« 福音館書店から(第10回) | トップページ | <作家インタビュー>『ぐるんぱのようちえん』が生まれた日  西内ミナミ »

2005/09/02

1965(昭和40)年度にあったこと

「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」が「ベトナムでのアメリカの武力行使・北爆の中止、日本政府のアメリカ政策への追随中止」を訴え、初のデモを行う。(4月)
福岡県山野炭鉱でガス爆発事故。237人死亡、279人重軽傷という戦後2番目に大きい炭鉱事故となった。(6月)
教科書検定違憲訴訟(家永訴訟)。東京教育大学の家永三郎教授が、教科書検定は学問・思想の自由の侵害であるとして、国を相手取って損害暗償請求の訴訟を起こした。(6月)
日韓基本条約調印。在日韓国人の法的地位等、日韓関係正常化。しかし、この条約締結に対しては日本・韓国両国で反対運動が起き、北朝鮮は反発。(8月)
スイスのアイガー北壁に高田光政、日本人初登頂。(8月)
インド・パキスタン両軍、カシミールで衝突。(印・パ戦争おこる)(9月)

南海ホークスの野村克也捕手が三冠王を達成。(10月)
東京教育大学教授朝永振一郎、ノーベル物理学賞の受賞が決定。(10月)
巨人が日本一となり、V9が始まる。(11月)
ニューヨークで大停電。アメリカ北東部の9つの州からカナダの一部にまで停電が及び、3000万人もの市民の生活がマヒした。(11月)
早稲田大学で「学費値上げ反対」「第二学生会館管理運営権要求」を掲げて全学部の学生が無期限ストライキを始めた。(2月)
全日空機が羽田空港着陸直前に墜落。133人全員死亡。(2月)
羽田空港でカナダ旅客機墜落炎上。64人、8人負傷。(3月)
富士山麓でBOAC機空中分解墜落。124人全員死亡。1ヵ月のうちに3件の航空機事故が相次いだ。(3月)

主なベストセラー:『日本の歴史』井上光貞・竹内理三・直木孝二郎他(中央公論社)、『なせばなる』大松博文(講談社)、『南ヴェトナム戦争従軍記』岡村昭彦(岩波書店)
テレビ:『ザ・ガードマン』(TBS)、『0011ナポレオン・ソロ』(NTV)、『おばけのQ太郎』(TBS)、『11PM』(NTV)、など放送開始。
新商品:「オロナミンC」(大塚製薬)、「カセットテープレコーダー」(アイワ)、「アイスノン」(鎌田商会(現・白元))、「テフロン加工フライパン」(富士アルミニウム(現フジマル工業))
ヒット曲:美空ひばり『柔』
この年、始まったもの:「電気料金の銀行口座振替制」(東京電力)、「日曜日の夕刊廃止」(朝日・毎日・読売新聞)、「みどりの窓口」(国鉄)

9月 2, 2005 1965年そのころあったこと |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1965(昭和40)年度にあったこと:

コメント

この記事へのコメントは終了しました。