あらいぐまとねずみたち
1974年4月号
大友康夫 さく・え
森の川辺に住むアライグマの親子の家から、ある日ジャガイモや豆が袋ごとなくなっていました。こぼれた豆のあとを追っていくと、ネズミたちが前になくなったおもちゃで遊んでおり、豆の袋もそこにありました。アライグマの親子は怒って、ネズミたちをつかまえますが、ネズミたちが食べ物に困っていると知り、一緒に畑を作り、家を建てることにしました。大友康夫の初めての絵本です。
「こどものとも」217号
19×26cm 32ページ 当時の定価150円
この絵本は1977年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
11月 11, 2005 1974年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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コメント
当時のこの本を持っています。あらいぐまがねずみたちに作ってあげる家の断面図のページが大好きでした。赤ちゃんの部屋、本の部屋、遊びの部屋、お風呂、台所、寝室、床屋さん、お医者さん。いろいろな部屋が細かく描かれています。ながーいすべり台もあって「いいなあ。こんな家に住みたいなあ。」ってあこがれていた事を思い出します。
投稿: しんちゃん | 2006/02/03 23時45分