のえんどうと 100にんのこどもたち
1989年9月号
甲斐信枝 さく
ある丘に生えていた1本のノエンドウは、春、花を咲かせ小さな豆粒の子ども100人を生みました。子どもたちはお日さまの光を受けて、さやの中ですくすく育ち、春の終わりには固い茶色の服に着替えました。そして夏の暑い日、さやがはじけ、子どもたちは新しい世界にとびだします。ノエンドウとも呼ばれるカラスノエンドウの一生を、草花の絵本の第一人者甲斐信枝が物語にしました。
こどものとも402号
19×26cm 32ページ 当時の定価260円(本体252円)
3月 3, 2006 1989年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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