だむの おじさんたち
1959年1月号
加古里子 作・画
山奥の谷川を上ってきたのは、発電所をつくるために下調べに来たおじさんたちでした。やがてトラックが、ブルドーザーが、おじさんやお兄さんがたくさんやってきて、ダムの工事が始まりました。昼も夜も夏も冬も、おじさんたちは働き続けます。大勢のおじさんたちが何年もかかって大きなダムを完成させました。加古里子のデビュー作です。
「こどものとも」34号
26×19cm 20ページ 当時の定価50円
7月 7, 2005 「こどものとも」バックナンバー1958年 | Permalink
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だむのおじさんたち 加古里子:作・画ダムの工事の様子が、動物たちの視線で描かれていて、とても不思議な感じがしました。ダムの調査のおじさんから始まり、工事のおじ... [続きを読む]
受信: 2006/03/16 12:28:45
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コメント
わたしの原点です。
ぼろぼろになったのを持っています。
働くとはどういうことか。
人間と自然はどうやって向き合うのか。
この本に結論があるのではなく、その当時の人々の熱気に今の自分を照らされるなかで、いろいろと考えさせられます。
子どもの本としては「おっちゃんの描き方」が、ただものではありません。加古里子の堂々のデビュー作として忘れてはいけない作品です。
投稿: まなか | 2005/10/17 01時34分