不思議な響きにひかれます
小学校一年のころ、ランドセルがうれしくて、家で背負ったまま歩き回っていたら階段から落ちてしまい、しばらく学校を休んでいたときのことです。担任の先生がこの本を持ってお見舞いに来てくださいました。まず、タイトルの不思議な響きに惹かれましたね。物語も奇想天外でしょう。私は少し変わった世界を空想して過ごすのが好きだったので、この本はぴったりでした。先生に感謝です。
(はらだ ともよ 女優/歌手)
『いやいやえん』
中川李枝子 作/大村百合子 絵
180ページ 22X16cm 4才から 定価 1365円
初版年月日1962年12月25日
元気な保育園児しげるが主人公の楽しいお話。1962年に出版されて以来、多くの子どもたちをこれほど夢中にさせた童話は少ないでしょう。日本の幼年童話に新時代を開いた作品です。
福音館書店は2012年2月に創立60周年を迎えました。これまでささえてくださった皆様に感謝を込めて、さまざまな企画をご用意しております。このブログで順次お伝えしていきたいとおもいます。どうぞご期待ください。
コメント
たなばたまつり
かえるのつなひき
おっかなどうぶつえんのちず
の三冊をどうにかして復刊してほしいのです。
保育園のこどもたちに読んであげたいのですが。
「かえる~」と「おっかな~」は、手持ちの普及版を
修理しながら大事に読んでいますが、もうぼろぼろ…限界…涙
せめて「たなばたまつり」だけでも…復刊してもらえないでしょうか?あの美しい絵。色。やわらかい人々。
日本中のこどものとも社の代理店が頑張れば、
日本中の保育園の保育者が購入することでしょう。
投稿: つぼえあきこ | 2012年12月 4日 (火) 00時02分
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