福音館書店 60周年記念 ブログ

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わたしの好きな福音館の絵本・童話

『いちご』 服部みれい

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『かばくんのふね』 宮崎吾朗

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『こんとあき』 宮下奈都

2012年5月23日 (水)

途中で何度も胸がつまる24

『こんとあき』を読んでいると途中で何度も胸が詰まる。ぐっとこらえて読み進めるものの、声の調子で子どもたちに伝わるらしい。すでに結末をしっている子どもたちは「ママ、だいじょうぶだよ、ちゃんとだいじょうぶなんだよ」となぐさめてくれるのだが、これはそんなにたやすい話ではない。あんたたちに“こん”の気持ちはわかるまい、といいたくなるが大人げないので黙っている。
(みやした なつ 作家)






0830こんとあき
林明子 作
40ページ 28×22cm 4才から 定価1365円
初版年月日:1989年06月30日
こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきと2人で、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。

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