くずのはやまのきつね
1974年10月号
大友康夫・西村繁男 さく 西村繁男 え
昔、くずのは山の麓の村で米の不作が続き、村人たちは粟や木の根しか食べられない日が続いていました。たみぞうとごさくの兄弟は、じいさまからキツネが嫁入りする年は豊作になるという言い伝えを聞いて、キツネを探しに雪の山に入っていきました。そこでキツネが翌年の嫁入りの相談をしているのを聞き、父親に告げますが……。労働の喜びをていねいに描いた、西村繁男の絵本デビュー作。
「こどものとも」223号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
11月 11, 2005 1974年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント