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2006/04/28

金関さんのこと−『カニ ツンツン』について  元永定正

 1966年、金関さんとの初めての出会いはニューヨークであった。帰国してからもパーティーで会ったり、2、3度お住まいにも伺って泊めていただいたり、時々しか会えなかったけれど、金関さんとはいつも心の通う時間があった。
 絵本を作ろうという話がでたころ、金関さんは入院された。それからも2、3回お会いするチャンスがあった。割合お元気だったのに、昨年(1996年)7月帰らぬ人となってしまわれた。しかし絵本の原稿はできていたのである。これは感激だった。聞くところによると、苦しい時、もうできないといっておられたようだが、その生死のなかで、金関さんの最後の原稿はできあがっていたのだった。それは、私の絵を意識しておられたからかもしれないが、何とも底抜けに明るくてリズミカルで楽しさがあふれている、おもしろさいっぱいの作品になっていた。とても生死を戦うなかで書かれたものとは思えない。どんな時でも遊び心を忘れない金関さんのおおらかな心が感じられる作品である。
 再び入院されたことを聞いたある日、詩人で小説家で写真家というナンシー・ウッドの著書を金関さんが翻訳された『今日は死ぬのにもってこいの日』(めるくまーる社)が届いた。今、何でこれが送られてきたのかと、私は驚いた。それからしばらくして彼に会ったのだけれど、「あ、あれね」と笑っておられたのも印象深い。

 「カニ ツンツン」はアイヌが聞いた鳥のさえずる声らしいし、英語の幼児語や三味線の拍子、インディアンの部族名や人の名前などが寄せ集められ、金関流儀に調子よく片仮名で並んでいる。私は金関さんの詩のリズムを楽しみながら、私の形と私の色彩で一気呵成に仕上げた。「カニ ツンツン」の小さな赤い形は、頁をめくるたびにそれを捜す楽しさもと付け加えたが、この絵本は言葉のリズム、形のリズム、色のリズムなど、快いリズムいっぱい溢れる作品になったと思う。楽しい絵本になりました。ありがとう。金関さん。
(「こどものとも」1997年6月号折込付録より再録)


元永定正(もとなが さだまさ)
1922年、三重県に生まれる。1955年、関西を拠点にする「具体美術協会」に参加。1964年の現代日本美術展での優秀賞受賞をはじめとして、さまざまな国際展等で活躍。1983年には第15回日本芸術大賞を受賞。日本を代表するモダンアートの作家として、絵画、立体、版画、パフォーマンス、パブリックアートなど、国内外で精力的に活動を続ける。作品は、東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館など国内外の美術館に収蔵されている。絵本作品に、『もこ もこ もこ』(文研出版)、『ころ ころ ころ』『がちゃがちゃ どんどん』『もけら もけら』『カニ ツンツン』(以上、福音館書店)などがあり、最新刊に、意味のないことばと抽象画の不思議な組み合わせを100組まとめた本、『ちんろろきしし』(福音館書店)がある。

金関寿夫(かなせき ひさお)
1918年、島根県に生まれる。同志社大学英文科卒業。神戸大学、東京都立大学などの教授を歴任。ガートルード・スタインの詩、北米インディアンの詩の紹介などをとおし、現代における言語芸術の可能性を探究する。主な著書に『魔法としての言葉−アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社)、『現代芸術のエポック・エロイク−パリのガートルード・スタイン』(青土社、読売文学賞受賞)、訳書に『おれは歌だ おれはここを歩く−アメリカ・インディアンの詩』(福音館書店)、『今日は死ぬのにもってこいの日』(めるくまーる社)などがある。1996年7月逝去。

4月 28, 2006 1997年, エッセイ | | コメント (0) | トラックバック (1)

1997(平成9)年度にあったこと

消費税の税率が3%から5%に引き上げられる。(4月)
日産生命保険、生保初の経営破綻。(4月)
神戸連続児童殺傷事件:神戸市の中学校正門で男児の頭部が発見され、“酒鬼薔薇”を名乗る犯行声明文がつけられていた。捜査の結果14才の少年が殺害容疑で逮捕され、その後の調べで、2、3月に神戸市で起きた連続女児殺傷事件でも再逮捕された。(5〜7月)
香港、英国から中国に返還される。(7月)
「たまごっち」(バンダイ)の出荷総数が1000万個に達する。(7月)
鈴木博美、アテネの世界陸上女子マラソンで優勝。(8月)
北野武監督の『HANA-BI』がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。(9月)
ダイアナ元英皇太子妃、交通事故で死去(享年36才)。(8月)
マザー・テレサ死去(享年87才)。(9月)
サッカー・ワールドカップ・アジア予選で日本がイランに勝利し、初の本大会出場を決める。(11月)

北海道拓殖銀行、破綻(11月)
山一証券、破綻。(11月)
温暖化防止京都会議が開催され、先進国の温暖化ガス削減目標を示した議定書(京都議定書)を採択した。(12月)
介護保険法、公布。(12月)
テレビアニメ『ポケットモンスター』視聴中に全国で500人以上の子どもが、ひきつけやけいれんを起こし、病院に運ばれた。(12月)
第18回冬季オリンピック長野大会が開催され、日本はジャンプの船木和喜、モーグルの里谷多英、スピード・スケートの清水宏保が優勝するなど、金5、銀1、銅8を獲得。(2月)

主なベストセラー:『少年H』妹尾河童(講談社)、『鉄道員』浅田次郎(集英社)、柳美里『家族シネマ』(講談社)
ヒット曲:「CAN YOU CELEBRATE? 」安室奈美恵、「ガラスの少年」Kinki Kids、「HOWEVER」GLAY

4月 28, 2006 1997年, そのころあったこと | | コメント (0) | トラックバック (0)

福音館書店から(第42回)

 4月26日から玉川高島屋で “ぐりとぐらのともだちあつまれ! 福音館書店「こどものとも」絵本の世界展”が開催され、お子さん連れのお客様でにぎわっています。

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○子どもが乗れる“ぐりとぐら”の卵の殻の車

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○“ぐりとぐら”の家

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○乗り物絵本作家・故山本忠敬さんの仕事机の再現(実物)

その他、楽しい展示がめじろおし。おまけにおみやげとして、ここでしか手に入らない“はさみもホチキスも使わないでできるオリジナル豆本”『かめくんのさんぽ』(なかのひろたか作・絵 新作です!)を来場者全員にさしあげます。

このイベントの今後の巡回予定はまだ決まっておりませんが、決まりましたらこのブログでまたお知らせします。

 今週も、これ以外のものも含めて「こどものとも50周年記念イベント」の情報をまとめてご紹介しておきますので、ぜひ連休のご予定に入れてください。

ぐりとぐらのともだちあつまれ!
福音館書店「こどものとも」絵本の世界展

会期:2006年4月26日(水)〜5月7日(日)
会場:玉川高島屋S・C西館1階 アレーナホール
   東京都世田谷区玉川3-17-1(東急田園都市線/東急大井町線「二子玉川駅」下車)
開催時間:10:00〜21:00(最終日は18:00まで)
入場料:中学生以上600円、小学生300円、幼稚園以下無料
お問い合わせ:玉川高島屋S・C TEL03-3709-2222 
       http://www.tamagawa-sc.com/latest/news_060331.html
       こちらのサイトで入場割引クーポン券をプリントアウトできます。

みんなのともだち「こどものとも」の絵本展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:高浜市やきものの里かわら美術館
   愛知県高浜市青木町9-6-18(名鉄三河線「高浜港駅」下車徒歩8分)
開催時間:9:00〜17:00(観覧券の販売は16:30まで)
入場料:高校生以上600円、中学生以下無料
お問い合わせ:高浜市やきものの里かわら美術館 TEL0566-52-3366
       http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/

“えほんはともだち”「こどものとも」50年の歩みと絵本原画展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:木城えほんの郷
   宮崎県児湯郡木城町石河内475
開催時間:10:00〜17:00  休館日:毎週月曜(5月2日は開館)
入場料:大人600円(500円)、小・中・高生400円(300円)( )は前売り
お問い合わせ:木城えほんの郷TEL0983−39−1141

この後の原画展のスケジュールは次の通りです。

姫路市立美術館(兵庫県)  2006年7月13日〜8月31日
ひろしま美術館(広島県)  2006年10月7日〜11月12日

どうぞお楽しみに。

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ゆうこのキャベツぼうし

1997年4月号
030493

やまわきゆりこ さく・え

ゆうこは畑のおばさんから大きなキャベツをもらったので、葉っぱを一枚はがして帽子にしました。歩いていくと、こぐまとこぶたとこぎつねとうさぎに出会ったので、みんなにもキャベツの葉っぱを一枚ずつかぶせてあげて、鬼がおおかみになってみんなの帽子をとる鬼ごっこを始めました。するとそこに本物のおおかみがやってきて……。『ゆうこのあさごはん』(187号)に続く山脇百合子の絵本。

こどものとも493号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体369円)

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ほいさか さっさ えんそくだ

1997年5月号
030494

岸田衿子 ぶん 古矢一穂 え

アリの村では、朝日がのぼるとみんなで「おーはーよー」とさけんでから顔を洗い、一列に並んでありんこ体操をします。でも、ありごろうだけは、ひとりで逆立ちしたり、つなわたりしたりして遊んでいます。今日は遠足ですが、ありごろうは、やっぱり逆立ちで歩いたり、花によじのぼって怖い顔のハチににらまれたり。サクランボでブランコしていたら、実と一緒に飛ばされて……。

こどものとも494号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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カニ ツンツン

1997年6月号
030495

金関寿夫 ぶん 元永定正 え

カニ ツンツン ビイ ツンツン。スプモーニ トトーニ……。アイヌ語であらわした鳥の鳴き声、イタリアのアイスクリームの名前、アメリカ・インディアンの部族名、英語の幼児語……。すでに存在する不思議な響きのことばと、創作のことばを自在に組合せ、鮮やかな色彩のユーモラスな物体が次々に登場する、ことばと色と形が絶妙のリズムとハーモニーを奏でる絵本です。

こどものとも495号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

この絵本は2001年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
金関さんのエッセイをこちらからお読みいただけます。

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そでふりすずめ

1997年7月号
030496

わたりむつこ さく ましませつこ え

ある朝、3羽の子すずめのきょうだいは、母さんが目を覚まさなくなってしまったので、どうしたらいいか、もみじもりのふくろうじいに聞きにいくことにしました。生まれて初めて竹林をでた3羽は、ふくろうじいから、七夕の夜、天の川の水をとってきて飲ませれば、母さんは目を覚ますと教えられます。3羽は一生懸命飛ぶ練習をしますが、天の川はとても遠いのです。七夕のファンタジー。

こどものとも496号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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ともこのかいすいよく

1997年8月号
030497

荒川 薫 さく 織茂恭子 え

暑い日曜日、お母さんはおでかけ、ともこはお父さんと海水浴にいきました。パラソルをたて、浮き輪をふくらませ、体操してから、海にむかってまっしぐら。イルカになってお父さんとなかよし泳ぎ、ぐるぐるまわってジャンプ。次はラッコになり、おなかの上で貝をカチコチ。カメになって泳いだあと、おにぎりをお腹いっぱい食べました。海で遊ぶ楽しさとお父さんと遊ぶ楽しさいっぱいの絵本です。

こどものとも497号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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まちには いろんな かおが いて

1997年9月号
030498

佐々木マキ 文・写真

町をてくてく歩いていくと、いろんな顔が見えてきます。マンホールのふたの取っ手が、建物の窓と換気扇のカバーが、信号機の押しボタンが、目に、鼻に見え、次々顔が見えてきます。ゆかいな顔、何かつぶやいている顔、大きな口をあけて歌っている顔……。絵本作家佐々木マキが、町の中で見つけたさまざまな顔(に見えるもの)を撮影して構成した、ユーモアあふれる写真絵本です。

こどものとも498号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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まほうねずみのシュッポ

1997年10月号
030499

おの りえん 作  大島英太郎 絵

新米の魔法ネズミ、シュッポは、花を咲かせる魔法を覚えて大得意。でも、魔法グマが枯れたリンゴの木に実を実らせるのを見て奮起します。木の実を落とす魔法に挑戦して成功しますが、クリのいがを落としてヒキガエルに怒られたり、まだすっぱいブドウを落としてキツネにかみつかれそうになったり。でも、リスの子に腹痛の治るキノコを出してあげて感謝され、魔法グマに報告にいきました。

こどものとも499号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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どろにんげん

1997年11月号
030500

長 新太 さく

地中からにゅーっと現れたどろにんげんが、泥の中から大きな大きなおいもをほりだしました。すると、それを見ていた海のタコがおいもをつかんで、ひっぱります。ひっぱりっこになって疲れてしまうと、どろにんげんが「いい考えがある」といいました。ふたりでおいもをどんどん、どんどん運んでいって、火山の噴火口までもっていくと、火でおいもを焼いて……。

こどものとも500号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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いっしょに あそぼう みっつの おはなし

500号記念増刊号
033003

林明子 さとうわきこ やまわきゆりこ

竹串を持ち手にして貼り合わせれば、劇遊びが楽しめる「あかずきん」のペープサート(林明子絵)。ばばばあちゃんが子イヌと子ネコといっしょに冒険にでかける「ばばばあちゃんのぼうけんすごろく」(さとうわきこ作)。組み立てると『ぐりとぐら』の場面が書き割りの舞台のように見られる「ぐりとぐらの立体劇場」(やまわきゆりこ作)。3つのお楽しみをケースに入れた特別増刊号です。

こどものとも500号記念増刊号
26×19cm  当時の定価500円(本体476円)

ばばばあちゃんのぼうけんすごろく』は現在単独で販売しています。

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ねぼすけスーザのセーター

1997年12月号
030501

広野多珂子 作

寒くなったのでスーザがひさしぶりにセーターを出してみると、セーターはすっかり小さくなっていました。スーザは近所のルイサおばあさんたちに買い物をたのまれて、町におつかいにいったとき、毛糸屋さんの店先で見たトマト模様のセーターが欲しくてたまらなくなりました。ところが、買い物を終えたあといってみると、もうそのセーターは売れていました。でも、帰り道で……。

こどものとも501号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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ふしぎなはっぱ

1998年1月号
030502

井浦千砂 原案 井浦俊介 文・絵

昔、シャッフル王国という島国に髪の毛を洗うのが大嫌いな王子がいました。ところがある日、頭にふりかけると髪の毛が一晩できれいになるという異国の薬が、東の国から届きました。王子がその薬を髪にふりかけたところ、頭に小さな葉っぱがたくさん生えてきます。いったいこれは何なのか、王様は国じゅうにおふれを出して、調べますが……。

こどものとも502号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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カエルのおよめさん

1998年2月号
030503

メキシコ・ミヘ族の民話 清水たま子 文 竹田鎮三郎 絵

王様の3人の息子がお嫁さんを探しに旅に出ました。上のふたりの息子はそれぞれお嫁さんを見つけてきましたが、3番目の息子は1匹のカエルを連れ帰りました。王様はそれぞれの嫁に料理や酒を作らせることにしましたが、3番目の息子のカエルは、不思議な力で、兄嫁よりも王様が満足する飯や酒を作ります。そして王様が嫁に会いたいというと……。

こどものとも503号
19×26cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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ころころいけは ぽちゃんいけ

1998年3月号
030504

あまんきみこ 文 上野紀子 絵

ひでくんと妹のななちゃんは、池にゴムビー玉を落としてしまいました。するとカッパの子が出てきて、池の底をさがしてくれますが見つかりません。そこでカッパの子は魔法の歌で2人をカッパに変身させ、池の中につれていってくれました。、池の中でななちゃんはビー玉を見つけ、ひでくんも前になくしたオレンジボールを見つけて、カッパの子どもたちと楽しく遊びました。

こどものとも504号
26×19cm 32ページ 当時の定価380円(本体362円)

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まあちゃんの すてきなエプロン

1997年4月号
040133

たかどのほうこ さく

まあちゃんはお母さんがぬってくれた新しいエプロンをしめて、ピクニックに出かけました。赤、黄色、ピンクの3つのポケットがついていて、同じ色のハンカチが入っています。すると途中で子ザルと子ギツネと子ブタが、次々ハンカチをこっそりを盗み、かわりに果物を入れていきました。丘の上で、はーちゃんとみーちゃんにポケットの中身を見せて、びっくり……。まあちゃんの絵本の3冊目です。

こどものとも年中向き133号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体340円)

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そらまめくんのベッド

1997年5月号
040134

なかやみわ さく・え

そらまめくんは、ふわふわの綿毛のついた莢のベッドが、大のお気に入りでした。えだまめやグリーンピースやほかの豆たちが、寝させてほしいといっても、誰にも使わせようとしませんでした。ところがある日、そのベッドがなくなってしまったのです。やっと探しあてますが、そこには卵を温めているウズラが乗っていました……。この絵本で一躍人気者となった「そらまめくん」の登場です。

こどものとも年中向き134号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

この絵本は1999年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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きょうは ちょうど よいひより

1997年7月号
040136

こいでやすこ さく

まんまる山のふもとに3人のおばあさんが住んでいました。あねばあちゃんとなかばあちゃんは、早くキイチゴ摘みにいきたいのですが、ちいばあちゃんは、お鍋を洗い、瓶を洗い、クマよけの鈴をみがき、なかなか出かけようとしません。「きょうはよいひより」と、先に2人が山に入っていきますが、クマの親子に出会い、せっかくとったキイチゴを置いて逃げ出します……。

こどものとも年中向き136号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)

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みずたまのチワワ

1997年8月号
040137

井上荒野 さく 田中清代 え

ある日、女の子が朝ご飯を食べていると、庭を水玉模様のチワワが通っていきました。チワワが通ったあとの水たまりには、水玉模様が浮かび、通りすぎたあとの洗濯物にも、花壇のチューリップにも、水玉模様がついています。チワワが入っていった塀のすき間をのぞいてみると、そこは水玉模様の町でした……。ボローニャ国際絵本原画展の受賞者、田中清代の初めての絵本。

こどものとも年中向き137号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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ヘキサ、もりへいく

1997年9月号
040138

中西恵子 さく

ある夏の夕方、ハムスターのヘキサは、開いていたドアから初めて外の世界に出てみました。どこかから流れてくるおいしそうないい匂いに誘われて、森の奥に入っていくと、大きな大きな木の上がその匂いの源でした。高いところにのぼるのが苦手なヘキサは、のぼっていく途中でリスにぶつかってまっさかさま……。でもムササビに助けられ、おいしいリンゴの実をお腹いっぱい食べました。

こどものとも年中向き138号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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やんばるのカメさん

1997年10月号
040139

儀間比呂志 作

ある日、公民館の広場で遊んでいた子どもたちのところに、1匹のカメが山の祭りへの招待状をもってやってきました。子ども会で山の動物を守ろうという看板を作ってくれたお礼に、招待してくれたのです。カメの背中に乗って森にいくと、ヤマガニの三線に合わせてアカショウビンが歌い、ヤンバルクイナが舞い、エイサー踊り、大綱引きなど、沖縄の四季のお祭りを山の動物たちがくりひろげています。

こどものとも年中向き139号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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3びきねこさんとおひるねまくら

1997年11月号
040140

柳生まち子 さく

ごろ、とら、きいの3匹ネコさんは、ねむねむじいちゃんから、ガチョウおばさんのところにいって、ふわふわで大きいお昼寝枕を受け取ってくるように、おつかいをたのまれました。3匹ははりきって交替で枕をもちながら帰ってきましたが、土手からおとしてしまったり、カメレオンに盗られたりと、3回も枕をなくしてしまいました……。『3びきねこさん』の第2作目です。

こどものとも年中向き140号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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あかねのきゃんばす

1997年12月号
040141

らる・いしはら さく

あかねが森の原っぱで花の絵を描いていると、ウサギがやってきて「その花ちょうだい」といってキャンバスの中に手を入れると、花を取りだしてもっていきました。それならと、あかねがクッキーの絵を描くと、クッキーが取りだせます。森の動物たちも集まってきて、飛行機の絵を描いて、みんなで空を飛ぶことになりました。“はめ込み切り絵”の技法を開発した作者の初めての絵本。

こどものとも年中向き141号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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おおきなかめ

1998年1月号
040142

中国の神話 関野喜久子 再話 譚 小勇 絵

昔、海のそばに5つの山がそびえ、仙人たちが暮らしていました。ところがある日、大地震が起こり5つの山は津波にのみこれて、海に流されてしまいました。そこで仙人たちは神様に頼んで、大きなカメの背中に山を乗せてもらい、難を逃れることができました。ところが、神様との約束を忘れカメに餌をやらなかったために、ある日カメは巨人に釣り上げられて、ふたたび山は海の中へ……。

こどものとも年中向き142号
26×19cm 28ページ 当時の定価350円(本体333円)

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みかづきさん

1998年3月号
040144

みはらさちこ さく

三日月さんは山のうえで明るくかがやいていましたが、雑木林の中がさわがしいのでのぞいてみると、野ネズミのお母さんから大騒ぎしている子ネズミたちの相手をしてほしいと、たのまれました。そのあとコウノトリにはブタの赤ちゃんを運ぶのをたのまれたり、サーカスの手品師の出すハトのかわりになったりと、大忙しの夜になってしまいました。

こどものとも年中向き144号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体333円)

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2006/04/21

言葉には魂がある!−『バオバブの きの うえで』について  都 美納

 この昔話を語ってくださったジェリ・ババ・シソコは、マリ共和国でいちばん人口の多いバンバラ族の、伝統的な語りの匠(ジェリ)です。フランスから独立したマリには国営放送局ができました。そして10年目、ジェリ・ババの登場は大ヒットでした。週1回滑稽ばなしを語ったのですが、それが続いた1年間というもの、土曜の夜はマリ中の人間が一人残らずラジオの前に集まって笑いころげたといいます。

 文字を使うことをしなかった西アフリカには、専門的に技を磨いた語り部たちがいて、王の重臣あるいは漂泊の芸人として、その歴史や生活や愛を豊かに伝えてきました。
 「言葉には魂がある!(ニヤマ・ベ・クウマ・ラ)」と彼らはいいます。「預言者は書かなかった。その結果、彼らの言葉の、なんと生き生きと生命に溢れていたことか。声のない書物の中に凍りづめにされた知識、ああそれは、なんと貧しく寒い知識であろうか」とも。
 このお話の、言葉を知らないはずの男の子の歌もまさに魂の言葉。とりわけ古くからの自前の信仰をもつバンバラの人たちには、万物に精霊を認める、きびしいけれど調和的な宇宙感覚が根深く息づいているようです。

 師は、この国の公用語と定められたフランス語を決して口にしません。画家ラミンと通訳をしてくれる友人とわたしは、連日、師を囲んで、絵本をつくれるようなお話を紹介していただきました。そして『バオバブの きの うえで』のお話が出ると、全員「これ!」といっぺんに決まりでした。
 数日後、満天の星の下、ラミンの家で披露してくださった、本格的なこのお話のひき語りは……子どもも大人もしばらくは声を失ってしまったような至福の時でした。
 なぜか幼いころから絵を描くのが好きで好きでというラミンの絵は、あの師のまなざしと声を、どこか三味線の太棹にも似たンゴニの音色を、日本の子どもたちにも運んでくれるようです。マリの魂(いのち)のひびきとなって。
 (「こどものとも」1996年6月号折込付録より再録)

都 美納(みやこ みな)
1934年生まれ。日本女子大学文学部国文科卒業。1991年まで出版社勤務。訳書に『マンディングとテムネの昔話』(同朋舎「アフリカ昔話叢書」)、「バートンさんのどうぶつ日記」シリーズ(こぐま社)などがある。

*4月26日から東京都世田谷区の玉川高島屋で開催される“ぐりとぐらのともだちあつまれ! 福音館書店「こどものとも」絵本の世界展”の会場では、このジェリ・ババ・シソコさんが語る『バオバブの きの うえで』の録音をお聞かせしています。またラミン・ドロさんの原画も1点展示しています。(このイベントについてはこちらをご覧ください)

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1996(平成8)年度にあったこと

クリントン米大統領が来日、橋本首相との首脳会談で極東有事について協議し「日米安保共同宣言」を発表。(4月)
国際サッカー連盟(FIFA)、2002年のW杯の日韓共催を決定。(5月)
政府は閣議で1997年4月からの消費税5%への引き上げを決定。(6月)
英国チャールズ皇太子とダイアナ妃、離婚に合意。(7月)
大阪府堺市で学校給食が原因で、O-157による集団食中毒が発生。患者は約6000人に達した。(7月)
第26回オリンピック・アトランタ大会(アメリカ)開催。日本は柔道で野村忠宏が金、田村亮子が銀など、合計金3、銀6、銅5。(7月)
俳優の渥美清、死去。(享年68才)(8月)
新潟県巻町で原発建設の是非を問う住民投票が、初めて実施され、反対が有権者の過半数に達する。(8月)
薬害エイズ問題で安部英帝京大前副学長、ミドリ十字の歴代3社長を逮捕。(8、9月)

沖縄の<米軍基地整理・縮小と日米地位協定の見直し>を問う県民投票で、約9割が賛成。(9月)
国連総会、爆発をともなうあらゆる核実験を禁止する包括的核実験禁止条約を圧倒的多数で採択。(9月)
新進、社民、さきがけ各党から参加し、民主党結成。代表、菅直人・鳩山由紀夫。(9月)
第41回衆議院選挙、初の小選挙区比例代表並立制で実施。自民党復調、社民は惨敗。(10月)
第2次橋本内閣、3年3ヵ月ぶりの自民単独内閣として発足。(11月)
ペルーで武装ゲリラが日本大使公邸を襲撃、数百人を監禁してたてこもる。人質は断続的に解放されたが、81人が越年。(翌年4月、ペルー軍の突入でゲリラ14人全員射殺して終結)(12月)
ロシアのタンカー・ナホトカ号が日本海で座礁。大量の重油が流出し沿岸に達した。(1月)
茨城県東海村の核燃料再処理工場で爆発事故。職員37人が被曝。(3月)

主なベストセラー:『失楽園』渡辺淳一、『患者よ、がんと闘うな』近藤誠、『読め』浜田雅功
ヒット曲:「あなたに逢いたくて」松田聖子、「Don’t wanna cry」安室奈美恵、「名もなき詩」Mr.Children

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福音館書店から(第41回)

 今週のエッセイでもご紹介しましたが、4月26日から玉川高島屋で開かれる“ぐりとぐらのともだちあつまれ! 福音館書店「こどものとも」絵本の世界展”では、「こどものとも」の世界をさまざまな角度から楽しんでいただけるような展示物をたくさん用意しています。少しだけご紹介してみますと、

○子どもが乗れる“ぐりとぐら”の卵の殻の車(写真撮影できます)
○“ぐりとぐら”の家(これは中には入れませんが、外から各部屋のようすをのぞくことができます)
○乗り物絵本作家・故山本忠敬さんの仕事机の再現(実物)とミニカーのコレクション
○「こどものとも」600号『いろ いきてる!』(元永定正絵)、601号『ぞうくんのおおかぜさんぽ』(なかのひろたか絵)などの原画

その他、楽しい展示がめじろおし。おまけにおみやげとして、ここでしか手に入らない“はさみもホチキスも使わないでできるオリジナル豆本”『かめくんのさんぽ』(なかのひろたか作・絵 新作です!)を来場者全員にさしあげます。

このイベントの今後の巡回予定はまだ決まっておりませんが、決まりましたらこのブログでまたお知らせします。

 今週も、これ以外のものも含めて「こどものとも50周年記念イベント」の情報をまとめてご紹介しておきますので、ぜひ連休のご予定に入れてください。

ぐりとぐらのともだちあつまれ!
福音館書店「こどものとも」絵本の世界展

会期:2006年4月26日(水)~5月7日(日)
会場:玉川高島屋S・C西館1階 アレーナホール
   東京都世田谷区玉川3-17-1(東急田園都市線/東急大井町線「二子玉川駅」下車)
開催時間:10:00~21:00(最終日は18:00まで)
入場料:中学生以上600円、小学生300円、幼稚園以下無料
お問い合わせ:玉川高島屋S・C TEL03-3709-2222 
       http://www.tamagawa-sc.com/latest/news_060331.html
       こちらのサイトで入場割引クーポン券をプリントアウトできます。

みんなのともだち「こどものとも」の絵本展
会期:2006年4月22日(土)~5月28日(日)
会場:高浜市やきものの里かわら美術館
   愛知県高浜市青木町9-6-18(名鉄三河線「高浜港駅」下車徒歩8分)
開催時間:9:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
入場料:高校生以上600円、中学生以下無料
お問い合わせ:高浜市やきものの里かわら美術館 TEL0566-52-3366
       http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/

“えほんはともだち”「こどものとも」50年の歩みと絵本原画展
会期:2006年4月22日(土)~5月28日(日)
会場:木城えほんの郷
   宮崎県児湯郡木城町石河内475
開催時間:10:00~17:00  休館日:毎週月曜(5月2日は開館)
入場料:大人600円(500円)、小・中・高生400円(300円)( )は前売り
お問い合わせ:木城えほんの郷TEL0983−39−1141

この後の原画展のスケジュールは次の通りです。

姫路市立美術館(兵庫県)  2006年7月13日~8月31日
ひろしま美術館(広島県)  2006年10月7日~11月12日

どうぞお楽しみに。

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ケンカオニ

1996年4月号
030481

富安陽子 文 西巻茅子 絵

とっちんの頭に赤いケンカオニが、のぶちゃんの頭に青いケンカオニが、とびのりました。赤ケンカオニに頭をけとばされたとっちんが、のぶちゃんなんかカエルに食べられちゃえというと、庭から大きなガマがやってきます。青ケンカオニに耳を引っ張られたのぶちゃんが、カエルなんかヘビにのまれちゃえというと大蛇が現れて……。こうしてクジラや恐竜までとびだす大変なけんかに発展しますが……。

こどものとも481号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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あかい けいと

1996年5月号
030482

オリガ・ヤクトーヴィチ 作 松谷さやか 訳

カーチャは、いなかのおじいちゃんとおばあちゃんの家で夏休みをすごしていました。おばあちゃんが編み物をしながら居眠りして落としてしまった毛糸玉を、カーチャが追いかけていくと、途中でいろいろなものを見つけます。おばあちゃんの昔の写真、なくしたウサギのぬいぐるみ、おじいちゃんの帽子。そして、庭にまで転がった毛糸をたどっていくと、迎えにきたママに会えました。ロシアの画家の絵本です。

こどものとも482号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ひめねずみのみーま

1996年6月号
030483

白石久美子 さく

ヒメネズミのみーまは、キイチゴが実る日を楽しみにしていましたが、お母さんが下の子が熱を出してとりにいけなくなってしまったので、ひとりで家をぬけだし、森の中を進んでいきました。ところがヘビに襲われたり、川が増水していたり……。そのたびに、ヤマネのおじさんやカワネズミの助けを借りて、ようやくキイチゴの茂みにたどりつき、船いっぱいのキイチゴを持ち帰ります。

こどものとも483号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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みどりのホース

1996年7月号
030484

安江リエ ぶん やぎゅうげんいちろう え

かんかん照りの暑い日、けんたはベランダにあった緑のホースに声をかけられて、一緒に散歩に出かけることにしました。駐車場の車を勝手に洗って叱られたり、砂場に水を流して子どもたちの砂遊びを手伝ったり、落書きされた塀をきれいにしたり、渇いた木に水をかけたりと、ホースとけんたは大活躍。真夏の水遊びのわくわくする気分を思いっきり楽しめる絵本です。

こどものとも484号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。

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ボッボッボッ

1996年8月号
030485

井上洋介 作

お母さんが怒って口から火をふいて、ボッ。お父さんも怒って、ボッ。おじいちゃん、おばあちゃんも、おにいちゃん、おねえちゃんも、ぼくの家はみんな、ボッボッボッ。笑っているのはイヌのポチだけです。ポチといっしょに遊び、イヌの子みたいにお散歩にいきます。すると友だちもヒヨコや子ネコになって遊んでいます。ポチと楽しく過ごしているあいだに、もう家の火は消えたかな……。

こどものとも485号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ペカンの木 のぼったよ

1996年9月号
030486

青木道代 ぶん 浜田桂子 え

赤ちゃんの時の病気のために体を動かすのが不自由なりんちゃんは、みっちゃんが幼稚園にくる途中で見た、ネコの親子がざぶとんのように身を寄せ合って寝ていた話を嬉しそうに聞いていました。友だちも集まって、ネコざぶとんのまねをして寝転がったり、木登りして遊んでいるうち、りんちゃんが木に登りたがっているのに気づきました。そこでみんなはりんちゃんを木に登らせてあげようと……。

こどものとも486号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は2004年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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ようくんとなみ

1996年10月号
030487

山内ふじ江 さく・え

ようくんは海辺で小石や貝殻を拾って遊んでいました。すると最初は小さい波が、それから大きい波が寄ってきて、ポケットから小石や貝殻をとっていってしまいます。ようくんが怒ると、もっと大きな波がきて、帽子も靴ももっていってしまいました。ようくんが取りもどそうとすると、もっともっと大きな波がやってきて……。いろいろな動物の姿が、迫力ある波の形にかくされています。

こどものとも487号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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きんいろあらし

1996年11月号
030488

カズコ・G・ストーン さく

黄色く色づいた秋のやなぎむらに、“きんいろあらし”という竜巻が近づいてきました。赤トンボのあかねさんに教えられ、大急ぎで穴に隠れたり、枝にしっかりつかまって、準備しましたが、嵐が通りすぎた後、クモのセカセカさんがいません。風に飛ばされ、池に中で助けをよんでいたセカセカさんは、池の番人カメキチおじいさんに助けてもらいました。やなぎむらのおはなし、秋の巻です。

こどものとも488号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1998年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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バオバブの きの うえで

1996年12月号
030489

アフリカ・マリの昔話 ジェリ・ババ・シソコ 語り みやこ・みな 再話 ラミン・ドロ 絵

昔、ジョレの村に男の子が生まれましたが、生まれて数ヵ月で両親が相次いで亡くなり、不吉な子どもだとして、遠くの森に捨てられました。男の子は、森の中で動物たちに育てられ、木や虫や石の話す言葉もわかる強い子どもに育ちました。けれどもある日、男の子は自分が動物たちとはちがうことに気づき……。アフリカで語り部の語った物語を採話し、アフリカの画家が絵を描きました。

こどものとも489号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
再話者のエッセイをこちらからお読みいただけます。

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やまがみさまの ゆきがっせん

1997年1月号
030490

山村輝夫 さく

冬休み、山に囲まれたおじいちゃんの家に遊びに行ったけんとじゅんは、木の上に大きな雪玉がのっているのを見て、不思議に思いました。おじいちゃんに聞くと、土地の山神様が夜になると雪合戦をするのだといいます。その夜、眠れずにいると、ふたりはいつのまにか森の中にいて、たくさんの動物たちといっしょに、山神様の雪合戦に参加することになったのです……。

こどものとも490号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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まじょの おとしもの

1997年2月号
030491

油野誠一 作

ある朝、ヒロミちゃんは道に古いほうきが落ちているのを見つけました。ふざけてまたがってみると、本当にビューンと飛んで、富士山のてっぺんまで飛んでいきました。それから毎日、ヒロミちゃんはほうきで空を飛んで遊んでいましたが、からす天狗に怒られたり、ペルシアから空飛ぶじゅうたんに乗ってきた男の子と遊んだりしているうちに、魔女の一団に見つかって……。

こどものとも491号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ちからもちのタグボート とーとー

1997年3月号
030492

小風さち ぶん 山本忠敬 え

強いエンジンと2つのスクリューをもったタグボートのとーとーは、生まれて初めての仕事で、貨物船を引くことになりました。造船所から港にいくあいだに、ジェットフォイルや石炭運搬船や遊覧船が声をかけてくれます。初めて見る貨物船は見あげるような巨大な船で、とても動かせそうもないように思われましたが、とーとーはエンジンをうならせて力いっぱいひっぱりました。

こどものとも492号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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もぐらのもっくん

1996年4月号
040121

松竹いね子 ぶん 島津和子 え

ある春の日、モグラのもっくんはカリカリという不思議な音で目を覚ましました。その音を聞くとじっとしていられなくなり、もっくんは音の源をさがしに、巣穴を飛びだし走っていきました。途中でカメやヒキガエルやノネズミに出会い、ネコに追いかけられたりしながら、ようやくたどりついた穴にはモグラの女の子がいました。それから2ひきはなかよく一緒に暮らすようになったのです。

こどものとも年中向き121号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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トゥユのたんじょうび

1996年5月号
040122

ウルセル・シェフラー 作 若林ひとみ 訳 おぼまこと 絵

ゾウのトゥユは自分の誕生パーティーに、たくさんの友だちを招待することにしました。バナナやパイナップルをたくさん集め、椅子やテーブルを新しく作り、バナナの葉に手紙を書いてみんなに送りました。ところが準備で疲れたトゥユは、パーティーの始まる前に寝いってしまいました。それを見た森の友だちは、みんなで作った誕生日の歌を歌って、トゥユを起こそうと考えました。

こどものとも年中向き122号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ねんに いちどの のみのいち

1996年6月号
040123

高松 葉 ぶん 大島英太郎 え

今日は年に一度、一日かぎりの動物たちのノミの市。シジュウカラの届けてくれたビラを見て、動物たちは山の中の池を目指して、わくわくがやがや出かけます。キツネは自分が挟まれたトラばさみを売っています。ツバメは泥と藁で作った置物、ハタネズミは磨いたヤマグリの殻……。そしていちばんの楽しみは福引です。日が沈むころ、みんないい物を手に入れて大満足して帰っていきます。

こどものとも年中向き123号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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あか あお ふたりで

1996年8月号
040125

U. G. サトー さく

赤と青の色鉛筆が走り出すと、赤と青の2本の線が、くねりながら、はねまわりながら、一筆描きで様々な形を作っていきます。雲や波になったり、鳥、イルカ、ペンギンなどいろいろな動物になったり……。やがて森の木々になり、森がぐんぐん深くなると、まっ黒の闇を背景に、コウモリ、ミミズクの姿へと、赤と青、2本の線の旅は続きます。版画・ポスター・立体等で活躍するU.G.サトーの絵本。

こどものとも年中向き125号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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くまのしっぽ

1996年9月号
040126

ベラルーシの昔話 内田莉莎子 訳 小野かおる 絵

昔、動物たちはしっぽをもっていませんでした。しっぽをもっているのは王様のライオンだけでした。しっぽがないとハチやアブを追い払うこともできないので、ライオンは「しっぽがほしいもの集まれ」とおふれを出しました。キツネ、オオカミ、ウシ、ウマ……と、動物たちは次々しっぽをもらっていきましたが、途中で昼寝をしていたクマはしっぽをもらいそこね……。

こどものとも年中向き126号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ありあり まあまあ

1996年10月号
040127

古山浩一 さく

働きアリのありあり君はキャラメルが入っている箱を見つけました。そこに友だちのまあまあさんがやってきたので、続けて呼べば「ありあり まあまあ」。それから、カメののーそのそ、バッタのぴょんぴょん、ムカデのぞーろぞろ、モグラのえっさほい、アマガエルのげーこげこ、つぎつぎに仲間たちがやってきます。並んだ順番に呼んでみると……。名前のくり返しをめいっぱい楽しむ絵本です。

こどものとも年中向き127号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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やまやまの へっぴりじさま

1996年11月号
040128

小林輝子 再話 梶山俊夫 画

ある日、じさまが山で木を伐っていると、「木を伐るのはだれだーっ」と叫ぶものがあったので、じさまは「へっぴりじぃだ」と答えました。すると「ここさきて、へをたれてみよ」といわれ、山の神の前で得意の屁を披露することになりました。じさまが褒美にもらった小さなつづらには、金やお米、着物などがたくさん入っていました。それを知ったとなりのじさまも、まねして山にいきましたが……。岩手の昔話です。

こどものとも年中向き128号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ふゆのいちばへ おかいもの

1996年12月号
040129

大井戸百合子 さく

冬休み、やっちゃんは田舎のおばあちゃんの家にきています。今日はおばあちゃんと一緒に市場に買い物に出かけました。大きな魚がいっぱいの魚屋さん、お菓子屋さん、薬屋さん……。おばあちゃんが知り合いとおしゃべりしています。やっちゃんはひとりで市場を見てまわるうちに、迷子になってしまいました。北海道の雪の中の市場の様子を、生活感豊かに描きます。

こどものとも年中向き129号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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こうしが みつけた

1997年1月号
040130

池谷陽子 さく

雪に埋もれた牧場で子ウシが生まれました。ユキと名づけて毎日世話をしていると、やがて待ちに待った雪どけの季節がやってきます。大きくなったユキはさっそく外に飛びだします。追いかけていくとユキが急に立ち止まったところに、フキノトウが顔を出していました。様々な色と材質の布を重ね合わせて絵を構成するアプリケの技法で、牧場の生活と自然を描いています。

こどものとも年中向き130号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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むらいちばんのりょうしアイパナナ

1997年2月号
040131

アジア・エスキモーの昔話 V.グロツェル・G.スネギリョフ 再話 松谷さやか 文 高頭祥八 画

北の海辺の村に、小さな男の子アイパナナはおばあさんとふたりで暮らしていました。ある日、冬のために蓄えておいた肉をとりにいくと、ネズミにほとんど食べられていました。アイパナナは泣きだしましたが、ネズミの母親が「もう、おなかをすかすことはありません」といってアイパナナにさわると、アイパナナはみるみるたくましい男になったのです。やがてアイパナナは村一番の猟師になりました。

こどものとも年中向き131号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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2006/04/14

ルーツを求めて−『はじめてのかり』のこと  唐 亜明

 私はモンゴルに3度行ったことがあります。2度は30年前、人民解放軍の士官として中国領の内モンゴル自治区にソ連侵攻の防御線を築くためでした。3度目は15年前、日本人の友人と一緒に、文化大革命のさなかソ連へ亡命する途中、モンゴル共和国の大草原に墜落したといわれている、毛沢東の法廷後継者、林彪の飛行機残骸探しの旅でした。
 この時、ウランバートルでモンゴル有数の画家ムンフジンさんと出会いました。髪のまっ白な彼をお年を召した大先生だと思いこみ、何度頭を下げておじぎをしたことか。後になって、なんと彼は私と同じ年だと分かりました。しかし彼がモスクワで美術を学んでいたころ、私はモンゴル大草原を隔てた中国側で、ソ連の大戦車軍団が草原の向こうから攻めてくると思って塹壕を掘っていたのです。

オノン先生とは16年前、先生が東京外国語大学の客員教授でいらしたころ知り合いました。先生は私の名刺と顔を見て、おもむろに「君はモンゴル人だ」と言い出しました。そして次のように言われました。「私は歴史学者だ。中国人のなかで、唐、胡、于、狄などの姓の人は、モンゴル人の子孫だと分かっている。日本人にもモンゴル人の子孫はたくさんいるが、名前だけでは分からない」と。先生はその理由を詳しく説明してくださいました。
 私は半信半疑でした。この時、先生の自伝『わが少年時代のモンゴル』(原もと子訳、学生社)をいただきました。この本を読み、深く感動しました。そして、先生の小さいころの体験や見聞に基づいて絵本をつくりたいと思いました。オノン先生のご協力を得てお話を再創作し、郵便事情の悪いモンゴルとの間で絵のやりとりをして、5年がかりでやっとこの絵本『はじめてのかり』を完成させました。
 日本の子どもたちは、この自分の日常生活とまったく違う世界をどう受けとめるでしょう。
 たくましい遊牧民族の狩猟は、人類最古の生産活動であり、狩猟文化は、人類の大切な文化です。
 考えてみると、この本をつくりたいという気持ちは、もしかしたら、自分の体に流れる血の源を求める本能から生まれたのかもしれません。
(「こどものとも年中向き」1996年2月号折込付録より、「○年前」の部分だけ現在から数えた年数に直して再録)

唐 亜明(とう あめい)
1953年、北京に生まれる。新聞記者などを経て、1983年来日。早稲田大学文学部卒業、東京大学大学院修士課程修了。現在、福音館書店に勤務し、絵本の編集に携わるかたわら、東洋大学、早稲田大学で非常勤講師を務める。主な著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』(岩波書店)、『翡翠露』(TBSブリタニカ、第8回開高健賞奨励賞)、絵本の文に『ナージャとりゅうおう』(講談社、第22回講談社出版文化賞絵本賞)、『西遊記』(講談社、第48回産経児童出版文化賞)、『ちょうちんまつり』『はじめてのかり』(以上、福音館書店)、『十万本の矢』(岩波書店)、『石からうまれた孫悟空』(偕成社)などがある。東京在住。

4月 14, 2006 1995年, エッセイ | | コメント (0) | トラックバック (0)

1995(平成7)年度にあったこと

第13回統一地方選挙が行われ、東京都知事は青島幸男、大阪府知事は横山ノックが、無党派層の支持を受け当選。(4月)
オウム真理教の村井秀夫幹部が、マスコミ関係者の目前で右翼を自称する男に刺殺された。(4月)
警視庁は地下鉄サリン事件の殺人・殺人未遂容疑で、オウム真理教代表の麻原彰晃容疑者ほか教団幹部を、山梨県の教団施設内で一斉逮捕した。(5月)
青島幸男東京都知事は、選挙公約どおり世界都市博覧会の中止を発表。(5月)
第17回参議院議員選挙で、新進党は40議席と大躍進、社会党は16議席と結党以来の大敗北となった。(7月)
天皇皇后両陛下、戦後50年の慰霊の旅で長崎・広島・沖縄・東京を訪問。(7月)
村山首相は、戦後50年の終戦記念日の談話で、「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と国の戦争責任を明確に述べた。(8月)
フランス、1991年以来停止していた地下核実験を、国際的批判を押し切って南太平洋のムルロワ環礁で強行。(9月)

バブル経済の崩壊などで不良債権を大量に抱え経営困難に陥っている住専(住宅金融専門会社)の経営調査で、不良債権総額は約8兆4,000億円、うち約6兆3,000億円が回収不能に陥っていることが判明。(9月)
太田昌秀沖縄県知事は、地主が賃貸契約を拒否している米軍用地問題で、国から地主に代わって代理署名するように求められていた使用更新の代理署名を拒否することを表明。(9月)
ロサンゼルス・ドジャースの野茂英雄投手が、1995度のナショナル・リーグ新人王に選出された。(11月)
福井県敦賀市で動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の高速増殖炉「もんじゅ」の冷却剤の液体ナトリウムが漏れる事故が発生。事故のビデオの核心部分をカットしていた等の動燃の対応が問題となった。(12月)
村山首相退陣。橋本龍太郎(自民)が首相に選出される。(1月)
菅直人厚生大臣が、薬害エイズ事件で国の責任を認め、原告被害者に謝罪。(2月)
北海道古平町の豊浜トンネルで岩盤が崩落、バスなどが下敷きになり20人が死亡。(2月)

主なベストセラー:『ソフィーの世界』J.ゴルデル(NHK出版)、『フォレスト・ガンプ』ウィンストン・グルーム(講談社)、『松本』『遺書』松本人志(朝日新聞社)
ヒット曲:『LOVE LOVE LOVE』ドリームズ・カム・トゥルー、『WOW WAR TONIGHT』H Jungle with t、『HELLO』福山雅治
この年に登場したもの:WINDOW'S95(マイクロソフト)

福音館書店では:赤ちゃんのための月刊絵本「こどものとも0.1.2.」創刊(4月)。

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福音館書店から(第40回)

 これまでに「こどものとも」創刊から40年目までを紹介してきました。このあとの10年は、みなさんにも記憶にあたらしい絵本がたくさん出てくると思います。そんな中から、この5〜7月にあらたに「こどものとも傑作集」で刊行される作品が決まりましたので、お知らせします。
 
 みどりのホース(484号) 安江リエ ぶん/やぎゅうげんいちろう え (7月刊)
 くもりのちはれ せんたくかあちゃん(553号) さとうわきこ 作・絵 (6月刊)
 しのだけむらのやぶがっこう(556号) カズコ・G・ストーン 作 (6月刊)
 トマトさん(年中向き196号) 田中清代 作 (7月刊)
 おばけかぞくのいちにち(年中向き209号) 西平あかね 作 (7月刊)
 ぞうくんのあめふりさんぽ(577号) なかのひろたか 作・絵 (5月刊)

 さて、5月の連休の予定はもうお決まりでしょうか。今週も、「こどものとも50周年記念イベント」の情報をまとめてご紹介しておきますので、ぜひ、予定に組み込んでください。

ぐりとぐらのともだちあつまれ!
福音館書店「こどものとも」絵本の世界展

会期:2006年4月26日(水)〜5月7日(日)
会場:玉川高島屋S・C西館1階 アレーナホール
   東京都世田谷区玉川3-17-1(東急田園都市線/東急大井町線「二子玉川駅」下車)
開催時間:10:00〜21:00(最終日は18:00まで)
入場料:中学生以上600円、小学生300円、幼稚園以下無料
お問い合わせ:玉川高島屋S・C TEL03-3709-2222 
       http://www.tamagawa-sc.com/latest/news_060331.html
       こちらのサイトで入場割引クーポン券をプリントアウトできます。

みんなのともだち「こどものとも」の絵本展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:高浜市やきものの里かわら美術館
   愛知県高浜市青木町9-6-18(名鉄三河線「高浜港駅」下車徒歩8分)
開催時間:9:00〜17:00(観覧券の販売は16:30まで)
入場料:高校生以上600円、中学生以下無料
お問い合わせ:高浜市やきものの里かわら美術館 TEL0566-52-3366
       http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/

“えほんはともだち”「こどものとも」50年の歩みと絵本原画展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:木城えほんの郷
   宮崎県児湯郡木城町石河内475
開催時間:10:00〜17:00  休館日:毎週月曜(5月2日は開館)
入場料:大人600円(500円)、小・中・高生400円(300円)( )は前売り
お問い合わせ:木城えほんの郷TEL0983−39−1141

この後の原画展のスケジュールは次の通りです。

姫路市立美術館(兵庫県)  2006年7月13日〜8月31日
ひろしま美術館(広島県)  2006年10月7日〜11月12日

どうぞお楽しみに。

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あひるのたまご  ばばばあちゃんのおはなし

1995年4月号
030469

さとうわきこ さく・え

ある日、ばばばあちゃんがお腹をかかえて帰っきたのを見て、子イヌと子ネコは病気と思いこみ、森の動物たちに知らせにいきました。動物たちはそれぞれお見舞いをもって駆けつけます。するとそこにアヒルもあわててやってきてました。ばばばあちゃんは、野原でほったらかしになっていたアヒルの卵をあたためていたのです。やがて卵からヒヨコが生まれ、みんなで誕生パーティーをすることに……。

こどものとも469号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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ねぼすけスーザとあかいトマト

1995年5月号
030470

広野多珂子 作

いつもはねぼすけのスーザが、めずらしく早起きしました。マリアおばさんが作ったトマトを、今年初めて市場へ運ぶ日なのです。スーザはロバのサンチェスをひいて町にいき、八百屋のホルヘおじさんにトマトを届けました。でもおじさんの店は市場のすみっこなので、なかなか売れません。スーザはお客さんを集めるために、いいことを思いつきました……。ねぼすけスーザの絵本、第3作。

こどものとも470号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ぶつかる! ぶつかる!

1995年6月号
030471

わたなべしげお さく かとうちゃこ え

イノシシの子ども、いのっぺちゃんはようやく自転車に乗れるようになったので、嬉しくてたまりません。「ぶつかる! ぶつかる!」と大きな声を出しながら自転車を走らせていると、ゾウさんにどんとぶつかり、「止まるときはブレーキでしょ」としかられました。いのっぺちゃんは、いく先々で動物たちに自転車の乗り方を教わります。『まんいんでんしゃ』の作者コンビによる絵本、第2弾。

こどものとも471号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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たこなんかじゃないよ

1995年7月号
030472

秋野和子 文 秋野亥左牟 絵

昼寝から目覚めたタコは、サンゴの穴から出てくると散歩に出かけました。魚がくると「タコなんかじゃないよ」とサンゴの色になって身を隠し、あっというまに魚をつかまえます。オオウツボがきたので海草の色になりましたが、見つかって足を1本かみきられました。そこで墨をはきかけ、こんどは砂の色になって砂地にもぐりこみます。タコの生態を美しい海中の風景とともに描きます。

こどものとも472号
19×26cm 28ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は2005年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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ほたるホテル

1995年8月号
030473

カズコ・G・ストーン さく

夏になるとやなぎむらでは、ホタルのぴっかりさんたちと一緒に「ほたるホテル」を開きます。長く伸びたヤナギの枝に包まれた村の中に、草をつないでベッドを作ります。やがて、トンボやテントウムシやチョウなど、たくさんの虫たちが泊まりにやってきました。そして夜になると、ヤナギの枝に無数のホタルの明かりがともるのです。ところが乱暴者のカエルがやってきて……。やなぎむらのおはなし第2弾。

こどものとも473号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1998年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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まけてたまるか  ヨモトラと7ひきのコブタたち

1995年9月号
030474

鹿目たかし 作

じっちゃんが飼っている負けん気の強いネコのヨモトラには、友だちがいません。近くに住むミケタロはみんなの人気者、いつもネコの仲間を集めて遊んでいます。仲間をほしがるヨモトラに、じっちゃんは生まれたばかりの子ブタの世話をさせました。ヨモトラは子ブタたちを仲間にして、何でもミケタロたちに対抗しようとしますが……。パッケージのトップ・デザイナーが初めて描いた絵本です。

こどものとも474号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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つきよのかっせん

1995年10月号
030475

富安陽子 作 二俣英五郎 絵

ある夜、まなぶの前に野良ネコのブータンが現れて、ネコとタヌキの決戦が行われるまんぷく寺にまなぶをつれていきました。ネコたちは、まなぶをネコに変装させ、タヌキとのなぞなぞ合戦に参加させようというのです。まなぶの活躍でネコ組が勝利したとき、まなぶの変装が取れてしまい、怒ったタヌキたちがとびかかってきました……。富安陽子の「こどものとも」初登場です。

こどものとも475号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ペレのはなび

1995年11月号
030476

直江みちる ぶん 今井 俊 え

ペレはメキシコの小さな村で暮らしています。ペレの家は代々続く村の花火屋さんで、お父さんはそろそろ花火職人の仕事をペレに覚えさせようと、隣り村のお祭りで使う花火作りの手伝いを頼みます。ペレは手伝いよりもお祭りを見たくてたまりませんでしたが、お父さんの作った花火が、村人の大歓声を受けているのを見て、自分もいつかこんなきれいな花火を作ってみたいと思うのでした。

こどものとも476号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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きりのカーニバル

1995年12月号
030477

たむらしげる さく

ルネとロボットのランスロットは、きりふりやまで日の出を見るために夜中に出発しました。森の中をすすんでいくと霧がだんだん濃くなり、やがてふたりは、巨大なかかしや恐竜たちが、空から下りてきたお月さまを囲んで踊っている、不思議な祭りにが迷いこみました。その日はゴンゴ族の霧のカーニバルだったのです……。たむらしげるが、霧の中の世界を水彩で幻想的に描いています。

こどものとも477号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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月にあいにいったアギサ

1996年1月号
030478

パプア・ニューギニアの民話 伊藤比呂美 ぶん 斎藤隆夫 え

月の正体を知るために、アギサはカヌーをつくって出発しました。途中にあるハチの国やヘビの国を、カヌーを駆ってなんとか通り抜け、ようやくたどり着いた大木の下で、月に会える時を待ちました。すると、最初は年取った人が、次には子どもが、月に会える時を教えてくれるのですが、つい眠り込んでしまい会えません。次に太った人がやってくると、その人は木に登り、満月になったのです。そこでアギサは出会った人がみんな月だったことに気づきました。

こどものとも478号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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しょうとのおにたいじ

1996年2月号
030479

日本の昔話 稲田和子 再話 川端健生 画

小鳥のしょうと(ホオジロ)はお地蔵様の耳に巣を作り、卵を3つ生みました。ところが、しょうとが出かけている間に、鬼が次々やってきて、お地蔵様を言葉巧みにだまし、3つとも卵を食べてしまいました。しょうとが泣きの涙で暮らしていると、ドングリが話を聞いて鬼を退治にいこうと誘います。鬼の館に向かう道々、カニ、ハチ、ウシ、臼、縄と、仲間がしだいに増えていきます……。

こどものとも479号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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おばあさんのひっこし

1996年3月号
030480

エドナ・ベッカー 作 神沢利子・山田ルイ 訳 白根美代子 絵

ネコとロバと牝ウシと暮らすおばあさんは、赤い家が古ぼけてきたので新しい家に引っ越すことにしました。最初に見つけた黄色い家は、近くに小川がないので、ロバが気に入りません。次の緑の家はクローバーが生えていないので、牝ウシが気に入りません。こうして、みんなが満足する家はなかなか見つかりませんが……。アメリカ・カンザス州生まれの童話作家のお話です。

こどものとも480号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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もう おおきいの

1995年4月号
040109

なかのひろたか さく

おねしょしなかった。もう大きいんだ。服だってひとりで着られる、顔だって洗える。食べるものを出したり、お風呂を洗ったり、片づけだって、なんでもひとりでできるんだ。もう、大きいんだから。ひとりで寝られるよ、暗くしても……。1日の生活を追いながら、ちょっと失敗しながらも背伸びしてひとりだちしようとする子どもの姿を、温かく描きます。

こどものとも年中向き109号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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こねこの さんぽ

1995年5月号
040110

みはらさちこ さく

母さんネコが寝てばかりいるので、4ひきの子ネコは自分たちだけで散歩にいくことにしました。転がったり跳びはねたりしながら走っていると、バッタが散歩は草を踏みつぶさないように跳ねるものだといいます。バッタのまねをしながら散歩していると、こんどはシャクトリムシに散歩は一歩一歩しっかり歩くんだといわれました。こうして出会った虫や鳥のまねをして散歩しているうちに……。

こどものとも年中向き110号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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じいちゃんのよる

1995年7月号
040112

きむらよしお さく

夏休み、あきらはじいちゃんの家にいきました。じいちゃんは井戸で冷やしたスイカを出してくれたり、怪獣ごっこをしてくれたり、川で魚を捕ってくれたりと、大張り切りです。寝るときになると、じいちゃんは、夜が足やへそをなめにくるから靴下をはけ、腹巻きを巻けと、夜の怖さを教えてくれます。ちょっととぼけたじいちゃんと孫の交流を、のびのびと描きます。

こどものとも年中向き112号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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たこのえ いかのえ

1995年8月号
040113

野坂勇作 さく

みいちゃんが、夏休みを過ごしたおばあちゃんの家から帰る途中、列車が誰もいない海辺の駅ですれちがいのため停車していました。すると、海の中からタコとイカが出てきて、どっちが絵がうまいか決めてちょうだいと、絵の描き比べをします。砂の上に描かれた、タコゾウとイカゾウ、タコオニとイカオニ、波がくるたび消えてしまう絵はどっちもへんてこりん。夏の海辺の小さなファンタジー。

こどものとも年中向き113号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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あきのひのむしまつり

1995年9月号
040114

歌田典子 さく

ある秋の日、木の実をひろいに雑木林にいったあかねとみのるの姉弟は、ヤマボウシの実を食べると、体が虫ぐらいに小さくなってしまいました。そこへハンミョウがやってきて、ふたりを秋分の日の虫祭りに招待してくれました。チョウのバレエやカブトムシの力くらべ、鳴く虫の演奏など、楽しい時間をすごすうち、虫をこわがっていたみのるも、すっかり虫好きになりました。

こどものとも年中向き114号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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すなだんご ぺろり

1995年10月号
040115

平出 衛 さく

砂浜で砂だんごを作ろうとしていたら、カニがもっと湿った砂の方がいいとアドバイスしてくれました。次にはラッコが、それから恐竜もやってきて、砂だんごの上手な作り方を教えてくれます。やがてペンギンやセイウチなどたくさんの動物が集まって、みんなで山ほど砂だんごを作りましたが、できた砂だんごは、やがて海が食べてしまいました。

こどものとも年中向き115号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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おじさん いいもの みつけたよ

1995年11月号
040116

岸田衿子 ぶん 古矢一穂 え

散歩に出たアリのありたろうと毛虫のけむたは、草の上で白くてつるつるしてかたい変なものを見つけました。それが何だか教えてもらおうと、ありたろうのおじさんに手紙と絵で知らせると、それは卵だと返事がきました。ありたろうとけむたは散歩で見つけたものを、次々おじさんに手紙で知らせて、それがキノコだとか、ウシのうんこだと、教えてもらいます。絵手紙のやりとりが楽しいお話です。

こどものとも年中向き116号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ゆきのひの アイスクリーム

1996年1月号
040118

片山令子 さく 柳生まち子 え

雪の日、ふゆちゃんはアイスクリームを作ろうと、空き缶の中に砂糖と牛乳と卵の黄身を入れてキュッとふたを閉め、庭の雪の中でゆらしました。そこへ雪ウサギと雪だるまがやってきて、ゆらすのを手伝ってくれることになりました。缶を雪だるまのお腹に入れて、3人いっしょに飛んだり跳ねたり転がったり、雪だらけになって遊んでいると、やっとできあがり。みんなでおいしく食べました。

こどものとも年中向き118号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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はじめてのかり

1996年2月号
040119

オノン・ウルグンゲ・唐 亜明 さく ムンフジン・チュールテミン え

モンゴルの大草原に住むバートルは、ある冬、父さんとおじさんのシカ狩りに初めてつれていってもらいました。ところがお父さんといっしょに、湖の畔に見た2つの光は、トラの目だったのです。鹿狩りを中止してテントに戻る途中、イノシシが自分の毛皮を凍らせてトラとの闘いに備えているのを目撃します。その夜、すさまじい吼え声が聞こえ、翌朝、2頭とも死んでいるのを見つけました。

こどものとも年中向き119号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅II」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
唐 亜明のエッセイをこちらからお読みいただけます。

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あひるのガーコ

1996年3月号
040120

坂本ツル さく ほりえみちを え

開拓地のみゆきちゃんの家で6羽のアヒルが生まれましたが、その中で一番小さくて弱いガーコを、みゆきちゃんは毎日世話をして元気に育てました。ある日、歩いて30分かかるとなりの家のおじさんが、アヒルを1羽くれないかといってきたので、ガーコがもらわれていきました。でもガーコは次の日、川を下ってみゆきちゃんの家に帰ってきたのです。『かいたくちのみゆきちゃん』(「こどものとも」44号)の画家坂本直行さんの奥さんと友人による絵本です。

こどものとも年中向き120号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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2006/04/07

<作家インタビュー>『サラダとまほうのおみせ』が生まれた日  カズコ・G・ストーン

 マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』(評論社)を、3歳の娘に読んでやっていた時のことです。部屋の中にあるもの、テーブルや椅子などに、「おやすみなさい」と言っていく絵本なんですが、ページを繰るたびに、娘が「あ、ここ」とか「そこ」とか言ってるんですね。私も「え、何?」って、何を見てるのかと思ったら、絵の中に小さなネズミがいたんです。そのネズミがページごとにちがう所に移動しているんです。私はそこにネズミがいることに、気がつかなかったんですね。娘は小さなものを見て、指で追っていたんです。
 「ああ、子どもってのは、こういう小さいものに目がいくんだなあ」と思ったのが、昆虫を小さいサイズ、実物と同じくらいのサイズで描こうと考えたきっかけです。大人の感覚では、小さい子は小さいものは見えないのではないかと、いろいろなものを大きく描くでしょう。でもその必要はないんじゃないかと思いました。見えないのは、むしろ老眼になった大人で(笑)。
 この作品の前は、私はずっとワニのシリーズの絵本を描いてたんです。その時は、ヤシの木が描きたくてしょうがなかった。ヤシの木と熱帯雨林みたいなものが描きたくて。それで10冊くらい描いたら「もう、ヤシの木はじゅうぶん描いたなあ」って、なんだか、日本ふうの、風にそよいでいるヤナギを描きたいなあって思ったんです。それで「やなぎむら」というのを描こうと思いつきました。

 もともと、植物と昆虫が好きだったんです。中学生くらいまで、昆虫採集をしてましたから。昆虫に関しては、ハートで覚えている、というか、足の形とかがパッと浮かんでくるんです。実家は東京の荒川のそばなんです。土手があって、今はコンクリートで固められてるんですけど、昔は草ぼうぼうで、そこでいつも、バッタをつかまえたり、チョウチョを追いかけ回したり。川だから、メダカもいたし、ザリガニもいました。
 母の話によると、小さい時から、昆虫が飛んでいるととびだしていって、「トンボ、トンボ」とかいって、捕ってもらわないとおさまりがつかない。おじいちゃんや父親が、あわてて捕りにいく。自分で捕れるようになると、あちこち連れていってもらって、網持って走り回ってた。カミキリムシ、コガネムシだとか、石の下にいるハサミムシやダンゴムシなんかも、よく見るときれいな形をしている。
 アメリカにきた時、ここは広い国だから、きっといろいろな昆虫がいるだろうなと楽しみにしていたら、ほとんどいなかったのでがっかりしました。全体的に乾燥している国だからでしょう。その点、日本は昆虫の宝庫だと思います。

 小さい時から、絵を描くのも好きだったんです。作文も小学生の時から好きだった。子どものころ好きだったことが全部いっしょになって、今、絵本を描いているんだと、最近になって思いました。
 このシリーズも、最近はとなり村も出てきちゃて、地理的に、右にあったものが、次の絵本で左に出てきたらまずいでしょ。それでこのあいだ、立体の地図を作ったんです。最初は地図を描いたんだけど、私は地理音痴なところがあって、こっちいった時に左に見えてたのは、帰りには右に見える、というのをわかるために、立体で作りました。
 となり村のことも4、5冊描きたい。最終的に、みんなが知ってる昆虫をだいたい全部出したいんですね。あんまり変わったのは別にして。今までのお話では、モナック蝶だけは、日本にいない。アメリカではよく見るんです。日本でモンシロチョウが飛んでるくらい、ポピュラーで。
(「こどものとも年中向き」2001年9月号折込付録より一部省略して再構成)

カズコ・G・ストーン
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。1973年、渡米。主な絵本の作品に『おやすみわにのキラキラくん』『おやすみクマタくん』、「やなぎむらのおはなし」のシリーズには『サラダとまほうのおみせ』『ほたるホテル』『きんいろあらし』『ふわふわふとん』、となり村のお話に『しげみむら おいしいむら』、『しのだけむらのやぶがっこう』(「こどものとも」556号、本年6月中旬「こどものとも傑作集」で刊行予定)、『みずくさむらとみずべむら』(「こどものとも」580号)があり、今年の「こどものとも」9月号(606号)で『くぬぎむらのレストラン』を刊行の予定(以上すべて福音館書店刊)。アメリカでも多数の絵本を出版している。

4月 7, 2006 1994年, エッセイ | | コメント (1) | トラックバック (0)

1994(平成6)年度にあったこと

細川内閣、在任260日で総辞職。羽田孜(新生党)が第80代 内閣総理大臣となる。新生党・日本新党・民社党・自由党・改革の会が新統一会派「改新」を結成。社会党はこれに反発して連立政権を離脱。(4月)
名古屋空港で中華航空のエアバス機が着陸に失敗し墜落炎上して、乗客・乗員264人死亡。(4月)
イスラエル軍、ガザ地区の行政権をパレスチナに移譲。(5月)
羽田内閣、在任64日で総辞職。村山富市(社会党)が第81代 内閣総理大臣となる。自民・社会・さきがけの3党による連立内閣成立。(6月)
松本サリン事件:松本市の住宅街で住民が有毒ガスの中毒症状で7人が死亡。捜査の結果、有毒ガスはサリンと断定された。当初、県警はガス発生源に近い会社員宅を捜索し事情聴取をおこなったが、翌年の地下鉄サリン事件の取り調べで「オウム真理教」関係者の犯行と判明。(6月)
日本人初の女性宇宙飛行士向井千秋さんがスペースシャトルで宇宙飛行に成功。(7月)
北朝鮮の金日成主席が死去(享年82歳)。(7月)
青森県の三内丸山遺跡で縄文時代最大の集落遺跡が発見された。(7月)
村山首相、自衛隊合憲と日米安保体制は不可欠との、社会党の政策転換を表明。(7月)

アメリカのプロ野球メジャー・リーグで選手が無期限ストに突入。この後の全試合とワールドシリーズは中止となった。(9月)
関西国際空港が大阪湾埋立地に開港。(9月)
オリックスのイチロー選手がプロ野球史上初のシーズン通算200安打を達成。(9月)
大江健三郎のノーベル文学賞受賞が決定。(10月)
阪神・淡路大震災:兵庫県南部を中心に直下型の強い地震が発生。家屋・ビルの倒壊、高速道路や新幹線など高架橋の崩落どの甚大な被害が発生。死者は最終的に6300人以上に達し、戦後最大の震災となった。(1月)
野茂英雄投手がアメリカのメジャー・リーグ、ロサンゼルス・ドジャースに入団。(2月)
地下鉄サリン事件:通勤客で満員の東京都内の地下鉄、3路線5本の列車で、異臭が発生して計11人が死亡、約5500人が病院に収容される事件が発生。その後の調べで「オウム真理教」による組織的な犯行と判明した。(3月)

主なベストセラー:『大往生』永六輔(岩波書店)、『マディソン郡の橋』R・J・ウォラー(文芸春秋)、『日本をダメにした九人の政治家』浜田幸一(講談社)
ヒット曲:『ロマンスの神様』広瀬香美、『Don't Leave Me』B'z、『あなただけ見つめてる』大黒摩季
テレビ:『家なき子』(安達祐美主演・NTV)など放送開始。
この年に登場したもの:「気象予報士」、「プレイステーション」(ソニー)

4月 7, 2006 1994年, そのころあったこと | | コメント (0) | トラックバック (0)

福音館書店から(第39回)

 日ごとに天候もめまぐるしく変わり、春らしいといえば、まさに春らしくなってきました。街には新社会人が巣立ち、もう学校が始まっているところもあるかと思います。
 このブログでも、「こどものとも」の歴史のおよそ8割をふりかえってきましたが、今週公開の1994年度は、政治の世界では短期間で政権が次々交代し、社会的には阪神淡路大震災、オウム真理教事件がおこるなど、ほんとうに激動の年でした。
 みなさまの記憶にも新しい、この時代とこの時代の絵本を、どうぞふりかえってみてください。
 今週も、「こどものとも50周年記念イベント」の情報をまとめてご紹介しておきます。

ぐりとぐらのともだちあつまれ!
福音館書店「こどものとも」絵本の世界展

会期:2006年4月26日(水)〜5月7日(日)
会場:玉川高島屋S・C西館1階 アレーナホール
   東京都世田谷区玉川3-17-1(東急田園都市線/東急大井町線「二子玉川駅」下車)
開催時間:10:00〜21:00(最終日は18:00まで)
入場料:中学生以上600円、小学生300円、幼稚園以下無料
お問い合わせ:玉川高島屋S・C TEL03-3709-2222 
       http://www.tamagawa-sc.com/latest/news_060331.html
       こちらのサイトで入場割引クーポン券をプリントアウトできます。

みんなのともだち「こどものとも」の絵本展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:高浜市やきものの里かわら美術館
   愛知県高浜市青木町9-6-18(名鉄三河線「高浜港駅」下車徒歩8分)
開催時間:9:00〜17:00(観覧券の販売は16:30まで)
入場料:高校生以上600円、中学生以下無料
お問い合わせ:高浜市やきものの里かわら美術館 TEL0566-52-3366
       http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/

“えほんはともだち”「こどものとも」50年の歩みと絵本原画展
会期:2006年4月22日(土)〜5月28日(日)
会場:木城えほんの郷
   宮崎県児湯郡木城町石河内475
開催時間:10:00〜17:00  休館日:毎週月曜(5月2日は開館)
入場料:大人600円(500円)、小・中・高生400円(300円)( )は前売り
お問い合わせ:木城えほんの郷TEL0983−39−1141

この後の原画展のスケジュールは次の通りです。

姫路市立美術館(兵庫県)  2006年7月13日〜8月31日
ひろしま美術館(広島県)  2006年10月7日〜11月12日
どうぞお楽しみに。

4月 7, 2006 福音館からのお知らせ | | コメント (0) | トラックバック (0)

おやすみ なおちゃん

1994年4月号
030457

安江リエ さく 垂石眞子 絵

弟が生まれてから、お母さんはなおにかまってくれません。それならと、なおも赤ちゃんになって、いすを並べたベッドで寝てみたり、クマになって押し入れで寝てみたり、モグラになって机の下で寝てみたり……。お父さんとお風呂に入ったら、カバの子になってお湯にもぐります。お風呂から上がると、お母さんは弟をお腹にのせて遊んでいたので、なおもお父さんのお腹の上でラッコの子になりました。

こどものとも457号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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サラダとまほうのおみせ

1994年5月号
030458

カズコ・G・ストーン さく

大きなヤナギの木の下にある“やなぎむら”には、バッタとカタツムリとクモ、それにアリの家族が住んでいました。ある日この村にイモムシのモナックさんが引っ越してきて、サラダのお店を開きました。おいしくて、村のみんなに大評判です。ところがある朝からそのお店は「お休み」になってしまいました……。虫たちの世界を色鉛筆で精緻に描いた「やなぎむらのおはなし」シリーズ第1作。

こどものとも458号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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てっちゃんのたんじょうび

1994年6月号
030459

村上ひさ子 さく

明日はてっちゃんの誕生日。お母さんがぼたもちをいっぱい作ってくれます。てっちゃんは、友だちをみんな呼ぶため、かけだしていきました。子守しているみっこちゃんに声をかけ、きかんぼのかずちゃんもさそって、友だちを訪ねて村中をまわります。途中で、田植えの苗運びを手伝ったり、せんべい屋さんや蹄鉄屋さんもまわって……。ちょっと昔の北海道の子どもたちの生活をいきいきと描きます。

こどものとも459号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ちいさなにわの ちいさなむしたち

1994年7月号
030460

岩本敏男 さく いとうひろし え

カタツムリのおじいさんが出かけていくと、ムカデのお母さんが、子どもの汚したたくさんの靴下を洗濯したあと、干すための紐が足りなくて困っていました。そこでムカデの子どもたちといっしょに、オニグモのおじさんのところにいくことになりました。ところがオニグモのおじさんはミミズの一家の引越しを手伝いにいっていたのです。シンプルな絵で描く、愉快な虫の物語です。

こどものとも460号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ぼくは へいたろう

1994年8月号
030461

「稲生物怪録」より 小沢 正 文 宇野亜喜良 絵

へいたろうという名の子どものさむらいが、肝試しに、化け物が住むというひぐま山に登って帰ってきました。するとその夜から毎夜奇怪なことが起こります。噂を聞いて化け物退治にやってくる人たちも這々の体で逃げていきますが、へいたろうは何があっても平然としています。するとついに化け物の頭がやってきました……。イラストレーター宇野亜喜良が新境地を開いた、化け物話の絵本。

こどものとも461号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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おっきょちゃんと かっぱ

1994年9月号
030462

長谷川摂子 文 降矢奈々 絵

おっきょちゃんが川で遊んでいると、カッパの子どもに水底のお祭に誘われました。おっきょちゃんは、キュウリをおみやげにもっていったので大歓迎され、お餅をもらって食べると、水の外のことを全部忘れてしまいました。カッパの家の子どもになって楽しく暮らしていましたが、ある時、人形が流れてくるのを見つけて、急に家を思いだし帰りたくなりました。はたして人間の世界に戻る方法は……。

こどものとも462号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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かものむすめ

1994年10月号
030463

ウクライナ民話 松谷さやか 訳 オリガ・ヤクトーヴィチ 絵

おじいさんとおばあさんはキノコ狩りにいって、足の傷ついたカモを見つけ、家に連れて帰りました。それからというもの、ふたりが出かけて帰ってくると、家の中はきれいに片づけられ、温かい食事が用意してあるのです。ふたりが出かけたふりをして様子を見ていると、美しい娘が足を引きずって水くみにいくのでした。見られたことを知ったかものむすめは……。ウクライナの画家が描く「鶴女房」によく似た昔話。

こどものとも463号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。

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おじさんの え

1994年11月号
030464

織茂恭子 作

おじさんがステッキを振ると、まっ白のキャンバスの中にオンドリの絵が現れました。次に振るとメンドリが出現。絵の中のメンドリは卵を産みました。ところが卵は絵の外に転げ落ち、ころころ転がるとどんどん大きくなって、みしみしっとひびが入り、ぱかっと割れました。そこから生まれた巨大なオンドリに乗って、子どもたちは絵の中に入って遊びます。色彩が乱舞する織茂恭子の絵本。

こどものとも464号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ゆうかんな アジク

1994年12月号
030465

中国満族の民話 趙 朝勲 再話 関野喜久子 訳 徐 喚民・趙 朝勲 絵

昔、ガーシャンという村では、9つの頭を持つ怪鳥に襲われて、人々がさらわれていました。勇敢な若者アジクは、この鳥を退治に山に登りましたが、仲間はみな暗い洞窟に吸いこまれ、アジクひとりが残りました。アジクは、フジの蔓に変えられていた娘の知恵と力を借りて洞窟にたどりつき、怪鳥の首を切り落としますが、怪鳥の血を浴びて倒れてしまいます。中国の画家が描く満族の民話。

こどものとも465号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。

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ホッピーの あたらしいうち

1995年1月号
030466

ジョン・シェリー さく

ウサギのホッピーが、新しい家を買ったので、みんなを招いてお披露目パーティーを開くことにしました。最初はネズミ、次にアナグマ、それからノウサギとリスが家族をつれて、そしてカエルは池の仲間をみんなつれて……。どんどんやってくるお客さんで超満員になった家は、最後にハエがくると、とうとう破裂してばらばらになってしまいます。イギリス人イラストレーターの愉快な絵本。

こどものとも466号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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ずいずいずっころばし

1995年2月号
030467

せがわやすお 作

“ずい ずい ずっころばし ごまみそ ずい ちゃつぼに おわれて とっぴんしゃん”と、遊び唄にあわせて、カッパたちがごまみそをかけあったり、茶壺に追われたりの大騒ぎ。瀬川康男がシンプルにデザインされた線画で、おなじみのわらべうたの世界を描きます。

こどものとも467号
19×26cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

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おなべ おなべ にえたかな?

1995年3月号
030468

こいでやすこ さく

キツネのきっこは、イタチのちいとにいと一緒に、おおばあちゃんのところにタンポポを摘んでもっていきました。おおばあちゃんはニンジンスープを煮ているまっ最中。おおばあちゃんに急用ができ、3人はスープの入ったお鍋の番をすることになりました。何回も味見をしていたら、いつのまにかお鍋はからっぽ。あわてて水と豆を入れ、仕上げにタンポポも入れると……。きっこさんのお話、第2弾。

こどものとも468号
26×19cm 32ページ 当時の定価350円(本体340円)

この絵本は1997年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。

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だれが すんでいるのかな

1994年4月号
040097

五味太郎 作

青い壁の大きな家がたっています。黄色い扉が開いてウサギさんが出てきました。ウサギさんの家なんだ。ワニさんも出てきました。横の扉からニワトリさんの親子が出てきました。みんなで住んでいるんだな。人間の家族が入っていきます。へんな生き物が屋根の扉から出ていきます。中からみんなの笑い声がが聞こえてきます……。

こどものとも年中向き97号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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くんくんくん おいしそう

1994年6月号
040099

阿部知暁 さく

アフリカの森にゴリラが住んでいます。ゴリラはおいしそうな匂いに誘われて、大きな木に実った実をたっぷり食べます。チンパンジーもやってきて、一緒にむしゃむしゃ、ゾウもやってきて鼻で拾ってたくさん食べます。食べた後みんな帰っていくときに、ウンチを落としていきます。やがて雨が降ると、そのうんちからまた木の芽が生えてきました。ゴリラの大好きな画家の絵本です。

こどものとも年中向き99号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ゆうだち

1994年7月号
040100

中西恵子 さく

ま夏の昼下がり、イヌの散歩をしていたじろうと、学校帰りの兄たろうは、夕立ちにあい、一緒に田んぼの中の物置で雨宿りしました。ようやく雨がやんで外に出てみると、目の前に大きな池があり、おじいさんが釣りをしています。たろうとじろうは池で思う存分泳いだあと、つかれて眠ってしまいますが、目をさました時に池はなく、田んぼが広がっているだけでした。

こどものとも年中向き100号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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カマキリさん どうしたの

1994年8月号
040101

澤口たまみ 文 あべ弘士 絵

初めて巣から出たミツバチは、花の間でゆらゆらゆれる緑のものを見つけました。すると、クマバチのおばさんが、それはカマキリだから近づいてはいけないと教えてくれました。飛んできたチョウが、あっというまにつかまってしまいました。ある日、カマキリがじっと動かなくなったので、どうしたのかなとミツバチが見ていると、背中の皮が割れて、脱皮を始めました。虫の生態をいきいきと描いています。

こどものとも年中向き101号
19×26cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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つきみそうが さいた

1994年9月号
040102

松竹いね子 さく 堀川 真 え

夏の夕方、夕涼みに出かけたウサギの親子が、「わたしをみて」という声にふりかえると、ツキミソウがこれから咲こうとしているところでした。じっと見ていると、「ぷるっ」とつぼみをほどき、がくがはずれて、黄色いお茶碗形の花を開きました。やがて、「ぷるるっ、ぱさりっ」と4枚の花びらを全部ほどくと、まわりでもたくさんのツキミソウが咲いていて、野原は明かりをともしたようでした。

こどものとも年中向き102号
26×19cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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むくどりとぶどうのき

1994年11月号
040104

ブルガリアの昔話 八百板洋子 再話 T・マノーロフ 絵

お百姓はムクドリをブドウ畑の仕事に誘いますが、いつも断られます。お百姓が古い枝を剪定するときは、ムクドリは巣を作っています。土をおこしにいくときは、卵を温めています。消毒のときは雛を抱き、草刈りのときは餌を食べさせていました。でも収穫のときになると、ムクドリは子どもたちをつれて、ブドウの実をおなかいっぱい食べにきました。ブルガリアの画家による絵本です。

こどものとも年中向き104号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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じょうもんくんとたまご

1994年12月号
040105

タイガー立石 文・やきもの 佐々木 光 写真

じょうもんくんが見ていると、5つの白い卵からは5羽のヒヨコが生まれました。7つの茶色の卵から、7匹のヘビの子、池の中のぐにゃぐにゃからはたくさんのオタマジャクシ。マンモスに踏みつぶされそうになった大きな卵を助けたら、生まれたのはワシの子どもでした。お礼に空の散歩に……。縄文土器風の焼き物で作った登場人物を撮影し構成したユニークな絵本。

こどものとも年中向き105号
26×19cm 32ページ 当時の定価320円(本体311円)

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ねむねむ さかな

1995年2月号
040107

西内ミナミ さく 永原達也 え

海の魚たちも夜になると眠くなります。クマノミはイソギンチャクの中で、タツノオトシゴは海草にしっぽをまきつけて、カワハギの子は海草に口で吸いついて、眠ります。泳ぎながら眠るマグロ、パジャマに着替えるように色を変えるソラスズメダイ、ゼリーの寝袋にくるまるナンヨウブダイ……。魚とダイビングの大好きな作者コンビが、様々な魚の眠るときの生態を紹介します。

こどものとも年中向き107号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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めがねをかけたドラゴン

1995年3月号
040108

ベイチ・アク 作 三村美智子 訳

ドラゴンの森では、食べるときは地面に寝ころんで口を大きく開け、落ちてくる果物を受けとめるのでした。ところが目が悪くてうまく食べられないドラゴンがいました。そのドラゴンは眼鏡を作ってもらうため、空飛ぶ自転車に乗ったおばあちゃんをさがしに、花の道をたどって虹の向こうの国にいくことにしました。トルコの漫画家・絵本作家の描いた愉快な物語です。

こどものとも年中向き108号
19×26cm 28ページ 当時の定価320円(本体311円)

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