てつたくんのじどうしゃ
1969年10月号
わたなべしげお さく ほりうちせいいち え
てつたくんが歩いていると、車が1つ、2つ、3つ、4つ転がってきて止まりました。次には棒が2本とんとん歩いてきて2つの車輪の心棒になり、転がりはじめました。てつたくんもついていくと、車輪は板やエンジンに出会って、自動車ができあがりました。自動車は坂道を走っていきますが、曲がれません。てつたくんはハンドルを持ってきて、飛び乗ると上手に運転しました。シンプルで力強い絵の絵本です。
「年少版こどものとも」1969年10月号
19×26cm 28ページ 当時の定価100円
10月 7, 2005 1969年「こどものとも年中向き」バックナンバー | Permalink
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コメント
題名は覚えていなかったけれど、この絵とお話、よく覚えています。
物が生き物みたいに動き出す、という話はお気に入りの一つで、この本を読んだあとは、そばにある物が「もしかして動き出すんじゃないか?」なんて思ったり、どこからか車輪がころがってくるんじゃないかとドキドキきょろきょろしたものでした。
また読みたいなぁ。。。
他にもたくさん好きな絵本がありました。ほとんど福音館さんのもののようです。出版してくださった福音館さんと、買ってくれた親に感謝です。
投稿: かね | 2006/08/15 11時40分