てぶくろくろすけ
1973年2月号
川崎 洋さく 長 新太え
手袋の一家ではみんな右と左が一緒になって眠っていました。手袋のくろすけは、片一方だけで部屋をぬけだし雪野原で遊びまわるうち、坂道をすべりおち“てぶくろこどもこうえん”に着きました。そこではたくさんの手袋の子どもたちが遊んでいましたが、みんな左右いっしょで、ひとりだけのくろすけは仲間に入れてもらえません。長新太が手袋の世界をシンプルな配色で描きます。
「こどものとも」203号
19×26cm 28ページ 当時の定価100円
10月 28, 2005 1972年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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てぶくろたちはみんな左右ペアで生活をしています。でも、ある日、てぶくろくろすけはみんな眠ると相方をほおっておいて、一人でそうっとへやを抜け出しました。
て... [続きを読む]
受信: 2005/10/30 17:15:28
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コメント
子どもの頃、家で講読していたので、全部リアルタイムで読みました。この時期の本は今も全部持っていて、今では私の子どもが読んでいます。数ある絵本の中でも、この本は大好きな1冊。てぶくろをするのが、とても楽しかった記憶があります。
投稿: いのくまひろこ | 2005/12/06 13時22分
次男が3才、たいへん気にいった絵本です。
ああ、長新太さんだったんだ、と改めて思いました。
孫育てになってから、ハードカバー版を買いました。女の子のせいかあまり喜びませんでした。
たくさんのてぶくろが、おどりまわっている場面が好きです。
投稿: いいだよしこ | 2005/11/03 16時16分