文学にはできない表現
絵本の力って、自分たちの想像もできないところで働くものだ、と子どもたちとのやりとりから実感しています。この絵本は昔から大好きで、映画化できないかと真剣に考えた時期もあったほど。楽しいけれど、どこか不安な感じがあるでしょう。こういう世界、文学ではなかなか表現できないですよ。
(しいな まこと 作家)
『もりのなか』
マリー・ホール・エッツ 文・絵/まさきるりこ 訳
40ページ 19×27cm 2才から 定価1050円
初版年月日:1963年12月20日
紙のぼうしをかぶり、おもちゃのラッパをもったぼくは、森で動物たちといっしょにあそびます……。幼児の心の世界を黒いコンテで鮮やかに描いた絵本の傑作。
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