もりのでんしゃ
1961年11月号
岸田衿子 さく 中谷千代子 え
森にすてられた電車がありました。最初に見つけたこぐまは蜂蜜の壺をしまう場所にし、りすは栗をしまう場所にし、そのうち森の動物たちが、電車を遊び場にするようになりました。ある大嵐の夜、動物たちが電車に逃げこんで眠っていると、元運転手さんという白いひげのおじさんが現れ、十五夜様の空に向けて電車を走らせます……。美しい幻想的な絵本です。
「こどものとも」68号
19×26cm 20ページ 当時の定価50円
7月 29, 2005 「こどものとも」バックナンバー1961年 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント