« まがれば まがりみち | トップページ | でんしゃがまいります »

2006/03/10

ことろのばんば

1990年11月号
030416

長谷川摂子 ぶん 川上越子 え

山に栗ひろいにいった兄妹は、夕暮れになってはぐれてしまいました。妹が兄さんを見つけたとき、白髪のばあさまが現れ、「コートロ、コトロ」とつぶやくと兄さんは小さくなって、ばあさまのもった壺に吸いこまれてしまいました。家に逃げ帰った妹は、兄さんを取りもどそうとおじいさんと相談します。おじいさんは山の神様に捧げる酒をもたせて、妹を送りだしました……。

こどものとも416号
26×19cm 32ページ 当時の定価300円(本体291円)

3月 10, 2006 1990年「こどものとも」バックナンバー |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ことろのばんば:

コメント

私は、この本が大好きです。妹の勇気、山の神様兄弟の優しさ、りんどうの花のかわいさ、おじいちゃんの愛がとてもすきです。一番心に残るのは、ことろのばんばのこどもが壷から散って帰ってしまう悲しさを感じるときです
本当は、さびしいだけのこども好きのやまんばなのかなとかんじるのは、私だけでしょうか?

投稿: みづほママ | 2006/05/29 10時25分

この記事へのコメントは終了しました。