かつて3年間だけ保育士をしていたのだが、あの間、何回「みんなうんち」を読んだのだろう。大勢にむかって読むよりも、個別にねだられて読むことのほうが多く、2歳児くらいから5歳児くらいまで、膝や腿のうえに坐った子の大半が「うんち!」とページを指して笑っていたことを覚えている。ラストの「いきもはたべるから みんなうんちをするんだね」は唄うようなつもりで読んだ。パタンと閉じると「もう一回!」とよくいわれた。
(ほりぐち じゅんこ 作家/旧名:甘木つゆこ)
『みんなうんち』
五味太郎 作
28ページ 25×22cm 4才から 定価945円
初版年月日:1981年02月02日
子どもにとって興味のある、そして大事な「うんち」をユーモアいっぱいの絵本にしました。「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね」というお話。
福音館書店は2012年2月に創立60周年を迎えました。これまでささえてくださった皆様に感謝を込めて、さまざまな企画をご用意しております。このブログで順次お伝えしていきたいとおもいます。どうぞご期待ください。
コメント
この記事へのコメントは終了しました。