われた たまご
1972年8月号
フィリピン民話 小野かおる 再話・画
ミフウズラの夫婦が大切にしていた卵が割れていました。そばにウマの足跡があったので、夫婦はなぜ巣を踏んだのか理由を聞きにウマのところにいきました。ウマはニワトリが騒いだせいだといい、ニワトリはサルがヤシの実を落としたせいだといいます。サルからスイギュウ、ヘビ、カメ、ホタル、カ、そして……。次々追いかけて原因を積み重ねていく、昔話の語りが生かされた絵本です。
「こどものとも」197号
19×26cm 28ページ 当時の定価100円
この絵本は、こどものとも創刊50周年記念企画「こどものとも世界昔ばなしの旅」の1冊としてハードカバーで刊行されています。
10月 28, 2005 1972年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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