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2010年1月26日 (火)

石井桃子展@東京・世田谷文学館

「母の友」2010年2月号「ははとも通信」でもご紹介した、東京・世田谷文学館石井桃子展のご案内が編集部に送られてきました。

封筒を開けてみると、出てきたのは、何とも楽しいチラシ!

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石井桃子さんの写真と、関わられた本の表紙が、ずらーっと切手にデザインされて並んでいます。(福音館の本では、『三月ひなのつき』『ちいさなねこ』「ピーターラビット」「うさこちゃん」『100まんびきのねこ』が)。

思わず、『ちいさなねこ』を手に変な写真を撮ってみました。

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お近くの方はぜひ足をお運び下さい。

ちなみに、展覧会情報はこちらです↓。

期 間 2010年2月6日(土)~4月11日(日)まで
     10:00~18:00(入館は17:30まで)
     月曜休館

会 場 世田谷文学館 東京都世田谷区南烏山1-10-10
     Tel 03-5374-9111 http://www.setabun.or.jp/

観覧料 一般700円、高校・大学生500円、65歳以上・障害者350円(団体割引有)

「ノンちゃん雲に乗る」、「三月ひなのつき」などの優れた児童文学の創作と、A.A.ミルン原作「クマのプーさん」、B.ポター原作「ピーターラビットのおはなし」など数多くの翻訳を通して、児童文学の発展と子どもの読書活動推進に大きな功績を残した石井桃子さんが、先年惜しくも亡くなられました。石井さんは若き日には編集企画者として良質な英米児童文学、絵本の紹介、翻訳に携わり、戦後は創作児童文学でめざましい活躍を始め、児童文学作家の第一人者となります。また、執筆活動のみにとどまらず、昭和33年には自宅を家庭文庫として開放し、本によって子どもの豊かなこころを育てる活動に自ら取り組みました。石井桃子さんの没後初の回顧展となる本展覧会では作品と貴重な資料を通じて、子どもと大人のどちらにとっても宝ものである石井桃子さんの仕事と、子どもの本の世界での活躍を幅広くご紹介します。

1月 26, 2010 イベント情報 |

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コメント

石井さんの訃報に前後して 著作を読み返し始めました。
物心がつくかつかないか…の頃から親しんできた石井さんの作品たちですが
始めに読んだ「ノンちゃん雲にのる」で衝撃をうけました。

私が仕事で(保育をしていて) もっともいやなことが
「きたないこと」です。
いえいえ、泥んこは平気だし大好き
その辺に落ちてる物をこどもが拾っても全く何ともありません。
しかし、自堕落なことや 美しくない絵本 美しくない童話
そうしたものを「きちゃない」(広島弁ですね)と思うのです。
そうした自分の変な潔癖性のような部分に 大きく関わっていたのが
自分の人間性を作ってきた たくさんの本たちだということが
「ノンちゃん…」を読んで分かりました。

なんと美しい言葉なんでしょう
日本語というのは なんと 絶妙な調和をしているのでしょう
こうありたい…と切なる願いを持ちつつ
全くこうではない自分を嘆きたくなりました。
本当に 石井桃子さん 素晴らしい方です
石井さんが生きておられた間に
生まれてこられて 本当に幸せです。

そして このポスターになった切手
売り出したら 大量に買います…
本当に この切手欲しいです…
福音館さん… 石井さん、瀬川さん、渡辺さんといった作家のもの
堀内さん、赤羽さん、おのかおるさんなど画家さんの
切手を販売したら きっと全国の人が大喜びします!


投稿: ひだまりおばば | 2010年2月19日 (金) 05時54分

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