じいちゃんの ステッキ
1999年5月号
すとうあさえ 文 アンヴィル奈宝子 絵
子ギツネなっくは、ステッキをもって散歩をするじいちゃんを、いつもかっこいいなあと思っていました。冬も終わりに近づいたある日、なっくは、玄関にたてかけたままになっていたステッキをそっと持ちだし、散歩にいきました。でもウサギには摘んだヨモギを運ぶのに使われ、アリには川を渡る橋のかわりにされ、がっかり。その上ステッキを川に落としてしまいます……。春の訪れを楽しく描きます。
こどものとも518号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)
5月 19, 2006 1999年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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