ふしぎなえ
1968年3月号
安野光雅 え
階段をあがると上の階へ、またあがると、あれあれ、もとの階にもどっています。迷路に入っていくと、いつのまにか天地がさかさまに。蛇口から流れ出した水は川となってまた水道に循環し、高架道路は地面と同じ高さに……。絵の中だけに存在する不思議な世界に、小人の案内で導かれます。世界的に人気を獲得した絵本作家・安野光雅のデビュー作です。
「こどものとも」144号
26×19cm 28ページ 当時の定価100円
この絵本は1971年に「安野光雅の絵本」の1冊として刊行されて、現在も販売されています。
9月 16, 2005 1967年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
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コメント
この絵本も、こどものともが始まりだったなんて、知りませんでした。
本当にすばらしい絵本を手がけているんだ。と、改めて感じています。
私もこの本を、子どもの時、本当に不思議で、何度も繰り返しページをめくったものです。
大人になった今も、みとれています!
もう少しうちの子供たちも大きくなったら、是非見せたい本の一つです。
投稿: percy | 2005/09/27 00時37分