絵本作家のアトリエ・スズキコージさん
『エンソくんきしゃにのる』『あつさのせい?』など、独特な世界で子どもたちをとりこにするスズキコージさん。
9月号の「絵本作家のアトリエ」では、コージさんのアトリエを訪問、お話を伺いました。ご自身のキャラクター、アトリエの様子も絵本の世界そのものです。
めくるめくコージズキン・ワールドにご案内します。
「僕自身もどうしてこんなふうになったのやら。遠州の七不思議かもね」。そう笑う主のアトリエは、七不思議どころではない賑やかさ。どこもかしこも、ちかちかでくらくらで、楽しい。
鈴木康司さんは、1948年静岡県浜北市の生まれ。終戦直後、体が弱かった母親は母乳が出ず、代わりに父親が毎朝農家からもらってくるヤギの乳で育ったという
「おっかさんのあそこから生まれてきたときに、もうクレヨンを持って、胎盤に絵を描いていた」と自ら言うほど、幼いころから絵が得意な自然児だった。
浜松の高校を「赤点だらけで」卒業後、赤坂の割烹料理屋で住み込みで働きながら暇さえあれば絵を描いていたところ、編集者だった親戚のおじさんが、グラフィック・デザイナーの堀内誠一を店に連れてきてくれた。一目でコージさんの絵を気に入った堀内さんは、「平凡パンチ」女性版創刊号(のちの「アン・アン」)の挿絵を依頼、これが画家としてのデビューとなった。
「独学なんですよね、まるで。もぐりではいろんな学校に行っているんだけどね。美術系の学校にはよくお世話になりましたよ。絵の具も絵を描く場所もふんだんにあるからね。学費は一銭も払ってないけど(笑)」。
*この続きは、本誌でどーぞ。
(写真・吉原朱美)
【耳より情報】故郷・静岡県で、コージさんの大規模な展覧会が開催中です。約100点におよぶ作品の数々で、多彩な活動を紹介しています。ライブ・ペインティングやワークショップなど、コージさんとふれあえるイベントも(詳しくは各美術館のHPへ)。夏休み、お子さんといっしょにぜひおでかけください!
スズキコージズキンの大魔法画展
浜松市美術館 (静岡県浜松市中区松城町100の1)
8月26日(日)まで
9:30〜17:00 (月曜休館)
大人500円、高校生200円、小中学生無料
電話 053ー454ー6801
佐野美術館 (静岡県三島市中田町1の43)
9月1日(土)〜10月1日(月)まで
10:00〜17:00 (木曜休館)
大人900円、小・中・高校生500円 (土曜日は小・中学生無料、9月15、16、17日は小学生無料、9月17日は65歳以上無料)
電話 055ー975ー7278
8月 1, 2007 今月の“立ち読み” | Permalink
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書店をフラッと歩いていると、1冊の絵本が目に留まりました。
その1冊とは「木を植えた男」…大学時代、青年心理学の講義だったと思いますが、
その講義内で読む機会がありました。
そのとき、この年齢になってもまだ絵本から学ぶことがい... [続きを読む]
受信: 2007/08/06 5:25:06

コメント
平凡パンチ女性版でスズキコージさんは画家としてデビューしたということですが、これは1966年のこと、つまりまだ18歳のときです。そのときの挿絵は安井かずみ「カロとジャニンヌ」につけたものです。
投稿 YOU | 2007年8月 1日 (水) 15時45分