ひでちゃんの にっき
1981年1月号
永瀬清子 さく 堀内誠一 え
お正月のごちそうのなかのしっぽのあるまるいもの。小人の洗濯物みたいな春の梅の花。鉄棒から落ちてしまったのは遠い雲の底。はじめてリールで釣りをしてかかった小さな赤いうれしいタイ。山で見た、露をつけたクモの巣のハンモック。ほしいのは日に光るススキの色のセーター……。ひでちゃんという子どもの視点を借りて詩人永瀬清子が15編の詩を書き、堀内誠一が絵日記の体裁で絵をつけました。
「こどものとも」298号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
作者永瀬清子さんのエッセイはこちらをご覧ください。
12月 22, 2005 1980年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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