石のししのものがたり
1984年8月号
チベットの民話 大塚勇三 再話 秋野亥左牟 画
欲ばりでりこうな兄に家から追い出された、気は優しいけれどぼんやりした弟は、母親といっしょに丘のふもとで空き家を見つけ、薪を売って暮らしはじめました。ある日、弟が丘のかげで石の獅子を見つけ、山の守り神としてていねいにお祈りをすると、石の獅子は口から金をはき出し、弟と母は豊かな暮らしができるようになりました。兄はその話を聞き、まねをしますが……。
こどものとも341号
19×26cm 32ページ 当時の定価250円
1月 27, 2006 1984年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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