばあさんに頼まれて、町まで買い物に出かけました。帰り道で、ネズミのパン屋の前を通りかかったるるさんは、お店の開店準備を手伝って、3人のおばあさんに頼まれて町で買ってきた蜂蜜と石けん水と布を全部使い果たしてしまいます。でも、からっぽになった買い物かごに、ネズミたちは焼きたてのパンを入れてくれたのです……。のどかで温かな絵本です。
こどものとも年中向き192号
19×26cm 28ページ 当時の定価380円(本体362円)
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2006/05/26
まりこちゃんのぼうし
2000年4月号

市川宣子 さく 西巻茅子 え
カメのかめきちは、まりこちゃんが忘れていった帽子を幼稚園に届けにいくことにしました。途中で帽子は風に飛び、木にぶら下がってノネズミのブランコになったり、池に落ちてアヒルの船になったり、トカゲを乗せて空を飛んだりしますが、最後にはみんなでまりこちゃんに届けることができました。いっしょに幼稚園で遊び、かめきちには新しいお友だちが3人もできたのです。
こどものとも年中向き169号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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はるおの いえで
2000年6月号

池谷陽子 さく
はるおはひもで遊ぶのが大好き。ある日部屋中の物を散らかして、ひもでぐるぐる巻きにして遊んでいたので、お母さんに叱られて、ひもといっしょに家出をしました。途中、ハリネズミとヘビとキツネが、ひもにからまったり、ぶらさがったりしながらついてきました。でも、みんなで夕焼けを眺めたあと、動物たちは帰ってしまいました。はるおもひもをたどって家に帰ります。
こどものとも年中向き171号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ふしぎなおみせ
2000年7月号

井上洋介 さく
渦巻き屋さんで渦巻きをひとつ買って自転車のハンドルにします。波屋さんで小波を買ってプールに入れて海水浴。振り子屋さん、階段屋さん、雨雲屋さん、つむじ風屋さん……、人魂屋では人魂を買って、庭の明かりにします。ふしぎなものを売るお店がつぎつぎ登場。ふしぎな品物を買って奇想天外な使い方をする愉快な絵本です。
こどものとも年中向き172号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ひゃくにんのおとうさん
2000年9月号

中国の昔話 譚 小勇・天野祐吉 再話 譚 小勇 絵
山奥の小さな村に住む働き者の夫婦が畑で見つけた大きな壷は、入れたものがなんでも100倍にふえる魔法の壷でした。夫婦は増えた笠や鍋を村の人たちに分けて喜ばれていましたが、噂を聞いた地主はこの壺を夫婦から無理矢理取りあげてしまいました。ところが、壺にろうそくを落として火が燃え上がったり、水をかければ洪水になったりと、大騒動。あげくは父親が壺の中に落ち……。
こどものとも年中向き174号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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ふうばあちゃんの あかいくし
2000年10月号

鹿目かよこ さく
ふうばあちゃんは、お気に入りの赤い櫛がうまく髪にささった日には、いいことが起きます。今日も櫛をさして庭にいくと、カリンの実を見つけ、ヤモリの家を見つけ、ラズベリーの実をたくさん摘むことができました。ところが、ジャムを煮ているうち、いつのまにか櫛をなくしてしまい大あわて……。でもようやく見つけた時、孫たちがおばあちゃんの誕生日のお祝いにきてくれました。
こどものとも年中向き175号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ラッキー
2000年11月号

菊地日出夫 さく
ひでおは山でちゃんばらの刀にする木をさがしているうちに、山イヌの子を見つけました。1匹だけつれかえりましたが、家で飼うのは親が許してくれません。仲間と作った桑畑の中の隠れ家でみんなで育てましたが、ある日、たき火をしていて干している稲に火が燃え移って騒ぎになり、子イヌのことも見つかってしまいます……。のらっこの絵本でおなじみのイヌ、ラッキーのお話です。
こどものとも年中向き176号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ゆきのひのホネホネさん
2000年12月号

にしむらあつこ さく・え
郵便屋さんのホネホネさんは、いつもはギコギコキーと自転車で配達するのですが、今日は雪。スキーをはいて、雪に埋もれた入り口を掘って蛇のニョロコさんの「土の中アパート」へ行ったり、氷の池に穴をあけて、ナマズさんに郵便を届けたり……。クリスマスには村の人たちがみんな集まって、氷のはった池で楽しいパーティーをします。『ゆうびんやさんのホネホネさん』に続く第2作。
こどものとも年中向き177号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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のどかとそらのおもちゃ
2001年1月号

らる・いしはら さく
のどかはアヒルのおもちゃをもって森に遊びにいきましたが、アヒルのおもちゃが森の奥に走っていったので、動物たちといっしょに追いかけていきました。するとそこに空のおもちゃがいて、体を「ぽんぺん ぱたん」と広げ、青空を作ってくれました。みんなで空の中を飛んで遊んでいると、やがて夕焼け空に、星空になり……。『あかねのキャンバス』に続く、はめ込み切り絵による幻想的な絵本。
こどものとも年中向き178号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ひなたぼっこいし
2001年3月号

すとうあさえ さく はたこうしろう え
雨が続いてようやく晴れた日、カナヘビちゃんはひなたぼっこにいい石をさがしにいきました。ヘビくんのいた石は2匹には狭すぎました。トカゲちゃんの石では3匹でダンゴムシくんたちと遊びましたが、やっぱり狭い。こんどは3匹でさがしにいき、木の上でいい場所をみつけたと思ったら、カメレオンさんの背中でした。でもそこでひなたぼっこに一番いい石を教えてもらいました。
こどものとも年中向き180号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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2006/05/19
そらまめくんとめだかのこ
1999年4月号

なかやみわ さく・え
雨が続いて久しぶりに晴れた日、豆の子どもたちは広場にできた大きな水たまりで、さやのベッドを舟にして遊んでいました。でもそらまめくんはふわふわのベッドをぬらすのがいやで、ピーナッツくんのベッドに無理矢理乗りこみ、水の中に落ちてしまいます。すると水の底で迷子のメダカの子に出会いました。メダカをもとの小川まで帰してあげようと、そらまめくんは……。人気のそらまめくんの絵本第2作です。
こどものとも年中向き157号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2000年刊)
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まどをトントントン
1999年5月号

いわもとかずひろ ぶん なかのひろたか え
ちえちゃんとお父さんが動物の絵本を読んでいると、オオアリクイの絵が出てきました。「アリクイは何を食べるの?」「アリを食べるんだよ」「アリならうちの庭にいるのに」と話したとたん、窓をドンドンとたたく音がして、大きなオオアリクイが入ってきたのです。その後も、動物の好きな食べ物の話をするたびに、動物がやってきました。最後にトントントンと小さな音がしてやってきた動物は……?
こどものとも年中向き158号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ティロティロとポポの あさのおはなし
1999年7月号

かわむらふゆみ さく
毎日2羽の鳥ティロティロとポポは、森の中の小さな池でのんびりとおしゃべりしながら水浴びをして、大きな葉っぱにくるまって昼寝をします。ある日のこと、チルルという小さな鳥が仲間入りします。毎日いっしょに水浴びしているうちに、チルルは日に日に大きく、しかもツルツルになり、そしてある日、チルルは割れ、中からもう一羽のチルルが現れて飛びったのです……。
こどものとも年中向き160号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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みつこととかげ
1999年8月号

田中清代 さく
みつこは仲良しの青色しっぽのトカゲと散歩をしていました。トンネルを通っていくと、みつこは体が小さくなって、トカゲの国にやってきました。みつこはきれいな虹色しっぽをつけてもらって遊びますが、友だちのトカゲは影踏みをしているうちに、青色しっぽが切れて逃げ出してしまいます。みつこたちは追いかけますが……。不思議な世界をリズミカルな言葉と美しい銅版画でおおらかに描きます。
こどものとも年中向き161号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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かにのニカ
1999年10月号

野坂勇作 さく
かにのニカはいたずら好き。はさみで何でも切ってしまいます。イタチの釣り糸も、カメのおじいさんの盆栽もはさみで、しょっきん! ところが今日は何だか変です。ネズミたちのなわも、カエルのズボンも、いたずらのつもりで切ったのに、ちょうどよかったとお礼をいわれてしまいます。その夜、みんなでいっしょにお月見していたら、ニカはうれしくなって思わず満月を、しょっきん!
こどものとも年中向き163号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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パンやのクルトンさん
1999年12月号

宮島千夏 さく
パン屋のクルトンさんは、山の中で巣から落ちた鳥のためにパンで巣を焼いてあげました。すると、山じゅうの鳥が「ぼくたちにも焼いてよ!」。山のふもとはパンの巣でいっぱいになりました。山のまん中ではキツネたちにパンの服を焼いてやり、頂上ではクマにパンのふとんを焼いてやります。緑の山はすっかりパンの山になりました。でも次の日には……。丹念に描き込まれた心温まる絵本です。
こどものとも年中向き165号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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きつねとかわうそ
2000年1月号

新潟の昔話 梶山俊夫 再話・画
キツネとカワウソは、ある時ばったり会って、ごちそうによびあうことにしました。カワウソはキツネに魚をたっぷりごちそうしますが、カワウソがキツネのところにいくと、何も出さずにごまかしてばかり。人のいいカウソも、さすがに怒って、キツネに嘘の魚の釣り方を教えます。夜、川にはった氷に小便で穴をあけ、しっぽをつっこんでおけばいいと教えられたキツネは……。
こどものとも年中向き166号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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こぶたのバーナビー
2000年3月号

U・ハウリハン さく やまぐちまさこ やく なかがわそうや え
ある日、子ブタのバーナビーにおばさんから「風船を買うように」と6ペンス玉が送られてきました。バーナビーは町に買い物に出かけますが、じつは風船がどんなものだか知りません。途中で出会ったウサギに「風船は丸くてふくらんでいて赤いもの」と聞いたので、どこで売っているのかイヌに聞くと、「それなら八百屋にいけばいい」と教えてもらいますが……。イギリス生まれの愛らしいお話。
こどものとも年中向き168号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念出版「こどものともセレクション」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
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2006/05/12
うみやまがっせん
1998年4月号

上沢謙二 原案 長谷川摂子 文 大島英太郎 絵
サルが山からおりてきて、海に釣り糸をたらすと、大ダコが現れて糸を引っぱり、竿をとろうとします。そこで2匹の引っぱりあいになり、それぞれが助けをよぶと、山からはウサギやタヌキ、クマやトラが、海からはタイやヒラメ、マグロにサメが次々現れ、山と海の引っぱりっこがはじまりました。ところがそこに現れた1匹のカニが糸をちょきんと切ってしまったもので……。
こどものとも年中向き145号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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やぎのめーどん
1998年5月号

たかくあけみ さく
ヤギのめーどんと女の子は山にいきました。めーどんは黄色いヤマブドウの花を食べ、ひんやり冷たい水を飲み、お日さまを浴びてひと休み……。やがて、サルやウサギやシカなど山の動物たちが集まってきたので、女の子はめーどんの乳をしぼり、葉っぱの器でみんなに飲ませてあげました。リズミカルな短い文と柔らかな色調の絵で描いた、のどかな優しい物語です。
こどものとも年中向き146号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ゆうびんやさんの ホネホネさん
1998年7月号

にしむらあつこ さく・え
ホネホネさんは、郵便屋さん。ギコギコキーと自転車をこいで、小さな町の住民たちに、手紙を届けています。木の上のトリオくんにも、土の中のヘビのニョロコさんにも、山の上のブタヤマさんの子どもたちにも、池の中のナマズさんにも、ホネホネさんはちゃんと配達します。夏休みになって、旅に出たみんなから、ホネホネさんに旅の様子を伝える楽しい手紙が届きました。
こどものとも年中向き148号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
作者のエッセイをこちらからお読みいただけます。
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がまくんとかなへびくん
1998年8月号

島津和子 さく
ある夏の夜、池の中の島に怪しい光を見つけたかなへびくんは、がまくんにスイレンの葉のボートをひいてもらい、島へいってみました。光はホタルが放つ救助信号でした。島ではヘビがカエルを食べてしまい、1匹だけ小さなカエルが残されていたのです。ふたりはヘビを追い払い、小さなカエル助けて、池の岸につれかえりました。かなへびくんのしっぽは、ヘビとの戦いで切れていましたが……。
こどものとも年中向き149号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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はっけよい のこった!
1998年10月号

わたなべしげお さく かとうちゃこ え
すととん、すととん! すととんとん! ごりらのおっさんのたいこに合わせて、動物村の相撲大会が始まります。いのきち、いのっぺ、頭突きの対決。ぶたさん、たぬきさん、でっぱら対決。きりんさんとかめさんは、どうする? ごりらのおっさんも堂々登場。次から次へとおかしなとり組みが続きます。加藤チャコが画面いっぱいの元気な絵で描いた動物たちのお話、第3弾。
こどものとも年中向き151号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ばあちゃんの おまじない
1999年1月号

なかのさよこ・きむらよしお ぶん きむらよしお え
「かんさらなんさら かんさらやあ…」わたしが転んでひざをけがしたとき、おばあちゃんがおまじないを唱えてくれると痛みがすーっと消えていきます。赤ちゃんが泣いたときも、夜こわくて眠れないときも、おばあちゃんがおまじないを唱えてくれると、だいじょうぶ。女の子の目を通して、ちょっと不思議なおばあちゃんの日常生活や、その存在の大きさを描きだします。
こどものとも年中向き154号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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そんなつもりじゃないんだけど
1999年2月号

越智典子 ぶん 川瀬耀子 え
森の奥で暮らしているオカピ。オカピが耳を振ると、そんなつもりじゃないのに、まわりで花が咲き、尻尾をまわすと空を飛んでいきます。町まで飛んで着地すると、町中の人が踊りだします。オカピがあくびをすると、みんな寝てしまい、目をぱちくりすると大雨がふりだし、くしゃみをすれば突然夜になる……。キリンの仲間のオカピを題材にした、ちょっと不思議なお話です。
こどものとも年中向き155号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ふたりとにひきがすむいえは
1999年3月号

直江みちる 作 今井 俊 絵
おじいさんとおばあさんはイヌとネコといっしょに、海辺の小さな家で暮らしていましたが、家がすっかり古くなり壊れそうになってきたので、森の中に新しい家を作ることにしました。おじいさんは森の中で大きな木を見つけ、その木を伐って家を建てようと考えましたが、そこに住むフクロウに木のうろに住んだらどうかとすすめられ、暖炉と星を見る窓と庭にブランコのある家を作ります。
こどものとも年中向き156号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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2006/04/28
まあちゃんの すてきなエプロン
1997年4月号

たかどのほうこ さく
まあちゃんはお母さんがぬってくれた新しいエプロンをしめて、ピクニックに出かけました。赤、黄色、ピンクの3つのポケットがついていて、同じ色のハンカチが入っています。すると途中で子ザルと子ギツネと子ブタが、次々ハンカチをこっそりを盗み、かわりに果物を入れていきました。丘の上で、はーちゃんとみーちゃんにポケットの中身を見せて、びっくり……。まあちゃんの絵本の3冊目です。
こどものとも年中向き133号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体340円)
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そらまめくんのベッド
1997年5月号

なかやみわ さく・え
そらまめくんは、ふわふわの綿毛のついた莢のベッドが、大のお気に入りでした。えだまめやグリーンピースやほかの豆たちが、寝させてほしいといっても、誰にも使わせようとしませんでした。ところがある日、そのベッドがなくなってしまったのです。やっと探しあてますが、そこには卵を温めているウズラが乗っていました……。この絵本で一躍人気者となった「そらまめくん」の登場です。
こどものとも年中向き134号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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きょうは ちょうど よいひより
1997年7月号

こいでやすこ さく
まんまる山のふもとに3人のおばあさんが住んでいました。あねばあちゃんとなかばあちゃんは、早くキイチゴ摘みにいきたいのですが、ちいばあちゃんは、お鍋を洗い、瓶を洗い、クマよけの鈴をみがき、なかなか出かけようとしません。「きょうはよいひより」と、先に2人が山に入っていきますが、クマの親子に出会い、せっかくとったキイチゴを置いて逃げ出します……。
こどものとも年中向き136号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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みずたまのチワワ
1997年8月号

井上荒野 さく 田中清代 え
ある日、女の子が朝ご飯を食べていると、庭を水玉模様のチワワが通っていきました。チワワが通ったあとの水たまりには、水玉模様が浮かび、通りすぎたあとの洗濯物にも、花壇のチューリップにも、水玉模様がついています。チワワが入っていった塀のすき間をのぞいてみると、そこは水玉模様の町でした……。ボローニャ国際絵本原画展の受賞者、田中清代の初めての絵本。
こどものとも年中向き137号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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ヘキサ、もりへいく
1997年9月号

中西恵子 さく
ある夏の夕方、ハムスターのヘキサは、開いていたドアから初めて外の世界に出てみました。どこかから流れてくるおいしそうないい匂いに誘われて、森の奥に入っていくと、大きな大きな木の上がその匂いの源でした。高いところにのぼるのが苦手なヘキサは、のぼっていく途中でリスにぶつかってまっさかさま……。でもムササビに助けられ、おいしいリンゴの実をお腹いっぱい食べました。
こどものとも年中向き138号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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やんばるのカメさん
1997年10月号

儀間比呂志 作
ある日、公民館の広場で遊んでいた子どもたちのところに、1匹のカメが山の祭りへの招待状をもってやってきました。子ども会で山の動物を守ろうという看板を作ってくれたお礼に、招待してくれたのです。カメの背中に乗って森にいくと、ヤマガニの三線に合わせてアカショウビンが歌い、ヤンバルクイナが舞い、エイサー踊り、大綱引きなど、沖縄の四季のお祭りを山の動物たちがくりひろげています。
こどものとも年中向き139号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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3びきねこさんとおひるねまくら
1997年11月号

柳生まち子 さく
ごろ、とら、きいの3匹ネコさんは、ねむねむじいちゃんから、ガチョウおばさんのところにいって、ふわふわで大きいお昼寝枕を受け取ってくるように、おつかいをたのまれました。3匹ははりきって交替で枕をもちながら帰ってきましたが、土手からおとしてしまったり、カメレオンに盗られたりと、3回も枕をなくしてしまいました……。『3びきねこさん』の第2作目です。
こどものとも年中向き140号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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あかねのきゃんばす
1997年12月号

らる・いしはら さく
あかねが森の原っぱで花の絵を描いていると、ウサギがやってきて「その花ちょうだい」といってキャンバスの中に手を入れると、花を取りだしてもっていきました。それならと、あかねがクッキーの絵を描くと、クッキーが取りだせます。森の動物たちも集まってきて、飛行機の絵を描いて、みんなで空を飛ぶことになりました。“はめ込み切り絵”の技法を開発した作者の初めての絵本。
こどものとも年中向き141号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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おおきなかめ
1998年1月号

中国の神話 関野喜久子 再話 譚 小勇 絵
昔、海のそばに5つの山がそびえ、仙人たちが暮らしていました。ところがある日、大地震が起こり5つの山は津波にのみこれて、海に流されてしまいました。そこで仙人たちは神様に頼んで、大きなカメの背中に山を乗せてもらい、難を逃れることができました。ところが、神様との約束を忘れカメに餌をやらなかったために、ある日カメは巨人に釣り上げられて、ふたたび山は海の中へ……。
こどものとも年中向き142号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)
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みかづきさん
1998年3月号

みはらさちこ さく
三日月さんは山のうえで明るくかがやいていましたが、雑木林の中がさわがしいのでのぞいてみると、野ネズミのお母さんから大騒ぎしている子ネズミたちの相手をしてほしいと、たのまれました。そのあとコウノトリにはブタの赤ちゃんを運ぶのをたのまれたり、サーカスの手品師の出すハトのかわりになったりと、大忙しの夜になってしまいました。
こどものとも年中向き144号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)
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2006/04/21
もぐらのもっくん
1996年4月号

松竹いね子 ぶん 島津和子 え
ある春の日、モグラのもっくんはカリカリという不思議な音で目を覚ましました。その音を聞くとじっとしていられなくなり、もっくんは音の源をさがしに、巣穴を飛びだし走っていきました。途中でカメやヒキガエルやノネズミに出会い、ネコに追いかけられたりしながら、ようやくたどりついた穴にはモグラの女の子がいました。それから2ひきはなかよく一緒に暮らすようになったのです。
こどものとも年中向き121号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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トゥユのたんじょうび
1996年5月号

ウルセル・シェフラー 作 若林ひとみ 訳 おぼまこと 絵
ゾウのトゥユは自分の誕生パーティーに、たくさんの友だちを招待することにしました。バナナやパイナップルをたくさん集め、椅子やテーブルを新しく作り、バナナの葉に手紙を書いてみんなに送りました。ところが準備で疲れたトゥユは、パーティーの始まる前に寝いってしまいました。それを見た森の友だちは、みんなで作った誕生日の歌を歌って、トゥユを起こそうと考えました。
こどものとも年中向き122号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ねんに いちどの のみのいち
1996年6月号

高松 葉 ぶん 大島英太郎 え
今日は年に一度、一日かぎりの動物たちのノミの市。シジュウカラの届けてくれたビラを見て、動物たちは山の中の池を目指して、わくわくがやがや出かけます。キツネは自分が挟まれたトラばさみを売っています。ツバメは泥と藁で作った置物、ハタネズミは磨いたヤマグリの殻……。そしていちばんの楽しみは福引です。日が沈むころ、みんないい物を手に入れて大満足して帰っていきます。
こどものとも年中向き123号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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あか あお ふたりで
1996年8月号

U. G. サトー さく
赤と青の色鉛筆が走り出すと、赤と青の2本の線が、くねりながら、はねまわりながら、一筆描きで様々な形を作っていきます。雲や波になったり、鳥、イルカ、ペンギンなどいろいろな動物になったり……。やがて森の木々になり、森がぐんぐん深くなると、まっ黒の闇を背景に、コウモリ、ミミズクの姿へと、赤と青、2本の線の旅は続きます。版画・ポスター・立体等で活躍するU.G.サトーの絵本。
こどものとも年中向き125号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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くまのしっぽ
1996年9月号

ベラルーシの昔話 内田莉莎子 訳 小野かおる 絵
昔、動物たちはしっぽをもっていませんでした。しっぽをもっているのは王様のライオンだけでした。しっぽがないとハチやアブを追い払うこともできないので、ライオンは「しっぽがほしいもの集まれ」とおふれを出しました。キツネ、オオカミ、ウシ、ウマ……と、動物たちは次々しっぽをもらっていきましたが、途中で昼寝をしていたクマはしっぽをもらいそこね……。
こどものとも年中向き126号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ありあり まあまあ
1996年10月号

古山浩一 さく
働きアリのありあり君はキャラメルが入っている箱を見つけました。そこに友だちのまあまあさんがやってきたので、続けて呼べば「ありあり まあまあ」。それから、カメののーそのそ、バッタのぴょんぴょん、ムカデのぞーろぞろ、モグラのえっさほい、アマガエルのげーこげこ、つぎつぎに仲間たちがやってきます。並んだ順番に呼んでみると……。名前のくり返しをめいっぱい楽しむ絵本です。
こどものとも年中向き127号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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やまやまの へっぴりじさま
1996年11月号

小林輝子 再話 梶山俊夫 画
ある日、じさまが山で木を伐っていると、「木を伐るのはだれだーっ」と叫ぶものがあったので、じさまは「へっぴりじぃだ」と答えました。すると「ここさきて、へをたれてみよ」といわれ、山の神の前で得意の屁を披露することになりました。じさまが褒美にもらった小さなつづらには、金やお米、着物などがたくさん入っていました。それを知ったとなりのじさまも、まねして山にいきましたが……。岩手の昔話です。
こどものとも年中向き128号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ふゆのいちばへ おかいもの
1996年12月号

大井戸百合子 さく
冬休み、やっちゃんは田舎のおばあちゃんの家にきています。今日はおばあちゃんと一緒に市場に買い物に出かけました。大きな魚がいっぱいの魚屋さん、お菓子屋さん、薬屋さん……。おばあちゃんが知り合いとおしゃべりしています。やっちゃんはひとりで市場を見てまわるうちに、迷子になってしまいました。北海道の雪の中の市場の様子を、生活感豊かに描きます。
こどものとも年中向き129号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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こうしが みつけた
1997年1月号

池谷陽子 さく
雪に埋もれた牧場で子ウシが生まれました。ユキと名づけて毎日世話をしていると、やがて待ちに待った雪どけの季節がやってきます。大きくなったユキはさっそく外に飛びだします。追いかけていくとユキが急に立ち止まったところに、フキノトウが顔を出していました。様々な色と材質の布を重ね合わせて絵を構成するアプリケの技法で、牧場の生活と自然を描いています。
こどものとも年中向き130号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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むらいちばんのりょうしアイパナナ
1997年2月号

アジア・エスキモーの昔話 V.グロツェル・G.スネギリョフ 再話 松谷さやか 文 高頭祥八 画
北の海辺の村に、小さな男の子アイパナナはおばあさんとふたりで暮らしていました。ある日、冬のために蓄えておいた肉をとりにいくと、ネズミにほとんど食べられていました。アイパナナは泣きだしましたが、ネズミの母親が「もう、おなかをすかすことはありません」といってアイパナナにさわると、アイパナナはみるみるたくましい男になったのです。やがてアイパナナは村一番の猟師になりました。
こどものとも年中向き131号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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2006/04/14
もう おおきいの
1995年4月号

なかのひろたか さく
おねしょしなかった。もう大きいんだ。服だってひとりで着られる、顔だって洗える。食べるものを出したり、お風呂を洗ったり、片づけだって、なんでもひとりでできるんだ。もう、大きいんだから。ひとりで寝られるよ、暗くしても……。1日の生活を追いながら、ちょっと失敗しながらも背伸びしてひとりだちしようとする子どもの姿を、温かく描きます。
こどものとも年中向き109号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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こねこの さんぽ
1995年5月号

みはらさちこ さく
母さんネコが寝てばかりいるので、4ひきの子ネコは自分たちだけで散歩にいくことにしました。転がったり跳びはねたりしながら走っていると、バッタが散歩は草を踏みつぶさないように跳ねるものだといいます。バッタのまねをしながら散歩していると、こんどはシャクトリムシに散歩は一歩一歩しっかり歩くんだといわれました。こうして出会った虫や鳥のまねをして散歩しているうちに……。
こどものとも年中向き110号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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じいちゃんのよる
1995年7月号

きむらよしお さく
夏休み、あきらはじいちゃんの家にいきました。じいちゃんは井戸で冷やしたスイカを出してくれたり、怪獣ごっこをしてくれたり、川で魚を捕ってくれたりと、大張り切りです。寝るときになると、じいちゃんは、夜が足やへそをなめにくるから靴下をはけ、腹巻きを巻けと、夜の怖さを教えてくれます。ちょっととぼけたじいちゃんと孫の交流を、のびのびと描きます。
こどものとも年中向き112号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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たこのえ いかのえ
1995年8月号

野坂勇作 さく
みいちゃんが、夏休みを過ごしたおばあちゃんの家から帰る途中、列車が誰もいない海辺の駅ですれちがいのため停車していました。すると、海の中からタコとイカが出てきて、どっちが絵がうまいか決めてちょうだいと、絵の描き比べをします。砂の上に描かれた、タコゾウとイカゾウ、タコオニとイカオニ、波がくるたび消えてしまう絵はどっちもへんてこりん。夏の海辺の小さなファンタジー。
こどものとも年中向き113号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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あきのひのむしまつり
1995年9月号

歌田典子 さく
ある秋の日、木の実をひろいに雑木林にいったあかねとみのるの姉弟は、ヤマボウシの実を食べると、体が虫ぐらいに小さくなってしまいました。そこへハンミョウがやってきて、ふたりを秋分の日の虫祭りに招待してくれました。チョウのバレエやカブトムシの力くらべ、鳴く虫の演奏など、楽しい時間をすごすうち、虫をこわがっていたみのるも、すっかり虫好きになりました。
こどものとも年中向き114号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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すなだんご ぺろり
1995年10月号

平出 衛 さく
砂浜で砂だんごを作ろうとしていたら、カニがもっと湿った砂の方がいいとアドバイスしてくれました。次にはラッコが、それから恐竜もやってきて、砂だんごの上手な作り方を教えてくれます。やがてペンギンやセイウチなどたくさんの動物が集まって、みんなで山ほど砂だんごを作りましたが、できた砂だんごは、やがて海が食べてしまいました。
こどものとも年中向き115号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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おじさん いいもの みつけたよ
1995年11月号

岸田衿子 ぶん 古矢一穂 え
散歩に出たアリのありたろうと毛虫のけむたは、草の上で白くてつるつるしてかたい変なものを見つけました。それが何だか教えてもらおうと、ありたろうのおじさんに手紙と絵で知らせると、それは卵だと返事がきました。ありたろうとけむたは散歩で見つけたものを、次々おじさんに手紙で知らせて、それがキノコだとか、ウシのうんこだと、教えてもらいます。絵手紙のやりとりが楽しいお話です。
こどものとも年中向き116号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ゆきのひの アイスクリーム
1996年1月号

片山令子 さく 柳生まち子 え
雪の日、ふゆちゃんはアイスクリームを作ろうと、空き缶の中に砂糖と牛乳と卵の黄身を入れてキュッとふたを閉め、庭の雪の中でゆらしました。そこへ雪ウサギと雪だるまがやってきて、ゆらすのを手伝ってくれることになりました。缶を雪だるまのお腹に入れて、3人いっしょに飛んだり跳ねたり転がったり、雪だらけになって遊んでいると、やっとできあがり。みんなでおいしく食べました。
こどものとも年中向き118号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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はじめてのかり
1996年2月号

オノン・ウルグンゲ・唐 亜明 さく ムンフジン・チュールテミン え
モンゴルの大草原に住むバートルは、ある冬、父さんとおじさんのシカ狩りに初めてつれていってもらいました。ところがお父さんといっしょに、湖の畔に見た2つの光は、トラの目だったのです。鹿狩りを中止してテントに戻る途中、イノシシが自分の毛皮を凍らせてトラとの闘いに備えているのを目撃します。その夜、すさまじい吼え声が聞こえ、翌朝、2頭とも死んでいるのを見つけました。
こどものとも年中向き119号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
唐 亜明のエッセイをこちらからお読みいただけます。
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あひるのガーコ
1996年3月号

坂本ツル さく ほりえみちを え
開拓地のみゆきちゃんの家で6羽のアヒルが生まれましたが、その中で一番小さくて弱いガーコを、みゆきちゃんは毎日世話をして元気に育てました。ある日、歩いて30分かかるとなりの家のおじさんが、アヒルを1羽くれないかといってきたので、ガーコがもらわれていきました。でもガーコは次の日、川を下ってみゆきちゃんの家に帰ってきたのです。『かいたくちのみゆきちゃん』(「こどものとも」44号)の画家坂本直行さんの奥さんと友人による絵本です。
こどものとも年中向き120号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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2006/04/07
だれが すんでいるのかな
1994年4月号

五味太郎 作
青い壁の大きな家がたっています。黄色い扉が開いてウサギさんが出てきました。ウサギさんの家なんだ。ワニさんも出てきました。横の扉からニワトリさんの親子が出てきました。みんなで住んでいるんだな。人間の家族が入っていきます。へんな生き物が屋根の扉から出ていきます。中からみんなの笑い声がが聞こえてきます……。
こどものとも年中向き97号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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くんくんくん おいしそう
1994年6月号

阿部知暁 さく
アフリカの森にゴリラが住んでいます。ゴリラはおいしそうな匂いに誘われて、大きな木に実った実をたっぷり食べます。チンパンジーもやってきて、一緒にむしゃむしゃ、ゾウもやってきて鼻で拾ってたくさん食べます。食べた後みんな帰っていくときに、ウンチを落としていきます。やがて雨が降ると、そのうんちからまた木の芽が生えてきました。ゴリラの大好きな画家の絵本です。
こどものとも年中向き99号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ゆうだち
1994年7月号

中西恵子 さく
ま夏の昼下がり、イヌの散歩をしていたじろうと、学校帰りの兄たろうは、夕立ちにあい、一緒に田んぼの中の物置で雨宿りしました。ようやく雨がやんで外に出てみると、目の前に大きな池があり、おじいさんが釣りをしています。たろうとじろうは池で思う存分泳いだあと、つかれて眠ってしまいますが、目をさました時に池はなく、田んぼが広がっているだけでした。
こどものとも年中向き100号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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カマキリさん どうしたの
1994年8月号

澤口たまみ 文 あべ弘士 絵
初めて巣から出たミツバチは、花の間でゆらゆらゆれる緑のものを見つけました。すると、クマバチのおばさんが、それはカマキリだから近づいてはいけないと教えてくれました。飛んできたチョウが、あっというまにつかまってしまいました。ある日、カマキリがじっと動かなくなったので、どうしたのかなとミツバチが見ていると、背中の皮が割れて、脱皮を始めました。虫の生態をいきいきと描いています。
こどものとも年中向き101号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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つきみそうが さいた
1994年9月号

松竹いね子 さく 堀川 真 え
夏の夕方、夕涼みに出かけたウサギの親子が、「わたしをみて」という声にふりかえると、ツキミソウがこれから咲こうとしているところでした。じっと見ていると、「ぷるっ」とつぼみをほどき、がくがはずれて、黄色いお茶碗形の花を開きました。やがて、「ぷるるっ、ぱさりっ」と4枚の花びらを全部ほどくと、まわりでもたくさんのツキミソウが咲いていて、野原は明かりをともしたようでした。
こどものとも年中向き102号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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むくどりとぶどうのき
1994年11月号

ブルガリアの昔話 八百板洋子 再話 T・マノーロフ 絵
お百姓はムクドリをブドウ畑の仕事に誘いますが、いつも断られます。お百姓が古い枝を剪定するときは、ムクドリは巣を作っています。土をおこしにいくときは、卵を温めています。消毒のときは雛を抱き、草刈りのときは餌を食べさせていました。でも収穫のときになると、ムクドリは子どもたちをつれて、ブドウの実をおなかいっぱい食べにきました。ブルガリアの画家による絵本です。
こどものとも年中向き104号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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じょうもんくんとたまご
1994年12月号

タイガー立石 文・やきもの 佐々木 光 写真
じょうもんくんが見ていると、5つの白い卵からは5羽のヒヨコが生まれました。7つの茶色の卵から、7匹のヘビの子、池の中のぐにゃぐにゃからはたくさんのオタマジャクシ。マンモスに踏みつぶされそうになった大きな卵を助けたら、生まれたのはワシの子どもでした。お礼に空の散歩に……。縄文土器風の焼き物で作った登場人物を撮影し構成したユニークな絵本。
こどものとも年中向き105号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ねむねむ さかな
1995年2月号

西内ミナミ さく 永原達也 え
海の魚たちも夜になると眠くなります。クマノミはイソギンチャクの中で、タツノオトシゴは海草にしっぽをまきつけて、カワハギの子は海草に口で吸いついて、眠ります。泳ぎながら眠るマグロ、パジャマに着替えるように色を変えるソラスズメダイ、ゼリーの寝袋にくるまるナンヨウブダイ……。魚とダイビングの大好きな作者コンビが、様々な魚の眠るときの生態を紹介します。
こどものとも年中向き107号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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めがねをかけたドラゴン
1995年3月号

ベイチ・アク 作 三村美智子 訳
ドラゴンの森では、食べるときは地面に寝ころんで口を大きく開け、落ちてくる果物を受けとめるのでした。ところが目が悪くてうまく食べられないドラゴンがいました。そのドラゴンは眼鏡を作ってもらうため、空飛ぶ自転車に乗ったおばあちゃんをさがしに、花の道をたどって虹の向こうの国にいくことにしました。トルコの漫画家・絵本作家の描いた愉快な物語です。
こどものとも年中向き108号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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2006/03/31
しおちゃんとこしょうちゃん
1993年4月号

ルース・エインワース さく こうもとさちこ やく・え
まっ白な毛のしおちゃんと、白に灰色の混じるこしょうちゃんの2匹は双子の子ネコ、何をするのも一緒です。ある日、どちらが高いところに登れるか競争をして、庭の高い高いモミの木のてっぺんまで登って、おりられなくなってしまいました。鳥に助けを求めても、飛行機に向かって鳴いてみても、だれもきてくれません。でも夜になると、お母さんが迎えにきてくれました。
こどものとも年中向き85号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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まんげつのよるに
1993年6月号

高久明実 さく
森の中の壺の家に住むタコさんは、満月の光に誘われ、煮豆をもって散歩に出かけました。すると、おばあさんがタマネギを収穫しています。煮豆を少しタマネギと交換し、また歩いていくとヒツジさんが子どもを寝かせています。煮豆とヒツジさんの毛で編んだマフラーを交換して、また散歩を続けると、森の奥では、動物や妖精がみんなでお団子を作って、お月見のパーティーをしていました。
こどものとも年中向き87号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
3月 31, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1993年 | Permalink
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よるって しってる?
1993年7月号

三原佐知子 さく
朝一番に起きて、夕方にはまっ先に寝てしまうオンドリは、夜を知りません。夜ってどんなものなのか知りたくなって、オンドリは庭の仲間に聞いてまわります。イヌは、夜って物騒なものだといい、チョウは、夜って蛹の中で祈るものだといい、キリギリスは、歌うものだといいます。ネコ、カエル、クモ、アリにも聞いてもどってきたオンドリは、くたびれてさっさと寝てしまいました。
こどものとも年中向き88号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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ジャリおじさん
1993年8月号

おおたけしんろう えとぶん
海を見て暮らしていたジャリおじさんは、ある日、後ろをふりむいて、黄色い道が続いているのに気づき、歩きはじめました。ピンク色のワニを道連れに歩いていくと、いろいろな人に出会いますが、この道がどこへ続いているのかは、だれも知りません。夜になってジャリおじさんはもうひとりのジャリおじさんと出会います。その人は、ずっと先に青い大きな神様がいるといいました。現代美術作家が描く斬新な絵本。
こどものとも年中向き89号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
この絵本は1994年「日本傑作絵本シリーズ」の1冊としてハードカバーで刊行され、現在も販売されています。
編集者のエッセイはこちらからお読みいただけます。
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プッポコとペッポコ ぱんらぱら たねまこうのまき
1993年9月号

岸田衿子 さく 片山 健 え
おなじみ裸ん坊のふたり組プッポコとペッポコが、トチの木の中から「たねまきしたいもん、よっといでー」とラッパを吹きました。イヌ、ネコ、ウサギ、サル、クマがやってきて、丘の畑にぱんらぱらといろんな種をまきます。お日さまがほっほこ照り、雨がざんざか降って、やがて芽が出て花が咲き実がなって、トマトにニンジン、スイカにトウモロコシが大豊作。プッポコペッポコ第3弾。
こどものとも年中向き90号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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へびを だいじに
1993年11月号

イノウエヨースケ 作
ヘビを大事にいたしましょう。ヘビが電車に乗るときは、つり革の輪の中にぶらさがってもらいます。キャンプでは、ヘビのとぐろはバケツ代わりになってくれます。大きな長いヘビがいれば、ブランコになってくれたり、シーソーやすべり台になってくれたり、いろいろ遊んでくれます。ヘビの姿態から次々想像を広げる楽しい絵本。
こどものとも年中向き92号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
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かたつむりとさる
1994年1月号

ラオス・モン族の民話 ヤン・サン さいわ ハー・ダン したえ モンのこどもたち ししゅう やすいきよこ やく
サルに歩みののろさをバカにされたカタツムリは、それならどちらが先に3つの山と3つの谷をこえるか、競走をしようと申し出ました。カタツムリは親類縁者を集め、3つの山と3つの谷のあちこちに先に散らばっておいて、みごとサルをうち負かしました。タイの難民キャンプに暮らすラオス少数民族の子どもたちが、得意の刺繍で自分たちの昔話を描いた絵本です。
こどものとも年中向き94号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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3びきねこさん
1994年3月号

柳生まち子 さく
一緒に暮らしている3匹のネコ、お兄ちゃんぶってる“ごろ”、負けず嫌いの“とら”、おとなしい“きい”は、時々けんかはするけれど、とっても仲良し。今日は魚釣りにいきます。ニワトリのこっこおばさんにミミズをわけてもらい、ねむねむじいちゃんちの裏の池にボートを出して、釣りをします。最初きいは1匹も釣れなかったけれど、最後には仲良くみんな3匹ずつ釣れました。
こどものとも年中向き96号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)
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2006/03/24
まあちゃんのまほう
1992年4月号

たかどのほうこ さく
まあちゃんは魔法の本を読んで呪文を唱え、お母さんをタヌキに変身させました。すぐに元に戻す呪文を唱えると、タヌキはお母さんに戻ったのですが、このお母さんはまあちゃんを誘って、台所でつまみ食いはする、部屋を散らかして大騒ぎすると、大はしゃぎ。すると「まあちゃん!」とお母さんの怒った声が……。あれれ、お母さんがふたりに? 元気はつらつ「まあちゃん」の絵本第2弾。
こどものとも年中向き73号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
この絵本は2003年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
3月 24, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1992年 | Permalink
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じかきむしのぶん
1992年6月号

松竹いね子 さく 堀川 真 え
じかき虫のぶんが、さくさくと葉っぱを食べると、葉っぱの中にトンネルができて、まるで字を書いたように跡ができます。トンボや蝶々がやってきて、葉っぱの中の小さなぶんに、大きくなったら一緒に遊ぼうと誘いました。やがて蛹になって眠ったあと、羽が生えたぶんは、みんなが待つ森の広場に飛んでいきました。ハモグリバエの生態を色彩豊かな絵で描いた絵本です。
こどものとも年中向き75号
26×19cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 24, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1992年 | Permalink
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おばあ
1992年7月号

中西恵子 さく
おばあがお茶を飲んでいると、坂の下の婿がとびこんできて、「すぐきてくれ」といいました。おばあは自転車に乗って走る、走る! 畑を耕しているおじさんや、アイスキャンデー売りのおじさんが声をかけても、一声返して一目散。竹薮を突っ走り、坂を一気に下り、坂の下の家に着くと、戸をぴしゃり。それからしばらくたって「おぎゃー」と大きな声が……。おばあは産婆さんだったのです。
こどものとも年中向き76号
26×19cm 32ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 24, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1992年 | Permalink
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まゆこ
1992年8月号

歌田典子 さく・え
桑の葉を食べて大きくなったカイコが繭になって出荷されるころ、村のはたがみさまのお祭がありました。お父さんとお祭にいったまゆこが、人混みでお父さんとはぐれ、森の中に入っていくと、森の奥で盆踊りをしている人びとに出会いました。やがて人びとは次々大きな繭の中に入り、そこから羽を付けて出てきます。それは空の国に飛んでいくカイコたちのお祭だったのです。
こどものとも年中向き77号
26×19cm 32ページ 当時の定価280円(本体272円)
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やまこえ のこえ かわこえて
1992年9月号

こいでやすこ さく
秋の満月の夜、キツネのきっこは町まで買い物に出かけることにしました。山をこえていくとお月さまが一緒にいこうといいました。野をこえていくとフクロウが、川をこえるとイタチが、一緒にいくことになりました。町のお豆腐屋さんであぶらげ100枚買って帰ります。そのあぶらげで、秋祭り名物のいなりずしを作るのです。「キツネのきっこ」の絵本の1冊目です。
こどものとも年中向き78号
26×19cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
3月 24, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1992年 | Permalink
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いもぱくり
1992年10月号

伊藤秀男 さく
きょうは仲秋の名月。うみちゃんの家でも、お供えを家の前に飾ります。おいも、すすき、りんごに、月見だんご……。そして満月が昇ってくると、子どもたちは村中をまわりに出かけます。この夜は「いもぱくり」といってよその家のお供えをこっそりもらってもいいのです。うみちゃんの仲間は村はずれのおじいさんのところまでいって、大満足。子どもたちの祭をいきいきと描きます。
こどものとも年中向き79号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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ファンが悪魔をつかまえた
1992年11月号

メキシコの民話 やなぎやけいこ 再話 今井 俊 絵
母親に「悪魔でもつかまえておいで」といわれて家を出た大食いの若者ファンは、オオワシの背に乗り、コヨーテにまたがり、3人の行者に道を尋ねたあげく、悪魔の住む火を噴く洞穴にたどりつきました。行者の教えにしたがって首尾よく悪魔をつかまえたファンは、家にひとっとびで戻りますが、親たちはびっくり仰天……。豪快な民話を、メキシコを熟知する版画家が力強く描きます。
こどものとも年中向き80号
26×19cm 32ページ 当時の定価280円(本体272円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
3月 24, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1992年 | Permalink
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ガブルくんとコウモリオニ
1993年1月号

高谷まちこ さく
料理が大好きのオオカミ、ガブルくんは、100年に1度だけ実るこの世で一番おいしい木の実チョコラボンボンのことを聞き、その実を採りにこもりやまに向かいましたが、おそろしいコウモリオニに捕まってしまいます。でも、ガブルくんはとてもおいしいシチューを作ってコウモリオニに食べさせ、コウモリオニが食べあさっている間に、チョコラボンボンの実を手に入れたのです。
こどものとも年中向き82号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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まめっこまめことおじいさん
1993年3月号

松野正子 作 小西英子 画
おじいさんが山道で拾った一粒の豆が、翌朝小さな女の子になっていました。おじいさんは、まめっこまめこと名乗るその小さな女の子を肩に乗せて、旅に出ました。まめことおじいさんは、行く先々で人々の仕事を手伝いながら、楽しく旅を続けていきましたが、ある村で、悪い沼の主が子どもを生け贄にとろうとしているのに出会いました。まめことおじいさんは沼の主と対決します。
こどものとも年中向き84号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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2006/03/17
だるまちゃんとだいこくちゃん
1991年4月号

加古里子 さく
だいこくちゃんの「うちでのこづち」は、米粒を入れて振ると、おもちや団子やおにぎりが、麦の粒を入れて振ると、クッキーやビスケットやケーキが出てきます。うらやましくなっただるまちゃんは、かんかんぎこぎこと「うちでのこづつ」を作って、振ってみました。すると入れたものがどんどん増えました。そこで「うちでのこづち」と「うちでのこづつ」をつないで一緒に振ると……。
こどものとも年中向き61号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
3月 17, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1991年 | Permalink
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かえるのトンネル
1991年6月号

田村直巳 さく
毎年春が近づくとあちこちからカエルが集まって、すいじん池でカエル祭りが開かれます。ところが森のカエルたちが池を見にいこうとすると、いつのまにか途中には車がたくさん通る道路ができていたのです。森のカエルたちは、明日にせまった祭りに参加するため、モグラから教わってトンネルを掘ることにしました。色鉛筆の柔らかなタッチで1匹ずつ個性豊かなカエルが描かれます。
こどものとも年中向き63号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 17, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1991年 | Permalink
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プッポコとペッポコ ねむりかいじゅうネーボーのまき
1991年7月号

岸田衿子 さく 片山 健 え
裸ん坊のふたり組プッポコとペッポコが、「およぎたいもんよっといでー」とラッパを吹いて呼びかけると、ウサギのうさえ、サルのさーるー、イヌのいぬおと孫たちがやってきたので、みんなで海に行く洞穴に入っていきました。すると洞穴の奥で111年間眠り続けていた“ねむりかいじゅうネーボー”が目を覚ましました。水浴びしたいというネーボと一緒に、みんなで洞穴の外の海で泳ぎます。
こどものとも年中向き64号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 17, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1991年 | Permalink
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もものうえの たねまろ
1991年8月号

降矢なな さく
家の裏の桃畑で、ももこは見あげるほど大きな桃の実を見つけました。小さな戸があって「ぽっくりをはいておはいりください」と書いてあったので、中に入っていくと、御簾の向こうの広間に“もものうえのたねまろ”というおじいさんがいて、桃尽くしのごちそうでもてなしてくれました。遊んだり踊ったり、楽しく過ごしたあと、大きな桃の実をおみやげにもらい帰ってきました。
こどものとも年中向き65号
26×19cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 17, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1991年 | Permalink
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かわたろう
1991年10月号

沼野正子 さく
おばあちゃんの家におすしの重箱を持っていく女の子の後ろを、麦わら帽子で顔をかくした誰かがついてきます。追いかけてきたイヌも、通せんぼしたいじめっ子も、その顔を見ると逃げていきました。いじめっ子たちに重箱をひっくりかえされて、女の子が泣いていると、おばあちゃんが迎えにきてくれますが、家に着いてみると重箱の中身が川魚になっていました。いたずら者でにくめない河童のお話です。
こどものとも年中向き67号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
3月 17, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1991年 | Permalink
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たいふうがきた ひ
1991年11月号

浜田桂子 さく
おばあちゃんの家に遊びにきた日、3人の兄妹は台風の中を家に帰ることになりました。滝になった歩道橋の階段を登り、海になった公園で船遊び。レストランの店先の人形は倒れ、ショーウィンドーのなかみも飛び散っています。大喜びしながら家に着くころには、風雨もおさまり夕焼けも見えてきました。子どもが感じる台風の日のわくわくする気持をストレートに描いています。
こどものとも年中向き68号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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ちいさいくつ
1991年12月号

さいとゆふじ さく
靴箱の中に、大きなお父さんの靴と、おしゃれなお母さんの靴と、お兄ちゃんのスニーカーと一緒に住んでいる、小さい靴。みんなは毎日外に出かけて、楽しそうに外のことを話すけれど、自分はいつもお留守番です。でもある日、靴箱から外に出され、赤ちゃんに履かれて、家族と一緒に初めてのお出かけにいきました。にぎやかな町を通り、公園でみんなと遊びました。
こどものとも年中向き69号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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うちのじどうしゃ
1992年1月号

谷川俊太郎 さく 太田大八 え
クリーニング屋の一家が、仕事用のワンボックスカーで帰省します。のろのろ運転の町の中をぬけると、海の見える気持ちのよい道。途中、事故のけが人を運んだり、車の中でキャンプをしたり、車は大活躍。フェリーに乗っておばあちゃんの家に到着です。道すがら出会うほかの車も紹介しながら、自動車の多様な働きや役割が、簡潔なお話の中に描かれていきます。「年少版こどものとも」1978年11月号の文と絵を全面的にかきなおした新版です。
こどものとも年中向き70号
19×26cm 28ページ 当時の定価280円(本体272円)
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ガラシとクルピラ
1992年3月号

陣内すま ぶん ヴァンペレーラ え
アマゾン川のほとりに住む少年ガラシは、早く父さんのように狩りにいきたいと思っていました。ある日、弓矢をもって大人たちのあとをそっとついていき、子どものアルマジロを捕まえようと追いかけていると、目の前に不思議な生き物が現れ、ガラシは気を失ってしまいます。家にもどると、お父さんは動物を守る森の精霊クルピラのことを教えてくれました。アマゾンに住む作者と画家による絵本。
こどものとも年中向き72号
26×19cm 32ページ 当時の定価280円(本体272円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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2006/03/10
のでのでので
1990年4月号

五味太郎 さく
とびあがった。とびあがったので、旗をサッとあげた。サッとあげたので、花火に火をつけた。火をつけたので、シュルシュルパッとなった……。次々起こる、関係ありそうななさそうな出来事の連鎖。最後は、びっくりしたので……。五味太郎が描くナンセンスなぐるぐる話の絵本です。
こどものとも年中向き49号
26×19cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
3月 10, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1990年 | Permalink
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プッポコとペッポコ
1990年6月号

岸田衿子 さく 片山 健 え
朝、お日さまが昇ると、「プッポコ ペー、ペッポコ プー」とラッパの音が聞こえ、裸ん坊のふたり組プッポコとペッポコが現れます。ふたりは、イヌのいぬおやネコのねーこ、サルのさーるーなどの動物たちから、鳥や虫まで連れて原っぱにいくと、ラッパに合わせてみんなで体操をはじめます。体操がすんだら山まで走っていっておいしい水を飲みました。躍動感とユーモアがあふれる絵本です。
こどものとも年中向き51号
19×26cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
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ねこのるすばん
1990年7月号

三原佐知子 さく
奥さんは買い物に出かけるので、イヌとニワトリとネコに留守番を頼みました。でもネコは居眠りしてばかり。アリが背中に登っても、ニワトリが卵を産んで鳴いても、イヌが走ってきても、寝返りをうって寝てしまうだけ。でも、奥さんが帰ってきたのに気がつくと、玄関でお出迎え。「にゃあ」とないて、留守番のごほうびのえさをもらいます。孔版画による柔らかい色調の絵本です。
こどものとも年中向き52号
26×19cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
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はちまんさまの なつまつり
1990年8月号

八幡様の夏祭りの日、半纏を着て自分たちの町の山車のところにかけていくと、おじさんたちが引きまわしの準備をしています。笛の音が流れはじめると、万燈をもつ子、大団扇をもつ子、山車を引く子、みんないっしょに町内の引きまわしがはじまりました。おやつにかき氷を食べてひと休み。夜は各町の山車が大通りの四つ角でお囃子合戦をくりひろげます。祭りの昂揚感を余すところなく伝えます。
こどものとも年中向き53号
26×19cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
3月 10, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1990年 | Permalink
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「こんにちは」って いえたらいいな
1990年9月号

柳生まち子 さく
私は散歩に出かけました。途中には、いつも威張った目で私を見るネコがいるので、知らん顔して通りすぎようとしましたが、そのネコが「こんにちは」っていいました。びっくりして何もいえずに歩いていくと、カエルやカマキリやウサギに出会いますが、私は何もいえません。帰り道でまたネコに会ったとき、私は「こんにちは」ってやっといえました。引っ込み思案な女の子の心を優しく描きます。柳生まち子の初めての「こどものとも」です。
こどものとも年中向き54号
26×19cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
3月 10, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1990年 | Permalink
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まりになった おつきさん
1990年11月号

野坂勇作 さく
静かな月夜の海に流れ星が落ちて波をおこすと、アシカ岩が、ワニ岩が、ゾウ岩もカバ岩も、みんな目を覚ましました。月をボールにしてまり遊びをはじめます。月はみんなの間でぽおーんぽんと投げられていましたが、やがて海のむこうに沈んでしまい、朝がやってきました。岩たちはまた眠りにつきます。「かがくのとも」の気象の絵本でおなじみの野坂勇作が幻想的な夜の海を描きます。
こどものとも年中向き56号
19×26cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
3月 10, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1990年 | Permalink
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ぼくはだいくさん
1991年2月号

マルシャークの詩より 内田莉莎子 文 清水義博 絵
男の子が戸棚作りに挑戦。斧で木を割り、カンナで板を削ります。でも削っているうち板がどんどん小さくなり、腰掛け作りに変更。でもこんどはトンカチで釘がぐにゃっ。腰掛けがだめなら、額縁にしようと思ったけれど、ノコギリが引っかかって動かない。そこで最後はナイフで削って木ぎれをたくさんつくり、サモワールで燃やしてお茶を沸かしました。木版画でユーモラスな内容を力強く描きます。
こどものとも年中向き59号
26×19cm 28ページ 当時の定価 280円(本体272円)
3月 10, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1990年 | Permalink
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2006/03/03
ぼくは ぞうのはなきち
1989年4月号

征矢清 ぶん 中谷千代子 え
アフリカの草原で生まれたゾウのはなきちは、お母さんに守られ、群れの中で仲間といっしょに遊びながら、大きくなっていきます。草原の火事の時もライオンに追われた時も、仲間に守られてすくすく育ち、やがてもっと強く大きなゾウになるため、群れをはなれて旅立ちます。中谷千代子さんが亡くなって7年後に、残されていた絵に文をつけて刊行された絵本です。
こどものとも年中向き37号
26×19cm 28ページ 当時の定価 230円
3月 3, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1989年 | Permalink
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ガラクタ どうぶつこうえん
1989年6月号

古川タク さく
動物公園に車に乗ってやってきたのは、顔がオレンジ、トマト、ジャガイモ、ドングリの4人組。そこにいる動物たちは、ゾウは鼻が巻き貝、ライオンの顔は食器棚、ハイエナの口はレモン搾りの等々……。身のまわりの道具、家具、食器、野菜、食べ物などの写真を絵の中に貼りこんで、不思議なサファリ・パークの出現です。漫画、アニメでも活躍の古川タクが「こどものとも」初登場です。
こどものとも年中向き39号
19×26cm 28ページ 当時の定価 240円(本体233円)
3月 3, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1989年 | Permalink
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まあちゃんの ながいかみ
1989年9月号

たかどのほうこ さく
おかっぱ頭のまあちゃんは、長い髪のはあちゃんとみいちゃんに、自分はこれから、もっとずっと長く髪を伸ばすんだと自慢します。吊り橋の上からおさげをたらして魚が釣れるくらい。おさげの投げ縄で牧場の牛をつかまえられるくらい。シャンプーしたら、雲まで届く大きなソフトクリームになるし、洗った髪は妹10人がとかしてくれる……。まあちゃんの空想は大きく広がります。
こどものとも年中向き42号
19×26cm 28ページ 当時の定価 240円(本体233円)
この絵本は1995年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
たかどのほうこさんのエッセイはこちらからご覧いただけます。
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チョイの ちいさな かご
1989年11月号

あきやまじゅんこ さく
ネズミのチョイはお兄さんお姉さんといっしょに、山に木の実を集めに出かけました。でも末っ子のチョイの籠は小さくて、せっかく見つけたコケモモの実も少ししか入りません。そのうちチョイは、赤い実をつけた木を見つけ、たくさんの実をとりましたが、どうやって持って帰ろうかと考え、木の枝で大きな籠を編むことを思いつきました。家に帰るとその実でおいしいジャムを作ります。
こどものとも年中向き44号
26×19cm 28ページ 当時の定価 240円(本体233円)
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サンタさんからきたてがみ
1989年12月号

たんのゆきこ さく 垂石眞子 え
クリスマスの前の日、ネズミの郵便屋さんは鞄に手紙を詰めこんで配達に出かけましたが、雪にすべって転んでしまいました。あわてて手紙を拾い集めましたが、最後の1通の宛名が雪でぬれてわからなくなっていました。困っていると、森の動物の仲間たちがいっしょに考えてくれて、とうとうわかりました。サンタさんからネズミさんへの手紙だったのです。その手紙には……。
こどものとも年中向き45号
19×26cm 28ページ 当時の定価 240円(本体233円)
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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ぼくのむらはね、ぶん
1990年3月号

さいとゆふじ 作
ルーマニアの村に暮らす少年が、自分の家と村を紹介してくれます。冬、雪にすっぽりおおわれた村には、高い塔のある教会を中心に木の家が集まっています。家には、台所のついた広い部屋ときれいな織物で飾られた客間。家畜小屋には馬、牛、豚、鶏、そしてたくさんの羊。日曜日には民族衣装を着て踊り、いとこたちと夕ご飯……。ぶん!(ルーマニア語で“すてき”という意味です)
こどものとも年中向き48号
19×26cm 28ページ 当時の定価 240円(本体233円)
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2006/02/24
おっと おとしもの
1988年4月号

五味太郎 さく
男の子がおもちゃのトラックを引いて歩いていたら、いつのまにかトラックの荷台がなくなっていました。「おっと落とし物」と、今きた道をさがしながらもどっていくと、鉛筆を落としたおじさん、坊やが迷子になったお母さんなど、探し物をしている人に会いました。落ちていたリボンを交番に届けたら、そこにはトラックの荷台が……。絵の中でいろいろな物をさがす楽しさのある絵本。五味太郎の初めての「こどものとも」です。
こどものとも年中向き25号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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かえる
1988年7月号

中西恵子 さく
のりお君は幼稚園から帰ってくると、車の下に大きなカエルがいるのを見つけました。なんとかつかまえようと、弁当の食べ残しのソーセージのしっぽや、家の中にあるいろんな食べ物でおびき寄せようとしたが、なかなか車の下から出てきません。でも、食べ物につられて飛んできたハエをぱくりと食べて、カエルが少しずつ外に出てきたところを、のりお君はバケツをかぶせ……。
こどものとも年中向き28号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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まえむき よこむき うしろむき
1988年9月号

いのうえようすけ え・ぶん
ゾウを前から見ると鼻がぶらぶら、横は大きなおなか、後ろはしっぽがぷらり。時計は前向きだと振り子が動いて見え、横向きだ音だけカチコチ、後ろ向きだと金具がひとつだけ。カエルは、電車は、ブランコは、クロールは、おすもうさんは、お母さんは……と、前、横、後ろから見た姿を描きながら、いろいろな面から物を見たときの、物の感じ方をユーモラスな文でつづっていきます。
こどものとも年中向き30号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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おやすみ! ちいさい ちいさい こうさぎ
1988年11月号

ルース・ボーチャード 作 上條由美子 訳 谷口広樹 画
小さい小さい子ウサギは、とんだりはねたり、一日中遊んでいました。寝る時間になって、母さんにベッドに寝かされても、遊びたくてたまらず、外へぬけだしていきました。でも、外は暗く静まりかえり、もう子イヌも、子ネコも、ヒヨコも、魚も、みんな眠っていました。起きているのは子ウサギひとりだけ。子ウサギは大急ぎで家に帰って、ベッドにとびこみます。
こどものとも年中向き32号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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のうさぎ のえ
1988年12月号

さいとゆふじ さく
野原で小さなノウサギの子を見つけて家に連れて帰り、“のえ”と名づけて育てました。ミルクを飲み、草を食べ、どんどん大きくなりましたが、のえは他の飼いウサギとはなかなかいっしょに遊べません。庭に檻をつくってやりましたが、ある日、のえは檻をこわし、塀をとびこえて逃げだしてしまいます。追いかけていくと、遠くの野原の中に、もう1匹のノウサギと一緒に見えなくなりました。
こどものとも年中向き33号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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まじょのひ
1989年1月号

パプア・ニューギニアの昔話 大塚勇三 再話 渡辺章人 画
昔、南の島ブーゲンビルでは、火をもっているのは山の中に住む魔女たちだけでした。海のそばの村人たちは話し合って、村で一番りこうなイヌに、魔女たちの火をもってくるように頼みました。イヌはオウム、クスクス、カエル、ブタの4匹を仲間にして、魔女のすみかにむかいます。4匹は道の途中にかくれて……。火の起源、それぞれの動物の特徴の起源を語る、ニューギニアの昔話です。
こどものとも年中向き34号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
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2006/02/17
いかだは ぴしゃぴしゃ
1987年4月号

岸田衿子 さく 堀内誠一 え
クマくんはお弁当をもって海にいこうと、いかだを作っていました。そこへリスがやってきて、一緒に乗せてといいました。2匹はいかだができあがると、一緒に乗って川を下っていきました。すると、森の動物や虫たちが次々やってきたので、みんなでいかだに乗って、海に向かいました。お腹がすいても我慢して、ようやく海に到着。浜辺でお弁当を食べました。みんなのお弁当は何かな?
こどものとも年中向き13号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
この絵本が堀内誠一さんの最後の「こどものとも」になりました。
堀内誠一さんのインタビューはこちらからご覧ください。
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こぐまとりすのさんぽ
1987年6月号

ひらやまえいぞう さく
山奥の年取ったブナの木に住む子グマとリスが、散歩に出かけました。ネマガリタケの筍やキイチゴの実をとって食べたり、谷川でサワガニをつかまえようとして手を挟まれたり、木に登ってひと休みしたり、……2匹はいいものをたくさん見つけながら、山の中をひとまわり、母さんグマの待つブナの木の家に帰ってきます。初夏の山の自然が柔らかいタッチで描かれます。
こどものとも年中向き15号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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なつのそら
1987年7月号

ピーター・スピア さく
丘に登って草原に寝ころび、空を見あげていると、雲がいろいろな形になって、語りかけてきます。キリンやゾウやラクダやカンガルーなど、動物の群れになって行進していったり、火を噴く竜と闘う騎士になったり、水辺で遊ぶ昔の名画の登場人物になったり……。たくさんの気球が飛びたつと、雲の鯨や大魚が飲みこもうとします。夏雲の姿に想像の翼をいっぱいに広げる、字のない絵本です。
こどものとも年中向き16号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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てがみを だしに
1987年10月号

荒川 薫 さく 松生 歩 え
こんどの日曜日は誕生日です。ともこは、ケーキの絵を描いて、「誕生日にきてね」とおばあちゃんに手紙を書きました。お母さんが書いてくれた封筒に入れて、ともこはひとりで手紙を出しにいきました。途中で子イヌや公園のハトにとられないようにしっかり手にもって、ともこは手紙をポストに入れました。それからイチョウの葉っぱをたくさん拾うと、葉っぱの手紙を子イヌやハトに……。
こどものとも年中向き19号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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いらっしゃーい まいどありー
1987年11月号

秋山とも子 さく
町の中で働いている人たち。豆腐屋、竿竹屋、焼き芋屋、郵便屋、クリーニング屋、畳屋……。駅前の広場では、ラーメン屋、甘栗屋、おでん屋、靴直し屋、宝くじ屋……。縁日にはたくさんの屋台が……。荷物を配達する人、工事をする人、ゴミを集める人、町で働くたくさんの人たちを、呼び声や交わされる会話とともに紹介します。
こどものとも年中向き20号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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ねずみのおよめさん
1988年1月号

日本の昔話 小野かおる 再話・画
昔、ネズミの夫婦が一人娘のために、世界一えらいかたにお婿さんになってもらおうと考えて、お婿さんさがしを始めました。まず、世界中を照らすお日さまが一番偉いと思って、お日さまにお婿さんになってくださいと頼みにいきましたが、お日さまは自分を隠してしまう雲の方がえらいといいます。雲は風の方がえらいといい、風は壁の方がえらいといい、壁は……。果たして一番えらいのは?
こどものとも年中向き22号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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2006/02/10
こぐまとシーソー
1986年4月号

ヘレナ・ベフレロヴァ さく 内田莉莎子 やく なかのひろたか え
子グマのころは、一人遊びにあきて友だちをさがしに公園にいきました。シーソーがあったので、どっこいしょと腰をおろして誰かくるのを待っていると、チョウがやってきて向こう側ににとまりましたが、シーソーは動きません。次にネズミが、それからカササギ、ハリネズミ、リスも一緒に乗りましたが、それでもシーソーは動きません。そこへ子ブタがやってきてシーソーに乗ると……。
こどものとも年中向き1号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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たつくんの たんじょうび
1986年7月号

松野正子 さく 西巻茅子 え
今日はたつくんの誕生日、たつくんはおばあちゃんの家へ出かけました。おばあちゃんがお祝いにケーキを焼いてくれるのです。途中で、ネコのシロや子イヌのムク、アヒルのガアコをさそいましたが、みんないそがしくていっしょにきてくれません。でも、おばあちゃんの家に着いて、ケーキの用意を待っている間に、シロもムクもやってきました。そしてガアコは生まれたばかりのヒヨコを連れて……。
こどものとも年中向き4号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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コッコさん おはよう
1986年8月号

かたやまけん さく・え
コッコさんがぐっすり眠っているときに、朝はそおっとやってきて、ニワトリを起こし、森や林の鳥たちを起こし、大空や池の水を目覚めさせ……、そしてカーテンのすきまから入ってきて、おにいちゃんを起こし、それから、コッコさんを起こします。「こどものとも年少版」で登場しておなじみとなったコッコさんの絵本です。夜が明けていく微妙な色合いを水彩で美しく描いています。
こどものとも年中向き5号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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ぼくの いもうと
1986年11月号

浜田桂子 さく・え
ぼくの妹あやちゃんは、人形は散らかす、ピアノは「ネコふんじゃった」ばかり、食べるのは遅くて、あやとりもシャボン玉も下手、すぐ泣いてママにいいつる。やることなすことうんざりだけど、ある日静かだと思ったら、熱が出て寝ていた。病気になると、ちょっと寂しかったけれど、1週間たったら、また……。お兄さんの妹への感情を柔らかい色調の中に描きます。
こどものとも年中向き8号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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いいことが いっぱい
1987年1月号

大友康夫 さく 藤枝つう え
今日は保育園のお楽しみ会で、先生たちが踊るお獅子に、さぶろうも頭をかんでもらいました。昼ご飯は大好きなスパゲッティー。雪合戦をしていると、ウサギのミミが逃げてきたので、さぶろうはそっと抱いてつかまえました。その後、これまで跳べなかった跳び箱3段が、ミミみたいにジャンプして跳べました。お父さんが車で迎えにきて、家に帰ると……。いいことがいっぱいの一日のお話。
こどものとも年中向き10号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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アルチコとおおおとこ
1987年2月号

佐々木利明 作 浅野輝雄 画
犬のペタロンと一緒に旅していた少年アルチコが、スペインのある町にやってくると、おばあさんと孫娘が泣いていました。毎年女の子を一人さらっていく大男が、もうすぐその娘をさらいにやってくるというのです。アルチコは、あるだけの女の子の帽子とワインを一樽貸してくれたら、かわりにいってあげるといって、大男のやってくる町はずれのオリーブの木の下にむかいます……。
こどものとも年中向き11号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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2006/02/03
おいしかった おいしかった
1985年4月号

岡本良雄 さく 長 新太 え
クマは、病気のキツネのおみまいに、かごいっぱいのブドウをもって出かけていきましたが、途中で会ったサルが、腹ぺこでブドウがほしいというので、半分わけてあげました。サルはよろこんで食べようとしましたが、キツネが病気だ聞いたのを思い出し、ブドウをもってキツネの家へ近道していくことにしました。サルは途中でお腹をすかせたウサギに半分わけてあげますが……。
普及版こどものとも1985年4月号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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きかんしゃ ホブ・ノブ
1985年8月号

ルース・エインズワース 作 上條由美子 訳 安徳 瑛 画
機関車のホブ・ノブは、6台の貨車を引いて走っていきました。途中で出会った子ヒツジが、遊園地まで乗せていってというので、1番目の貨車に乗せてあげました。次にイヌが2番目の貨車、それからネコが、アヒルが、次々に貨車に乗りこんで、遊園地を目指します。トンネルの中で怖がる動物たちを、ホブ・ノブは汽笛と火の粉で安心させます。遊園地では心ゆくまで遊んで……。
普及版こどものとも1985年8月号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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100ぴきのひつじ
1985年10月号

小野寺悦子 さく 樋泉雪子 え
さっちゃんは眠れないので、ヒツジを100まで数えました。するといつのまにかベッドのまわりには100ぴきのヒツジが、おしあいへしあいして、毛を刈ってほしいと寄ってきます。100ぴきの毛を刈りおわると、こんどは毛をつむいで糸にしてセーターを編んでと、次々の要求にてんてこまい。ようやく全部のセーターを染めおえてヒツジに着せると、ヒツジは1ぴきずつおやすみのキスを……。
普及版こどものとも1985年10月号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
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ふしぎなナイフ
1985年11月号

中村牧江・林 健造 さく 福田隆義 え
洋食に使うふつうのナイフが1本。このナイフはふしぎなことに、曲がる。捻れる。折れる。割れる。溶ける。切れる。ほどける。ちぎれる。散らばる。こんどは、伸びて、縮んで、膨らんで……最後に破裂! ページをめくるごとに、現実にはありえないはずのナイフの変形した姿が、スーパーリアリズムで描かれ、不思議な絵本の世界が展開します。
普及版こどものとも1985年11月号
19×26cm 28ページ 当時の定価230円
この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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みんなでつくった クリスマス・ツリー
1985年12月号

キャロライン・ベイリー 作 うえさわ けんじ 訳 こうもとさちこ 絵
ある日、食べ物を探しに出かけたウサギは、わなにかかって足にけがをしてしまいました。クリスマスまぢかなのにウサギのところにだけクリスマス・ツリーがないのに気づいたカラスは、ウサギがけがをしたことを知って、森の動物たちに呼びかけます。すると、アライグマはモミノキをもって、クマはスコップをもって、リスやサルは飾りや食べ物をもって、ウサギの穴の前にやってきます……。
普及版こどものとも1985年12月号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
この絵本は2004年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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あーちゃんちは パンやさん
1986年1月号

ねじめ正一 作・井上洋介 絵
あーちゃんちはパン屋さん。朝早く、できたてのパンを並べ、お店のシャッターを開けると、表通りがパンのいい匂いになります。お客さんがやってきてお店がこんでくると、友だちのカメラ屋のゆきちゃんと三輪車で遊びにいきます。けんかしちゃったら、仲直りにあんパンをもっていき……。お店の手伝いもちゃんとやります。子どもの目から見た商店の一日を温かく描いています。
普及版こどものとも1986年1月号
26×19cm 28ページ 当時の定価230円
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2006/01/27
3びきの こどものひつじ
1984年4月号

上沢謙二 さく なかのひろたか え
おなかがすいた3びきの子ヒツジが、とっととっとと歩いていきました。たくさん草の生えた原っぱで、むしゃむしゃ草を食べ、のどがかわいたので、またどんどん歩き、川で水をおなかいっぱい飲みました。こんどは眠るところをさがしてゆっくり歩き、子ヒツジは大きな木の下でぐうぐう眠りました。夕方になって、またとっとっとと、もとのところへ帰っていきました。満足感たっぷりの絵本。
普及版こどものとも1984年4月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
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あきちゃんとかみなり
1984年7月号

木村晃彦 さく・え
あきちゃんは弱虫ですぐ泣いてしまいます。ある日泣き虫小僧のおへそが大好物のかみなりが、泣いているあきちゃんのへそを取りにやってきました。あきちゃんがへそのかわりにへそ饅頭をあげると、かみなりは饅頭がすっかり気に入り、食べすぎて虫歯になってしまいました。歯が痛くて泣きながらやってきたかみなりを、あきちゃんは歯医者さんへつれていきます。
普及版こどものとも1984年7月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
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あたごの浦
1984年9月号

讃岐のおはなし 脇 和子・脇 明子 再話 大道あや 画
お月さまのきれいな晩、大きなタコが浜にあがって畑のナスを食べていると、タイがやってきて、月がきれいだから魚を集めて演芸会をしようといいます。魚たちが集まって、にぎやかに歌い踊り、宴もたけなわになったところで、かくし芸を披露することになりました。タイは松の木にのぼり「松にお日さん、これどうじゃ」、魚たちは「妙々々々々々」と大喝采。おおらかな昔話の絵本です。
普及版こどものとも1984年9月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
この絵本は1993年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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もんぐり むんぐり よねばあさん
1984年11月号

わたなべふみよ さく 梶山俊夫 え
山んばが出るという山の麓でひとり暮らししているよねばあさんの家に、ヒヨたんはよく遊びにいっていました。よねばあさんは歯がないので、おせんべいを食べるときも手で割ってむんぐりもんぐり口を動かします。ところが、しばらくよねばあさんの姿が見えなくなったある夜、よねばあさんの家から、がりっ、ばりっという音がします。ヒヨたんは山んばが出たかと……。
普及版こどものとも1984年11月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
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マトリョーシカちゃん
1984年12月号

加古里子 ぶん・え ヴェ・ヴィクトロフ/イ・ベロポーリスカヤ 原作
人形のマトリョーシカちゃんはみんなに遊びにきてほしくて、招待状を家の前にはりだしました。「ドナーシャも、クラーシャも、ダーシャも待っています」するとゆらゆら人形のイワン、ドングリ人形のイリューシャ、おしゃれ人形のアンドリューシャがドナーシャ、クラーシャ、ダーシャをたずねてやってきますが、3人はどこにもいません。「だるまちゃん」の絵本の原点となった物語です。
普及版こどものとも1984年12月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
この絵本は1992年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
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もりへいった こねこ
1985年2月号

イワン・ベルィシェフ さく うちだりさこ やく さいとゆふじ え
女の子に飼われていた子ネコは、いうことをきかずに森へ散歩に出かけ、迷子になってしまいました。ぴょんぴょんはねられるならウサギの子だといわれて、ウサギの家に連れていかれますが、キャベツが食べられません。木登りできるならリスの子だといわれてリスの家に行っても、どんぐりは食べられません。家を転々として……。「こどものとも」111号のお話を新たな画家が描いた新版です。
普及版こどものとも1985年2月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
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2006/01/20
とりとなかよし
1983年5月号

かなおけいこ さく・え
朝、目を覚ますと、ウシツツキはスイギュウのところへいって、スイギュウの耳の裏に潜む虫を食べてあげます。アマサギは、ゾウのところへいって、ゾウが歩いたときにとびだす虫を食べ、ゾウの背中についた虫をとってあげます。ワニチドリはワニの歯をそうじしてあげます。ともに助けあって生きる鳥と動物の関係を、温かいタッチの写実的な絵で描きます。
普及版こどものとも1983年5月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
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なみを ばけつに くんだらば
1983年8月号

川崎 洋 詩 柏村 勲 絵
海辺にいって裸足で歩くと足の裏で砂が、くしゅっくしゅっ。海に入って、手でぱしゃぱしゃ、足でじゃぼじゃぼ、泳げたぞ。砂浜は熱くてふめない、あっちっち。砂山を作ったり、ボートに乗ったり……。波をバケツにくむと、あんなに動いていた海の水がしーんと静かになってしまう。夏の海辺で1日を過ごすときに、目や耳、手や足など肌で感じる感覚を、ことばと絵でいきいきと伝えます。
普及版こどものとも1983年8月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
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くりひろい
1983年10月号

厳 大椿 ぶん 蓬田やすひろ え(「厳」の正しい表記は中国の簡体字)
山に栗ひろいにいった野ネズミとリス、どちらも大きな栗を見つけましたが、ひとり占めしたい野ネズミは手伝いを断ります。リスは栗を川に浮かべて運ぼうとしますが、石に引っかかって動かなくなりました。そこにやって来たウサギに手伝ってもらって……。助けあうこと、工夫することをいきいきと描いた中国の動物物語。「こどものとも」20号の作品を新たな画家の絵で新版としたものです。
普及版こどものとも1983年10月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
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こわがりの はしごしゃ
1983年11月号

松野正子 さく なかのひろたか え
消防署に新しくやってきた梯子車は、先輩のポンプ車や救急車から火事場の話を聞いて怖くなり、アパートやデパートの火事で出動するときに胸が苦しくて動けなくなってしまいました。ところが3度目に病院の火事で出動したとき、屋上に取り残された車椅子の子どもは、前に梯子車の絵を描きにきてくれた少年でした。梯子車は全力をふりしぼってはしごをのばし、必死で子どもを助けます。
普及版こどものとも1983年11月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
1月 20, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1983年 | Permalink
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でてきて おひさま
1984年2月号

スロバキア民話 ほりうちみちこ 再話 ほりうちせいいち 絵
お日さまが三日も顔を出さないので、ひよこたちは探しに出かけました。カササギやウサギやカモにきいてもわかりません。最後にハリネズミにきくと、山の上から雲にのって月のところへ連れていってくれました。月の案内でお日さまの家に行った動物たちは、寝ている間に真っ黒に汚れたお日様をぴかぴかに洗ってあげました。「こどものとも」28号の昔話を堀内誠一の絵で新版としたものです。
普及版こどものとも1984年2月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
1月 20, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1983年 | Permalink
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2006/01/13
あひるさんの ぼうし
1982年4月号

神沢利子 さく 太田大八 え
アヒルさんが素敵な帽子を買いました。ご機嫌で散歩に出かけますが、風が吹いて帽子は、羽もないのにばたばた羽ばたき、足もないのにころころ道を走り出します。そのうえアヒルさんが飛べないのをいいことに、風にのって舞いあがり、木に引っかかってしまいます。そこでアヒルさんは木をおどかして帽子を返させることに……。一直線に進むユーモラスな物語です。
普及版こどものとも1982年4月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
1月 13, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1982年 | Permalink
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すいかのたね
1982年7月号

さとうわきこ さく・え
ばばばあちゃんが庭にスイカの種をまきました。それを見ていた子ネコは、ばばばあちゃんが何か大事なものをかくしたと思って掘りかえし、「なあんだ、つまらない黒い種だ」というと、また埋めてしまいました。それを見た子イヌもウサギもキツネも次々掘りかえしては……。種はとうとう怒ってしまって、芽を出すとぐんぐんのびて大きな実をたくさんつけ……。ばばばあちゃんのお話し第2弾。
普及版こどものとも1982年7月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
1月 13, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1982年 | Permalink
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はなかげこぶた
1982年12月号

小野かおる さく・え
ブタの母さんは5ひきの子ブタを生みましたが、1ぴきの子ブタに影がない! とびっくり。お母さんは子ブタのために影を手に入れようと、ゾウの影を盗んだり、ネズミの影を盗んだり、でもそのたびに見つかって取り返され、子ブタはさんざんな目にあいます。そこで母さんブタは、花模様の布で子ブタの影を作ってやることにしました。軽快な口調の文にのって展開する愉快な物語です。
普及版こどものとも1982年12月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
1月 13, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1982年 | Permalink
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2006/01/06
いそがしいよる
1981年9月号

さとうわきこ さく・え
星がきれいな夜、ばばばあちゃんは家の中にいるのがもったいなくて、ゆりいすを外に持ちだしてお星様をみていました。やがて遠くの森からお月さんも出てくるのを見ると、いっそのこと外で寝てしまおうと考えました。そこでベッドと毛布と枕を、それからお茶の道具も、そしてテーブルやレンジ、しまいには家のものを全部持ちだしてしまいます。ばばばあちゃんの絵本の第1作です。
普及版こどものとも1981年9月号
19×26cm 28ページ 当時の定価220円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
1月 6, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1981年 | Permalink
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クリスマスには くつしたを おわすれなく
1981年12月号

角野栄子 さく 菊池恭子 え
編み物屋のナナさんはクリスマスには大忙し。ちくちく、あみあみ、注文を受けて靴下を編んでいきます。まずクマからスズメまで森の動物たち、次にはクジラからタコまで海の生き物たち、そして町の人たちはお相撲さんからお化けまでやってきます。でも最後にきたのは難しい注文でした。女の子がゾウの赤ちゃんが入るくらいの靴下を編んでというのです。クリスマスの心温まるお話です。
普及版こどものとも1981年12月号
26×19cm 28ページ 当時の定価220円
1月 6, 2006 「こどものとも年中向き」バックナンバー1981年 | Permalink
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2005/12/22
2005/12/16
2005/12/09
2005/12/02
2005/11/24
2005/11/18
2005/11/11
ねずみのおいしゃさま
1974年12月号

なかがわまさふみ さく やまわきゆりこ え
大雪の晩、ねずみのお医者様は、風邪をひいたりすのぼうやの家へ往診にいくことになりました。ところが、乗っていたスクーターに雪がつまって立ち往生、近くにあったかえるの家へ避難しましたが、そこでうっかり寝入ってしまい……。 「こどものとも」11号のお話に、新たに山脇百合子が絵を描いた絵本です。
「普及版こどものとも」1974年12月号
19×26cm 28ページ 当時の定価130円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
11月 11, 2005 「こどものとも年中向き」バックナンバー1974年 | Permalink
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おなかのかわ
1975年2月号

瀬田貞二 再話 村山知義 絵
ねことおうむは相談して、毎日かわるがわる相手をよんでごちそうすることにしました。ところがよくばりなねこは、おうむが出したごちそうを二人分全部たいらげたあげく、おうむも、おばあさん、ろば、王様の行列まで、まるのみにしてしまいます……。 「こどものとも」32号のお話を瀬田貞二による再話に変更し、絵も村山知義が描きなおした新版です。
「普及版こどものとも」1975年2月号
26×19cm 28ページ 当時の定価130円
11月 11, 2005 「こどものとも年中向き」バックナンバー1974年 | Permalink
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2005/11/04
ぼくのはね
1974年3月号

きたむらえり さく・え
リスの“ころ”は鳥の羽を集めるのが大好き。ある天気のいい日に、集めた羽を一枚ずつ並べて干しました。ところが林に出かけて帰ってくると、干していた羽が一枚もありません。ムクドリが卵を産むために持っていったのです。ころは羽を譲ることにします。それからしばらくして、カラスがムクドリの巣を狙っているのを見たころは……。『こぐまのたろ』の作者による動物たちのドラマです。
「普及版こどものとも」1974年3月号
26×19cm 28ページ 当時の定価100円
11月 4, 2005 「こどものとも年中向き」バックナンバー1973年 | Permalink
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2005/10/28
2005/10/20
2005/10/14
2005/10/07
ころころ だるまさん
1969年7月号

荒川 薫 さく 赤羽末吉 え
とおるくんのもっている赤いだるまさんは、いつもいばった顔をしています。ところがある日、縁先でのびをしたネコに押されて庭に落ち、ころころ転がりだしました。アリにもスズメにもカエルにも止められません。植木鉢にぶつかると、くるんとまわって、ぽしゃーんと池に落ちてしまいました。泣きべそをかいていると金魚が助けに……。赤羽末吉の描くだるまの表情も楽しい絵本です。
「年少版こどものとも」1969年7月号
26×19cm 28ページ 当時の定価100円
10月 7, 2005 1969年「こどものとも年中向き」バックナンバー | Permalink
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てつたくんのじどうしゃ
1969年10月号

わたなべしげお さく ほりうちせいいち え
てつたくんが歩いていると、車が1つ、2つ、3つ、4つ転がってきて止まりました。次には棒が2本とんとん歩いてきて2つの車輪の心棒になり、転がりはじめました。てつたくんもついていくと、車輪は板やエンジンに出会って、自動車ができあがりました。自動車は坂道を走っていきますが、曲がれません。てつたくんはハンドルを持ってきて、飛び乗ると上手に運転しました。シンプルで力強い絵の絵本です。
「年少版こどものとも」1969年10月号
19×26cm 28ページ 当時の定価100円
10月 7, 2005 1969年「こどものとも年中向き」バックナンバー | Permalink
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もりのおばけ
1969年11月号

かたやまけん さく・え
ぼくは弟と散歩にいって森の中までかけっこをしました。ぼくは弟を引き離して森の中に入っていきましたが、暗くてなんだか変なものがいっぱいいるようでこわくなってきました。そこで「おーい」と呼んでみると、森の奥から次々とおばけが「おーい」といいながら飛んできます。走って逃げると木の根っこにつまずいて……。片山健初めての自作の絵本です。
「年少版こどものとも」1969年11月号
26×19cm 28ページ 当時の定価100円
10月 7, 2005 1969年「こどものとも年中向き」バックナンバー | Permalink
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はじめてのゆき
1970年2月号

なかがわりえこ さく なかがわそうや え
とらたが朝、外へ出てみると、どこもかもまっ白。とらたは、長靴に履きかえて雪の上に座りますが、お尻ごと雪に埋まってしまいました。そこでこんどはセーターを来て雪を両手いっぱいのせますが、つめたくてたまらず手袋をつけました。こうして帽子も身につけ雪の中を出かけます。すると雪だるまが「雪合戦だよー」と、雪玉を投げてきました……。初めて雪で遊ぶうきうきする気持がシンプルな絵のなかに描かれます。
「年少版こどものとも」1970年2月号
26×19cm 28ページ 当時の定価100円
10月 7, 2005 1969年「こどものとも年中向き」バックナンバー | Permalink
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