2006/06/23

新しい絵本をつくりつづけて…… 編集部座談会(3)

:気持ち的には、子どもの時にすごくおもしろかった本のようなものをつくりたいなとは思うんですけれども。
:会議の時、原稿を読むのを耳から聞く時も、子どもの時に自分がどんな感じで読んでたか、聞いてたかという子どものころの自分になりきって、けっして体とかはもどれないんですけど、心境としてもどってみて、子どもたちはどう思うのか想像しながら聞いています。
:子どものものをつくるっていうのは、いまの大人の感覚だけじゃなくて、自分の小さい時の感覚みたいなものが常に試されるようなところがありますよね。
:作者にいろんなタイプがありますよね。努力して小さいころのことを思い出すとか、または常に小さい人と遊びながらその感覚を失わないようにしてる人とか、その人のタイプによってちがう。たとえば子どもと遊びもしなければ、子どものことを大して好きでもないけれど、書くものは子どもにいちばん近い人もいる。そういう人の作品には、子どもにもどるんじゃなくて、自分の中に確実に子どもがいるんだっていう感じが、強くする。なんの努力もしていなくても描くものがそのままで、子どもに通じる、子どもと生理的に一体感がある、という絵描きさんもいる。絵描きさんとか作家の方にもいろいろなタイプがあるように、編集者にもタイプがあると思います。だから小さいころ絵本体験をそんなにもたなくても、ものすごく勘のいい人っていますね。
:必ずしも、絵本をたくさん読んでいるから、良質な、子どもが楽しめる本がつくっていけるかっていうと、そうじゃないんだなって思います。
:私が夢中で読んでいた頃の70年代の書き手は、戦争中や戦後すぐに子ども時代をすごした人が多くて、自分自身が子どもの頃にはそういう絵本体験はなかったという人たちですよね。だから、それがないといい絵本は絶対できないというものではないですよね。

:何がおもしろい子どもの絵本の条件かということは、「こどものとも」が始まってから試行錯誤で探ってきているわけですよね。いま、いい絵本とは何かということで一般的に私たちがいっているようなことは、手探りで探り当てたものであると同時に、西欧の昔話の型とか物語の型というものが、結局は子どもたちにながく喜ばれるんだという、一種の理念のようなものとして輸入されてきたんじゃないかなと思うんですね。私たちが子どもの本をつくるとき、特に福音館の場合はかなりそのあたりを意識して、始めがあって終わりがある物語の型というのが子どもたちは好きなんだって信じてつくっているところがあります。
 「こどものとも」の歴史が、それを物語っているともいえますが、その結果、日本の昔話の中でも、かなりその要素の強いものしか絵本にはならないということがあります。あいまいな結末なものはやはり絵本になりにくい。でも、まだまだたった50年の歴史の中で、子どもの本というのはこういうのがおもしろいんだっていうことを定義づけながらも、一冊一冊はちがうわけだから、おもしろい絵本とは何かということをひとつひとつ探りつつ、絵本をつくっているというのが実際の感じなんじゃないかと思います。
 でも一方で、文章としての物語性の起承転結のないもの、たとえば『ごろごろにゃーん』とか『やっぱりおおかみ』とか、ああいう種類のものも子どもたちは大好きだっていうこともわかってきている。そういうものも子どもたちの好きな本として入ってきたのは、なんとか西欧の物語文学に対する信奉から自由になろうと努力した結果かなとも思えるし、それはプラスの面でもあると思います。
 いつも試行錯誤の連続ですよね、一冊一冊。本を計る定規があって本ができるのではなく、お話と絵という生き物でできるので、いつも“このようになったら最高”というイメージをもちながら、作者と画家と編集者がぎりぎりまで努力して、世に送りだしている。だから出版される時は、子どもたちに喜んでほしいという思いと、ほんとうに子どもたちの心に届くのだろうかという不安とおそれが、いりまじっていますね。

:絵本のお話、テキストというものがつくりにくい時代になってきているのかなとも思います。あと、生活感覚、たとえば『はじめてのおつかい』みたいに、子どもがひとりでおつかいにいって、“ぎゅうにゅうください”というシーンは、すでに現実にはほとんどない。子どもがひとりでいる状況が極端に少なくなっている。この子どもの気持に共感はできるが、状況はちがう。この絵本がいまも存在するっていうことは、すごくうれしいことなんだけど、いままた同じようなものをひとつひとつ生み出す力があるかっていうと……。
:なにか生活実感みたいなもののなかで表現したいものがあって、物語が生まれてくると思うんですけど、その表現したいものの強さっていうのが、書き手の中に弱まっているのかな。頭で物語をつくっちゃって形にはなっているけど、あんまりおもしろくないっていうのが結構多いようで、なぜなんだろうと思ったりします。最近の「こどものとも」はお話が弱いとか、おもしろくないとかいわれるんですけれど、そのへんはかなり永遠の課題みたいなところがあります。でも私たちもいい出会いを求めて、こらからもどんどん出かけ、どんどんいいものを見たり読んだりしたいと思います。
:実感をともなった一言というか、言葉に出会いたいんですけど、希薄なんですよね。だから文章と絵が二人の作家によるものがたいへん少なくなってきています。絵描きさんの作・絵というのが、時代を追うごとに圧倒的に多くなって、絵描きさんの絵のイメージの展開で、いわゆる起承転結をつけていくというほうは、非常にうまくなってると思うんですけれど、やっぱり言葉に対しては食い足りないところが、その場合は出てきます。絵本専門に書くテキスト・ライターはだれがいるかって、数えられるくらいじゃないですか、いまは。
:岸田(衿子)さんとか、中川(李枝子)さんとか子どもの感覚で子どもがほんとうに楽しめるおもしろいテキストを書いてくださっている。中川さんの『いやいやえん』なんかを読むと、ほんとうに子どもってこんな感じだなっていう、あんまりいい子すぎないし、悪い子すぎないし、子どもをすごく描けてるなって思うんですけど、そういう子どもの姿、ほんとうの姿が書ける人に会いたいと思っても、なかなか会えないです。形としてはぶかっこうかもしれないけれど、ここはすごくおもしろい、ここはすごく印象に残る、いいなあっていう本がつくってみたいと思います。
:絵本でもいろんなタイプのジャンルがありますからね。子どもをよく見て、よく描けるタイプの作者もいるし、そうでなくてもおもしろいものを書けちゃう人もいるし、テキストがいろいろ多岐にわたるのが絵本のおもしろさだと思います。そういう意味では「こどものとも」はいままでもそうですし、これからも、かなり広範囲にわたっての作者を、単に保育者的な目だけでなく、広い世界のおもしろさを引き出してくれる、そういう人たちを、日本だけではなく、世界的な視野をもって見つけていかなければ、おもしろいお話は、いまの日本、ましてや保育の世界だけにとどまっていては、なかなか生まれない、という感じがしますね。

6月 23, 2006 2004年, エッセイ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004(平成16)年度にあったこと

イラクでボランティアの女性、フリーカメラマンの男性などの3人が人質として拉致されたが、1週間後に解放。(4月)
カンヌ国際映画祭で、『誰も知らない』(是枝裕和監督)に主演した柳楽優弥が、最優秀男優賞を史上最年少で受賞(14歳)。(5月)
イラクで日本人ジャーナリスト2人が襲撃され死亡。(5月)
北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさん、家族とインドネシアで再会。日本へ。(7月)
関西電力美浜原発で蒸気噴出事故発生。5人が死亡。(8月)
第28回オリンピック・アテネ大会(ギリシア)が開催され、日本は、マラソンの野口みずき、柔道の谷亮子が優勝するなど、金16、銀9、銅12で史上最多のメダル獲得。(8月)
オリックス・近鉄の合併に反対して、プロ野球選手会が史上初のストライキ決行。(9月)
イチロー、米大リーグ年間最多安打記録達成(262本)。(10月)

新潟中越地震(M6.8)で、一時10万人以上が避難生活。(10月)
イラクで武装勢力が日本人の青年1名を拉致し殺害。(10月)
20年ぶりに新札が発行される。1000円札、野口英世。5000円札、樋口一葉。(11月)
スマトラ沖地震(M9.3)により、インド洋で大津波が発生。沿岸各国で死者は計30万人以上。(12月)
宮里藍・北田瑠衣組、第1回女子ゴルフW杯で優勝。(2月)
福岡県西方沖地震(M7.0)が発生。玄海島は全島避難。(3月)

主なベストセラー:『蹴りたい背中』綿谷りさ(河出書房新社)、『蛇にピアス』金原ひとみ(集英社)、『電車男』中野独人(新潮社)
ヒット曲:『瞳をとじて』平井堅、『Jupiter』平原綾香、『マツケンサンバII』松平健

6月 23, 2006 2004年, そのころあったこと | | コメント (0) | トラックバック (0)

ぞうくんの あめふりさんぽ

2004年4月号
10208

なかのひろたか さく・え

今日はあめふり。それでもぞうくんはごきげんで散歩に出かけます。出会ったかばくんは池の中を散歩しようというのですが、ぞうくんは泳げません。そこでぞうくんはかばくんの背中にのって散歩します。池はだんだん深くなり、こんどはわにくんが2ひきをのせてくれました。もっと深くなると、かめくんがみんなをのせてくれますが……。大人気作『ぞうくんのさんぽ』の36年ぶりの続編です。

こどものとも577号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)

この絵本は「こどものとも傑作集」の1冊として刊行されています。(2006年刊)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

くさはらのはら しぶゆきさんよん

2004年5月号
10226

池谷陽子 さく・え

お母さんがごはんの支度でいそがしいので、まあちゃんは一人でテーブルの下で遊んでいました。「くさはらのはらしぶゆきさんよん」と歌っていると、「まあちゃんあそぼ」とネコやニワトリ、イヌにウシまでやってきます。いっせいに「くさはらのはらしぶゆきさんよん」と唱えたとたん、あたりは草原になり、みんなで、思い切りかけっこをします。やがていいにおいがしてくると……。

こどものとも578号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

なこちゃんとカータロウ

2004年6月号
10248

安江リエ 作 織茂恭子 絵

ひとりで公園に遊びにいったなこちゃんは、すべり台をすべっているカラスのカータロウに会います。いっしょにすべり台で背中すべりをしたり、鉄棒にぶらさがって逆さ言葉ごっこをしたり。なんでも上手なカータロウでしたが、ブランコはつかまるところがないから苦手。でもなこちゃんの足にはさんでもらってブランコもできて、大満足。ふたりは春の日の風に吹かれて楽しく遊びました。

こどものとも579号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

みずくさむらとみずべむら

2004年7月号
10272

カズコ・G・ストーン さく

ほたる池の中にある「みずくさむら」には、アメンボの家族やミズスマシ、ゲンゴロウ、タイコウチ、マツモムシたちが住んでいます。ある日、大雨が降って池の水があふれ、みんなは池の外に流されて泥の中で動けなくなってしまいました。そこで「みずべむら」のトンボたちが、アメンボたちがつかまっている草を空中へ引き上げようとしますが……。やなぎむらの隣村のお話第3弾です。

こどものとも580号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

カールくんのおまつり

2004年8月号
10289

油野誠一 さく

カッパのカールくんは、街で友だちになったヒカルくんからお祭りに招待されました。川を泳いで街までいったカールくんは、ヒカルくんといっしょにお宮にでかけ、出店でいちごあめを食べたりして、お祭りを満喫します。お神輿が来ると人がごった返し、大騒ぎ。そのうち屋根の鳳凰が電柱にぶつかって、川の中に落ちてしまいました。そこでカールくんは、こっそり大活躍……。

こどものとも581号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

わたしは せいか・ガブリエラ

2004号9月号
10308

東郷聖美 さく・え

わたしは、せいか・ガブリエラという名前の5歳の女の子。お父さんはボリビア人、お母さんは日本人。ボリビアと日本の2つの国で暮らしたので、両方のことを知っています。「こんにちは」は“HOLA”、お父さんはおいしいサルテーニャを作ってくれるし、お母さんはおいしいおにぎりを作ってくれる。動物、木、買い物の仕方など、2つの国のことが日本語とスペイン語の両方で書かれています。

こどものとも582号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

クロウのともだち

2004年10月号
10318

谷川晃一 さく

ワタリガラスのクロウは、民芸品屋の木彫りのコガモのピピと仲良しです。クロウは「コヨーテがシカを追いかけていたよ」とか「村の人たちがお祭りのダンスの練習をしているよ」とか、いつもその日に見たことを、ピピにお話してあげていました。ところがある日、ピピは観光客に買われていってしまいます。クロウは必死で追いかけ、ホテルの窓にとびこむと、やっとのことで……。

こどものとも583号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

わたしがおひさまだったら

2004年11月号
10334

片山 健 さく

わたしがおひさまだったら、朝にはみんなに「おはよう」といって、鳥を目覚めさせ、昼には「こんにちは」といって、野菜や果物が大きく甘くなるのを応援し、洗濯物を乾かす手伝いをするよ。子どもたちと一緒にいっぱい遊び、笑い、そして夕方は「さよなら」「あそたもあそぼうね」と、手をふるよ。力強くあたたかな油絵で、女の子の視点から太陽の恵みを謳いあげます。

こどものとも584号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

ほかほかパン

2004年12月号
10361

スズキ コージ さく

はなめんちゃんはお母さんに「ほかほかパン」を買ってくるように頼まれて出かけますが、どこに売っているのかわかりません。途中、イボガラスさんがつれていってくれたのは花屋さん。タテウシさんがつれていってくれたのは本屋さん。でもとうとうパン屋さんを見つけました。意外なところに「ほかほかパン」が!…… 写真撮りした粘土のオブジェをコラージュした愉快な絵本です。

こどものとも585号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

たんじょうびの まえのひに

2005年1月号
103711

かるべめぐみ さく

誕生日の前の日、まきちゃんは招待状をもってお隣のディエゴおばさんの家に遊びにいきました。まきちゃんがネコのディエゴの絵を描いたり、なわとびをして遊んでいると、おばさんは何度も「ちょっとききたいことがあるの」と呼び、模様のある布やリボンやボタンを選ばせました……。さて、次の日の誕生日に、まきちゃんがおばさんから贈られたものはなんだったでしょう?

こどものとも586号
26×19cm 28ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

カラスとカモメ

2005年2月号
10390

アラスカ・クリンギット族の昔話より 二川英一 さく・え

欲張りなカモメが太陽をひとりじめにしたので、世界はまっくらになり、動物たちは困ってしまいました。そこで賢いカラスが、カモメから太陽を奪い返そうと、海の底のカモメの家を訪ねます。ウニにもらったとげをカモメにふませ、とげをぬいてやるといって、言葉巧みに、太陽を隠してある箱のふたを開けさせると……。木版画のくっきりとしたコントラストが、光と闇を際だたせます。

こどものとも587号
19×26cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

いのなかの かわず たいかいを しらず

2005年3月号
10411

田中秀幸 さく

「『井の中の蛙 大海を知らず』とは君たちのことだな」と、スズメにバカにされたカエルの子どもたち。海を見たことがない子どもたちのために、カエルの家族は海にいくことにしました。行く先々で出会うさまざまな出来事を、カエルのお父さんはみんな、ことわざを使って説明してくれます。口に出して読むのが楽しくなってしまう、ほのぼのとした「ことわざ絵本」です。

こどものとも588号
26×19cm 32ページ 定価410円(本体390円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

はやく おむかえ こないかな

2004年4月号
10207

なとりちづ さく おおともやすお え

お迎えがまだこないので、りゅうくんは、けんちゃんとあこちゃんとゆみちゃんと遊んでいましたが、ひとりずつお母さんやお父さんが迎えにきて帰っていきます。一人になったりゅうくんは、ぬいぐるみたちと遊びます。クマはだっこしてくれるし、ブタはおやつをつくってくれる、ゾウは絵本を読んでくれるので、大満足のりゅうくんですが、でもやっぱりお母さんのお迎えが待ち遠しい……。

こどものとも年中向き217号
26×19cm 28ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

だいすき

2004年5月号
10225

飯野まき さく

山のふもとの小さな農場に、ロバとヤギとニワトリが仲良く暮らしています。日が昇ると、動物たちは何かを待っています。遠くからブロロローとエンジンの音がきこえてきました。動物たちは柵から身を乗り出します。食べ物をトラクターにつんだお兄さんを待っていたのです。ニワトリは麦とトウモロコシが、ヤギは干草が、ロバは緑のクローバーとニンジンが大好き。でも、もっと好きなのは……。

こどものとも年中向き218号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

にんじんのあかえちゃん

2004年6月号
10247

いなべ やすえ さく

にんじんのあかえちゃんは、お母さんが焼いたクッキーを持って、おばあちゃんのお見舞いに。途中、大工のかぼすけおじさんや、パン屋のとーまさんなど、町のみんなも加わってにぎやかに歩いていきます。ところが、途中の原っぱでお昼寝している間に、ウシのもーもこさんがクッキーを全部食べてしまいました。さあ、みんなはクッキーのかわりにおばあちゃんにどんなお見舞いをするのでしょう?

こどものとも年中向き219号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

ぶるどっぐ と ぼく

2004年7月号
10271

梶山俊夫 作

仕事場におやつを届けてほしいとお父さんに頼まれましたが、ぼくは犬が大の苦手。するとお父さんは犬に会っても大丈夫になるおまじないを教えてくれました。犬に会うたびに「いぬ い ね うし とら」と唱えて、手でグーをつくると、大きな犬、やせっぽちの犬、小さな犬、どの犬も知らん顔。無事通り過ぎることができます。おまけに、ひょんなことから怖いブルドッグと仲良しに……。

こどものとも年中向き220号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

かげ ひかり

2004年8月号
10288

元永定正 作・絵 中辻悦子 構成

シルエットだけの影の絵の次のページをめくると、鮮やかな色の形が目に飛び込んできます。楽しいことばと一緒に、くりかえし見ているうちに、色のない影の形と色鮮やかな光のページの対比が、心地よいリズムを生みだします。『ころ ころ ころ』『がちゃがちゃ どんどん』『もけら もけら』『カニ ツンツン』などで、子どもたちに大人気の抽象画家が描く絵本です。

こどものとも年中向き221号
26×19cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

いっくんの でんしゃ

2004年9月号
10307

のぐちくみこ さく・え

いっくんは電車が大好き。今日も電車のおもちゃで遊んでいたら、その電車はいっくんとぬいぐるみたちを乗せて走り出します。最初に停まるのは“うみえき”。海でたっぷり遊んだいっくんたちは、電車の中で海を見ながらおふろにつかります。次の“やまえき”では、落ち葉の山の中でかくれんぼ。乗り物が大好きな子どもたちの心をゆっくりと遊ばせてくれる絵本です。

こどものとも年中向き222号
19×26cm 28ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (1) | トラックバック (0)

トチノキのひっこし

2004年10月号
10317

中西恵子 さく

コウモリ山の山こぞうは、仲のいい年老いたトチノキが人間たちに切られそうになっていることを知り、いい場所に引っ越させることにしました。地面の奥まで深く張った根っこを引き抜いたトチノキは、山の池の畔を目指して出発します。トチノキは途中で転んで歩けなくなりましたが、クマやイノシシやコウモリに助けられ、ようやく気持ちのいい池のほとりに根を下ろすことができました。

こどものとも年中向き223号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

あきいろのホネホネさん

2004年11月号
10333

にしむらあつこ さく・え

郵便屋さんのホネホネさんの自転車がパンクしてしまいました。ホネホネさんはタヌキの修理やさんに修理をたのみ、タッタッターと走って配達。そして全部の配達が終わったら、こんどは初めて自分の手紙を町のみんなに配ります。その手紙とは? ホネホネさんとガールフレンドのホネコさんの結婚パーティのお知らせでした! ホネホネさんの絵本第4作。

こどものとも年中向き224号
26×19cm 28ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月号
10370

大槻あかね 作

針金でできた小さな人が出かけます。コップに会ったり、ポットに会ったり、マヨネーズのケースに会ったり、みみかきに会ったり。そのたびにその人は、まねをして「ひょ」と腕をあげたり、「よ」と逆立ちをしたりします。蚊取り線香の上を走ったり、ファスナーの上を滑ったり。ページごとに身の回りの物たちとその人との楽しい出会いがたくさんある、新鮮味溢れる絵本。

こどものとも年中向き226号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (1)

イガイガ

2005年3月号
10410

さとうゆみか さく

川をはさんで住んでいる小さな赤いイガイガと青いイガイガ。川に流れてくるどんぐりを取り合っては、いがみあっています。そんなある雨の朝、川に大きくて丸い、いがいがしたものが流れ着きました。そこに、大雨のため鉄砲水が流れ込み、イガイガたちの村は飲み込まれてしまいます。大きなイガイガと小さなイガイガはそのまま一緒に流されて、1本の木の根元に流れ着きました……。

こどものとも年中向き228号
19×26cm 32ページ 定価380円(本体362円)

6月 23, 2006 2004年, 「こどものとも年中向き」バックナンバー | | コメント (0) | トラックバック (0)