ひつじのむくむく
1978年4月号
村山桂子 さく 太田大八 え
ヒツジのむくむくは、畑で種まきをしているお百姓に、「おじさんあそんでよ」といいますが、「だめだめ、わたしはいそがしい」と遊んでもらえません。おかみさんもメウシもブタもメンドリも、みんないそがしがって遊んでくれません。しかたなく道を歩いていると、オオカミが「森へいって遊ぼう」といったので、むくむくはついていってしまいます。危機一髪で助けにきてくれたのは……。
「こどものとも」265号
19×26cm 32ページ 当時の定価200円
12月 9, 2005 1978年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
コメント
保育者です。この物語は起承転結がはっきりしていて、はらはらしたりしながらも最後は子供を裏切らない終わり方、繰り返しの台詞もみんな大好きでした。私の本はもうボロボロになりました。新しい本が欲しいのに手に入らないなんて…。どうかむくむくを子供たちに返してください。お願いします。
投稿: トラー | 2007/06/24 22時17分
娘が保育園で読んでもらって、「きょうちゃんの一番好きな本なんですよ~」と先生が言われていたので私も読んでみたくなって、ネットで探してみたのですが、どうも入手出来ないみたいですね。。
保育園は遠い実家の方で行っていたのでもう見せて貰うことが出来ません。娘もどうしてもまた読みたいと言ってきかないので、
なんとか再販していただけないでしょうか?
宜しくお願いします!!
投稿: きょうちゃん | 2006/07/29 01時29分
幼い頃、一番好きだった本で、むくむくが「だめだめ私は忙しい」って断られるところを
「めーめーがし!」と一生懸命読んでいた。と母が懐かしそうに話してくれました。
実は数年前からこの本をオークションなどで探しているのですが、見つかりません。
再版を熱に希望します!!お願いします!!
投稿: ゆゆゆ | 2006/01/14 21時55分
タイトルは思い出せず探していた本なので
ここで見て大変嬉しかったです!
おそらく姉が幼稚園でもらってきた本を
よんでいたのだと思います。
78年自分は入園前で字も読めないと思いますが、
リズミカルなフレーズなのでたぶん暗記をしていたのか、
、母無しでも「自分でページをめくって
いるだけで楽しい本」の最初の記憶です。
遊んでほしいのに、
忙しい大人がかまってくれない、そんな年頃の子供の気持ちにも
ぴったりと寄り添ってくれていた本のように思います。
ぜひもう一度、自分の子にも読ませたいです。
再刊お願いします!
投稿: はねちゃん | 2005/12/14 22時16分