子どものころから、生活に密着した、台所や食事が出てくる話が好きでした。この本では、クマが普通に生活しているのがおもしろいでしょ。お父さん、お母さん、子どものクマそれぞれに椅子があってスープがあってベッドがあって、それぞれの大きさや座り心地、味や熱さまでディテールが描きわけられているのも楽しいですね。
(おかお みよこ スタイリスト)
『3びきのくま』
L・N・トルストイ 文/バスネツォフ 絵/小笠原豊樹 訳
17ページ 28X23cm 3才から 定価1155円
初版年月日1962年05月01日
大きいお父さんぐま、中ぐらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの3びきが森にでかけた間に、女の子がくまの家にはいりこんで……。芸術性豊かな文章と絵で作られた絵本です。
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