ビップとちょうちょう
1956年4月号
与田凖一 作 堀 文子 画
ビップぼうやは蝶々をさがして、水の坊やに教わり、つくしの坊やに教わりながら、うつくしがはらにやってきました。そこには蝶がいっぱい。ビップは蝶を捕まえますが、蝶はぐったり動かなくなりました。ビップの心臓は「どっきん」と鳴り、空も薄暗くなりました……。子どもの感情の経験をリズム感ゆたかなお話で展開する絵本。
「こどものとも」創刊号
26×19cm 16ページ 当時の定価30円
6月 16, 2005 「こどものとも」バックナンバー1956年 | Permalink
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前回の記事に続き、今日紹介する方もまもなく90歳で現役の画家としてご活躍中の方です。堀文子氏、1918年生まれ。わたしが堀さんのことを知ったのは5年ほど前、月刊 [続きを読む]
受信: 2007/10/16 23:46:14
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コメント
1954年生まれの私が多分初めて親に買ってもらった本です。当時共働きでお世話になっていた保育園を通じて、購入していたものです。まだあまり物のなかった時代だと思うのですが、絵本だけはとてもたくさん買ってもらっていました。この本を読んでもらって、『ちょうちょうさーん、ちょうちょうさーん』とまねをしていたそうです。おかげで孫もいる年になりましたが、絵本・童話は今でも自分で購入し、孫たちと一緒に読んでいます。創刊号から2年ぐらい購入していたと思うのですが、本によってはばらばらになってしまい、読めないもののあるのですが、今でも私の宝物です。
投稿: 川瀬 美季 | 2010/01/03 15時14分