ぼうし
1983年6月号
瀬川康男 作
桃太郎が帯しめて太刀をはき、はちまきをして、ぼうしをかぶります。いつまでかぶっているのと聞かれると、「鬼退治まで」。金太郎もぼうしをかぶります。「相撲でクマを負かすまで」。弁慶も、犬のシロも、そしてみほちゃんも、ぼうしをかぶります。でもみほちゃんはいつまでもかぶっていたいのです。様式化されたスタイルの絵と文で、ぼうしへの愛着をふくらませる絵本です。
こどものとも327号
26×19cm 32ページ 当時の定価250円
この絵本は、絵を増補し判型を大きくして「日本傑作絵本シリーズ」から1987年に刊行され、現在も販売されています。
1月 20, 2006 1983年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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