しんせつなともだち
1965年4月号
方 軼羣 作 君島久子 訳 村山知義 画
雪の日、食べ物を探しに出かけたウサギは、かぶをふたつ見つけました。ひとつだけ食べて、残ったひとつはロバの家に持っていきましたが、留守だったので置いておきました。さつまいもを見つけて帰ってきたロバは、そのかぶをヤギに……。ヤギはシカに、そしてシカは再びウサギのもとへ……。ひとつのかぶが思いやりの心をのせてめぐってゆく、ぐるぐる話の傑作です。
「こどものとも」109号
19×26cm 28ページ 当時の定価100円
この絵本は1987年に「こどものとも傑作集」の1冊として刊行され、現在も販売されています。
9月 2, 2005 1965年「こどものとも」バックナンバー | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント