私たち福音館書店はこんな出版社です
1956年、私たちは「こどものとも」を世に送り出しました。毎号一つの物語に一人の画家が全場面をとおして絵をつける、ペーパーバック版の月刊物語絵本です。私たちは、何よりも絵本は「子どもに読ませる本ではなく、大人が読んであげる本」だと考えました。「大人がくりかえし読んであげることで、はじめて子どもたちは絵本の世界をたっぷりと楽しむことができ、心を豊かに育てることができる」と考えたからです。
そのために一番ふさわしい絵本は、著者や画家が子どもたちのために全力を注いでつくる「大人も子どももいっしょに感動できるすぐれた絵本」です。この考え方は、ずっと一貫した私たちの基本姿勢となっています。
以来50年以上の間に、今もたくさんの子どもたちに親しまれている『ぐりとぐら』『はじめてのおつかい』などの創作絵本や、『いやいやえん』『魔女の宅急便』といった創作童話を刊行し、さらに『ピーターラビットの絵本』や『エルマーのぼうけん』など海外の秀作も日本に紹介してきました。近ごろでは、「私の好きだった絵本を、こんどは子どもに読んでいます」というお便りもたくさんいただいています。子どもたちの心の中に末永く生き続けていくような絵本や読み物を、これからも変わらずにお届けしたい、私たちはそう思っています。
3月 1, 2007 このブログについて | Permalink
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コメント
すいません、ずいぶん遅れてですが、
こちらにトラックバックさせてもらいました。
私どもは京都で絵本を作っている、サークルです。
いつも『こどものとも』の作品は参考にさせていただいています。
ていうか、好きな絵本が知らずに福音館書店さまのものでしたのでw
このブログがあってよかったです☆
投稿: 林@ | 2008/01/30 18時33分
はじめまして。こんにちは。
【こどもの本ブログ】たちあげおめでとうございます。
きょう初めて拝見させていただきました。
私は3歳の娘と1歳の息子の新米3年生ママです。
育児は本当に毎日が楽しく、また悩んだりする日もありますが
こどもが絵本を広げ目をきらきら輝かせる姿は
何よりもかけがえの無い宝物であり、私にとって日々の育児の励みになります。
4月からは【母の友】のブログも立ち上げられる、との事
心より応援申し上げます。
啓蟄 しの
投稿: しの | 2007/03/08 15時08分