こかげにごろり
2002年11月号
韓国・朝鮮の昔話 金森襄作 再話 チョン・スクヒャン 画
ある日、山里の村で百姓が広場の木陰で休もうとすると、欲張りな地主が「木陰を買い取ってから入れ」といいました。しかたなく百姓たちは、家畜や作物などをかき集めて、木陰を買い取りました。百姓たちは日ごとに長くなる木陰で、ごろりとひとやすみしていましたが、秋の先祖供養の祭りの日の夕方、百姓たちは木陰を追って地主の家の中まで入りこみ、ごちそうまで食べてしまい……。
こどものとも560号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊として刊行されています。(2005年刊)
6月 9, 2006 「こどものとも」バックナンバー2002年 | Permalink
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