徹底解説! 豆本の作り方
前項で見たように、ながーい歴史のある小誌付録としての豆本ですが、新しく読者になってくださった方は、「えっ、自分で製本するの!?」と驚かれているかもしれませんね。
大丈夫。作り方を見てくだされば、どなたにでも簡単にできるんです。
今回は、本誌「豆本の作り方」にプラスアルファのコツを含め、写真で徹底解説いたします!
手作りの楽しさを、ぜひ味わってください。
豆本を作ろう!
用意するもの
定規
スティックのり
カッター 大きめをおすすめします。かならず新しい歯で。
敷紙 のりを塗るときに使います。
ぬれぞうきん のりづけの際、結構指が汚れます。こまめに拭くと豆本に汚れがつかずきれいにできます。
千枚通しなど カードを折る際、何かとがったもので中心線に印をつけておくときれいに折れます。ゼムクリップでも代用可。
作り方
1 巻末から豆本のページ(『OMAN オマーン』)を切り取る。
2 よく切れるカッターで、黒い実線に沿って切り取る。
表紙カード下には、あえて実線が入っていませんが、切り取るのを忘れないで。
16枚のカードができる。
3 表紙カードを除いた15枚を中央の青い印にあわせて二つ折りにする(谷折り)。
定規をあて、千枚通しなどやクリップなどで線をつけると折りやすい。
なるべくしっかりあとをつけて折っておく。
4 折ったカードをページ順に並べ、裏面にのりを薄く均等に塗り、2ページの裏と3ページの裏、4ページの裏と5ページの裏……という具合に貼り合わせる。
折り線をきちんとそろえて貼る。
5 背をぴったり合わせ、片側ずつ表紙のカードを貼ったら(慎重に!)、
背の部分に角が出るように爪でよくしごく。
この段階では、表紙を除いた本文紙が小口側に3ミリ程度、表紙からはみ出ています。
6 4の状態の豆本を、重い本などの間にはさみ、一晩押しをする。
7 翌日取り出し、化粧裁ちをする。
天地は表紙にある青い線に沿って、また小口側は表紙の端に沿って定規をあててしっかり押さえ、カッターで何度もなでるようにして切れば、できあがり。
カッターは垂直にあてる。
背のほうからゆっくり、力を入れすぎないように。
8月 12, 2011 編集部だより | Permalink
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コメント
親指の絆創膏が痛々しい・・・。
まだ、作れていない。これを見て・・・。
誰か、作ってくれないかな・・・
投稿: しっぽ | 2011年8月21日 (日) 16時07分