いぬとにわとり
1960年10月号
石井桃子 作 山中春雄 画
犬と一緒に暮らしていたおばあさんが、鶏を五羽飼いました。すると小屋の中で、鶏が「けえこ、けえこ」と鳴きたてます。おばあさんが犬に何かしたのかとたずねると、犬は「みてるだけ」。次の日も鳴きたてるので、犬に聞くと「にらむだけ」。その次の日は「なでるだけ」。おばあさんが犬を柿の木につないでしまうと、こんどは鶏が……。幼児のための完璧な物語です。
「こどものとも」55号
26×19cm 20ページ 当時の定価50円
7月 22, 2005 「こどものとも」バックナンバー1960年 | Permalink
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